考えを知ってもらうために(その1)【令和2年度敦賀市一般会計予算】

ブログ 敦賀市議会

昨朝は、挨拶立ちからスタート。
青空に穏やかな敦賀湾、鳥のさえずりを聞いていると、もう春ですね。

 
福井では観測史上最も早い「桜の開花」が発表されましたが、話題はやはり「新型コロナウイルス」。
東京オリンピック・パラリンピックが1年程度の延長となるまでに世界的に感染が広がる「新型コロナ」に関しては、小池東京都知事が「都市の封鎖」いわゆる「ロックダウン」の言葉を発するまでになっていて、予断を許さない状況が続いています。
 
自分は大丈夫と思うことなく、ひとり一人が出来る感染予防対策に加え、専門家会議で示された3条件(密閉空間、人の密集、近距離の発声)が同時に揃うことを避け、感染リスクの低減に努めましょう。
 
さて、3月定例会は閉会したものの、有権者の皆さんより様々なご質問やご意見を頂戴しており、決定者である議員としての「説明責任」を感じているところです。
つきましては、本会議において我が会派(市民クラブ)及び私がどういう考えで賛成したのかを知ってもらう意味で、討論の内容を参考掲載させていただきます。
我々はこう考えて「原案に賛成した」ということであり、考えを押し付けるものでは無いことだけご理解いただければと思います。
 
初日の今日は、「第8号議案 令和2年度敦賀市一般会計予算」についてです。
 
討論者は、代表の今川博議員となりますが、もちろん私と考えをともにした中での討論をされております。
やや長いかも知れませんが、お読み取りいただければ幸いに存じます。
以下、賛成討論全文。

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市民クラブの今川博です。
私は、第8号議案「令和2年度敦賀市一般会計予算」に対し、委員長報告に賛成の立場から討論いたします。
 
冒頭、令和2年度一般会計予算の審議に際し、我が会派としては、新庁舎整備など、既に着手している大型プロジェクトの進捗に伴う建設費や公債費などの増加による財政面への影響を勘案しつつ、個々の事業が「第6次敦賀市総合計画後期基本計画」に基づく各種施策の具体的成果に寄与するのか、或いは、限られた財源を重点施策に配分する、いわゆる地方創生に欠かせない「選択と集中」を意識した予算編成となっているかの判断基準を持って審議にあたりました。
 
そのうえで、本市の喫緊の課題である人口減少対策に関しては、総務費において「移住民生費」では、移住者向けホームページへの企業紹介専用ページの新設や子育て支援ページの充実を図るほか、国の移住支援金に加え、本市独自の制度を新設し、U・Iターンの更なる促進を図ることに加え、民生費においては、「不妊治療費補助金」の助成要件の拡充を始め、「第1子出産応援手当支給費」、「家庭育児応援手当支給費」、「第2子保育料無償化関係経費」の新設、或いは「子ども医療費助成費」の18歳までの拡充など、「子育て環境日本一」を目指した妊娠期から子育て期まで切れ目ない施策の具現化を図るべく事業が計上されていることは、他の市町と一線を画す敦賀市の独自性ある施策として、課題解決に向けた実効性ある取り組みに資するものと考えます。
 
次に、待ったなしの北陸新幹線敦賀開業に向けた受け皿づくりに関しては、土木費において「駅西地区土地活用事業費」、「北陸新幹線駅周辺整備事業費」など、遅滞なく進めなければならないハード整備に加え、商工費においては「北陸新幹線まちづくり推進事業費」や「市内回遊性・魅力向上事業費」などを計上し、ソフト面からの賑わいづくり創出に向けた予算が計上されています。
また、「人道の港敦賀ムゼウム」に関しては、施設の目的や運営に関して様々なご意見がある中ではあることは承知をしているところでありますが、建築工事の完了を目前に控え、既に11月3日の開館を表明している現実を踏まえれば、令和2年度は市民の皆さんとともに機運と存在価値を高めていく時期になろうかと存じます。
そういった観点から、商工費における「人道の港敦賀ムゼウム管理運営費」や「整備事業費」を効率的且つ効果的に運用するとともに、「人道の港国際文化交流ウィーク開催費」については、開館に合わせた集客と賑わいを、さらには、海外への使節団派遣や調査研究を目的とした「人道の港敦賀事業費」に関しては、ここで形成されたパイプなどを通じ、これまでも各国の要人が敦賀の地を訪れるなど、まさに「世界に敦賀を発信する」ことにも寄与していることを踏まえ、今そして将来に向け、継続して種を撒いていくとの観点においても投資効果は高いものと判断し、認めるべきものと考える次第であります。
 
