「現場力」に支えられ、コロナ禍でも進む市内大型工事

ブログ まちづくり

いよいよ今日から「GoToトラベル」が開始されます。
 
政府の旅行支援事業として早くから名前の挙がっていたこの事業でありますが、ひとり30万か10万かで急転した国の「特別定額給付金」に続き、対象都道府県の範囲やキャンセル料の補償などを巡り、こちらもドタバタの制度設計の中での開始となりそうです。
 
ある新聞では「GoTo見切り発車」などのタイトルまで付いていたりする訳ですが、私は、困窮する裾野の広い旅行・観光産業を「見殺し」には出来ない訳であり、「コロナとの共存」や「新たな生活様式」を謳う以上、旅行に行く側も受け入れる側も、或いは直接接しない方であってもそれぞれの立場で適切なコロナ対策を講じ、実施すれば良いとの考え。
 
いずれにしても、1兆3,500億もの巨額の予算を投じる事業。
 
結果して、国民が「やって良かった」と感じられるよう責任ある国の姿勢と対応を期待するところであります。
 
さて、ついついコロナの話題を選択してしまう訳ですが、本日はタイトルにもあるよう、コロナ禍でも着実に進んでいる市内の大型工事をご紹介させていただきます。
 
ひとつ目は、これまでも何度か紹介しております「市庁舎建設工事」。
 

【建屋の鉄筋工事が進む工事現場】
 
写真は、昨日市役所に寄った際に、立体駐車場屋上から撮影したものです。
 
ほぼ全エリアに鉄筋の柱が立っており、3月16日に議員説明会で現場確認をした時と比べても進捗は明らか。
 
現場を囲う塀で外からはまだ見えないのですが、もう少ししますと鉄筋柱がニョキニョキと顔を出すと思いますので、市民の皆さんも市役通りを通行の際は注視いただければと思います。
 
この新庁舎建設工事は今年度末までに完成、来年度供用開始となります。
 
参考まで、市庁舎建設工事に関する市のホームページをリンクしておきます。
 →→→市庁舎建設工事の進捗状況はコチラから(タイムラプス動画もあります)
 
ふたつ目は、「角鹿小中学校新築工事」。
 
角鹿中学校校舎の老朽化への対応や児童生徒のより良い学習環境の向上等を目的に、角鹿中学校区内の4校(敦賀北小、赤崎小、咸新小、角鹿中)を統合した小中一貫校を令和3年度に開校するとし、現在新築工事が行われているもの。
 

【完成イメージ】
 
ちなみに、同校の設置に向けては、新築のハード整備に加え、課題の解決や準備事項について検討・調整を行うため「準備委員会」を設置のうえ、さらに「総務部会」、「学校運営部会」、「PTA部会」、「施設整備部会」の4つの部会を設け、各検討事項について協議を進めておられます。
 
現場工事の状況については、これまた市のホームページにドローン撮影なども含め、丁寧に紹介されている訳ですが、特徴的なのは学校の校門脇に「現場進捗モニター(勝手に命名)」を設けていること。
 

【不審者看板の右にあるのが「現場進捗モニター」】

【モニターには、最新の状況が写し出されています】
 
現在、基礎工事まで順調に進んでいる様子が伺えますが、こちらも工事期間は令和3年3月までということで、子ども達の新たな学びの場の設置に向けて安全作業をお願いするところであります。
 
こちらも参考までに、本新築工事に関する市のホームページをリンクしておきます。
 →→→角鹿小中学校新築工事の進捗状況ページはコチラから(ドローン撮影動画もあります)
 
敦賀市においては、北陸新幹線延伸工事が最も大きなプロジェクトな訳でありますが、コロナ禍にありながら、昨日の国道8号空間整備を含め、こうして同時期に行われる市内の大型工事が順調に進んでいるのも、現場を預かる工事会社、作業員の皆さんおひとりお一人の高い安全意識(コロナも労働災害も)の賜物だと思います。
 
また、担当する市の担当部署のほうも、通常に加え、工事現場からコロナ感染者を発生させないと普段以上に気を使いながら工事監理にあたられていることと存じます。
 
コロナ対策を講じつつ、労働災害のリスクが高まる夏季を迎えておりますが、どうか関係者の皆さんには何を置いても「安全最優先」で作業を進めていただきますようお願い申し上げます。
 
多くの方の技術と思いが込められ姿を見せつつある大型工事であり、その姿には「変化」という期待感が湧いてきます。
 
そして、完成した暁に、それぞれに「新たな息吹」を吹き込んでいただくのは、それらを利用される「市民の皆さん」です。
 
先にご紹介しました市のホームページなどもご覧いただきながら、完成するまでのワクワク感を共感し、ともに見守っていただければ幸いに存じます。