国民民主党 第4回定期大会

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三連休最後の昨日は、一路東京へ。
 
目的は、国民民主党の第4回定期大会に福井県連の一員として参加するため。
 
敦賀駅で特急しらさぎに乗車すると、後部座席から「新幹線が来ると福井からのしらさぎは無くなるのよ」、「あらそう。じゃあ乗るのもこれが最後ね」との老齢女性の声が。
 
北陸新幹線開業以降は確かに、敦賀以北は「新幹線」もしくは「ハピラインふくい」いずれかの選択肢となる訳ですが、そう思えば、これまで特急利用されてきた方にとっては感慨深いものであり、徐々に歴史の転換点に近付いているものと認識した次第です。
 
さて、雨模様の敦賀から青空広がる東京に着き、東京ビッグサイト近くの大会会場へ。
 
既に会場は熱気であふれていましたが、私のほうも開始まで、SNSでしか拝見したことのない議員や関係者の方とご挨拶や名刺交換など。
 
すぐに意気投合できるのは、同じ思いのもと集う同志だからかと、つながりに感謝したところです。
 

【開始前から熱気あふれる大会会場】
 
さて、第4回を迎えた大会では、玉木雄一郎代表からの挨拶に始まり、榛葉賀津也幹事長からの報告と活動方針の提案、次期衆院選公認内定予定候補者の紹介から地方議員功労者表彰まで。
 
党所属国会議員から地方議員、党員・サポーター、学生部、動画配信視聴者の皆で、「正直な政治をつらぬく」、「右でも左でもなく、上へ」などの考えを確認し合うとともに、仲間の必勝を誓い、功績のあった方々を労うことができた、素晴らしい大会だったと感じました。
 
なお、一部報道では「自民との協調路線を見直し」や、逆に「立憲民主党(以下、立民)と連立協議か」などの見出しが飛び交っておりますが、どこをどう切り取って書いてるのか。
 
実際、大会で代表が述べていたのは、政策推進のために政府・与党とも協調する「対決より解決」路線を引き続き掲げ、「協力できる政党とは与野党を問わず連携していく」こと。
 
ただし、自民党派閥パーティー収入不記載事件に関しては「政治への信頼を根底から揺るがす大問題であり、看過できない」と批判。
 
「政治資金透明化の具体策を提案する」と表明しています。
 
また、立民との協力関係に対しては榛葉幹事長が、立民の泉健太代表が提唱する非自民連立政権構想「ミッション(使命)型内閣」について「絵に描いた餅だ」と批判した上で、「エネルギー、憲法、安全保障といった国家の基本政策を共有せずして、『選挙に勝てるような政治をやればいい』などというのは国民に対する愚弄だ」と主張しました。
 
代表、幹事長それぞれ述べたことは、これまでの考え通りであり、国民民主党としては何もブレていないことだけ、この場で申し上げておきます。
 
結びに、奇しくも昨日は、かのリンカーン米大統領の誕生日だと、このブログに書きました。
 
「人民の人民による人民のための政治」
 
政治への信頼が失墜しているいま、このリンカーンの言葉にある政治が求められており、これを担うのは、「国民に寄り添う」政治にまっすぐ取り組む国民民主党だと思いを強めた次第。
 
こうして、大会での言葉、お会いした方々からパワーをもらった今日は、この後週頭街頭。
 
一層張り切って行ってまいります。
 

【大会終了後、参加者皆で記念撮影。皆様、お疲れ様でした。ともに頑張りましょう!】

闘う君の唄を 闘わない奴らが笑うだろう

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昨日6時33分、敦賀市防災メール(トンボメール)にて、明神町付近において建物火災事案が発生し、消防車が出場との報。
 
8時07分には続報で、火災事案は終息とありましたが、この火災は敦賀発電所1号機のタービン建屋ファンルーム内で起きたもの。
 
日本原電のプレスによれば、6時12分に同ファンルーム内に設置されている原子炉建屋主排気ファンBの軸受部より発煙および火花を確認したため、6時38分に同社社員が当該ファンを停止し、発煙および火花が停止したことを確認。
 
公設消防にも通報し、消防による現場確認の結果、7時34分に火災および鎮火を確認したとのこと(放水はしていません)。
 
 →日本原電のプレス記事はこちらを参照ください
 
何らかの要因で軸受が加熱し、塗料などから発煙したのではと推察するところですが、同社においては今後、火災が発生した原因について調査するとしており、結果を踏まえた対策をお願いする次第です。
 
