大いに盛り上がった「民謡踊りの夕べ」

ブログ 敦賀の歴史・文化

「開催できたじゃないか」
 
これは、ちょうど1年前のブログの書き始め。
 
敦賀まつりのフィナーレを飾る「民謡踊りの夕べ」が中止になった際、多くの市民から聞いた言葉で、その意味とは、後の悪天候を予想し、お昼過ぎには主催者側が中止を公表したものの、結果して午後9時を過ぎるまで雨は降らず、参加を楽しみにされていた方々から冒頭に述べた気持ちが寄せられたもの。
 
なお、その際、私から申し上げたのは「それは結果論」。
 
各地区から集う参加人数の規模やバスの配車(敦賀市内や美浜町の事業者までご協力)、職員の動員、また何より、安全を最優先する上において、早めの判断により混乱を回避することが肝要であり、結果して雨の降り始めは遅くなったものの、賢明な判断であったとの考えをお伝えしたところ。
 
こうして1年前のことを思い返しつつ、昨日も日中は雨が降ったり止んだりで「山車巡行」が中止となるなど、主催者泣かせな天気と心配していましたが、「民謡踊りの夕べ」は、お昼過ぎに“開催”の判断で安堵。
 
私は地元ひばりケ丘町から参加するため、午後6時過ぎには町内会館を出発しましたが、途中ポツポツとあった雨は徐々に止み、会場に着く頃には夕焼けでうっすらピンクに染まる明るい空に。
 
「2年連続で中止にしてなるものか」との、市民の皆さんの熱意が雨雲を吹き飛ばしたに違いないと思った次第です。
 
そして、午後7時からいよいよ「民謡踊りの夕べ」がスタート。
 
日程の組み替えにより、今年は敦賀まつりのフィナーレではないものの、市内各地区から本町通りに集結した人数は、何と約2,100人(主催者発表による)。
 
ひばりケ丘町からも約35名が参加し、敦賀とてもすきすき、すてな踊り、大敦賀行進曲と敦賀の代表的な曲に合わせて、私も踊りを大いに楽しみました。
 

【壮観の本町通りを進む、ひばりケ丘町の隊列】
 
なお、毎年参加する中で、特に思い出に残るのは4年前。
 
未曾有のコロナ禍から明けた市民の皆さんの喜びやパワーを感じたところですが、今年も本町通りを埋め尽くす踊りの隊列は壮観。
 
対向する列で踊る多くの知り合いと手を振り合ったり、声を掛け合ったりと、また沿道には若い方からお年寄りの方まで多くの観客もおられ、まさに地元の民謡を通じて生まれる一体感を感じたところです。
 
阿波踊りには、かの有名な「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」とのフレーズがありますが、本当その言葉を体感する次第であり、来年はさらに多くの皆さんと踊れることを楽しみにしています。
 
さて、例年であれば9月2日から4日で行われる「敦賀まつり」は、今年は1日追加。
 
最終日の今日は、午後3時30分から「カーニバル大行進」が行われます。
 
土曜日開催としたこともあり、ご来場される多くの皆さんと一緒に盛り上がってのフィナーレになることを祈念しつつ、私も「ひょっとこ踊り」を全力で踊ってまいります(獅子舞担当ですが笑)。
 
<おまけ>
家でお祭り気分を味わう(?)きゅうちゃん。ハッピはまんざらでもない様子(笑)

ありがたきお電話と「内水ハザードマップ」

ブログ 防犯/防災

昨晩あった、見知らぬ番号からの一本の電話。
 
仕事柄、電話には基本出ることにしているのと、最近は便利で詐欺や迷惑電話を見分ける機能があるため、通話ボタンを押すと、お相手はまったく知らない方。
 
県外の男性で、声のトーンからすると私よりずっとお若い方と察したところですが、何でも、インターネット検索で私のブログにヒットし、かけて来られたとのこと。
 
そのヒットしたキーワードは「防災」。
 
その方自身、昨今発生する大規模自然災害に脅威を感じつつ、被災リスクを可能な限り低減せねばと、各自治体が講ずる防災・減災政策を調べていらっしゃるとのことで、耐震や洪水などに対する先進的な取り組み事例をいくつもご紹介いただきました。
 
気づけば約50分お話ししたわけですが、私にとってみれば、思いもよらぬ“プッシュ型”で大変有用な情報を届けていただいたものであり、「突然すみません」と恐縮されるお相手に対し、逆に感謝する旨、お礼を申し上げ電話を切った次第です。
 
なお、電話を切る前に、「ところでなぜ私だったんですか?」「他の議員にもかけてらっしゃるんですか?」とお聞きしたところ、一つ目は前述のとおりネット検索でヒットし、ブログを読んで熱心に取り組んでいると思ったから。
 
