スノームーンと偵察気球

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晴天に恵まれた昨日、日中のほぼすべての時間を後援会活動に充て、市内をコツコツ歩くことに傾注しました。
 
後援会に入会いただいている方の中には、同級生の親御さんもおられ、昨日もついつい昔話に花が咲いたりもした訳ですが、掛けていただく「頑張ってや」の一言が何より嬉しい言葉。
 
私の活力の源泉はこうした励ましの言葉にありますが、ご支援いただいている皆様の期待に応えられるよう、一層頑張らねばと、昨日もネジを巻いたところです。
 
そうして活動を終えた頃には、すっかり暗い時間帯となっていましたが、見上げれば何とも見事な満月。
 
調べてみると、昨夜は「スノームーン」だったようで、iphoneのカメラ設定を調整し、何とか撮影に成功しました。
 

【いつもはピンボケの月も調整次第でこのように撮影できるとは…】
 
煌々と輝く「スノームーン」が見れたことをご褒美のように感じつつ、帰路についた次第です。
 
さて、この満月を見て思い浮かんだのは、米東海岸沖で確認され、先般撃墜された中国の偵察気球。
 
米CNNテレビによると5日、中米コスタリカと南米コロンビアで、相次いで中国の偵察気球の可能性がある物体の飛行が確認されたとも報じられており、米東海岸沖で撃墜された気球とは別の2機目が中南米を移動している可能性があるとしています。
 

【戦闘機に撃墜された中国の偵察用とみられる気球(4日、米サウスカロライナ州)】
 
詳細は不明とのことですが、この偵察気球の歴史は200年以上前のフランス革命戦争までさかのぼり、1860年代には米国の南北戦争で北軍が情報収集のため使用、その後、米ソ冷戦時代も情報収集に使われたとのこと。
 
低コストの情報収集手段として用いられたこの偵察気球ですが、現代ではカメラやレーダーといった機器を搭載し、太陽光発電で動くものもあるほか、一般的な高度は2万4000~3万7000メートルで、人工衛星とは違い、時間をかけて低い高度からより広い範囲を観測することや簡単に打ち上げが可能など、多くの利点もあるそう。
 
何の目的で飛ばしているかは察しがつくものの、どの地域に何機飛ばしているのかが気になるところ。
 
もしや日本の空にも偵察気球が浮かぶ可能性があるとすれば、「スノームーン」を見上げロマンチックに浸っている場合ではないと、現実に返る次第です。