なお、この火災事案に関しては、NHKがお昼の全国ニュースで取り上げたことや、ややセンセーショナルな報道もあり、大変ご心配をお掛けしましたこと、私の立場からもお詫び申し上げます。
 
話しを変え、ニュースの取り上げに関して言えば、これは、TBS NEWS DIGがネットニュースで流したタイトル。
 
「ガソリン税『トリガー条項』 国民民主党が与党との協議から離脱を正式決定 玉木氏は代表続投の考え示すも党内からは『普通は議員辞職だ』の声も」。
 
これを読まれた方は、玉木代表の責任論を巡り、さぞかし党内で紛糾しているのだろうと思われると存じますが、このニュースに対しては次々と、同党の議員からXポストがあり、まず浜野よしふみ参議院からは「…誰も言ってない」。
 
続いて、竹詰ひとし、川合たかのり両参議院議員からはそれぞれ、「党内の声?誰の声でしょうか?私は会議に終始出てましたが全くそんな声は出てません。」、「党内からは??、、、これはひどい報道、、、我々は議員総会で決めたことであり連帯責任だと考えています」。
 
信頼の置けるお三方のこのポストを拝見するに、一体、どこからの発言をとって報道しているのか。
 
「切り取り」どころか、これではもう「フェイクニュース」と言っても過言ではないのかと。
 
先般は、天下の日経新聞までもが、志賀原子力発電所の耐震分類を完全に誤った記事を掲載(耐震区分Cを最も高いクラス)し波紋を呼んでいましたが、もはや大手新聞でさえも、書かれていることが真実か否か、自分で裏取りしないといけないのかとも思う次第です。
 
また、本論のトリガー条項凍結解除3党協議からの「離脱」に関しては複数の与野党議員から、「自民党に利用されただけ」、「はなから少数政党が相手にされる訳がない」など、嘲笑うかのXポストが散見される状況にあります。
 
私自身は、これらの言葉を拝見し、腹が立つとか悔しいなどといった気持ちはまったくなく、むしろ、物価上昇や燃油価格高騰で苦しむ国民生活の負担軽減のため(実際、ガソリンの補助金が終了する5月以降をどうするのか決まっていない)、さらには持続的な賃上げを実現するための最重点政策として「トリガー条項の凍結解除」(ガソリン減税)を求め続けてきたことからすれば、他党はどこまで国民に寄り添う政治、体を張った政策提言をされたのかと、逆に国民民主党に所属していることを意気に感じる次第です。
 
この心境を例えるにピッタリなのは、中島みゆきさんの「ファイト!」の歌詞。
 
ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴らが笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
 
ファイト!
 
自身を鼓舞する唄とも言われますが、3党協議から離脱したとて、国民民主党においては「トリガー条項」も「暫定税率」のことも決して諦めた訳ではありません。
 
引き続き、国民に寄り添った正直な政治、「対決より解決」の姿勢で政策提言する同党の一員として、自分自身も声を挙げていきたいと思います。
 

【魂に響く中島みゆきさんの「ファイト!」。奮い立たせて頑張ろう!(画像はGoogleのあるサイトより)】
 
 →「ファイト!」をお聴きになる方はこちらから(中島みゆき公式YouTube)

ガソリン減税も憲法改正も「やる気なし」

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「やる気があるのか」と言いたくなる政府与党。
 
6日の衆議院予算委員会での玉木雄一郎・国民民主党代表と岸田総理の質疑をご覧になった方はどう思われたか。
 

【6日 衆議院予算委員会で質問する玉木代表(国民民主党HPより)】
 
登壇した玉木代表はまず、能登半島地震の被災者支援について、被災者生活再建支援金を倍増(300万→600万)させることを提案。
 
政府が高齢者世帯などを対象に300万円を給付する制度を新たに検討していることに対し「対象を限定すべきではない。被災者生活再建支援金も最初は年齢制限や所得制限があったが、分断を生むこともあってそうした制限が外された経緯がある」、「助ける人と助けない人がいるというメッセージではなく、全ての被災者を助けるというメッセージを出すべきだ」と訴えました。
 
また、石川県のみならず富山県や新潟県でも被災者には支援金を支給することを求めましたが、岸田総理は「新制度の外側にいる方は借り入れに耐えられる方々である。全ての方に支援が行き届くように制度設計を行う」「新潟県や富山県は対象とならない」との答弁に留まりました。
 