二つ目は、地元の議員に伝えたものの、過去の教訓(以前に台風で被害に遭っている)さえ知らず、改善を図る気もないようなので諦め、誰かに伝えたい一心でかけたとのこと。
 
約3万1千人にも上る自治体議員の中でヒットしたのは“奇跡”に近い出会いであり、フルネームまで名乗って意見をお届けいただいたことは大変嬉しく、その気持ちもお伝えしたところですが、頂戴した内容は自分でも調査・精査をし、提案に変えていきたいと思います。
 
◯○さん、本当にありがとうございました。
 
さて、お電話の中でこちらからご紹介した「敦賀市内水ハザードマップ」について。
 
敦賀市では本年7月に作成し、既に市内全戸に「保存版」として配布されています。
 
内水ハザードマップとは、本市区域において想定される最大規模の降雨(1時間降雨量130mm:概ね1000年に一度確率で起こる大雨)を想定した「雨水出水浸水想定区域図」に基づき、これらを想定した内水氾濫時に市民の方々が安全に避難できるよう、想定される被害の区域や指定避難所についての情報を地図上に示したもの。
 
→敦賀市HP『敦賀市内水ハザードマップ(令和8年7月作成)』はこちら
 

【内水ハザードマップを広げてみるとこんな感じ】
 
冊子とマップがパッケージで配布され、住民がリスク想定をし、「自分ごと」としていざという時の行動に役立てていただく上で大変有用なものと、市の取り組みを評価するところです。
 
これに関しては偶然にも、今朝の福井新聞1面のトップ記事に『内水氾濫図8市町未公表』『4市町未作成』のタイトルで記事が掲載されていました。
 
記事によれば、福井県内で、①浸水想定区域図、②ハザードマップの両方を作成・公表しているのは、敦賀市を始め、福井市、越前市、小浜市の4市。
 
他は、①のみ作成している、あるいは①②ともに作成・公表していないという状況であり、自治体による違いを理解したところ。
 
2021年に改正された水防法では、①の作成と公表を義務付けた上で、②の作成も求めており、これらへの対応に差異が生じていることが露呈したわけですが、前述のとおり、本市においてしっかり対応されていることは、評価に値するものと考える次第。
 
なお、敦賀市においては、津波、洪水、そして内水と3つのハザードマップを作成し、公表しています。
 
あとは、これらをうまく活用して、事前のリスク低減策や避難行動に生かしていくこと。
 
私は一議員の視点をもって、冒頭の電話の方からいただいたヒントも踏まえ、取り組んでいく所存です。

支えてくれる仲間はかけがえのない存在であり

ブログ 働く仲間とともに

5月8日に高圧タービンからの蒸気漏れが確認され、原子炉を手動停止。
 
6月16日から定期検査入りしていた関西電力の美浜3号機(PWR、定格電気出力82.6万kW)は、蒸気漏れの原因調査ならびに定期検査を計画通り進め、9月15日に送電を開始することを明らかにしました。
 
蒸気漏れのあった高圧タービン車室の上部車室閉止キャップについては、調査の結果(内面の流れ加速型腐食)を踏まえ、耐腐食性を向上させた閉止キャップへの交換を行ったほか、高温・高圧の蒸気や水が流れる全ての機器を点検。
 
また、新たな点検ガイドライン策定などの対策も実施したとあり、万全を期しての戦線復帰に期待するところです。
 
なお、順調にいけば10月上旬に営業運転再開となる美浜3号機は、その先、12月1日には運転開始から50年を迎えるとのこと。
 
既に原子力規制委員会に対し“50年超運転”に向けた長期施設管理計画を提出していますが、半世紀を超えて、今後も安全を第一義に電力の安定供給に貢献いただくことをお願いする次第です。
 
さて、その3号機を含む美浜発電所に向かう車も幾台かは通っているであろう西浦県道。
 
昨朝は名子のヨットハーバー前で、青空広がる中での辻立ち。
 
毎週、定点観測(笑)をしているとよく分かるのですが、お盆過ぎからは県外ナンバーの車はめっきり少なくなっており、夏のリゾート気分から通常モードに戻っているところ。
 
とはいえ、まだまだ残暑は厳しく、海辺の風に助けられながらの活動を続けていますが、ありがたいのは一緒に立ってくれる仲間。
 
週替わり当番とはいえ、約7年半に亘りサポートいただいている原電労組敦賀分会の皆様にあらためて感謝する次第。
 
そうした気持ちの中、昨日お手伝いいただいたのは、歳はかなり離れているものの敦賀高校陸上部の後輩(当時、全国トップクラスのスプリンター)にあたり、選挙ではウグイス譲としてもご協力いただいた、元気に満ちあふれる女性労組役員さん。
 