その他、民生費における「生活困窮者自立支援事業費」及び「高齢者外出支援事業費」の拡大、「児童相談システム整備事業費」の新設など、様々な事情を抱えた方の安心や支えにつながる事業、農林水産業費における「新規就農者育成支援事業費」や商工費における「中小企業活性化支援事業費」、「まちなか創業等促進支援事業費補助金」については、農業分野、商工分野における新たなプレーヤーや雇用を生み出すとともに、地元に根差した賑わい創出につながる事業であると判断いたします。
 
以上、投資的経費が100億円を超え、過去最大規模となる令和2年度予算でありますが、今ほど申し述べました理由に加え、大型プロジェクトの進捗に伴う公債費増加に対しては負担軽減に向けた取り組みを進めるほか、健全な財政運営の継続に向け、今後各種施策を講じる旨、中期財政計画において考えが示されていることも加味したうえで、本予算案について賛成するものであります。
 
議員各位のご賛同を宜しくお願いいたします。
 
以上
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質問・ご意見は自身の糧

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3月定例会が閉会した昨日、期間中は配慮してくれていた訳では無いと思いますが、メッセージや職場などにて様々な質問、ご意見を頂戴するなどありがたい限り。
 
討論した水道事業に関することや都市計画、リラ・ポートの現況、国道8号空間整備、駅西活用に金ヶ崎周辺整備、野坂山の自然活用に至るまで、多種多様な内容に関し、一つひとつ答えさせていただきました。
 
話すと大抵、ネガティブな立場で切り出される訳ですが、計画の趣旨や目的をきちんとお伝えすると、大概のことは理解していただけることを考えると、そもそも論を丁寧に説明することがやはり大切なことと痛感した次第。
 
また、ご質問やご意見に対しお答えする機会というのは、自身の考えもお伝え出来る場であることに加え、大いに学びにもなります。
 
ついては、そういった思いで受け止めさせていただきますので、ご遠慮なくご質問・ご意見を頂戴出来ればと思いますので宜しくお願いいたします。
 
帰り際、金ヶ崎緑地に足を運ぶと、「人道の港敦賀ムゼウム」はほぼ完成状態、緑地では学生さんが楽器を抱えマーチングバンドの練習をしていました。
色々なご意見や今後の課題もあるエリアでありますが、活用の仕方はアイデアと工夫次第ということで、私自身は前向きに捉え「いかに活かすか」を考え提言していきたいと考えます。
 


3月定例会閉会

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28日間に亘る3月定例会は、昨日最終日を迎え、一時休校以降の放課後児童クラブの運営や自粛の影響を受ける中小企業等の融資に対する利子補給など、新型コロナウイルス感染症対策に関する追加議案も含め、40議案を可決の後閉会しました。
 
過去最大規模となる令和2年度一般会計予算に関しては、6つの会派全てと無所属議員1名が討論に立ち、それぞれの考えを主張した上で可決しました。
 
我が会派も賛成の立場から討論を行いましたが、こうして賛否両論の如く、それぞれが受け止める民意を踏まえ活発に意見が述べられる議会というのは、まさに議会制民主主義の望ましい姿であると感じた次第。
 
私は、本年10月1日から20%の料金改定を行うとする水道事業及び下水道事業に係る条例の一部改正に対し、賛成の立場で討論を行いました。
 
本件に関しては、誰しも公共事業の値上げは好ましくないと思うところでありますが、敦賀市の財産とも言える良質な水質を安価で提供し続ける、或いは汚水の適切な処理により環境を保全し続けるとの意味合いから、「使用者公平負担」の原則並びに次世代にツケを回さない、いわゆる「世代間公平負担」の考えに則り、料金改定は必要であるとの自身の信念に基づき討論の場で主張した次第。
 
市民の皆さんにとっては聞こえの悪いことかも知れませんが、それぞれの事業の実情を踏まえ必要不可欠のものとしてご理解いただければと思います。
 
市に対しては、市民の皆さんに十分ご理解いただけるよう真摯且つ丁寧な説明を求めましたが、私は決定権を有する議員の立場として、賛成討論した立場として、自身もその役割を担うものとして今後対応していきたいと思います。
 
