「護衛艦かが」一般公開を終え敦賀港を出港

ブログ

海上自衛隊ホームページを見ると、護衛艦は天象、気象、山岳、河川、地方の名を付与することが標準とされています。
 
「地方の名」から選出することとされ、海上自衛隊の部隊等から募集、様々な要素を加味した検討の上、防衛大臣が決定した「護衛艦かが」が昨日、一般公開のため敦賀鞠山南岸壁に着岸しました。
 


 
全長248m、全幅38mの超ド級大型船体の「かが」は、船体の大型化から得られる拡張性を活用し、航空機運用能力(ヘリ等)や輸送機能・医療機能等の多用途性を強化。平成29年3月に引渡式・自衛艦旗授与式が行われた最新型で、トランプ大統領が乗船したことでも有名です。
 
敦賀港開港120周年記念行事とも合わせ開催された14・15日両日の一般公開にはナント約23,000人が訪れたとのこと。
 
私も会場に足を運びましたが、お子さん連れの方も多く訪れており、老若男女問わず来場された皆さんが少しでも国防や自衛隊の意義について考えていただける場となったのでは幸いに思うところであります。
 
私は敦賀防衛懇話会会員ということもあり、横断幕撤去など後片付けの後、17時の出港見送りもさせていただきました。
 

 
霧雨の降る中、甲板から直立不動で帽子を振る乗組員の皆さんは本当に頼もしく、国旗を振り返し、心からの敬意を表するとともに、次なる任務地までの安全な航海を祈らせていただきました。