続いて、注目のトリガー条項凍結解除によるガソリン減税については、「5月1日以降は(ガソリン値下げ策が)何もない。今のままだとガソリンは上がる。会計検査院や財務省にも(税金の無駄遣いを)指摘された補助金ではなく、ユーザーに100%恩恵が行く減税に移行すべき」と主張。
 
さらに、今決断しなければ法改正などが5月1日に間に合わないこと、実務上の課題は4月まで補助金を活用することで解決できること等を指摘し「要はやるかやらないかだ。派閥の解消は決断できたのだから、国民のためのトリガー条項発動の政治決断を今日ここで求める」と岸田総理の政治決断を求めましたが、岸田総理は「原油価格の安定は重要だ。新たなご提案をいただいたと理解する。これについて三党で協議する」との答弁に終始しました。
 
トリガー条項発動に関してはこの結果を踏まえ、国民民主党は7日の両院議員総会で自民、公明両党との協議から離脱する方針を正式決定。
 
なお、党としてこれで諦めた訳ではなく、凍結解除を引き続き主張していくとした上で、「賛同していただける政党とはさまざまな形で協力をする」との考えを示しています。
 
予算委員会の質疑においても「対決より解決」の姿勢を唱え、国民に寄り添った政策の実現に向けて、まさに先頭に立って提起し続けてきた玉木代表は、一連の対応を踏まえ、Xでは昨日、以下のポスト。
 
「裏金問題であらゆる政策の推進力が低下している。トリガーだけでなく憲法改正も風前の灯。本日も与野党で打ち合わせをしたが、自民党のやる気が全く感じられない。政策の推進には政治への信頼が大前提だがその信頼が失われている。今国会での憲法発議は事実上不可能となった。」
 
憲法改正は最たるものですが、国家の根幹に関わる待ったなしの課題が山積のなか、政治決断がされない事態に陥っていることに私自身、悲しくも悔しい気持ちで一杯です。
 
改めて、皆さんはどうお感じでしょうか。
 
最後に、6日の衆議院予算委員会での玉木代表と岸田総理のやり取りを動画掲載しますので、ご覧いただければ幸いです。
 
 →【衆議院予算委員会】 玉木雄一郎代表/全編ノーカット版(2024年2月6日)

北方四島を返せ

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今日は「福井県」の誕生日。
 
越前国と若狭国からなる福井県ですが、その変遷はめまぐるしく、明治4(1871)年の廃藩置県の後、福井県(のち足羽県)と敦賀県が誕生。
 
明治6年には、足羽県と敦賀県が統合され、敦賀県が誕生しましたが、明治9年に石川県と滋賀県に統合され、敦賀県は消滅。
 
そしてようやく明治14(1881)年に、石川県・滋賀県より、坂井・吉田・足羽・大野・丹生・今立・南条・敦賀・三方・遠敷・大飯郡が統合し、現在の福井県が誕生しました。
 
それから143年。
 
福井県の「ふるさとの日」である今日は、郷土の枠を「敦賀市」から「福井県」に広げ、新幹線時代の幕開けとともに、今後のさらなる発展を期する次第です。
 
また、さらに郷土から視野を広げれば、今日は「※北方領土の日」であります。
 
※2月7日は1855年に日露間の国境を択捉島とウルップ島の間に定めた「日魯通好条約」が調印された日であることから、政府が1981(昭和56)年に「北方領土の日」と制定。
 
東京での単身時代には毎年、北方領土返還要求の全国大会にも参加をしてきたところですが、択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島からなる北方四島は日本固有の領土。
 
昭和20年夏の終戦時、当時のソ連が日ソ中立条約を破って侵攻し、火事場泥棒的に占領したうえ、今もロシアが不法占拠していることを忘れてはなりません。
 
そのロシア。
 
先月には、メドベージェフ露国家安全保障会議副議長は岸田首相の施政方針演説を受け、SNSへの投稿で「我々にとって日本国民の北方領土への感情などどうでもよい。それを悲しむサムライは日本の伝統的な方法で自決すればよい。そう、切腹だ」と言い放ちました。
 