この2行だけでもパワフルな感じが伝わってくるかと思いますが、接すると必ずパワーが湧いてくるというのが、私にとっての彼女の存在。
 

【元気印の彼女とツーショット】
 
昨日もご通行中のお車に挨拶をしつつ、合間の会話と笑いは途切れることなく、名子の空に彼女の笑い声がこだまする朝に。
 
こうしてあっという間に45分が経ち、お礼を伝えましたが、終わってみればやはり元気をもらっている自分。
 
本来、元気を与える立場は自分なんだけどなーと思いつつ、彼女には敵わないと、素直に受け入れることに。
 
あらためて「元気があれば何でもできる!」の言葉が浮かんだところですが、先々週は長男と同級生の若手組合役員から、先週は元職場の同僚、そして昨日と、とりわけ癒しと笑顔、元気を頂戴した次第。
 
支えてくれる仲間はかけがえのない存在であり、期待に応える活動でお返しせねばと、ネジを巻く朝となりました。

市民総参加の「敦賀まつり」は今日から

ブログ 敦賀の歴史・文化

先の6月定例会の一般質問で取り上げた、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定の件について。
 
既に大きく報道されているとおり、経済産業省・資源エネルギー庁は8月31日に、同最終処分地選定に向けた文献調査を茨城県常陸大宮市に申し入れ。
 
これに常陸大宮市の鈴木定幸市長は「私自身は調査自体を前向きに検討したいと思っているが、市民の声を代弁する立場である市議の意見を伺った上で判断する」と回答した上で、昨日から始まった市議会定例会の本会議においても「前向きに検討したい」と公言。
 
加えて、勉強会開催や議員の意見を聴いて、早ければ今定例会会期中に結論を出したいとの考えに、心から感謝と敬意を表するところ。
 
自身の一般質問でも述べたよう、この問題は、原子力発電所の立地地域、電力消費地を問わず、国民全体で考えることであり、今後は「手挙げ方式」「国の申し入れ方式」を問わず、一つでも多くの自治体で調査に進むことを期待する次第です。    
 
さて、話は変わり、今日から地元では「敦賀まつり」が開催されます。
 
『敦賀に秋の訪れを告げる北陸随一の長まつり』
 
これは、敦賀まつり振興協議会のホームページ(HP)にあった言葉ですが、「氣比神宮例祭」は、9月2日の宵宮祭、3日神幸祭、4日例大祭、5日より10日まで後祭、15日の月次祭をもって終わる「氣比の長まつり」として有名であり、例祭の前夜祭にあたる2日の宵宮祭は、宵山巡行がないと本祭りは始まらないと言われているほど。
 
HPでは、3日の御鳳輦(ごほうれん)は、氣比神宮の御神体である仲哀天皇を祀ったお神輿で、菊花の紋章入りの錦旗を先頭に、烏帽子(えぼし)、護衛の直垂の衛士(ひたたれのえじ)、甲冑をまとった武士の犬神人(つるめそ)、神馬に乗った神官の神職(しんしょく)、稚児、楽人を従えて、雅楽が奏でられるなか、氏子達と共に古式ゆかしく市内を巡行する例祭の本祭りであること。
 
4日の例大祭では、まつりのシンボルとして長い歴史を持つ6基の山車(やま)が揃い、敦賀の山車の特徴は等身大の人形に本物の能面や甲冑を飾り付け、戦国時代の合戦における武将の勇姿を表現していること。
 
と、歴史ある「氣比神宮例祭」の内容を紹介しています。
 
また、9月2日の宵宮祭から4日例大祭までの期間を「敦賀まつり」と呼びます。
 
今年は、5日までと日程を1日延ばしての開催となり、4日には市内各地区から参加しての「民謡の夕べ」、5日は市内の小中高、企業や団体などが参加しての「カーニバル大行進」が予定されており、まさに“市民総参加”のまつり。
 
