原子力発祥の地、茨城県東海村

ブログ 原子力

昨日に続く活動報告のため、茨城県東海村へ。

原子力の日(10月26日)制定の由来となった、日本原子力研究所(当時)の動力研究炉(JPDR)における我が国初の原子力発電が行われたのは1963年。
その3年後の1966年には、日本原子力発電株式会社の東海発電所が日本初の商業用原子力発電所として運開。
まさに東海村は、我が国における「原子力発祥の地」と言えます。

東海発電所は、1998年に営業運転を停止し、既に廃止措置工事中でありますが、英国で開発・実用化された炉であり、「鉄の女」サッチャー元首相も訪れた歴史ある発電所です。

一方、東海第二発電所は、1978年に営業運転を開始。
現在は、2018年に新規制基準への適合性確認審査に係る原子炉設置変更許可申請について、原子力規制委員会の許可を得、安全向上対策工事に着手しているところ。
実際、構内を歩くと大掛かりな掘削作業などが行われているほか、作業される方の通行量も多く、再稼働に向け前進する現場の活気を感じました。

東海第二発電所(日本原電HPより)

私の活動報告会につきましては、昨日と同様、定時以降の時間帯にも関わらず多くの皆さんに参加いただき、心から感謝。
思わず熱が入ってしまい、やや時間を超過した感はありますが、敦賀市の現況と私自身の議員活動についてご報告させていただきました。

冒頭に述べたとおり、東海村は「原子力発祥の地」。
再稼働に向けては、様々な大きな課題を解決する必要があることを重々認識しつつ、我が国の原子力の黎明期を支えた歴史あるこの地において、再び原子力の灯が灯ることを敦賀の地より応援するばかりです。