火事場泥棒をしておきながら、日本、そして日本人を愚弄する発言は許されまじであり、我々は怒りの感情を持つべきと考える次第です。
 
一方、北方領土に関する内閣府の直近の世論調査では、ロシアが不法占拠している現状について「知らない」と答えた若者(18~29歳)が47%もいたとのこと。
 
すなわち、日本の主権が侵害された問題が風化しつつあることを表すものであり、今日の「北方領土の日」を機に、この問題を思い返し、四島返還を実現するとの国民総意を確認する日にせねばと考えます。
 

【平成29年に参加した「北方領土返還要求全国大会」の様子。演壇に立っているのは故安倍晋三元総理大臣。】
 
日本人がこれをなし崩し的に許せば、南方の尖閣も、同じように奪われかねません。
 
最後になりますが、2月7日は私の誕生日でもあります。
 
誕生日と重なることもあり、自分に出来ることは、こうした現実や思いを一人でも多くの方に広げることと、毎年この日のブログに書いています。
 
お読みいただいた方には是非、そうした点をご理解いただき、さらに多くの方にお伝えいただれば幸いに存じます。

ふたつの首長選挙と政治への信頼

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日曜日は選挙の投開票日。
 
注目の選挙が続くなか、昨日は前橋市と京都市で首長選挙が行われました。
 
まず、事実上の与野党対決の構図となった前橋市長選挙は、無所属の新人で野党系が支援した小川晶氏(41)が、自民党と公明党が推薦した現職を破り、初めての当選を果たしました。
 
過去に福田赳夫氏、中曽根康弘氏、小渕恵三氏、福田康夫氏の4人の総理大臣を輩出し、「保守王国」と呼ばれる群馬の政界における野党系の勝利、さらには市が始まった132年前の1892年以来、初めての女性市長誕生とあり、今後の市政運営に注目するところです。
 
また、16年ぶりに新人同士の争いとなった京都市長選挙は、自民党、公明党、国民民主党、立憲民主党が推薦した元官房副長官の松井孝治氏(63)が初当選。
 
17万7454票を獲得した松井氏に対し、次点の福山和人氏は16万1203票。
 
まさに激戦を制した形ですが、非共産の松井候補の勝利に安堵した次第です。
 
今回の選挙で松井氏は、観光客が集中することで様々な弊害が出る「オーバーツーリズム」への対策にも取り組むことのほか、京都市と京都府の連携強化の必要性などを訴えましたが、大阪と並ぶ関西の二大拠点として、3月16日の北陸新幹線敦賀開業以降の延伸に関しても、高い関心をもって取り組んでいただきたいと願う次第です。
 
なお、2つの選挙の投票率は前橋市が39.39%(前回選挙より3.77ポイントダウン)、京都市は41.67%(前回プラス0.96ポイント)で、過半数どころか4割そこそこの数字。
 
全体的な傾向として、改めて、政治への関心の低さを危惧する次第です。
 
なお、福井新聞によれば、昨日は自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティー裏金事件を受け、同党福井県連が、県連所属の国会議員による県内党員向けの説明の場を福井市内のホテルで開催。
 
出席した国会議員4氏(滝波宏文氏は欠席)「政治不信を招いた」などと謝罪があったものの、身内の党員から厳しい声が噴出した。
 
各議員は一様に頭を下げて「襟を正す」「初心に返る」と殊勝な言葉を口にしたが、逆風は強く、失われた信頼回復は容易ではないとの記事がありました。
 
「政治屋は次の選挙を考え、政治家は次の時代を考える」
 
「政治への信頼」と聞いて思うのは、私自身、選挙の時にも使った、アメリカの聖職者ジェイムズ・フリーマン・クラークの言葉。
 

 
国民が辟易としているのは、議員が前者に映るからであり、真の信頼回復に向けては後者、しかも国家、地域とはどうあるべきか崇高な理念をもたねばならぬと、今一度、胸に叩き込むところ。
 
本日は(も)、話しが上手くまとまらず恐縮ですが、そうした思いのもと、この後は恒例の週始め街宣に行ってまいります。

国民民主党が「『令和の政治改革大綱』策定に向けて」を公表

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昨朝は、恒例の週初め街頭活動。
 
土日の天気から一転、雲ひとつない青空のもと、北陸新幹線開業に向けた動きや能登半島の災害ボランティアが活動開始(一部市町にて)したこと、さらには国民民主党が野党3会派共同で衆議院に提出した「被災者生活再建支援法改正案」の紹介など、約30分マイクを握りました。
 
