敦賀気比高がセンバツに大きく前進!

ブログ 敦賀と野球

昨日一番の明るいニュースは高校野球。
 
富山県で開催されている第143回北信越高校野球大会は、準決勝2試合が行われ、唯一福井県代表として勝ち残る「敦賀気比高校」が、関根学園(新潟3位)に5-4で延長サヨナラ勝ち。
 
ネット速報で途中経過を見ていましたが、9回裏2アウト、3-4で万事窮すと思われたところ、4番大島選手のタイムリーヒットで同点。
 
その勢いに乗って10回裏、これまた2アウト1・3塁から1番東選手にセンター前ヒットが飛び出し、見事なサヨナラ勝ち。
 
絵に描いたようなドラマチックな勝利で決勝戦に駒を進めました。
 
北信越地区のセンバツ出場枠は2校。
 
戦績はもちろんですが、戦い方も出場選考の基準となりますが、敦賀気比はどちらをとっても大変優位と思われ、センバツに大きく前進したものと考えます。
 
もう一方のゾーンでは、上田西(長野2位)が優勝候補筆頭の星稜(石川1位)に5-4で逆転勝ちを納め、こちらも勢いに乗っての決勝戦進出。
 
決勝戦は、本日18日10時から富山市民球場で行われます。
 
「球都つるが」の意地に懸けても、ここまで来たら優勝でセンバツ切符を確実に手中に納めて欲しいと思います。
 
そんな昨日の午後、たまたまテレビのチャンネルを回すと、雨天で試合開始が遅れている甲子園球場の映像が。
 
何とかグラウンドコンディションを整え、試合が出来るよう阪神園芸を始め、球場スタッフの方が総動員で内野を覆うシートを畳んでいく映像が流れていましたが、雨の中にあっても指揮に従いテキパキと工程を進めていく様子は、まさに球場整備の「プロ」。
 

 
私もそうですが、試合開始を待つスタンドの皆さんもスマホを構えたりと興味深く整備を見守っていました。
 
結果、雨足が止むことはなく、さすがの阪神園芸もお手上げ?
 
試合のほうは雨天中止となりましたが、このズブ濡れのグラウンドを見て思い出すのは、昨年の北信越高校野球大会。
 
福井県大会で優勝した敦賀気比高とともに、準優勝した母校「敦賀高校」も出場をし1回戦を突破、星稜高校との2回戦は2-10のコールド負けを喫しましたが、その日の雨、そして田んぼのようなコンディションであったことが重なり合いました。
 

 
その後、敦賀高校は21世紀枠の全国9校まで選ばれたもののセンバツ出場は叶わなかったばかりか、大会自体もコロナにより中止、その後の夏の甲子園のことは言わずもがなの状況であります。
 
そうして早や1年が経ち、同じ敦賀勢である敦賀気比高校がセンバツ切符を掴み取ろうとしていることは、何か感慨無量であるとともに、来年こそは何としてでも大会が開催され、全国に「敦賀」の名を轟かせて欲しいと切に願います。
 
今日は秋晴れの青空。
 
快晴の中で朗報を待ちたいと思います。