私も民謡、カーニバル両方に参加予定であり、大いに楽しみたいと思います。
 

【敦賀まつりのポスター(敦賀まつり振興協議会HPより引用)】
 
→敦賀まつりの詳しい日程はこちらをご覧ください
 
なお、昨年はフィナーレを飾る「民謡の夕べ」が雨により中止となりましたが、今年も心配なのが天気。
 
明日3日と4日が雨マーク、天気図によれば秋雨前線停滞に南からは台風と、こちらの心配も尽きないところでありますが、何をおいても判断の基準は“安全第一”で。
 
敦賀の歴史であり、地域をつなぐ最大のコミュニティである「敦賀まつり」が無事に開催されることを祈念する次第です。

生活道路の制限速度「30km/h」遵守を

ブログ 防犯/防災

8月最後の昨日は粟野交番前での街頭演説からスタート。
 
夏休み明けの粟野中学生が“わちゃわちゃ”と、元気に登校する姿を微笑ましく眺めながら活動した後は議会へ。
 
9月7日開会の令和8年第4回(9月)敦賀市議会定例会の1週間前にあたり開催される、通称“告示日議運”に出席しました。
 
文字どおり、定例会開催が告示されるのにあわせて、会期日程や市長提出議案・請願審査の付託先等について協議するもので、特段の異論なく終了。
 
市長より提出された「令和7年度敦賀市歳入歳出決算認定の件」など19件の議案、6件の報告案件について、事前確認の上、定例会に臨む所存です。
 
一夜明け、今日からは9月。
 
9月1日といえば「防災の日」。
 
大正12(1923)年9月1日に発生した、死者・行方不明者10万5千余人という大惨事となった関東大震災を教訓として、一人ひとりの防災対策の重要性を広く国民に理解してもらうため、9月1日を「防災の日」と制定するものであり、そのことを書こうと思ってましたが、この8月に連続して起きた地震や大雨、加えて国外では死者900人超となっているネパールの大規模土石流災害を見るに、もはや言わずもがな。
 
様々な災害に備え、日頃から意識をもって防災対策に取り組んでいきましょう。
 
さて、今日から変わることと言えば“道路交通法”。
 
生活道路における自動車の法定速度が60km/hから30km/hに引き下げとなります。
 
生活道路とは、主に地域住民の日常生活に利用されるような、一言でいえば“中央線等がない道路”となります。
 
以下に掲載する福井県・福井県警察署の啓発ポスターのとおり、特に道幅が狭い道路の最高速度を引き下げ、事故を防ごうというもの。
 

【福井県・福井県警察署の啓発ポスター(福井県HPより引用)】
 
なお、私が住む町内では以前より、30km/h以下での町内走行を電柱幕掲示により呼びかけてきたところですが、今日からは「励行」ではなく「制限」に。
 

【ひばりケ丘町内の電柱幕】
 
幹線道路のバイパス道として使われ、かなりのスピードで走行される方も見受けられますが、制限速度を守ることは、自分の身を守ることでもあります。
 
「知らなかった」では済まされませんので、法令遵守で一層の安全運転を心掛けましょう!

富山、石川に続き、福井県嶺北3市に「レベル5大雨特別警報」

ブログ 防犯/防災

つい3日前に書いたブログの締めくくり。
 
“こうして全国各地で発生する自然災害を「対岸の火事」とせず、「自分ごと」と思うことが重要と常々考えているものの、北陸三県の仲間が被災したことはまさに「他人事」ではありません。”
 
“昨日の線状降水帯が少し南にズレていれば福井で発生していたことと、続く出水期に備え、気を引き締め直す次第です。”
 
27日に富山、石川両県の5市町に「レベル5大雨特別警報」が発表され、両県では広範囲で河川の氾濫や家屋の浸水が相次いだことにより、約18万人に緊急安全確保が発表されたほか、富山県では氷見市など4市に、石川県では羽咋市など4市町に災害救助法を適用することとなった事態を受けて書き綴った、先の思い。
 
近年では「災害は忘れる前にやってくる」と言われますが、この大雨は「舌の根も乾かぬ間に」、今度は福井で。
 
福井県内は30日、嶺北地方で記録的な大雨となり、気象庁は午前4時30分に福井市、大野市、勝山市に「レベル5大雨特別警報」を発表。
 
3市は全域の12万8321世帯、30万2610人に緊急安全確保を出しました。
 
また、同日午前までの24時間雨量は勝山市で350.5ミリに達するなど、坂井市を含む4市5地点で観測史上最大となり、22河川が氾濫。
 
広範囲で道路が冠水し、同日午後5時時点で、住宅94軒で浸水被害が出る状況に。
 
交通網にも大きな影響が発生し、JR越美北線では終日運転を取りやめ、ハピラインふくい、福井鉄道、えちぜん鉄道も運転を取りやめたほか、道路規制は同日午後5時現在で、解除された箇所を含め37路線55カ所に上り、福井市と大野市を結ぶ国道158号では、トンネル付近での土砂崩れなどにより、現在も規制が続いています。
 