次なる6月定例会は6月8日から始まります。
早や2クール目となり、もう1年目だからと言ってられませんので、フンドシを締め直し心して活動にあたります。
 
叱咤激励含め、引き続き皆さんのご支援、ご指導をどうぞ宜しくお願いいたします。
 

3月定例会は本日最終日

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一昨日開通した「敦賀半島トンネル」。
私のFacebook投稿に対してのコメントや知人のSNSを拝見するに、非常に多くの方がこの週末に「敦賀半島」に足を運ばれたようです。
 
車はもちろん、バイクに自転車、ひとりもいれば、親子、ご夫婦と形態は様々なれど、皆さん一様に満喫された様子が伝わってきました。
中には、気合を入れて、時計回り半時計回りで2周された方、縄間越えのトンネルを使い8の字で回られたグループなど、立石岬灯台や常宮神社を絡めてみたりと、思い思いのアイデアがあり楽しみ方も色々と参考になった次第です。
 
新型コロナの影響で開通式典など大掛かりなイベントは出来なかったものの、私たち自身がSNSや口コミで「敦賀半島ぐるっと1周」をPRし、まずは近場の人に足を運んでもらうこと、さらには機を捉えて、白木や西浦県道沿いで自慢の「自然」や「食」を知ってもらうイベントなどを開催してはと考えるところであり、今後地域の皆さんともお話ししていきたいと思います。
 
さて三連休も終わり、本日は3月定例会最終日。
9時からの議会運営委員会にて採決方法などの確認を行なった後、9時30分からは全員協議会、10時から本会議となります。
 
今定例会に提出議案のうち、過去最大規模となる「令和2年度一般会計予算案」に対しては、全ての会派、無所属議員より討論が行われるようであり、活発な討論のうえで採決を迎えることとなります。
市民クラブからは、上記の一般会計予算案に対しては今川博議員が、「敦賀市水道事業給水条例の一部改正」及び「敦賀市下水道条例の一部改正」に対しては私が、いずれも「賛成」の立場での討論を行うこととしています。
 
議会中継のほうは、ケーブルテレビの議会チャンネルまたは敦賀市議会ホームページからも視聴が可能となっておりますので、お時間ありましたらご覧いただければと思います。
<敦賀市議会インターネット中継は以下クリックください>
敦賀市議会インターネット中継
 
28日間に亘る長丁場の3月定例会でありましたが、最後まで気を抜かず慎重審議に努めます。
 

新型コロナをポジティブに捉えるとすれば…

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昨日は、久方ぶりに高校球児の息子とキャッチボール(もちろん硬球です)。
 
軽くと言いながら投げ込んでくる息子の球は、受けどころを間違うと声を上げるくらい痛かったのですが、暫く受けていない間にこんなボールを投げるようになったのかと、ある意味成長を感じ嬉しく思った次第。
 
本来であれば選抜高校野球も始まり、まさに「球春」の時期。
日々の練習や練習試合でほとんど家にいなかったはずの息子ですが、言わずもがな新型コロナの影響により部活もなしということで、こういった機会が生まれたことはプラスの影響と思いたい。
 
そういった観点で言えば、ここ最近、親子でウォーキングやジョギングをする姿やSNSでは親子で山登りする投稿などを見掛ける機会が多
く、家に閉じこもりがちな子どもを気遣い、感染リスクの低い野外や自然の中で楽しませてあげようとする思いがヒシヒシと伝わってきます。
 
こんなことを言うと不謹慎かも知れませんが、新型コロナを契機に、夫婦お互い(主にお父さん)の育児への関わり方や家族との時間を見つめ直す機会になっているのではないかと感じており、そのことが「ワークライフバランス」や「働き方改革」につながれば良いなと考えるところであります。
 
3月19日に開催された新型コロナウイルス感染症対策専門家会議における「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」によれば、「メガクラスター(巨大な患者集団)」の形成はなされていないと推測されます。また、都市部を有する地域を中心に発症者の漸増が認められています。一方、日本全国で見れ ば、大規模イベント等の自粛や学校の休校等の直接の影響なのか、それに付随して国民 の行動変容が生じたのか、その内訳までは分からないものの、一連の国民の適切な行動変容により、国内での新規感染者数が若干減少するとともに、効果があったことを意味しています。」との見解が述べられています。
 
