「男性更年期障害」は自分ごと

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昨日夕方に長野県中野市で発生した立てこもり事件。
 
緊迫する状況が続くなか、長野県警側の要請を受け、本日3時45分には、捜査1課で立てこもり事件などの対応を専門とする警視庁「特殊班捜査係」を現地に派遣していましたが、最新の情報では4時40分頃、立てこもっていた男の身柄を確保したとのこと。
 
この事件により、刺された女性1人と猟銃で撃たれた警察官2人が病院に搬送されたものの死亡が確認されており、まずもってご冥福をお祈りする次第です。
 
なお、事件が起きたのは市議会議長宅で、立てこもった男は議長の息子とのこと。
 
理由がどうあれ、決して許されるものではありませんが、動機は一体何なのかに注視する次第です。
 
物騒な事件の報に触れるなかでありましたが、昨夜は松原公民館で開催された、原電総連敦賀総支部主催の「男性の更年期障害」に関するセミナーに参加してまいりました。
 
講師は、養生デザインの青木優加さん。
 
辛い症状をオープンにできる女性と違い、病気や悩みを隠しがちな男性の更年期障害はあまり聞かないものの、実は50歳以上の男性の6人に1人はなっているとのこと。
※うつ病と思い込み、余計に症状が悪化するケースあり。
 
講座では、ストレスを溜め込むあるいは挫折なくバリバリ働いてきた人ほど不調を招きやすいことや、東洋医学の考えをもとにした「チカラ不足」、「エネルギー不足」など症状の違い、それに応じた食事や生活習慣の対応策など、自身のタイプとして当てはまることもあり、大変勉強になることばかりでした。
 

【セミナーの様子。立ってお話しされている方が講師の青木さん。】
 
意識せずとも、無理したカラダは性ホルモンの低下→心と体のバランス崩れ→生活の質が著しく低下することとなり発生する更年期障害。
 
青木さんが大切にしている東洋医学の「中庸(ちゅうよう)」の言葉には、
 
過ぎたら戻す
足らずは補う
ゆらり ゆらり
 
との意味があるそう。
 
自分のカラダの声を聞き、頑張り過ぎた分は、栄養補給と休むことで戻す。
 
そのことを意識して過ごすことの大切さを知れただけでも、このセミナーに参加した意義がありました。
 
かくいう私も51歳。
 
6人に1人の確率の中の一人であることを自覚して、ひとつしかない自分のカラダを大事にせねばと思い直したところです。
 
このブログを読んでいただいている男性の皆様も他人ごとではありません。
 
決して脅す訳ではありませんが、何を置いても体が資本。
 
ともに気をつけていきましょう。
 

【私のタイプは「チカラ不足」。お米や大豆に芋などをしっかり補給して頑張り過ぎずに頑張ります。】