日本原電から初のコロナ感染者

ブログ 原子力

全国では1700人の新型コロナウイルス感染者が確認された昨日。
 
これまで、徹底した感染防止対策により社内での感染者ゼロを続けてきた、私が勤める日本原子力発電(以下、日本原電)ですが、誠に残念ながら陽性者1をカウントすることとなってしまいました。
 
昨日17日に福井県が発表した新規感染者は4名、うち2名が敦賀市から。
 
2人とも60代男性ということでしたが、1名が日本原電の立地・地域共生部に勤務する社員、もう1名が関西電力美浜発電所で運営や管理業務にあたっていた社員と原子力事業者2社からの発症となり、市民の皆さまには大変なご心配をお掛けしておりますこと、私の立場からもこの場をお借りしてお詫び申し上げます。
 
既に日本原電、関西電力ともに自社のホームページにて公表しておりますが、感染拡大防止のため、感染者との濃厚接触者のみならず、同じ職域に勤める者などもPCR検査を行うなどの対応を図っているところであり、結果を注視するとともに早期の収束を願う次第です。
 
※日本原電ホームページを以下にリンクします。
 →→→日本原子力発電ホームページへ
 
かくいう私も当事者であり、身近であった発症を踏まえ、より一層感染対策を徹底していきたいと考えます。
 
日本全体で見ますと、ここ最近の感染者数の増加傾向から「第3波」襲来と言われており、各地方にて最多感染者を記録している分布も北・東日本に集中している傾向にあると分析されています。
 
もうひとつの傾向として、第1波に比べて重症化する率が低いということも言われており、個々の危険度は下がっているのかも知れませんが、忘れてならないのは医療体制への影響です。
 
第2波も経験し、各医療機関も万全の体制を取っているとはいえ、それを上回るクラスターが発生すれば、瞬く間に危機に陥ることを今一度認識しておく必要があります。
 
自社より感染者を出しておいて申し上げるのも大変恐縮ですが、今一度、感染拡大の影響を共有しつつ、withコロナで生活するための行動にご協力をお願いいたします。
 

【青空が続く昨日でしたが、さすがに気持ちはブルー】