民社の理念・政策を受け継ぐのは「国民民主党」

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以前は驚いていた「今日注文したものが明日届く」インターネット通販、流通の世界が当たり前となりつつある昨今ですが、こちらは人を介しての運搬リレー。
 
一昨日、ニュースを見ていますと、衆議院議員選挙の候補者の公約や政策などを記載した「選挙公報」94万部が福井県選挙管理委員会の職員によってトラックに積み込まれ、各市町に向けて発送されたとありました。
 
ニュースでは、遅くとも10月29日(投開票日の二日前)までに県内全ての世帯に届けられるほか、県のホームページからも見ることができるとあったものの、何と昨日、家のポストに投函されていました。
 
県の選管から市の選管、そこから各区、最後は(ウチの町内は)班長さんが一軒づつ配布いただいたことになりますが、やはり期日前投票なども意識してか、一日でも早く配布しようとの気持ちが込められているように思え、携わられた皆さんに感謝する次第です。
 
その「選挙公報」は、公職選挙法第百六十七条(選挙公報の発行)に定められたものであり、「衆議院(小選挙区選出)議員、参議院(選挙区選出)議員又は都道府県知事の選挙においては、都道府県の選挙管理委員会は、公職の候補者の氏名、経歴、政見等を掲載した選挙公報を、選挙(選挙の一部無効による再選挙を除く。)ごとに、一回発行しなければならない。この場合において、衆議院(小選挙区選出)議員又は参議院(選挙区選出)議員の選挙については、公職の候補者の写真を掲載しなければならない。」とされています。
 
法の趣旨を踏まえ県選挙管理委員会からは、「各候補者の主張や経歴、各政党の主張や政策が選挙公報に載っている。よく読んで決めていただければ」と話されており、皆さまにおかれましても、お住まいの選挙区の候補者あるいは政党の政策をお読みいただき、投票の判断材料にしていただけますようお願いいたします。
 
さて、その選挙に関して、投票所で2枚目に書く「比例代表」は政党名を書く選挙ですが、自身は政党無所属ではあるものの、母体の電力総連の支持政党であり、民社の精神を受け継ぐ「国民民主党」と書くこととしています。
 ※立憲民主党とは違いますのでお間違えなきよう
 
政党支持率は約1%ながら、「提案型の改革中道政党」をめざし、「対決より解決」のスローガンのもと、これまでの国会でも数々の現実的な具体的提案をしてきたことに加え、何より旧民社党の理念を受け継ぐ政党、すなわち理念や思想主義が合致する政党であるからに他なりません。
 
タイムリーに自宅に届いた、会員として加盟している「民社協会」のニュースにも「民社の理念・政策が活かされた政治を!われわれに最も近いのは国民民主党」とのタイトルで記載が綴られ、今衆議院議員選挙に関しては、かねてより、理念・政策等において、民社協会にもっとも近いのは「国民民主党」としてきたとし、選挙・投票に臨んでは原則として、以下のように対応するとの考えが示されています。
 
一、小選挙区選挙においては、国民民主党の候補者がある場合は、基本的にこれを推す。国民民主党の候補者がない場合は、会員各自の判断に委ねる。
一、比例代表選挙においては、支援組織と足並みをそろえて、国民民主党の議席獲得を期す。
 
また、参考とし、これを受け継ぐとされる「民社の理念と基本政策」(民社協会紹介パンフレット改訂版 より転載)についても記載があり、その内容は以下の通りとしています。
 
【以下、掲載文】
民社党は、以下のような理念・思想のもとに、個々の政策を立て推進してきた。これらは、民社協会に引き継がれ、個別・具体政策への反映を求めてきた。
 
◉基本理念
1 人間観:一人一人の人格の尊厳を最優先する。
2 国家観:国民共同体たる国家の存在を重視。この考えをもとに国家の存立と国民の生命・財産を守る安全保障を重視。
3 歴史観:わが国の伝統文化を尊重し、自国の歴史に誇りを持つ。
4 経済観:自由市場優先でも、国家管理でもない経済。
5 福祉観:自助・公助・共助のバランスをとる。
6 家族観:個人ばかりでなく、家族をも大切にする。
7 平等観:単なる結果の平等でなく、機会の平等を重視。
8 民主主義観:議会制民主政治の擁護。
 
◉基本政策・姿勢
1 人間性を踏みにじる左翼全体主義(共産主義)の否定。
2 弱肉強食になりかねない資本主義経済の是正を求め、「福祉国家建設」路線。
3 現実的な外交、安全保障政策。西側の自由世界に立つ立場をとり、容共路線やあいまいな中立化政策を批判。
4 現実的なエネルギー政策の推進。
5 議会制民主主義の確立のための政治改革推進。
6 地方分権の推進。
7 効率的な政府を目指す行政改革の推進。
8 民主的労働運動の支援と産業政策の推進。
9 偏向教育改善のための教育改革。
 
特にという部分を強調しようと思いましたが、私にとってはすべてしっくり腹に落ちるものであり、まさに理念、思想主義が合致するものと改めて確信した次第です。
 
決して私の考えることを押し付けるものではありませんが、この選挙が「政権選択選挙」であるとされる以上、こうした根底にある政党の理念や思想主義を確認し選択することが極めて重要なことと思います。
 
最後になりますが、10月31日に投開票が行われる衆議院議員選挙。
 
国民に公平に与えられたこの投票機会を有効に活かすべく、今一度ご一考いただいたうえで投票行動に臨んでいただくことをお願いし、本日のブログを閉じさせていただきます。
 

【ここ福井2区にはいませんが、全国で戦う国民民主党候補へのご支援、そして比例代表はぜひ「国民民主党」とお書きいただけますよう宜しくお願いいたします。】