主役交代。季節はヒマワリからコスモスへ。

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Facebookなど、私のSNSもフォローいただいている方にとっては重複となってしまうのですが、敦賀市公文名にある「ヒマワリ畑」。
 
交通量の多い「夢街道」沿いにあるため、気に掛けてらっしゃる方も多いのかと思いますが、8月初旬には「主役の季節到来!」と言わんばかりに元気に咲き誇っていたヒマワリたちも、ここ最近の長雨のせいか、先週通ると皆、元気なく下を向いており、どこか寂しい気持ちになったところ。
 

【揃って下を向くヒマワリたち】
 
昨日も通り掛けに見ると、状況変わらずどころか、さらに茎までしんなりと傾いてしてしまっていた訳ですが、同乗していた家族曰く、日射不足のせいではなく、もうシーズン終わりなのではないかと。
 
確かに、既にお盆も過ぎ、今日は22日ということで、ヒマワリからコスモスに主役も交代ですね。
 
それにしても、コロナ禍であれだけ咲き誇っていたヒマワリたちからは、「上向いて頑張れよ!」と大いに元気をもらいましたので、また来年の再開を楽しみにとの意味で、その「雄姿」を胸に置き留めておきたいと思います。
 

【同じ場所と思えないくらい、元気いっぱいに咲くヒマワリたち(8月1日撮影)】
 
早いもので、春の桜から、紫陽花、そしてヒマワリと季節は移り変わってきていますが、短い期間を精一杯に咲く花を見習い、大切に日々を過ごさねばと再認識するところです。
 
さて、既に朝夕はめっきり涼しくなり、エアコン要らずの気温となっていますが、秋本番を迎えるにあたって警戒すべきは、やはり台風。
 
先般もトリプル台風が日本列島を襲ったところですが、気象庁のサイトを見ると20日午後9時には、フィリピンの東を進む熱帯低気圧が台風12号(オーマイス)に変わったとのこと。
 
ちなみに、この「オーマイス」の命名国はアメリカで、パラオ語で「徘徊」という意味だそう。
 
毎回、発生した台風は「〇〇号」だけでなく、台風防災に関する国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名前が付けられることになっているのですが、その由来を見てみると少し、気象通になった気がするのは私だけでしょうか。
 
話しが横道に逸れましたが、この「オーマイス」は、気象庁の予想進路によると22日頃にかけて沖縄に接近後、九州に接近・上陸する恐れがあるとのことで、予想最大風速(最大瞬間風速)は15~19メートル(20~30メートル)、波は4メートルになるそう。
 
沖縄、九州を通過の際に、大きな被害をもたらさないよう願うとともに、今のところ本州ルートは予想されていないものの、油断をせず情報把握に努めたいと思います。
 
なお、台風に限らず、大雨による洪水や土砂災害に対する備えとして、「避難」が非常に重要になることは言うまでもありませんが、先般、災害対策に関し市の危機管理対策課にお話しを伺うに、各ステップでの避難など対応判断にあたっては、気象庁や福井県からのデータ、さらにはウェザーニュースなどのピンポイント予測情報など、多岐に亘るデータを総合的に分析し判断しているとのことでした。
 
特に雨の場合は、どれだけそのエリアに停滞するのかが重要になりますが、市も確認データのひとつとしていて、一般の方でも確認ができるものとして「福井県河川・砂防総合情報」サイトがあります。
 
その中の土砂災害警戒情報(補足情報)→土砂災害危険度情報をクリックしますと、福井県全域を5kmメッシュで、危険度に応じて色塗りされたマップが10分ごとに推移していくサイトがあるのですが、こちらを見るとご自分のお住まいの地域の危険度がタイムリーに分かるかと思います。
 
私も以前からブックマークし活用してきているところですが、正確な情報をもとに、自分でも予測をしておくとの観点から、大変有用なデータかと思いますので、是非皆さんにもご利用いただければ幸いに存じます。
 
以下にリンクをしておきますので、総合情報サイトも含めご覧くださいませ。
 
 →→→「土砂災害危険度情報(5kmメッシュ)」@福井県河川・砂防総合情報より
 
ヒマワリから防災の話しになってしまいましたが、花も台風もシーズンがあるということで、「楽しみ」と「警戒」の両者の視点をもって、この秋を過ごしていきたいと思います。