郷土誕生と祖国の領土返還を思う日

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写真は、昨朝の通勤途中に沓見で撮影したもの。
 
この角度からも絵になる野坂山はやはり、敦賀のシンボルマウンテン。
 
晴天とも相まって、心晴れやかに職場に向かった次第です。
 
粟野と同様、こうした郷土の風景が守り続けられていることに感謝するところですが、本日2月7日は、福井県の「ふるさとの日」。
 
明治14年(1881)に、石川県・滋賀県より、坂井・吉田・足羽・大野・丹生・今立・南条・敦賀・三方・遠敷・大飯郡が統合し、現在の福井県が誕生したことに由来するもの。
 
その前の明治6年には、足羽県と敦賀県が統合され、敦賀県が誕生しましたが、明治9年に石川県と滋賀県に統合され、敦賀県は消滅したことなど、紆余曲折を経て今があることを胸に置く所存です。
 
また、郷土から祖国に視野を広げれば、本日は「北方領土の日」。
 
日本固有の領土である北方四島は1945(昭和20)年夏の終戦直後、今のウクライナと同様にソ連の独裁者、スターリンに侵略され、不法に占領されました。
 
いずれも紛れもない国際的暴挙であるとともに四島の不法占拠は、スターリンが日ソ中立条約を一方的に破り、「領土不拡大」をうたった大西洋憲章(1941年)とカイロ宣言(1943年)にも違反した国際犯罪であります。
 
ウクライナ侵略が自由・民主主義陣営の存亡を懸けた国際問題であるのと同様、北方領土の不法占領問題も日露2国間だけに留め置くのではなく、北方領土問題を世界が共有すべきこととして「国際化」するための戦略転換も説くべきではとの有識者の考えに、私も賛同する次第です。
 
一方、こうした返還への動きを加速させるに必要なのは、国民の総意としての後押し。
 
北朝鮮による拉致問題と同様、この問題に対しても機運を高めるよう、「北方領土の日」を機に、祖国の領土を必ずや奪還するとの覚悟が必要と考える次第です。
 
最後になりますが、今日は私の51歳の誕生日。
 
生まれた日に重なった「ふるさとの日」と「北方領土の日」を何かの運命と思い、郷土、そして祖国のため、微力ながら尽力する覚悟です。