また、「市民や事業者の皆様に、最も感染拡大のリスクを高める環境『1.換気の悪い密閉空間、2.人が密集している、3.近距離での会話や発声が行われる』」という3つの条件が同時に重なった場での行動を十分抑制していただくことが重要です。」ともしています。
 
イベントや外出自粛が継続することなどによる経済への影響や停滞、これによる閉塞感なきよう政府もあらゆる対策を講じつつありますが、ひとり一人のマインドとしては、変にネガティブになることなく、先に述べたように今まで出来なかった時間の使い方、お子さんと過ごす大切な時間が得られるものとポジティブに受け止め行動していくことが肝要かと思います。
 
私も昨日受けた息子のボールに感じた成長を、ひとつの思いとして、将来にともに向き合い進んでいきたいと考えます。
 

(何とも力強い菜の花。こういう発見もコロナのお陰か)

トンネルでつながる敦賀半島を通り初め!

ブログ まちづくり

昨日は冬型の気圧配置で肌寒い一日となりましたが、私にとっては喜びと感謝、そして可能性を感じる日となりました。
 
その理由は、新型コロナウイルスの関係で式典は中止となってしまいましたが、福井県が「原子力災害制圧道路」として整備を進めてきた、敦賀半島の浦底と白木を結ぶ「一般県道竹波立石縄間線 敦賀市白木〜浦底【敦賀半島トンネル】)、美浜町菅浜と竹波を結ぶ「主要地方道佐田竹波敦賀線 美浜町菅浜〜竹波【菅浜黒藤トンネル】)が昨日10時に供用開始となったからであります。
 
改めて、この道路整備計画は、敦賀半島における交通不能区間の解消や複数ルート化による原子力災害時の初動・事故制圧、さらには観光振興や地域の活性化に寄与するとして平成24年から約7年の年月を掛け整備されたもの。
 
式典はなくとも「ひとり通り初め式」とばかりに、西浦県道を走り、出来たばかりの敦賀トンネルを抜け、白木の浜を経由した後、美浜町竹波から菅浜黒藤トンネルを始め3本のトンネルを抜けるともう目の前は佐田の交差点。
まさに敦賀半島をぐるりと周り、見事に多重化を果たした道路の完成に対し、計画から工事の完遂までに携わられた全ての関係者の皆さんに改めて感謝を申し上げたいと思います。
 
その道路でありますが、昨日は明らかに私と同じような「通り初め」をしようとする車の往来が多かった訳ですが、是非皆さんにも足を運んでいただきたいと思います。
出来れば「道なり」に進むのではなく、白木の浜辺や立石岬灯台、または浦底や色の漁港回りなどにもお立ち寄りいただき、敦賀湾も若狭湾も越前海岸まで見える、敦賀半島の魅力をたっぷり感じていただきたと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
 
以降は、昨日進んだ順にポイントを写真でご紹介しますので、参考までご覧ください♫
 

西浦県道を進み、浦底に入ると「白木」の文字が浮かぶ新たな看板が見えてきます。

さらに進むと、敦賀半島トンネルに進む新たな左折道路。

青空に吸い込まれるような真新しいアスファルトの上を走る心地良さ♫

トンネル手前で停車し、振り返るとそこには北陸のニューカレドニア「水島」が浮かんでいました。

いよいよ敦賀半島トンネル(約4km)に入ります。

トンネルを白木側に抜けたところ。トンネル内の待避歩道を歩くグループもいらっしゃいました。

そのまま下ると、白木やもんじゅに向かう道路との三叉路になります。

白木を経由し、浜に降りるとそこは若狭湾。右手にはもんじゅが見えます。

白木の美しい砂浜。思わず感嘆の声を上げてしまいました。

同じく白木の海岸線。高波に負けじと立つ一本松?に力強さを感じました。

白木を後に美浜町に入り、竹波の海岸線へ。右折は旧道、直進のトンネルは新たに開通した「菅浜黒藤トンネル」。

トンネルに入る前に水晶浜へ。目の前には関西電力美浜発電所が浮かびます。

白木に負けぬ美しさの砂浜。それにしても波のパワーと波しぶきが猛烈!

