一般質問通告完了。質問順は「9番」。

ブログ 敦賀市議会

以前に、今定例会が「現庁舎で行う最後の定例会」となることをお伝えしたところですが、どうやら思い出がひとつ加わりそうです。
 
実は、定例会初日(11月30日)の閉会間際、本会議場内に何かが焦げたような臭いが漂い、後で空調関係の不具合であったことが判明したのですが、どうやら修理対応が困難なよう。
 
昨晩帰宅すると議会事務局より、議会運営委員会を6日に開催する旨のファックスが届いており、「議場空調設備の故障に伴う携帯品の取扱いについて」との議題からも、今定例会は「暖房なし」で覚悟を決めたことが容易に想像できるもの。
 
不謹慎だと叱られるかもしれませんが、最後の最後に力尽きた空調機械に対しては「お疲れさま」の思いをもって、これもひとつのエピソードとして心に留めたいと思います。
 
冬の寒さも本番を迎え、議場がどこまで冷え込むか分かりませんが、後は自分なりに体調を崩さぬよう対策をして臨みたいと思います。
 
さて、そのような状況で迎えるのが来週8日からの一般質問ですが、これに先立ち、昨日13時には発言通告が締め切られ、結果質問者は18名となりました。
 
発言通告一覧は、既に敦賀市議会ホームページに掲載されていますので、以下リンクよりご覧ください。
 
 →→→令和3年第4回定例会「発言通告一覧」はこちらより
 
今回、私が取り上げるテーマは、次の2点。
 
(1)再生可能エネルギーと地域共生について
(2)部活動の地域移行について
 
いずれも以前から懸念していた、私にとっては大きな課題であり、どこかで質問に取り上げるべくあたためてきたもの。
 
それぞれの質問趣旨だけご紹介しますと、
 
(1)再生可能エネルギーと地域共生については、2012年7月の再エネ固定価格買取制度(FIT)開始以降、限られた国土の中で導入拡大を進め、太陽光発電においては世界第3位の累積導入量まで伸びたものの、急速な導入拡大に伴い、様々な事業者の参入が拡大した結果、景観や環境への影響、将来の廃棄、安全面、防災面等の面で深刻な問題が顕在化している状況にある中、国は改正温対法に基づく再エネ促進区域の設定(ポジティブゾーニング)など、再エネのさらなる導入拡大の施策を打ち出している状況にあります。
 
こうした状況を踏まえ、再エネに関しては、導入拡大や自己の利益のみを目的とした不適正な事業規律による無秩序な開発・設置と引き換えに、美しき郷土敦賀の景観が損なわれることや地域住民の安心と安全が脅かされることがあってはならず、そうしたリスクを未然に防止することこそが行政の使命であると考え、実効性ある取組み(適正な設置のための条例制定など)により、こうした問題に対する抑止力とすべく質問するもの。
 
(2)部活動の地域移行については、令和2年9月に文科省が「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革」を策定し、「学校と地域が協働・融合」した部活動の具体的な実現方策とスケジュールを明示したうえで、令和5年度から休日の部活動を段階的に地域移行すべく取組みを進めているところ。
 
これを踏まえ福井県においては、地域移行に向けた国の実践研究として鯖江市と美浜町、敦賀市の3地域で実施するとともに、今後は、実践研究によって洗い出された課題等をモデル地域以外の市町とも共有し、県内各市町における部活動の段階的な地域移行につなげていく予定としていますが、現実問題として既に平日・休日の部活動の活動時間は削減されてきており、次代を担う生徒たちの思いや希望が置き去りとなることへの懸念、貴重な成長機会の提供が保障されない状況になりつつあることも重く認識するところであり、この改革が持つ意味の重要性を踏まえつつ、一部の教育機関や関係団体のみならず、高い市民力をもって、これを先進的に進めるべきとし質問するもの。
 
質問の詳細まで書くことは控えますが、両項目ともに、これまで自身が調査・ヒヤリングしてきたことをベースに提案型の質問となるよう努める所存です。
 
これも以前から述べておりますよう、私と理念を共有する国民民主党の政治姿勢は「対決より解決」。
 
今回もまさに「解決」をめざすことはもとより、(2)に関しては先進的に取組むことの効果など、さらに高みをめざした質問になればと思うところです。
 
最後になりますが、質問者18名のうち、私の質問順はちょうど真ん中の「9番」。
 
登壇は2日目の9日(木)のお昼前後あたりかと予想されますが、質問の精度を一層高め、与えられた30分が最大限有意義な場となるよう、引き続き準備対応にあたってまいります。
 

【すっかりお馴染み?となりました質問順を決める「ガラポン」。出た玉は⑨でした。】