2025年2月3日
敦賀防衛懇話会主催の「防衛講演会」にぜひご参加ください
暦の関係で、今年は2月2日となった「節分」。
子どもが小さい頃は、鬼役になって豆まきをしたなぁと思い返しながら、無言で恵方巻きをいただきました。
そして、節分の翌日の今日は「立春」。
立春は二十四節気のはじめの一つで、冬のピークを過ぎて春の兆しを感じ始める頃のことを言います。
実際のところ、立春の頃はまだ寒い日が続き、明日からは寒波襲来ともありますが、暦の上では今日が春の始まり。
この先に待つ春を楽しみに、北陸の冬を乗り越えていければと。
さて、そんな季節の変わり目の昨日は「敦賀防衛懇話会」の役員会に出席。
主に、2月15日(土)に開催予定の定期総会、防衛講演会、防衛懇談会について協議しました。
「防衛懇話会」とは何をする団体?と思われる方もいらっしゃるかと存じますが、同懇話会の会則第2条にある「目的」は、「この会は、陸上・海上・航空自衛隊の隊員が安んじて任務に邁進できるよう民間防衛基盤の育成強化を図り、自衛隊の実施する各種行事の支援協力を行う」こと。
実際の活動もまさに、北陸、中部管内の自衛隊が実施する演習や行事への参加や支援、自衛官募集への協力、当懇話会が開催する上記の懇談会等を通じ連携を図るものであり、私自身、こうした趣旨に賛同し、ここ数年は同会の行事に参加協力する形で参画したうえで、昨年の総会からは「理事」を拝命し、役割を担うところです。
特に、防衛講演会でこれまで陸海空各幹部の方々から伺ったお話は、最前線のリアリティと国を守る覚悟が伝わってくるものであり、毎回心して拝聴する次第。
今回は、航空自衛隊 第6航空団司令兼小松基地司令 空将補の村山 博啓氏をお迎えしての講演会とあって、今から大変楽しみにしているところ。
なお、村山空将補による防衛講演会はどなたでも参加可能です。
詳細は以下チラシのとおりですので、ぜひお申込みのうえ、参加いただけますようお願いいたします。
【お申込みは、紹介者:山本武志と添えていただき、氏名・住所をご連絡いただければOKです】
『令和6年版 防衛白書』によれば、わが国の主権を侵害する行為に対する措置として、2023年度に空自機が緊急発進(スクランブル)した回数は669回(中国機に対し479回、ロシア機に対し174回、その他16回)。
近年、中国機の飛行形態は変化し、活動範囲は東シナ海のみならず、太平洋や日本海にも拡大しているほか、2019年以降、中露両軍の爆撃機によるわが国周辺での長距離にわたる共同飛行が計7回確認されており、特に、2023年6月には、長距離にわたる共同飛行を初めて2日続けて確認するなど、飛行形態も多様化しています。
このように、中国機とロシア機がわが国周辺で活発な活動を継続している中における空将補の講演会。
私自身、対領空侵犯措置に万全を期す思いを、しかと認識する機会にしたいと考えます。