鉄道インフラを支える「レールマン」とともに

ブログ 働く仲間とともに

先般、JR旅客6社が年末年始の利用状況を発表し、敦賀にも拠点を置くJR西日本は、山陽新幹線が前年度比107%の143万2千人、北陸新幹線が同107%の25万4千人、在来線特急は同116%の57万7千人だったとのこと。
 
コロナ禍前の18年度と比べると8割程度に留まっているとはいえ、出張で特急利用する際にも感じるよう、明らかに座席の予約状況が改善されており、前年度と比べて高い水準で利用されたことを嬉しく思う次第です。
 
さて、そうした報道にも触れるところ、昨晩は、日頃より連携を図らせていただいているJR西労組敦賀地区支部の「分会合同旗開き」にお招きいただきました。
 
挨拶の場では、日頃のご支援に対する感謝を申し上げたうえで、同じインフラ産業に勤める立場から、昨夏の福井県を襲った豪雨時の迅速な復旧などレールマンの使命感あふれる取組みに敬意を表するとともに、引き続きの連携をお願いした次第です。
 
3年前にも感じたことですが、それにしても、5つの分会旗が堂々と掲示されるこの旗開きは壮観。
 
北陸新幹線敦賀開業を約1年3ヶ月後に控えるなか、一層重要さを増すJR西労組敦賀敦賀地区支部が、旗開きを通じ団結力を高め、益々発展されますよう祈念いたします。
 

【壮観の分会旗の前でご挨拶の機会をいただきました】
 
なお、JR西日本では、3月18日に開業する大阪駅の新たな地下ホーム改札「うめきた地下口」と新大阪駅東口に、顔認証で通過できる自動改札機を設け、開業後に一般の利用者を対象にした実証実験を始めるとのこと。
 
これにJR西日本の担当者は「新たな改札でワクワクや未来を感じてほしい」と述べていました。
 
蒸気機関車から始まり、新幹線に至るまで、単に人や荷物を運ぶのみならず、このワクワク感や期待、夢を乗せてきたのが鉄道であり、昨年、鉄道開業から150年の節目を迎え、新たな一歩を踏み出す鉄道産業。
 
我が国の鉄道の歴史はまさに、「レールマン」の不断の努力があって成り立っていることを忘れてはなりません。