今日は「敬老の日」。敬意と感謝、そしてイキイキ人生を。

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シルバーウィーク2日目の昨日、市内を車で走ると、あちらこちらで長い列。
 
といっても、車の渋滞だけではなく、飲食店前の人の行列もということで、何かコロナ前にタイムスリップしたかのような感覚に陥りました。
 
もちろん4連休ということは勿論でありますが、「GoToトラベル」の販売商品に東京が追加となったことで、全国的な往来解禁とばかりに行動意欲を掻き立てているのかなと勝手に要因分析した次第。
 
私は、「待ってました」とばかりに旅行に行く先が「敦賀」であるということは大変喜ばしいことであり、訪れる側も迎え入れる側もコロナ対策を講じつつ、賑わいを取り戻し、さらに創出していくことこそが、本当の「新しい生活様式」であり、「withコロナ」であると考えるところ。
 
今日も絶好のドライブ日和でありツーリング日和の、いわゆる「お出掛け日和」となりそうですので、また車を走らせながら市内の様子をウォッチしていきたいと思います。
 
さて、話しは変わりまして、今日は「敬老の日」です。
 
例年であれば、私の住む町内でもお年寄りを敬い、元気で過ごされていることをお祝いする会を催し、毎年沢山の方と食べて飲んで、おしゃべりをし盛り上がる訳ですが、コロナの今年は千寿会(老人会)さんとも相談をしたうえで中止。
 
この会の良いところは、お年寄り同士で楽しむばかりでなく、楽しんでいただくために一生懸命練習した子ども会のお子さん達からの出し物、各部の私たち世代も参加をし接待に徹するということで、まさに「敬う」場、機会になっているということであり、こちらも「新たな生活様式」ではありませんが、何かそういう思いを育む場として継承していく方法を町内の皆さんとも考えていきたいと思います。
 

【議員の立場で出席した昨年は、逆に皆さんからあたたかい励ましを頂戴しました】

【こちらも昨年の様子。子ども会による出し物では、会場の皆さんで大いに盛り上がりました。】
 
高齢者に関しては、敬老の日を前に総務省が20日に発表した人口推計によると、65歳以上の高齢者は前年比30万人増の3,617万人で過去最多を更新、総人口に占める割合も0.3ポイント増の28.7%で過去最高となったとのこと。
 
その他、データ的に見ますと、第一次ベビーブーム(昭和21年〜24年)に生まれた「団塊の世代」が全員70代となり、70歳以上は78万人の大幅増で2,791万人。
 
昨年、仕事に就いていた65歳以上は892万人で16年連続で増加、うち男性が531万人、女性が361万人。
 
就業者全体に占める割合は13.3%とこちらも過去最高だったとのことです。
 
私の両親がちょうどドンピシャの「団塊の世代」。
 
お陰様で、両親ともに地域活動やグラウンドゴルフ、畑などに精を出し、何よりお友達に囲まれ明るく元気に過ごしているのが息子からしてもありがたいことである訳ですが、とりわけ地域活動に関しては、65歳以上から団塊の世代の皆さんなくして成り立たないといった状況も事実。
 
就労人口という見方も大事かもしれませんが、地域活動の役員のみならず、見守り隊として日々の子どもの安全な通学を見守っていただいたり、地域の歴史継承の活動に携わっていただいたりと、単に「就労」という見方では表せない社会・地域貢献いただいている方を含めれば、まだまだ現役世代の割合は多いはずであり、地域社会に必要不可欠な部分を担っていただいているということに感謝しかありません。
 
単に労働力人口であるかないかではなく、そうした意味を含めた「現役世代」というふうに私自身は思うところであり、生涯現役でイキイキと過ごしていただける社会、年齢に関わらず誰もが活躍できる場がある地域社会をつくっていくことが、私たち世代の役割であり使命。
 
そんなことを思いながら、人生の先輩である皆さんに敬意と感謝、そしてこれからもお元気での思いを届ける、今日はそんな「敬老の日」にしたいと思います。