着実に進む市庁舎建設工事

ブログ 敦賀市議会

敦賀市議会の日程は後半戦に進み、昨日は自身の所属する「市庁舎建設対策特別委員会」が開催されました。
 
本年1月から工事を開始し、現在は基礎鉄筋工事まで進捗している新市庁舎建設。
 
今回の特別委員会に先立ち、全議員を対象とした「現場見学会」を開催いただく旨、総務部さんからお声掛けがあり、現在までの工事の進捗説明や現場の状況を見る機会を得ました。
 

 
全員協議会室での机上説明では、総務部長及び担当の方から以下の説明がありました。
 
◉現庁舎は昭和49年築であり半世紀ぶりの建て替え。人生に一回あるかないかの貴重な経験である。
◉工事エリアは7工区に区切り管理。
◉杭工事では、プレボーリング根固め工法(メジャーな工法)により111箇所の杭を打設。
◉工程に関しては、8月までに基礎躯体工事を完了予定。10月中旬には低層棟、11月には高層棟の地上躯体工事を完了する予定。
◉新型コロナの影響に関しては、インドネシアやマレーシアでの合板工場が稼働しておらず、再稼働の目処も立っていないものの、今の型枠を再流用するなど、工程に影響の出ないような対応を考えている。
◉新型コロナ感染対策に関しては、清水建設さんがGWの県外移動自粛に加え、作業員を含め徹底した感染防止対策を実施している。
◉春休み、学校休校中と「現場見学会」を開催したが、結果は春休みの4組12名(親子参加)の参加に留まった。新型コロナの関係で周知をHP等のみにしたためと考えられるが、今後は状況も見つつ、学校側とも連携し案内をしていきたい(夏休み見学会など)。
 
その後は、5階のベランダより工事現場を見下ろし、全体を確認。
 

【東側(防災庁舎側)の工区】

【中央の工区】

【西側(ヨーロッパ軒側)の工区】
 
7工区に区切られた現場は、工区によっては杭打ちをしているエリアもあれば、基礎鉄筋コンクリート打ちまで完了しているエリアもあり、さながら工事の過程を見るようでした。
 
それにしても整然とした現場の状況と二台の大型クレーンを始め、様々な重機が稼働する姿は見ていて頼もしく感じるほどでした。
 
説明会の冒頭であったように、半世紀に一回の工事ですので、是非多くの市民の皆さんにもご覧いただきたく思います。
 
説明会終了後は、本番の特別委員会を開催し、詳細工程や費用、庁内レイアウト、議場の仕様などについて確認しました。
 
以前に掲載しました北陸新幹線敦賀開業工事と同じく、敦賀にとってビッグイベントの市庁舎建設工事でありますが、こちらも同じく新型コロナ感染防止を徹底しつつ、着実に進捗していることを把握しました。
 
昭和47年生まれの自分とほぼ同世代の現庁舎に、同じ時代を過ごした親しみを感じつつ、次代を担う新庁舎への「世代交代」を今後も見守っていきたいと思います。