美浜町側竹波〜菅浜間のトンネルをつなぐ道路は一直線。

3本目のトンネルを抜け海を見ると見事な白波模様で思わず停車。キャンバスに描かれた絵のようでした。

ご案内写真も最後。この先は旧道との合流点で、すぐに佐田の交差点となります。
敦賀半島トンネルからつながるこの道路の完成により、半島を「ぐるっと一周」することが可能となりました。
 
本来の災害避難や生活道路としては勿論のこと、敦賀と美浜の自然の魅力をさらに発信する契機ともなる本計画と供用開始に至る間、携わられた全ての関係者の皆さんに対し改めて感謝を申し上げるとともに、今後この道路を生かし、地域のさらなる発展につながることへの期待を込め、本日のブログを終わります。

議会における「討論」の意味とは

ブログ 敦賀市議会

2月25日に開会した敦賀市議会3月定例会は、残すところ23日の23日本会議を残すのみとなっています。
 
最終日には、今定例会に提案された各議案に対する常任委員会での審査結果報告の後、質疑、討論、採決を行う運びとなっています。
 
このうち、事前通告が必要な「討論」については、会派で調整のうえ、①令和2年度敦賀市一般会計予算、②敦賀市水道事業給水条例の一部改正の件、③敦賀市下水道条例の一部改正の件の3件について討論を行うべく、一昨日に通告を終えているところであります。
 
そのうえで、昨日は通告した3件について、同会派の今川議員と認識共有並びに討論原稿のすり合わせを行いました。
何分新人2名の会派につき、試行錯誤の部分も多々ある訳ですが、その分、ルールや過去の議論経過などをお互いに調べるなど、これでほぼ1年、単に教えを乞うのみなく、自ら考え行動していることは、逆にプラスに作用しているのかなとも感じている次第です。
 
そんなことを振り返りながら、決定権を有する議員として、各議案に対し賛成・反対の意思を示すのは「採決」の場である訳ですが、その前に行われる「討論」を行うにあたり、今一度その意味合いを考えてみました。
 
まず、広辞苑での「討論」とは、事理をたずねきわめて論ずること。互いに議論をたたかわすこと。
 
次に、敦賀市議会会議規則においては、
(討論及び表決)
第42条 議長は、前条の質疑が終ったときは討論に付し、その終結の後、表決に付する。
(発言の通告及び順序)
第51条 会議において発言しようとする者は、あらかじめ議長に発言通告書を提出しなければならない。ただし、議事進行、一身上の弁明等については、この限りでない。
2 発言通告書には、質疑についてはその要旨、討諭については反対又は賛成の別を記載しなければならない。
3 発言の順序は、議長が決める。
との定めがあります。
 
次に、参議院規則、衆議院規則を見てみると、
参議院規則第93条には「討論の通告をする議員は、その通告と共に反対又は賛成の旨を明らかにしなければならない」
衆議院規則第135条には「議事日程に記載した案件について討論しようとする者は、反対又は賛成の旨を明かにして通告しなければならない」
とあります。
 
「討論」は一般的には一定の議題について意見を闘わせることを意味する訳ですが、上記に付随する解釈なども見てみますと、議会における「討論」とは、お互いに議論を交わし合うことではなく、賛否の理由を述べることにより自分の意見に賛成・同調することを他の議員に求めるとのことでありました。
 
ついては、次なる「討論」の場においては、意味合いを正しく認識し、反対意見を攻撃するのではなく、あくまでも議員各位の共感を呼ぶ、賛同を得るに値するような、明確な自身の考えを申し述べていきたいと考えます。
 
ツラツラと、本日はたわいのない事を記載しましたが、今日からの三連休は、リフレッシュもしつつ、準備を万全とし最終日を迎えるための期間にしたいと思います。

(写真は、自身の考えを補完・補強するために訪ねた天筒浄化センター)

福井県内で初の新型コロナ感染者。くれぐれも冷静な対応を。

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昨日、福井県は、福井市在住の50歳代男性が新型コロナウイルスに感染していたと発表。
県内での感染確認は初めてとなります。
 
近隣の石川県、滋賀県では既に感染確認がされていただけに、いつかは福井県でもと覚悟はしていたと思いますが、ご高齢の方、持病をお持ちでない方を除き、殆どの方は重症化しないとの認識のもと、これまで同様、手洗い・うがい、せきエチケットの励行、もしもの時の対応を把握し、「ウイルスが近くに来た!」と過度に反応することなく、感染拡大防止に向けた取り組みを継続しましょう。
 
なお、新型コロナウイルス感染症に関する情報や各種相談、支援窓口については、敦賀市ホームページに掲載されていますので、以下ご覧ください。
※3/19掲載の最新情報にリンク貼り替えました。
【敦賀市HP 新型コロナウイルス感染症について】
 
昨朝は、元気に挨拶立ちを行いました。
こんなことを言うと「科学的根拠はあるのか!」と叱られるかもしれませんが、病は気からと言います。
 
県内で発症したからと意気消沈していても仕方ありませんので、新型コロナなんかに負けてたまるかと気持ちは前向きに、元気出していきましょう!
 