また、先週からは各職域での活動報告会を開催しています。
 
大雪の関係で日程を変更した部所もあるものの、お昼休みの時間に関わらず多くの方に参加いただき心から感謝。
 
こちらの報告会では、自身の議会活動や市政のトピックスに加え、献身的に能登の停電復旧にあたる電力関連産業の仲間の皆さんのこと、志賀原子力発電所を巡る偽情報に対する組織内国会議員、北陸電力、電気事業連合会の対応などについても共有。
 
「職場の声は活動の原点」と言いながら、意見交換の時間が毎回わずかしか取れていないのが反省点ではありますが、以降も職場の皆さんとの相互連携に努めるとともに、総じて申し上げれば、政治や議会への関心を高めていただけるよう、コツコツと続けてまいる所存です。
 

【敦賀発電所での報告会の様子】
 
さて、街頭でも少しお話ししている「政治とカネ」の問題」に関しては昨日、衆参両院で予算委員会が開催され、自民党派閥のパーティー収入不記載事件を受けての政治資金問題に関する集中審議が行われました。
 
なお、通常国会で首相による施政方針演説の前に集中審議が行われるのは異例のことだそう。
 
岸田首相は冒頭、「国民の信頼を損ねる大変深刻な事態を招いていることについて、自民党総裁として心よりお詫びする」と述べたうえ、昨年12月に安倍派(清和政策研究会)の松野博一前官房長官ら4閣僚が辞任したことについては「任命責任者としての責任を重く受け止めている」と説明。
 
また、その後の質疑応答の中では、「党として実態解明に取り組まなければならない」と述べ、党幹部に対し、関係者に対する事情聴取を行う枠組みの作成を指示したことを明らかにしました。
 
すべての質疑に目を通した訳ではありませんが、これに関しては、各党から様々な視点から追及があり、派閥から渡した金の位置付け(議員個人に対してか否か)によって政治資金規正法に抵触するのではないか、キックバックされた金が政治活動に使われたのかどうかの証拠もないのに何故是とできるのか、派閥の解消や今後の対策よりも実態解明が先だなど。
 
多くの国民の皆さんが「説明不足」と感じていらっしゃるよう、私も昨日追及された点に関しては「仰る通り」と拝聴した次第です。
 
なお、「政治への信頼」との関係性を考えれば、本件を単なるスキャンダルや政争の具に終始してはいけないと思う次第であり、問題の追及と並行して再発防止を含めた対案を講ずることがまた「政治の役割」と考えるところ。
 
26日に国民民主党は、今回の問題に止まらず、また批判や追及のみに明け暮れることなく、平成に行われた政治改革の検証を行い、それを踏まえた新たな「令和の政治改革大綱」を取りまとめ、その実現によって国民の政治に対する信頼を一日も早く取り戻すことをめざすとした「『令和の政治改革大綱』策定に向けて」を取りまとめ、公表。
 
まずは「政治と金」の問題に関する政治資金改革案の方向性を指し示したうえで、それに続いて政党、選挙制度、国会の三つを大きな柱とする改革案を速やかに検討し、提示するとしています。
 
サブタイトルは”~「正直で偏らない現実的な政治」を実現する~”
 
これまで何度も聞いたフレーズかもしれませんが、これがなければまさに「信なくば立たず」。
 
今後の動向に注視いただくとともに、有権者の皆様におかれては、関係の浅い、深い、支持している、いないに関わらず、政党や政治家に対する(もちろん私に対しても)厳しいチェックをお願いいたします。
 
 →国民民主党HP「『令和の政治改革大綱』策定に向けて」はこちらからご覧ください

竹詰ひとし議員が能登半島地震への対応について質疑

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名神高速道路関ケ原インターチェンジ(IC)付近で24日9時過ぎに発生した大雪による車の立ち往生。
 
これに中日本高速道路のほか、岐阜県から災害派遣要請を受けた陸上自衛隊が懸命の除雪を続け、25日4時ごろ、全面的に解消したとのこと。
 
高速道路での立ち往生といえば、3年前の1月に福井県で発生した事例が記憶に新しいところですが、大動脈の通行止め解除にひとまず安堵した次第です。
 
また、敦賀市においては一昨晩、6時間に30センチの降雪を観測したため「顕著な大雪に関する気象情報」が発表されたほか、終日「大雪警報」が続きましたが、結果して積雪量は35センチ程度で大きく変わらず。
 