詳しくは、今日の地元新聞や各機関のホームページなどに掲載されているため、これ以上は割愛しますが、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、行政職員の皆様を始め、昼夜を問わず、今なお対応にあたっておられる全ての皆様に敬意を表する次第です。
 
なお、所属する国民民主党福井県連内では、当該地域に在住の議員を通じて各地の被害状況を共有するなど、情報連携に努めたところですが、所属議員から送られた午前10時過ぎの福井市内の状況写真は以下。
 

【30日午前10時過ぎの福井市内下森田地区の状況】
 
県連では、先の熊本、富山、石川と同様、福井県内の状況を取りまとめた上で、党本部に報告し、対応を図ることとしています。
 
また、今後の復旧にあたっては、それぞれの地域からボランティアの要請などもあろうかと思いますので、自身も仲間と一緒に、少しでも力になれればと思うところです。
 
こうして嶺北地方を襲った大雨に、「次は自分の住む地域でも」と危機感を募らせている方も多いかと思います。
 
そうした中、天気予報では、今週“秋雨前線”が南下し、9月4日(金)以降は(前線の)帯がちょうど福井県嶺南地方の東西にかかる状況に。
 
ここ敦賀では、2日から始まる「敦賀まつり」に向けて気運高まるところでありますが、一大イベントと重なる今後の気象情報に注視の上、判断基準を“安全第一”に置くとともに、警戒・備えをと、再度気を引き締める次第であります。
 

【今週の天気図(ウェザーニュースより引用掲載)】

『大谷吉継 挫折からの復活と敦賀』

ブログ 敦賀の歴史・文化

今年度においては、NHKの大河ドラマ『豊臣兄弟!』の放映に合わせ、豊臣兄弟が生きた時代における越前・若狭地域の武将達の動向を通じて、地域の歴史的意義を再発見し、市民の歴史理解を深めることを目的とする講座を全4講にて開催している気比史学会の市民歴史講座。
 
いずれも興味深く、ここまで2講を開催してきたところ、昨日の第3講では、日本中・近世史に精通し、大谷吉継の研究等多岐にわたりご活躍されておられる、大手前大学国際日本学部講師の石畑匡基(こくはたまさき)氏にご登壇いただきました。
 
テーマは『大谷吉継 挫折からの復活と敦賀』。
 
なお、今年度の講座リーフレットに寄せていただいた石畑先生からの言葉(講座趣旨)は以下。
 
天正17(1589)年に、大谷吉継は敦賀城主となったことは、敦賀の人なら誰でも知っている事柄でしょう。豊臣秀吉に早くから仕えた吉継は、順風満帆な人生を歩み、城主に就任したと思われるかもしれません。しかしながら、その直前の吉継は、豊臣政豊臣政権から追放される危機に瀕していたことが、近年の研究によって明らかになってきました。
追放の危機という大きな挫折を味わった吉継は、豊臣秀吉から何を期待されて、敦賀城主として復活を遂げたのでしょうか。本講では、吉継の挫折と復活の物語を皆さんと紐解いていきたいと思います。
 
この趣旨を読むだけで、どんなお話が聞けるのかワクワクして昨日を迎えたところ。
 
主な論文に「秀吉死後の政局と大谷吉継の豊臣政権復帰」(『日本歴史』772 号、2012年)、「大谷吉継発給文書の基礎的研究」(『織豊期研究』27号、2025年)などとあるよう、第一線の吉継研究者である石畑先生からは、講座の冒頭、①吉継の基礎研究、②九州出兵での挫折、③復活と敦賀入部 の3章構成となる旨説明。
 
また、ポイントとしては、①大谷吉継発給文書から判明する基礎事項、②敦賀配置前に吉継が置かれた立場を究明、③吉継が敦賀に配置された意味を再検討とありました。
 

【熱気あふれる講座会場(市立図書館3階)】
 
第1章では、発給文書や花押の変遷など、積み上げられた丁寧な基礎研究から得られたことのご紹介に続き、第2章では、「挫折」を味わうことになった九州出兵について。
 
天正14(1586)年、豊臣秀吉による九州出兵が開始され、吉継も同行するも、天正15年6月21日付の新庄直友書状によると、吉継に加え、木下吉隆・高山右近が国外追放の危機にあり、秀吉から折檻(ここでは、暴力ではなく刑罰・処罰との意味)を受けたその理由が「キリシタン」にあったと。
 
実際、高山右近は、天正15年6月19日付伴天連(バテレン)追放令に抵触し追放された一方、吉継と吉隆はそれに至っておらず、正真正銘のキリシタンであったのか、または、キリシタンに関する何らかの対応が原因で折檻を受けたのかは明らかになっていないものの、何らかの関連があったのではとありました。
 
