良き町内活動で生まれる地域コミュニティ!

ブログ まちづくり

昨日4日、投開票が行われた鯖江市長選挙において、無所属新人で前市議の佐々木勝久氏が14,348票を獲得し当選。
 
次点で前県議の田村康夫候補との差は2,150票ということで、まさに激戦であったことが伺えます。
 
鯖江市はこれまで、牧野市長のもとで特産品の「メガネ」や女子高生のアイデアを施策につなげる「JK課」、さらには行政としてSDG’sの取り組みなど、先駆的役割を果たしてきたまちであり、敦賀市とは人口がほぼ同じということもあり、比較されがちなまちでもあります。
 
私はどちらかの候補に肩入れしたということではない訳ですが、投票率61.63%という中で得た信任とともに、牧野市政からさらに発展する佐々木氏の手腕を同じ県内市町の立場から期待するところであります。
 
さて、我がまちに目を向けますと、曇り空の昨日は、町内の総出(一斉清掃作業)を開催。
 
例年は春先と秋口の2回行っている訳ですが、今年は新型コロナウイルス感染を踏まえ、1回目を県内第1波が治った7月5日(日)、そして2回目の開催が昨日となりました。
 
スタートの8時30分前には、皆さん行動を開始いただき、幸い雨も降らず、過ごしやすい気温のもと作業にあたることが出来ました。
 
私は副区長ということで、作業時は各班の補助的役割と作業終了後は、各班の作業エリアに集積されたゴミ袋、土嚢袋の回収にあたりました。
 
町内全域を軽トラで回り、美しくなった各ゴミステーションや公園周りを見るに、衛生面・防犯面への効果も含め、やはり美しいまちは住んでいて気持ちの良いもの。
 
皆さんのご協力に感謝です。
 

【町内各所で皆さんに作業いただいた「成果」。この分スッキリ美しくなりました。】
 
また、1回目と同じく、作業終了後には班ごとにお集まりいただき、班内の困りごとや改善要望などを伺う「班別常会」を空の下で開催。
 
私もある班を担当し、区としてのお願い事項(町内30km/h以下での安全運転、ゴミステーション管理、挨拶の励行)を伝達させていただいた後、普段感じてらっしゃる改善要望などをお伺いしました。
 
班ごとに挙げられた貴重なご意見は区として取りまとめ、ひとつでも要望に沿った改善が出来るよう取り組んでいきます。
 
この日、参加された人数に応じて配布させていただいたジュースの数を数えると431本だったそう。
 
ひばりヶ丘町の世帯数は約450軒であることを考えると、一家での複数参加や予備分を除いたとしても参加率は裕に9割を超えているものと思われます。
 
こうした団結力あるご協力への感謝もさることながら、参加いただいた皆さんにとって、この「総出」の中でご近所さん同士が顔を合わせ、暫しの間でもお話しされたことは、コロナ禍にあって良きコミュニケーションの場にもなったのかなと感じるところです。
 
住み良いまち、住み続けたくなるまちづくりの基本は、支え合い助け合う、良き町内・地域の活動基盤があってこそ。
 
そうした思いを私の考えの基本に置き、今後も引き続き自分自身が汗をかき、行動していきたいと思います。