大雪警報については24日21時12分に、これらに伴う北陸自動車道や国道8号線なども昨日のうちに解除となり、難を逃れた次第です。
 
とはいえ、本日も雪マークは続いており、危機に備える行政ならびに除雪対応にあたる建設業者を始め、関係者の方々の気苦労は絶えないかと思いますが、引き続いての対応をお願いするところです。
 
さて、今季一番の寒気に、またもや自然の脅威を感じる次第ですが、昨日は、能登半島地震発生以降初めてとなる国会が開かれ、衆参両院の予算委員会では、与野党から政府の地震対応に関する苦言や要望が相次ぎました。
 
そうしたなか、参議院では、国民民主党の竹詰ひとし副幹事長(電力総連組織内国会議員)が同予算委員会で能登半島地震への対応について質疑。
 

【参議院予算委員会で質問する「竹詰ひとし」議員】
 
竹詰議員はまず、林官房長官が「志賀原子力発電所で火災が発生した」と発言し、その後訂正などを行っていない点を指摘。
 
「総理に伺うが、志賀原子力発電所では火災は発生していない、放射線に関わるトラブルは発生していないということで間違いないか」との質問に対し、総理からは「火災は発生していないと確認している。また、原子力規制委員会において、今回の地震により放射性物質の漏洩など安全に影響のある事態は起きていないとされたと承知している」との答弁。
 
これに関しては、官房長官自らが偽情報を流しているようでは話しにならないため、以降、厳に正確な情報の発信をお願いするところです。
 
続いて停電復旧について、土砂崩れや倒木、道路渋滞によって必要な重機を現場に送れなくなっている現状や、現地に入るまでに時間がかかっているという作業員の声を紹介した上で、岸田総理に停電復旧に関わる現状と課題の認識を質しました。
 
総理からは「道路網の寸断により復旧のための調査や資機材の投入が困難な箇所が多数あり、停電復旧の課題となっている。国としても引き続き早期復旧のため全力を尽くす」との答弁がありました。
 
能登半島の停電に関しては、最大約33,800戸あったところが、今朝時点では約4,200戸にまで減少。
 
現地では、北陸電力送配電を中心に、沖縄電力以外の電力会社が集結し必死の対応を行なっているにも関わらず、「復旧が遅い」などの実情を知らぬ声に、現場の忸怩たる思いを代弁したものと受け止めた次第です。
 
竹詰議員の質問を聞いて思うのは、特に原子力や停電復旧にあたっている皆さんに対し、詳しい事情も知らぬ第三者が感覚論で、評論家のように意見することは厳に控えていただきたいということ。
 
さらに、イデオロギーを持ち込み、批判のために災害を利用するなどもってのほかであることに加え、そうした言動は、未曾有の災害から復旧をし、再び立ち上がるのに障害にしかならないと、私もここで申し上げておきます。

「寺門さだのり」3期目の当選!ご支援に感謝!

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16日(火)に告示された東海村議会議員選挙。
 
定数18に対し、新人5人を含む20名が立候補した選挙は昨日投開票を迎え、原電総連組織内候補(連合茨城推薦)の「寺門さだのり」候補が見事、887票を獲得し、3期目の当選を果たすことができました。
 
ご支援いただいたすべての皆様に心より感謝申し上げます。
 

【3期目の当選を決め、万歳三唱!(左から寺門候補、後援会長、奥様)】

【湧き上がる会場】
 
また、後援会活動から選挙まで、寺門候補を支えていただいた、地元外宿の皆様、連合の各支援産別の皆様、そして何より若いパワーで盛り立ててくれた原電総連選対の皆様、本当にお疲れ様でした。
 
同じ、原電総連組織内議員として、重ねて感謝いたします。
 
この開票へは、私も見守りのため現地に行ったところですが、聞くところによると、選挙戦最終日から続く雨は激しさを増し、昨日日中は暴風雨だったとのこと。
 
こうなると、気になるのが「投票率」ですが、選管発表によれば、50.24%(前回53.02%)で過去最低だったとのこと。
 
投票率の低下は全国的な傾向とはいえ、東海村でもそうかとやや残念でしたが、「たられば」を言えば「天気が良ければ…」。
 
いずれにせよ、政治や議会に対する関心をいかに高めるかが課題と改めて認識した次第です。
 
また、寺門候補が選挙戦で訴えたのは、地元外宿を通る国道6号線の二車線化や買い物ひとつにも支障を来たしている郊外インフラ拡充、そして東海第二発電所の再稼働前進などでしたが、原子力に関しては地元新聞によれば、再稼働を巡り、賛成派が少なくとも11人となり、過半数を維持したとのこと。
 