なお、天正15年6月27日付山崎秀家書状によると、「吉継は秀吉から折檻を受けているが、きっと大坂で召し直される」という見通しが書かれていたことは、おそらく、秀吉が吉継の存在を大事にしていたことを表すものであり、大変興味深く思った次第です。
 
「挫折」から「復活」となった第3章では、秀吉から折檻を受けるも、赦免(刑罰などを免れるとの意味)された後は、天下統一から対外戦争へと向かう秀吉政権にとって、中国大陸に向き合う地であり、北国の敦賀が集散し京・大坂への供給拠点となっている敦賀を万全に掌握することが、きわめて重要と判断された結果(外岡慎一郎先生:2000)もあり、①出羽方面の諸勢力とのパイプ役を吉継に集約していく意図、②豊臣政権による天下統一と大名・国衆統制政策のためと、吉継が敦賀に入部(配置)された意義を学ぶことができました。
 
“最後の敦賀城主”となった吉継の活躍と、最後は関ヶ原の地で散ったことはご承知のとおり。
 
こうして膨大な基礎研究から一つひとつ丁寧に、明快な語り口でご教授いただいた石畑先生に心より感謝申し上げます。
 

【石畑先生、ありがとうございました!】
 
なお、昨日の参加者は、定員を超える103名。
 
県外からも多く、遠くは神奈川、静岡、愛知、岐阜、兵庫からもお越しいただきありがたい限り。
 
いつもより女性参加者の割合が高いことも特徴的で、このように全国からファンが集う吉継を羨ましくも、あらためて誇らしく思った次第です。
 
<参考>
先般行われた戎光祥出版における「戦国豊臣武将総選挙」で、なんと1位に輝いたのは「大谷吉継」!
序盤から優勢にあったともあり、ダブルで誇らしく思ったところです!
 

『戦略的一般質問のススメ』

ブログ 敦賀市議会

福井県知事の判断が注目されていた、関西電力が県内の原子力発電所敷地内で設置を計画する使用済み燃料の乾式貯蔵施設について。
 
既に立地町の意向(設置を了承)は伝えられており、昨日開かれた福井県議会 全員協議会での議論を踏まえつつ、午後の記者会見で石田知事は、これら意見や議論を“総合的に勘案した”とし「設置了承」を表明しました。
 
事前了解の対象となるのは、原子力規制委員会の許可を受けた高浜の1箇所目と美浜。
 
石田知事の判断を支持するとともに、両サイトでは今後、安全第一で計画に沿って進めていただきたいと思う次第です。
 
さて、時を同じくして、昨日の午後、敦賀市議会で開催されたのは議員研修会。
 
こちらは全議員に対し、希望するテーマについて事前アンケートを行った結果、「政策形成・政策立案」が最も多かったことから、この分野に決定していたところ。
 
その上で、昨日講師としてお越しいただいたのは、30歳から兵庫県議会議員を2期、その後、尼崎市長を3期務められた稲村和美さん。
 
1972年生まれで、ちょうど私と同じながら、議員、行政のトップ(首長)双方の立場をご経験され、現在では園田学園大学学長をお務めと大活躍の方であり、どのようなお話が聞けるか楽しみに臨んだ次第です。
 
その研修テーマはズバリ『戦略的一般質問のススメ』。
 
まず、地方議会は、国会のような議院内閣制ではなく“二元代表制”であり、稲村さんご自身が首長と議会(議員)を経験する中で目指してきたのは、健全な緊張感と建設的な議論ができる関係であるということ。
 
これには私自身、いつも一般質問の前に「議論は是々非々で、建設的に」と前置きしているのはまさに、そういう関係であるべしとの考えに基づくものであり、全くもって同感。
 
続いて、多様な議員がいるからこそ議会は力を発揮することなど、議員としての自己分析について。
 
議会の質問は学校での質問と違い、「知らないこと」を質問するのでなく、しっかり勉強したことを公の場で質問していくものであり、戦略と獲得目標(何を引き出すか)を明確に(これも認識済み)。
 
質問の通告や一般質問のパターン例(情報確認型、意見表明型、追及型、政策実現型)、政策実現型はより戦略的にと、論点のレイヤー(次元・階層)を意識することが重要との言葉に納得。
 

【自席にて】
 
ご自身の首長経験から、嬉しい質問例、またはその逆の紹介、予算がつくのはゴールではなくスタートであり、行政に自己評価させ、議会が外部評価者としてチェック機能を発揮していくことが重要として、在任中、尼崎市議会自らが決算議会のやり方を見直したことも例にお話しいただきました。
 
