待望の都市整備道路「岡山松陵線」が開通!

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ありがたいことに、議員になって以降、6月末の駅前立体駐車場完成式典、9月の国道8号線空間再整備着工式と都市計画に関わる工事の完成や着工の機会に立ち合う機会をいただいているところ、昨日は、地元粟野地区の悲願でもあった都市整備道路「岡山松陵線」の開通式典に出席させていただきました。
 
都市整備道路は、昭和39年の都市計画決定以降、長きに亘り福井県との連携のもと順次整備が進められ、平成24年度より事業を開始した岡山松陵線は、日本海さかな街からヨーロッパ軒金山店までの620mを総事業費27億円を掛けて整備されたものであり、とりわけ地元粟野地区を中心に期成同盟会も立ち上げ、早期の開通に向け取り組んできた悲願の道路です。

 
市内の環状道路として最終区間(第3環状道路)となるこの岡山松陵線が開通することにより、①環状道路としてのネットワーク形成による渋滞緩和、②歩道の整備による通学児童や生徒など歩行者の安全確保、③敦賀南スタートインターチェンジへのアクセス性向上の効果が期待されるもの。

 
10時から粟野中学校体育館にて行われた開通式典においては、杉本福井県知事、渕上敦賀市長を始め、地元選出の国会議員、県議・市議、区長連合会、工事関係者、地権者の皆さんなどが集うなか、本道路の意味合いや完成までの経過を含めた祝辞が述べれられました。
特に、高木毅衆議院議員が月面着陸した際の言葉と同じ思いだとし、「敦賀にとって大きな一歩」と述べられた点に共感を覚えました。
 
式典ではアトラクションとして、粟野中学校吹奏楽部の演奏もあり、新たに拓かれる粟野地区と敦賀の未来に向け、元気をもらいました。
 
その後のテープカット、くす玉に続き、通り初めが行われましたが、式典関係者以外にも多くの市民の皆さんが訪れるとともに、特にお子さん連れの方が多く、笑顔で風船を持って歩く姿に、悲願であったこの道路への期待感と将来に向けて、まさにパーっと「道が拓けていく」感情が湧いてきました。

 
政治的課題としては、岡山松陵線と敦賀南スマートICをつなぐ道、いわゆるミッシングリンクの解消については、お越しいただいた杉本知事にも認識いただけたようですので、早期整備に向けて今後取り組んでいきたいと思います。
 
最後になりますが、本道路整備の完遂に向け、これまでご尽力された関係者の皆さん、何を置いても大変なるご理解とご協力をいただいた32の地権者の皆さんに感謝を申し上げ、本日のブログを閉じたいと思います。