今日よりずっと「いい日にする」のさ

ブログ 働く仲間とともに

ここ最近は、各職場での報告会や労働組合関連の会議が続くところ、昨晩は「東洋紡労組敦賀支部第27回定期大会」にお招きいただき、ご挨拶の機会を頂戴しました。
 
私からは、日頃のご支援への感謝と、職場の皆さんの声を頂戴しながら、より良い敦賀市政、魅力ある住み続けたいと思えるまちづくりに向け、引き続き活動に邁進する旨お約束をさせていただきました。
 


【支部大会の様子】
 
かの渋沢栄一が創設者、その名の通り「東洋一の紡績会社を目指す」との思いのもと命名されたことは有名ですが、今年創業から140周年の東洋紡は、敦賀が誇る伝統と歴史ある地元企業。
 
最後には、新たなコーポレートロゴ(丸囲みを取り除いたTOYOBOのマーク)に思いを込め、さらに進化を目指す姿勢に最大限の敬意をお伝えした次第ですが、明治の文明開花からこうして今に至るまで、様々な困難をバネに変え発展し続ける「企業力」に改めて、日本の「ものづくり」の力を感じた次第です。
 

【夜空に浮かぶ新しいコーポレートロゴ】
 
さて、話しをガラリと変え、どなたにも「お気に入りソング」はお持ちかと思いますが、昨晩は思い出に残る歌謡曲を紹介する番組を懐かしく観たところ。
 
曲と併せ、街角の方のインタビューも紹介されていた訳ですが、その曲に励まされた方、考え方が変わった方、さらには人生の転機になったという方までおられ、改めて歌やメロディーが持つ力を感じたところ。
 
作り手の思いも聞くことができ、終盤で紹介された曲のひとつ、髙橋優さんの「明日はきっといい日になる」では、サビの部分に込められた意味にはこうありました。
 
《サビの部分》
明日はきっといい日になる いい日になる いい日になるのさ
笑い合えたらいい日になる いい日になる いい日になるのさ
今日よりずっといい日になる いい日になる いい日にするのさ
君が笑えばいい日になる いい日になる いい日になるでしょう
 
お気づきの通り、一箇所だけ入っている「いい日にするのさ」のフレーズに大きな意味を込めたと、作者ご本人(高橋優さん)が仰っておられました。
 
現に、街角の方からも、漠然と「いい日になる」と期待するのではなく、「いい日にする」のは「自分」なんだと気づかされたとの声がありました。
 
中でも、恋人を若くして病気で亡くされ、絶望の淵にあったところ、この曲を聴いて「自分で立ち上がらないと」と思い直し頑張れたという、女性のインタビューシーンでは思わず涙してしまいましたが、この「明日はきっといい日になる」は、新たに私の「お気に入りソング」になった次第です。
 
冒頭の企業の力と結びつけるに、やはり受動的に待つのではなく、自分たちで切り拓くとの組織としての意志や覚悟、そうしたことが重要なのだと感じたところですが、こうして私も、困難に陥った時、苦しいと思った時に「頑張れる」曲に出会えたことに感謝する夜となりました。