最大会派「新政とうかい」(寺門も所属)の現職候補は、選挙戦でも再稼働推進を主張。
 
立候補した同会派9人中8人が当選したことに加え、初当選した新人5人のうち3人も安全確保を前提に再稼働を容認する立場を示しており、賛成派が議会の過半数を維持することになったとありました。
 
東海村議会では、昨年12月の議会において、東海第二発電所の早期再稼働を求める請願を賛成多数で採択しており、今後は選挙を経た議会構成のもと、周辺自治体議会とも連携を図り、前に進めていただきたいと思う次第です。
 
いずれにしても、東海村は敦賀と同じく、半世紀以上に亘り、原子力と共存共栄してきたまち。
 
3期目を迎える寺門先輩とは、同じ組織内議員として引き続き連携を図るとともに、東海第二ならびに敦賀発電所2号機が再稼働を果たすことは、村政・市政の発展のみならず、日本の将来にも通ずるものとの自負を持って、一緒に頑張っていく所存です。
 
結びに、全力で駆け抜けた寺門先輩、大変お疲れ様でした。
 

【当選の後、寺門先輩と。前回得票を伸ばしての当選。本当良かった。】

東海村議会議員選挙「寺門さだのり」候補に最後の力を!

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自民党派閥のパーティー収入不記載事件で、東京地検特捜部は安倍派、二階派の会計責任者らを政治資金規正法違反(虚偽記入)罪で在宅起訴し、岸田派の元会計責任者を略式起訴。
 
安倍派の2議員も刑事訴追されました。
 
一方で、刑事告発を受けていた安倍派幹部7人らの立件見送が報じられているほか、岸田首相と二階元幹事長は、それぞれ自派閥を解散する意向を表明、安倍派も解散を決めたとあります。
 
事件はこれで一区切りのように映りますが、これで多くの国民が納得するはずはなく、岸田首相が「信頼回復のために、火の玉となって自民党の先頭に立つ」と述べた意味が、派閥の解消にとどまらず、連座制の導入など政治資金規正法の改正がされるか否かに焦点が集まるところ。
 
これに対し、国民民主党は、やはり政治資金規正法を改正し、法の「抜け穴」を塞ぎ、会計責任者だけでなく政治家本人の責任も問えるようにしなくてはならないとし、党としての改革案「政治資金改革5本柱」を取りまとめています。
 
5本柱の項目は以下のとおり。
 
1.政治資金パーティーの規制強化(寄附と同等の規制を導入)
2.議員の厳罰化及び政党助成金の減額・停止
3.収支報告書の透明性強化及びDX化
4.旧文通費と政策活動費の透明性強化
5.独立監督機関の創設
 
各項目の詳細は、以下、玉木雄一郎代表のXポストをご覧ください。
 
→政治資金改革に関する玉木雄一郎のXポストはこちら
 
なお、他党においても対策案が挙げられているところですが、政治への信頼を回復するため、事件の発端となった自民党自体が、より踏み込んだ決断をされるよう求める次第です。
 
さて、「政治と金」と同じく、クリーン且つ透明性が求められるのが「選挙」。
 
先日ご支援のお願いをしました「東海村議会議員選挙」は本日、選挙運動ができる期間の最終日を迎えました。
 
16日に告示されたこの選挙には、定数18に対し、新人5人を含む20名が立候補。
 
1月の東海村は「痛い」ほどの寒さであり、窓を開けた街宣車で5日間走るだけでも相当な体力を消耗すると推察されるところ、少子高齢化や地域福祉、公共交通のあり方を始め、東海第二発電所の再稼働などの地域課題を争点に、東海村の将来を懸けて熱戦を繰り広げる各陣営の皆様に敬意を表する次第です。
 
その候補の一人として戦うのが、会社や労働組合役員のわが先輩であり、原電総連組織内議員として同じ志をもって活動してきた「寺門さだのり」候補。
 
2期8年の実績はもとより、実直なお人柄、協調を図りながら政策を前に進める力は周囲も認めるところであり、もはや東海村議会には欠かせない存在と言っても過言ではないと思います。
 
そんな「寺門さだのり」候補ですが、先に述べたよう、新人5名が出馬するなど大変な苦戦を強いられており、本日最終日も必死の追い上を図らねばなりません。
 
声を枯らして訴えを続ける「寺門さだのり」候補を、何としてでも議会に送るべく、東海村にお住まいの方はもとより、東海村に知人・友人などいらっしゃる方はぜひ、力をお借りできますよう伏してお願いいたします。
 

【投票日は明日1月21日(日)!必勝「寺門さだのり」候補!】

東海村議選スタート!「寺門さだのり」候補に「1票」を!