そして最後に、首長・議会が車の両輪としてまちづくりを前に!とのエールで締めくくられました。
 
なお、大阪生まれの稲村さん。
 
序盤はややご遠慮されていたのかもしれませんが、中盤以降は“本物の”関西弁全開で、軽妙な語り口でご講義いただきましたが、節目節目であった力強い言葉から、県議・首長ともに、信念をもって勤め上げてきた人物であると認識したところ。
 
自身の一般質問と照らし合わせると耳の痛い部分もありましたが、それこそ気づきであり学び。
 
学んだことを今後の議会活動に反映していく所存です。
 
こうして貴重な経験則を交えながら、大変有意義なご講義をいただいた稲村様、誠にありがとうございました。
 
研修の後は、1件の打ち合わせを済ませ、コロナ前から久々の開催となる粟野地区区長会主催「市議会議員と区長と語る会」に出席。
 
粟野地区の区長さん21名(+顧問2名)と、粟野地区在住の市議会議員8名とで、第1部は地区から挙げられた課題について意見交換、第2部は懇親会と進み、こちらも有意義な時間となりました。
 
こうした機会を設定いただきました区長会の皆様に感謝申し上げます。
 
なお、懇親会の場においては、亡父が粟野地区区長会長を務めていた時代(私が議員になる前なので8年前以前)から知る方から、「この人カッコええなーと思って、ああいう人になりたいと、地区を盛り上げなあかんと今も頑張っている」と、涙が出るほど嬉しいお言葉をかけていただきました。
 
人の命は亡くなれども、その心、意思は生き続ける。
 
そう思いながら、父が活動した粟野コミュニティセンター(旧公民館)を眺めながら、帰路についた次第です。
 

【夜空に浮かぶ粟野コミセン。人と心はここに宿る。】

富山、石川に「レベル5大雨特別警報」

ブログ 防犯/防災

昨日、敦賀市議会では議員説明会が開催され、教育委員会、市民生活部、建設部所管の案件について、それぞれより説明を受けました。
 
次の9月定例会に提出される議案に係る内容もあることから、詳細に触れることは控えますが、説明されたことを念頭に今後対応していく所存です。
 
説明会は、午前・午後と行われましたが、この間、気になっていたのは福井以外の北陸2県で降り続く雨。
 
秋雨前線の影響などにより、昨日未明から富山県、石川県に線状降水帯が発生。
 
気象庁は、中能登町(石川県)など5市町に「レベル5大雨特別警報」を発表し、各自治体は「直ちに命を守る行動」を取るよう呼びかけるなど、危機迫る状況に。
 

【8月27日午前6時20分時点での「大雨警報・注意報」の状況(ウェザーニュースより引用)】
 
両県では広範囲で河川の氾濫や家屋の浸水が相次ぎ、先の5市町では、約18万人に緊急安全確保が発表されたほか、富山県では氷見市など4市に、石川県では羽咋市など4市町に災害救助法を適用することが明らかになりました。
 
その後、次第に雨は弱まり、昨日午後4時20分には、両県の「レベル5大雨特別警報」を「レベル3大雨警報」へと切り替え。
 
こうした一連の状況の中において、幸いにも人的被害は今のところ確認(報告)されていないとのことであり、その点においては安堵する次第ですが、住宅や車の浸水、あるいは耕作物など、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
 
なお、現在行われている国民民主党代表選ではちょうど昨日、午後に金沢市で候補者討論会、夕方には富山市で街頭演説会を行う予定でしたが、党選挙管理委員会の判断により、これを中止。
 
賢明な判断以前の、当然の判断と言えますが、ひとたびこのような自然災害が発生すれば、平穏な日常生活が一変することを「またも」思い知らされたところです。
 
そうした心境の中、ここ敦賀では、夜半から朝にかけて強い雨が降るとの予報に構えていましたが、起きてみると雨は止んでおり、空にはわずかに青空も。
 
注視していた笙の川(呉竹)の水位も※0.57m(28日午前6時データ)で低下。
 
※福井県 河川・砂防総合情報による
 
平穏な朝を迎えられたことに感謝するところです。
 
一方、富山、石川で被害に遭われた方々のことを思えば、この平穏が当たり前でないことは言わずもがな。
 
こうして全国各地で発生する自然災害を「対岸の火事」とせず、「自分ごと」と思うことが重要と常々考えているものの、北陸三県の仲間が被災したことはまさに「他人事」ではありません。
 
