切り抜きファイルに込められた「地域への思い」

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二十四節気では、今日から処暑。
 
暑さが納まるという意味で、昼間は暑い日が続くものの、朝夕は涼しい風が吹き渡り、気持ちの良い時期に入るとのこと。
 
高校野球も決勝戦を終え、いつの間にか、カエルから虫の音へと交代した夜の「合唱団」にも夏の終わりを感じるところです。
 
さて、昨日はそんな季節の変わり目を感じつつ、一路東京へ。
 
国民民主党福井県連の所属議員にて、本年10月1日施行の「労働者協同組合法」の詳細について、厚生労働省より説明を受けることを目的としたものであり、実際、法整備に関わった担当部署の方からの説明にて、より理解を深めた次第。
 
詳細は割愛しますが、地域での活動のあり方、今後の働き方の選択肢となるものであり、法の趣旨を踏まえた仕組みや考え方をしかと認識出来たことは、私にとって有意義な場となりました。
 
説明は、参議院会館の会議室で受けましたので、その後はせっかくの機会と、アポ無しではありましたが、同じ電力の先輩である山本優(まさる)議員(南越前町)とともに、電力総連組織内国会議員である「浜野よしふみ」議員、先の参議院議員選挙で初当選した「竹詰ひとし」議員の事務所に伺いました。
 
竹詰議員におかれては、打合せ中によりお会いすることはできませんでしたが、浜野議員とはお会いすることができ、暫し懇談をさせていただきました。
 
そこで、山本優議員からは、今も続いている南越前町の大雨による被害について、発生当時から丁寧に切り抜かれた新聞記事をもとに状況を説明。
 
写真から伝わるリアルな被災状況と主要道路を含め、大規模な復旧が続いていることを、議員にご理解いただくことができました。
 

【山本優議員(右)からの説明を聞く、浜野よしふみ参議院議員】
 
実は、竹詰事務所には、その新聞記事をコピーした冊子を議員にとお渡ししてきた訳ですが、地元で起きた災害の「今」を国会議員に伝えるべく、重いファイルをリュックに詰め、こうして準備されてきた山本優議員の姿勢に「地域・郷土への思い」を強く感じた次第。
 
私からすると優議員は、同姓ということのみならず、ちょうど親子ほど歳が離れた大先輩な訳ですが、77歳という年齢を全く感じさせないバイタリティー、期数を重ねても変わらぬ実直さと情熱をもって活動する姿はお手本のような存在であり、今回もそのことを改めて認識したところです。
 
その後は参議院会館を出、帰路につきましたが、新幹線の車窓を眺めふと思ったことは、自身の議員任期が残り8ヶ月となる中、これまで地域の皆さん、職場の皆さん、ひいては敦賀市の発展のため何が出来たかということ。
 
大先輩のように、常に地域を思い、与えられた機会を最大限活かすとの認識があれば、すべきこと、やれることはまだまだあると思った次第。
 
季節は処暑を迎え、暑さは納まるほうへと向かいますが、自身の情熱はますます燃ゆるほうにとネジを巻き、今後一層精進してまいります。