(気持ちを切り替える意味で、昨日の敦賀の景色を掲載します。私のガッツポーズはおまけと捉えてください)



予算決算常任委員会を終え、残すは最終日

ブログ 敦賀市議会

昨日、家に帰ると「広報敦賀」が届いていました。
毎回読むのを楽しみにしていますが、4月号は新型コロナ感染を踏まえ、春の風物詩である「金ヶ崎宮花換まつり」での福娘との花換えやクルーズ船寄港中止の周知など…。
寂しいのはヤマヤマですが、これも致し方なしですね。
 
さて、議会のほうは予算決算常任委員会を開催。
 
令和2年度当初予算案10件について、各分科会長からの審査結果報告に続き、討論、採決と進み、結果全ての議案について原案のとおり認めるべきと決しました。
 
2月25日に開会した3月定例会も早いもので、残すところ23日の本会議を残すのみとなりました。
最終日に向けては、会派として、当初予算を含む各提案議案に対する討論を行うべく、本日通告を終えました。
新型コロナウィルス対策に関わる追加議案も提案される予定であることも踏まえ、最後まで慎重審議にあたります。

人と環境にやさしいストレスフリーな新庁舎

ブログ 敦賀市議会

昨日、九州電力の川内原子力発電所1号機が定期検査を開始。
 
正確には、1号機の特定重大事故等対処施設(特重施設)、いわゆる「テロ対策」の設置期限が17日に迫ることから定検を前倒しで実施するもの。
停止期間は約9ヶ月と見込んでおり、特重施設の完成遅れで停止するのは全国初となります。
 
一度見直しはされたものの、「工事計画の認可の日から5年」とする適用期限に関しては、その科学的根拠に乏しいこともあり、関係者の忸怩たる思いを察するところであります。
 
今後、同理由により、川内2号、関西電力高浜原子力発電所3号、4号も停止を余儀なくされる状況であります。
勿論、あらゆる想定事象に対し万全の対策を施すことは、福島第一事故を踏まえた原子力事業者の使命でありますが、今使えるものを使えなくしてしまうことによって生じる代替電源とコストの問題、つまりは温暖化対策や経済活動への影響などについて、そういったことを考慮することなく適用される新規制基準に対しては複雑な心境であります。
 
さて、議会のほうは、市庁舎建設対策特別委員会を開催。
 
本年1月より工事着手をし、基礎杭打ちの工事が進められていますが、現在の工事進捗状況や今後の工程、先般決定した電気・機械工事の費用の関係等について、理事者より説明の後、質疑が行われました。
 
とりわけ、この新市庁舎及び敦賀美方消防組合消防庁舎は、先般「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)」の「ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル) Ready」及び「最高ランク☆☆☆☆☆(五つ星)」を取得しており、市庁舎と消防庁舎の合築でZEB認証取得した庁舎は「全国初」になるとのことでした。
 
簡単に申しますと、省エネ化や自然エネルギー(太陽光発電、地中熱利用空調、LED照明など)、資源の有効活用を図ることにより、標準的なビルに対して一次エネルギー消費量を設計段階で市庁舎で50.1%、消防庁舎で50.2%削減するというもの。
 
「人にやさしい、環境にやさしいストレスフリーな庁舎」を基本理念に掲げており、建設完了後の実運用において、その理念が達成されるよう慎重に工事を進めていただきたいと思います。
 
大掛かりな重機が、所狭しと配置換えをし進められている工事の様子は、敦賀市ホームページのタイムラプス映像などにて見ることが出来ますので、是非ご覧いただければと存じます。
(以下、市の新庁舎建設工事ページ)
https://www.city.tsuruga.lg.jp/about_city/news_from_division/soumu_bu/keiyakukanri_ka/shintyosya/sintyoku.html
 
両庁舎の完成予定は、令和3年3月。
市民の皆さんには、暫しの間ご迷惑をお掛けしますが、新たなシンボルとなる新庁舎の完成を楽しみに、工事の状況を見守っていただければ幸いです。

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