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6千人余が犠牲となった阪神大震災から今日で29年。
 
高速道路が横倒しになった映像が象徴的であったよう、都市インフラは崩壊、約63万棟の住宅が被害を受けたうえ、神戸の街は炎に包まれました。
 
しかし、ボランティア元年とも言われたこの震災では、1年で延べ約137万人がボランティアとして活動し、物理的な支援だけでなく、被災者の心のケアを含むきめ細かな救援活動は復興が進んだ後も続けられ、人々は力を合わせてがれきと化した街を復興しました。
 
奇しくも能登半島地震と重なるなか迎えた29年目ですが、大災害の記憶を風化させないこととともに、復興を遂げた人間の力を勇気に変え、私たちも立ち上がらねばと思う次第です。
 
さて、能登の復旧・復興に向けてはまさにこれから戦いと言えますが、同じ戦いでもこちらは選挙。
 
「東海村議会議員選挙」が昨日が告示され、いよいよ戦いの火蓋が切られました。
 
この選挙には、3期目をめざす原電総連組織内候補の「寺門さだのり」候補が立候補しており、私も激励のため現地入りしたところですが、無事に立候補手続きを終え、届出順は「3」。
 
公営掲示板にも早速、ポスターが掲示されました。
 

【掲示場所は、投票日表示真横の目につくグッドポジション!】
 
10時30分から行われた出陣式には、石神外宿を中心とした地元の皆さん、浅野さとし衆議院議員(茨城5区)や堂込まきこ参議院議員を始め各級議会議員、さらには連合茨城の各支援産別の皆さんなど、多くの支援者が集うなか、「寺門さだのり」候補から力強い選挙戦への決意を訴えた後、元気に街宣に出発しました。
 
<出陣式スナップ>

【多くの支援者にお集まりいただいた出陣式会場】

【選挙戦に向けた決意を訴える「寺門さだのり」候補】

【皆の思いを一つに!ガンバロウ三唱!】

【第一声はご自身から。5日間の街宣にいざ出陣!】
 
なお、応援弁士としてご挨拶された浅野さとし衆議院議員は、ご自身のSNSで、この選挙戦の争点を以下のように述べています。
 
以下、浅野議員のFacebookより引用。
 
私が考える東海村議会議員選挙の争点は大きく分けて3つあり、1つ目はこれからの村の子育て施策の在り方、2つ目は、超高齢化社会に備えた地域交通の在り方、そして、最後の3つ目は、東海第二原子力発電所の再稼働に対する考え方です。
 
前回までの選挙戦と明らかに異なるのは、今回の選挙では、各候補者がこれらの各争点に対して自らの考え方をこれまで以上にはっきり述べている点だと思います。
 
有権者の方々には、ぜひ各候補者の主張を聞いていただき、これからの東海村のより一層の発展のためにはどのような選択肢が望ましいのか、投票によって皆様のお考えを表明していただきたいと願っています。
(引用終わり)
 
ややもすると、3つ目の「東海第二再稼働の是非を問う」選挙となりがちですが、地方議会選挙をいわゆる「ワンイシュー」を掲げて争うことにしてはいけないと、私も共感するところであり、浅野議員の的確な視点を念頭に、東海村のこれから、将来を託す選挙にしていただきたいと思う次第です。
 
なお、昨日17時で立候補受付を締め切り、定員18に対し、現職15人、新人5人のあわせて20人が立候補する選挙戦となりました。
 
投票日は1月21日(日)。
 
同じ原電総連組織内議員であり、会社、労組役員としても大先輩の「寺門さだのり」候補は、私にとって常に志をともにする大事な存在。
 
東海村にお住まいの方におかれましてはぜひ「寺門さだのり」に「1票」を、東海村に知人・友人などいらっしゃる方はぜひ「寺門さだのりをよろしく」とお声掛けいただけますよう、伏してお願いいたします。
 

【出陣式前に記念撮影。必勝!寺門さだのり先輩!】

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