市民の皆さんの声はまちづくりの宝

ブログ 敦賀市議会

会場でのリハーサルの様子

爆弾低気圧により、一気に冷え込んだ日本列島。昨日の気象庁観測データによると、敦賀の最低気温は9.4℃、北西の風と、まさに「冬」を感じる天候となりました。

そのような中、19時からは敦賀市議会主催による「議会報告会」を開催。例年に比べ、人数こそ少なかったとのことですが、逆にこれまで殆ど参加のなかった子育て世代の女性などもおられ、意見交換テーマ「子育て環境日本一とは?」の効果かなと思いました。

前半は予算・決算の状況や各常任委員会のトピックスなど、議会側からの報告に対し、寄せられた質問は11件。
現在課題となっている、新ムゼウムの指定管理やリラ・ポート百条委員会の件を始め水素発電、図書館での飲食、陸上競技場や市営野球場の利用管理など内容も多岐に亘りました。

次に、意見交換テーマ「あなたにとっての子育て環境日本一とは」「敦賀市が住み良さランキング6位(東洋新報社)ってホント?」については5件のご意見。
放課後児童クラブが充実している一方、近所で遊ぶ子どもの姿が見られず、地域の方とふれあいう機会も少ないのではないか、父親の育休100%取得を目指すまちとして欲しいなど、子育て世代の女性から実感を通したご意見が挙げられました。

最後に、市政や議会に対しては10件のご意見。本議会報告会や一般質問のあり方、障害者や弱者に対する子どもの道徳教育、市民全体でのまちづくりなど。
とりわけ、議員個人の活動(地域での意見吸い上げや報告)が見えず、24名もの定数は不要とのご意見については、私自身も肝に銘じ今後の活動にあたる所存。

今回頂戴した貴重なご意見を議会全体で受け止め、ひとつでも多く今後の活動に反映するとともに、本報告会についてもより多くの市民の皆さんが「参加してみよう」と思うスタイルにしていければと考えます。

この日の午前は、第4回目となる「きらめき温泉敦賀リラ・ポートの指定管理に係る調査特別委員会」(いわゆる百条委員会)を開催し、詳細な調査照会事項、記録の提出要求などについて確認しました。報告会でも「しっかり調査してください」とのご意見が挙げられたように市民の注目度が高い問題であり、他の委員の皆さんとともに的確に対応していきたいと思います。

以上、長くなりましたが、本日は議事を兼ねてのご紹介まで。