天皇陛下のお言葉、「なお一層心を一つにし、力を合わせて」

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昨日は天皇、皇后両陛下がご臨席されての全国戦没者追悼式。
 
正午の時報に合わせての黙禱に続いて、標柱に向かっての陛下のお言葉では、昨年は「新たな苦難に直面」としたコロナ禍について、「厳しい感染状況による新たな試練」とご表現されたうえで、皆が「なお一層心を一つにし」、「力を合わせてこの困難を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくこと」を心から願うと述べられました。
 
約310万人の戦争犠牲者への慰霊とともに、新型コロナウイルスの国内感染発生から1年以上を経過して、むしろ厳しい感染状況の中で奮闘する国民に対しても心を寄せられていることと受け止めた次第であり、陛下のお言葉の通り、何とか「力を合わせて」乗り越えねばと思った次第です。
 
また、同じく昨日は、義父の13回忌法要。
 
私がちょうど東京に単身赴任となった年の12月にお亡くなりになった義父。
 
享年68歳と逝くには早過ぎた訳ですが、あれから早や13年も経ったのかと、孫に優しい笑顔で接する生前の義父の姿などを偲びつつ、墓前にお参りするとともに、お寺で静かにお経をもらいました。
 
何とも感慨深い時間を過ごした後、お寺の外に出ると、それまでの曇り空が一転、青空広がる天気に。
 
考え過ぎかもしれませんが、天から義父が、私たち家族に「見守ってるから、みんな頑張れよ」と声掛けてくれている気持ちになりました。
 
この時間に空を見上げていた方は、同じ気持ちになったかもしれませんね。
 

【お寺を出た後の空。雲には秋を感じました。】
 
そして、今日16日は送り盆。
 
例年であれば、敦賀の夏の風物詩である「とうろう流しと大花火大会」が開催される日ですが、コロナ禍を踏まえ、今年もとうろう流しは規模を縮小、大花火は「おうちで敦賀花火2021」と題し、WEBで開催することとなっています。
 
敦賀観光協会のホームページを見ると、「毎年ご来場いただいていた方も、今まで会場に足を運べなかった方も、今年のために制作した特別なCG花火をお楽しみください!」とあり、YouTubeでのCG花火配信のみならず、#(ハッシュタグ)をつけてSNSで盛り上がろうとする企画や来年にもつながるプレゼントなども掲載されていて、趣向を凝らされた様子が伝わってきます。
 
花火のほうは、本日19:30から上映となっていますので、是非ご来場(サイト上で)いただき、お楽しみいただければ嬉しく思います。
 
 →→→おうちで敦賀花火2021(敦賀観光協会HP)はこちらから
 
と、ここまでブログを書いていると「ゴゴゴゴ」という音とともに瞬間的な揺れがありました。
 
すぐにテレビをつけると、発生時刻は5時03分、美濃中西部を震源とする地震。
 
岐阜県揖斐川町では震度4(M4.6)、ここ敦賀は震度3とのことでした。
 
猛暑に大雨、今度は地震と、何かと気を抜けない日々が続きますが、こうした自然災害に警戒をしつつ、送り盆の今日は、幾多の困難を乗り越え、この国、この家系を護っていただいたご先祖様への気持ちを忘るることなく、冒頭の陛下のお言葉にありました「なお一層心を一つにし、力を合わせて」の思いを胸に留め、頑張っていきたいと思います。