昨日の線状降水帯が少し南にズレていれば福井で発生していたことと、続く出水期に備え、気を引き締め直す次第です。
 

【<再掲>5段階の普戒レベルと防災気象情報】

大きな岐路に立つ、敦賀きらめき温泉「リラ・ポート」

ブログ まちづくり

一昨日来、ニュースで流れる三重県伊賀市議会の調査特別委員会(以下、百条委員会)。
 
以前に委員会の行政視察で訪れたこともある伊賀市で、現在、市長による職員へのハラスメント疑いを調べるために行われているものですが、百条委員会と聞いて思い出すのは、自身が議員になって1年目(2019-2020)にあった敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理を巡る問題。
 
なお、百条委員会とは、自治体の事務に関して重大な疑惑や不祥事があった際、事実関係を徹底的に調査するため、地方自治法第100条に基づいて地方議会が設置する特別委員会のことで、関係者の出頭や証言、記録の提出を請求できるなど強い権限を持つもの。
 
リラ・ポートに関しては、経営不振にもあった当時の指定管理者、ならびにこれに関わる行政の対応に問題があるとし、当市議会として“初めて”百条委員会を設置する旨、決定。
 
5ヶ月間に及んだ委員会は、委員会13回、準備会18回を数え、リラ・ポートの指定管理に係る市の履行状況や不適切な事務行為がなかったかの調査事項の範囲を遵守の上、調査を進めました。
 
私はこの委員会に委員として出席し、至って真摯に、地方自治法第の趣旨に則り、提出された証拠・証言に基づく「客観的且つ公平な視点」での議論を最後まで貫き、結果、委員会認定した調査報告書については、令和2年第1回(3月)定例会初日の本会議に上程し、百条委員会の委員長より1時間20分にも及ぶ報告がされたことを思い出すところ。
 
当時のブログを読み返すと、報告した翌日には、「これまでの経過や取り纏めた不作為・不適切事項、再発防止対策、さらには早期の営業再開に向けた協議を求めた内容は、正確に全議員及び渕上市長(当時)を始めとする理事者の皆さんにお伝え出来たものと、委員の一員として受け止めます。」と書き綴っていました。
 

【2020年2月。臨時休館中のリラ・ポート(当時のブログより)】
 
なお、本件に関しては、過去ブログで何件も取り上げていることから、より詳しくお知りになりたい方は、『リラポート 百条委員会 山本たけし』と検索いただき、当時の状況をご覧いただければと思います。
 
こうして、敦賀市議会初となった百条委員会での経験を思い返すと同時に、以来、指定管理者制度の運用はもとより、二度と繰り返してはならないことと強く認識しているところであります。
 
リラ・ポートはその後、2022年度からは、警備・総合ビルメンテナンス業の「アイビックス」と温浴施設経営「越前健康開発」(いずれも福井市)の共同事業体「ONEteam(ワンチーム)」に担っていただき、3年間は経常収支が赤字であったものの、初年度の3,166万円から3年目には297万円まで縮小。
 
2025年度の経常収支は、2002年の営業開始以来初めてとなる552万円の黒字となったところであり、入浴料の値上げや北陸新幹線敦賀開業の効果も相まったことを理由としつつも、この間、経営面で相当な努力をいただいたものと受け止める次第です。
 
そうした中、今年度末に指定管理期間の5年を迎えることを踏まえ、「リラ・ポート」ならびに隣接する敦賀市グラウンドゴルフ場「リラ・グリーン」の指定管理者選定委員会は25日、温浴施設運営の「ツルカメO&E」(本社高松市)を候補企業に選び、25日には市に答申。
 
「ツルカメO&E」は全国各地で温泉施設を直営で運営するほか、奈良や佐賀県では指定管理の実績もあることに加え、今回の指定管理期間は2027~29年度の3年間であるものの、30年度以降は指定管理料を支払わない施設の無償賃貸方式への移行が事業者から提案されているとのこと。
 
このままの流れでいけば、次の9月定例会に指定管理者選定に関する議案が提出され、審査・審議することになろうかと存じます。
 
なお、これまでの経過を踏まえれば、慎重に慎重を期しての審議となることは言うまでもありませんが、とりわけ、年数の経過とともに必要な大規模修繕の市の負担や「ツルカメO&E」が提案する、いわゆる民間主導経営への移行について、詳細に確認していく必要があると考えるところ。
 
営業開始から25年を過ぎ、大きな岐路に立つ、敦賀きらめき温泉「リラ・ポート」。
 
お湯がいいとの評価も高く、眺望が素晴らしいこの施設を、決して「お荷物」ではなく「敦賀の宝」にできるか否か。
 
課題はあるにせよ、私自身は、「今ある資源を最大限生かす」視点で思考していく所存です。
 

【夕陽に照らされるリラ・ポートは大きな岐路に(写真は、2021年に自身が撮影したもの)】

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