議員任期開始から2年。初心忘るべからず。

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ほぼ止むことなく、終日降り続けた昨日の雨。
 
この新型コロナ感染拡大もあって、「おとなしく家にいるように」と言われている気がしたのは、私だけではなかったかと思います。
 
そうした中、嬉しいニュースは、春の叙勲で元福井県議会議員の糀谷好晃氏が、自治功労関係で旭日双光章を受章したこと。
 
糀谷先生と私とは、東洋紡績労組から敦賀市選出の福井県議会議員としてご活躍された、故山根徳男氏の後援会である「正和会」の会長をされていた時からのお付き合いで、その後、県議になられてからは、推薦団体である連合福井敦美地協(当時)の事務局長として、さらには私が市議になってからも、糀谷先生がライフワークとされる「歴史と文化」の継承についてご教授いただくなど、今でもこうして教えを請う関係であり、この受章を聞いた際には、我がことのように嬉しい気持ちになった次第。
 
福井県議会議員として3期12年の活動が評価されたとのことでありますが、前福井県知事の西川一誠氏とは、歴史の関係で大いに意思疎通されたとも伺ってもいて、福井県にとっても敦賀市にとっても大いに貢献されたことが、叙勲受章の形となったことは、大変喜ばしきことであります。
 
早速、ご自宅にお伺いをし、お祝いの言葉を掛けさせていただくと、柔和な笑顔でお迎えいただき、真っ先にあった言葉は「支えていただいた皆さんのお陰」だと。
 
次の来訪客が控えておりましたので、一言二言交わし失礼をしましたが、以前と変わることなく相手を尊重する姿に、改めて感銘を受けたところであり、今後も糀谷先生の「徳」の部分を見習い、自身も精進していきたいと思うところであります。
 
糀谷先生、本当におめでとうございました。
 
さて、話しは変わり、本日4月30日は何の日かというと、私の議員任期開始の日になります。
 
平成最後の日から始まった任期もちょうど2年を迎え、明日からは後半2年のスタートとなります。
 
この間何をしてきたかについては、先般発行の「やまたけNEWS(第8号)」に通知簿的に掲載したところでありますが、議会の議案審査や一般質問などは、活動のほんの一部。
 
地域の皆さんや職場の皆さんからの声を踏まえ、日々コツコツと現状確認に伺ったり、市の担当部署に話しをしたりと対応していることが基本的な活動になる訳であります。
 
また、私は無投票選挙しか経験していないから特にかもしれませんが、「発信する」ことに大きな主眼を置いています。
 
只でさえ「議会は何やっとるか分からん」、「議員は一体何しとるんや」との声があるところ、まして選挙期間が1日しかなかったことにより、主義主張も十分唱えられていない私などは、より一層「何を考えているのか」を広く有権者の皆さんにお伝えしていくことが必要であり、議員としての責務であると考えるところです。
 
こうした意識のもと、直接的な活動報告会はもとより、このブログやFacebook、Instagram、LINE、twitterなど各種SNS媒体も駆使しながら発信を続けてきていますが、特に「やまたけブログ」に関しては、任期開始から欠かさず投稿を続け、今日で758回目の更新となっていることは、少なからず自身の力と足跡になってきていると感じるところです。
 
敦賀市議会に対しては現在、「定数削減」の要望が市区長連合会から提出されているところでありますが、そもそも「そんなに多くの議員はいらない」と突きつけられることは、議員の立場からすれば寂しいこと。
 
「いらない」と言われる根幹にあるのが、「議員が何しとるか分からんから」ということにあるのだとすると、それはもうひとつ寂しいことであるとともに、真摯に反省せねばならないところ。
 
そうした意味で、私自身は「うっとうしい」と思われるくらい、日々の活動や議会の内容、自身の主義主張を有権者の皆さんにお伝えすることで、議員を身近に、政治に関心を持っていただけるようにかればと心に決めて、発信を続けてきております。
 
これは何も、使命感や悲壮感で続けているという訳ではなく、先に述べたように、任期4年が経過する折に、「やまたけは何やってきたんだ」と問われれば、「やまたけブログに書いてきたことが活動の全てです」と言える足跡になればと、最近では日記代わりの習慣化し、書くことが楽しくなってきておりますので、その点ご心配なく。
 
本来であれば、Face to Faceの対面活動を重んじるべきところでありますが、コロナ禍でままならないことからすると、違う手段でコミュニケーションを図っていくことが肝要であり、この点に関しては、後半2年もさらに留意して活動にあたる所存であります。
 
何を置いても、心に誓うのは「初心忘るべからず」。
 
これまでの2年を振り返り、気持ち新たに、明日からの任期後半となるスタートを切りたいと思います。
 
拙い「やまたけブログ」を毎日お読みいただいている皆さんには感謝しかありませんが、今後とも叱咤激励をいただきながらお付き合いいただければ幸いに存じます。
 

【初心忘るべからず。当選した2年前の気持ちを忘れず、引き続き頑張ります!】