国民民主党へのご支持を!第26回参議院議員通常選挙が本日公示!

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世の中「腑に落ちないこと」は数多くありますが、昨日発表された政府の新制度なるものもそのひとつ。
 
政府は、電気料金や食料品などの物価高騰対策について話し合う「物価・賃金・生活総合対策本部」の初回の会合を開催し、岸田総理は、節電をした家庭や企業を優遇する新たな制度を発表。
 
その新制度とは、節電をした家庭や企業に電力会社のアプリを通じてポイントを付与するということで、前の年と比較して節電をした場合にポイント還元するほか、電力が逼迫する緊急時に節電した場合にもポイントを付与するものとのこと。
 
これまでも既に、とりわけ夏季の省エネには、「乾いた雑巾」と例えられるくらい協力いただいてきた国民の皆さんや企業が、「ポイントをもらえるから」と、これ以上、自分の生活や労働環境を切り詰める節電をお願いをして良いのでしょうか。
 
私からすれば、この一見「聞こえの良い」制度は、電力需給逼迫に至った責任の所在を曖昧にし、つまりは本質的な論点(何故電気が足りないのか)をすり替えているとしか思えず、そもそも今政府がやるべきは、節電のお願いではなく、電力の安定供給の確保だと考える次第です。
 
3月22日に経験した東京電力供給圏内の危機的な電力需給逼迫、そしてウクライナ侵攻を踏まえた世界的なエネルギー資源問題を踏まえても尚、こうした対応の政府には呆れるばかりであり、結局、岸田総理はご自身で仰った「原子力の最大限活用」の具体的施策を述べぬまま今日を迎えています。
 
我が国民民主党は、この電力需給逼迫に対しては、規制審査の迅速化等により、原子力発電所を早期に再稼働すべき、さらにはこの先の電力供給安定化と日本の技術を維持するため、軽水炉や小型モジュール炉(SMR)、高温ガス炉を含めた次世代炉等をリプレース(建替え)すべきだと、玉木雄一郎代表を始め、国会で複数の所属議員が意見しています。
 
「対決より解決」の党スローガン通り、単に批判して終わるのではなく、エネルギー政策ひとつとっても、問題解決に向け、現実的且つ具体的な提案を続けているのが「国民民主党」であり、所属地方議員の立場として言わせていただければ、胸を張って「本当にこの党で良かった」と思えるもの。
 
右に左に大きく触れる政治情勢の中、日本の政治を良くするには「現実路線の改革中道政党」の存在が必要不可欠であり、これに向け真っ直ぐ進む「国民民主党」に対し、注目とご理解を頂戴いただけますようお願いする次第です。
 
さて、いよいよ第26回参議院議員通常選挙が本日公示されます。
 
物価高への対応などを争点とし、7月10日の投開票に向け18日間の選挙戦がスタートする訳ですが、これにあたり国民民主党が談話を発表しています。
 
私の思いを含め、本選挙に臨む姿勢をこの談話に代えてお伝えし、本日のブログとさせていただきますので以下お読み取りいただきたく存じます。
 
2022年6月22日
 
第26回参議院議員通常選挙に当たって(談話)
 
国民民主党代表
玉木 雄一郎
 
本日より、第26回参議院議員通常選挙が始まります。今回の選挙で国民民主党は「給料を上げる。国を守る。」ことを訴え戦います。
 
日本は物価が上昇するのに景気が低迷して賃金が上昇しないスタグフレーションに陥りつつあります。国民民主党は、1人一律10万円の「インフレ手当」の給付や、消費税減税、ガソリン減税で家計の可処分所得の減少を防ぎ、景気の回復を確実なものにします。
そして、25年にわたって実質賃金が下がり続ける流れを反転させるため、経済政策を「積極財政に転換」します。そのため、「国づくりは人づくり」の理念に基づき、「教育国債」の発行で、教育や科学技術の予算を倍増します。私たちがめざす社会は、頑張れば報われる「給料が上がる経済の実現」です。
また、ウクライナ侵略、北朝鮮情勢の緊迫化など国際情勢が厳しさを増しています。抑止力や反撃力を整備するため必要な防衛費を増額するとともに、食料、エネルギー、医薬品などを含めた総合的な安全保障政策を進め、「自分の国を自分で守る」態勢を構築していきます。
 
国民民主党は、「対決より解決」を掲げ、時には与党とも交渉し、国民生活のための政策について数々の成果を上げてきました。物価高騰対策としてトリガー条項凍結解除によるガソリン値下げをいち早く提案しただけでなく、与党と粘り強く交渉してガソリンへの補助金をリッター5円から35円に拡大させました。そのほかにも、ヤングケアラー問題、カスタマーハラスメント対策などについても政策を前に進めることができました。
 
しかし、まだまだ不十分です。私たちには、国民のために実現すべき政策がたくさんあります。国民民主党が、今回の参院選で議席を増やすことができれば、もっと多くの政策をもっと早く実現することができます。そのためにも、どうか皆様の絶大なご支援、ご支持をお願いします。決死の覚悟で戦う国民民主党の候補者に、そして比例代表に、国民の皆様の一票をよろしくお願いします。
 

【写真は6月4日に敦賀市内で行った党勢拡大街宣の模様。私も所属議員の一員として全力で頑張ります!】