カゴ付きorカゴなし?ふとした「変化」も「楽しみ」に

ブログ まちづくり

早いもので今年も上半期が終わり、今日から10月。
 
年度主義の企業関係の皆さんは特に、忙しい時期かと存じますが、「期」の切り替わりは、「気」の切り替わりということで、少し気分を変えて下半期のスタートといきましょう。
 
家に帰ると、議会事務局さんからは、機を捉えた「エコスタイルの実施期間終了について」のFAX連絡あり。
 
ここ数ヶ月間の首元開放に慣れるとやや億劫な訳でありますが、こちらはネクタイ着用を忘れず、「気」を引き締めていきたいと思います。
 
さて、昨日は、先般ご紹介した敦賀市総合運動公園「陸上競技場改修事業」の完成内覧会が開催され、改修事業を担当した市のスポーツ振興課、都市整備部、さらには各工事施工会社さんより改修内容のご説明及び現地確認をさせていただきました。
 
日本陸上競技連盟の認定は、これまで北信越大会まで開催が可能な「第2種公認」であったものを、過去の大会開催実績(30年で北信越クラスは3回)や費用対効果を踏まえ、「第3種公認」(県大会レベルの開催を可)とし、トラック仕様は、従来の「合成ゴム舗装」から「ポリウレタン舗装」に、インフィールドは「天然芝」から「人工芝」とし、総事業費約6億157万円(国庫補助1/2)を掛けて整備を行ったもの。
 
こちらに関しては、9月6日のブログにて写真付きにて紹介しておりますので、宜しければ以下よりご覧ください。
 →→→「供用開始を待つ市総合運動公園陸上競技場」のブログはこちらから
 
何といっても茶色のタータントラックからブルーのトラックに変わった(桐生選手が100m日本記録を出した、福井の9.98スタジアムと同じだそうです)ことが、一目瞭然で改修したことが分かるものであり、こちらもこの「一新」した機を契機に、市民の皆さんはもとより多くの陸上競技やサッカー愛好者が集う、真に「有効利用」される「賑わい」の場所にしていきたいものです。
 
陸上競技場は運動公園体育館で100円のチケットを買えばどなたでも利用できますので、是非皆さんも生のタータントラックの感触などを味わっていただければと存じます。
 
また、昨日は、以前に受けていました「自転車通行に関する道路表示」の件で各所に確認。
 
何でも、新しくなった国道8号線本町通りに設けられた自転車通行ゾーンの自転車マークは「カゴ付き、人あり」で、いわゆる「ママチャリに乗車している」ことをイメージさせるものとなっているのですが、従来の表示は「カゴなし、人なし」の「ロードタイプのみ」をイメージするもの。
 
ご質問の意図は、「この違いに何か意図するところはあるのか?」「高齢の方がママチャリで車道を走っては危険なのでは?」というものでした。
 

【国道8号線本町通りのマーク】

【駅前の福井大学キャンパスからプラザ萬象に向かう道のマーク】
 
この道路の自転車マークに関して、ネットでの下調べにおいては特段の決まりがないことを把握したうえで、国道8号線整備を担当された市の部署にお伺いし確認(工事の管轄は国交省なのですが)してみると、やはり道路交通法などでの決めらたルールはなく、「流行り」とまではいきませんが、いわばその時代時代に合わせた「分かりやすいもの」を表記しているとの回答。
 
原則、自転車は車道を走るということでありますが、白銀・本町のアーケード街は安全を確認しつつ、歩行者と自転車の通行を可能としており、運転がふらつく可能性のある高齢者の方にまで是が非でも車道を走れというものではありませんので、その点ご理解のほど。
 

【白銀アーケードの道路標識】
 
そうして確認をさせていただいた矢先に車を走らせると、今度は粟野中学校から日本海さかな町に抜ける岡山松陵線で、まさに自転車レーンの塗装工事が行われており、車を停めて確認すると、自転車マークはやはり「カゴ付き」でした(笑)
 

【粟野中学校から日本海さかな町に向かう岡山松陵線のマーク】
 
ここは県の管轄ですが、同じマークを使っているということで、統一性についても納得。
 
本日は、道路表示の話題となりましたが、新しいものが出来れば変化あり、そしてその変化を興味を持って注意深く見ることで分かるものもあるということ、またそういうことも「変化を楽しむ」ことにつながるのかなと思い紹介させていただきました。
 
話しを国道8号線に戻しますと、この週末10月3日(土)には完成式典が行われるとともに、11月には新たに生まれた空間を利用した社会実験(ケータリングカーなど)が行われる予定となっています。
 
こちらは是非、市民の皆さんが「楽しむ」場として「変化する」ことを期待し、また声掛けしていきたいと考えます。