天皇陛下即位から5年

ブログ 人生観

毎週続けている、月曜朝の街宣活動。
 
今週は、月曜日が祝日であったことから昨日にスライドし実施しました。
 
ゴールデンウィーク期間中ではあったものの、感覚的に交通量はさほど変わりませんでしたが、最近変化を感じるのは通学する高校生。
 
付近を自転車で通過する際はマイクを止め、「おはようございます」と声掛けしていますが、最近、ハニカミながらも笑顔で挨拶を返してくれる学生が増えてきたような。
 
週一回とはいえ、顔を合わせることによって生まれるコミュニケーションを嬉しく感じた次第です。
 
さて、昨日は自身の議員活動が「平成最後の日」から始まって5年経過したと書きましたが、今日5月1日は「令和最初の日」から5年となります(当たり前のことで恐縮です)。
 
即ち、天皇陛下が即位されてから5年を迎えたことになりますが、この間、未曾有の新型コロナウイルス感染を始め、最近では能登半島地震に至るまで、国と国民の安寧を祈り、さまざまなお務めに励まれてきた陛下に深く感謝申し上げます。
 
元号を「令和」に改め、5年前に即位された陛下は第126代天皇にあたり、戦いや争いで時代が変わるのでなく、粛々と厳かに皇位継承されてきたのが日本。
 
なお、初代の神武天皇から2600年余を超えて「万世一系」で続く、世界で最も古くから続く国が日本です。
 
また、即位された令和元年の今日、雨が上がり、東京の空に虹がかかる、どこか神秘的な雰囲気のなか執り行われた「即位礼正殿の儀」、また「即位後朝見の儀」で述べられた陛下のお言葉は、まさに我が国の歴史と文化の尊さを表しており、国民のひとりとして、この国に生まれたことを幸せに、そして誇りに感じたことを思い返す次第です。
 
その陛下、今年初めに起きた能登半島地震では被災者の身を深く案じ、皇后様とともに、3月と4月に被災地を訪問されたほか、日常の公務も多忙で、昨年1年間に署名、押印された政府関連の書類は895件、各界の識者や外国要人らとのご会見や茶会、晩餐などの行事も昨年は皇居で240件も行われたとのこと。
 
天皇は、憲法第1条で「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」と定める日本の立憲君主の立場ですが、こうしたお役目を全身全霊で取り組まれていらっしゃることに、重ねて感謝申し上げます。
 

【令和5年の天皇誕生日 一般参賀にお出ましになられる天皇皇后両陛下(宮内庁HPより引用)】
 
歴史が証明するよう、天皇の祈りと、それに対する国民の感謝は、皇室を軸とする国民の結束につながります。
 
歴代の天皇と国民が守ってきたこの国柄を、私たち世代も守っていくためには、皇位継承の正統性(男系(父系)継承)を保っていくことが極めて重要であり、初代天皇から続く継承の経緯を思い返すとともに、国難や外乱があろうとも、この令和時代、そしてその先も脈々と日本国家が続くことを願う次第です。