今国会初の党首討論

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実はここ数日、何かと悩ましい、あるいは対応に苦慮する相談事が続いていたところ。
 
当事者と一緒にお話したり、間に入って(緩衝材的に)調整をしたり。
 
話してみて双方が満足する結果が得られることは稀なのかもしれませんが、一つづつ丁寧に、まずは互いの言い分を聞くことで解決の糸口や落とし所は見つかるもの。
 
とりわけ、以前に片方の話しか聞かず対応し、大いに反省した経験がある私にとって、二の轍を踏まぬよう、その点は重々留意しながら、今後も対応してまいる所存です。
 
さて、こちらは公の場で、互いの考えを言い合う場。
 
昨日は、今国会初となる「党首討論」が行われました。
 
そもそもこの党首討論は、英国議会の「クエスチョンタイム」を参考に、試行を経て、平成12年に正式導入されたもので、内閣の基本政策などが取り上げられ、首相が質問に答えるだけでなく、野党党首に逆質問したり反論したりすることができるのが特徴。
 
過去には、民主党政権下の平成24年11月の党首討論において、野田佳彦首相が衆院解散表明にまで至った自民党の安倍晋三総裁との討論が記憶に残るところです。
 
一方、英国議会の例は“二大政党制”が前提であるのに対し、野党が多党化している日本においては持ち時間が細分化され、ただでさえ短い計45分間という討論時間を過去最多となる6人の野党党首に割り当て。
 
会派の所属人数などで決まる持ち時間は、国民民主党の12分が最長で、最短はチームみらいの3分でした。
 
石破政権下では討論時間を80分間に延長したり、夜間帯開催も試みたりという事例もありましたが、党首が直接討論すること自体には大いに意義があると考える一方、二大政党制という前提が異なる状況において、本質的な討論をする上で、この手法が当てはまるのかな?と感じた次第です。
 
前置きが長くなりましたが、党首討論でトップバッターに立った国民民主党の玉木雄一郎代表は、冒頭、訪韓を終えた高市総理に対し、「お疲れさまでした。素晴らしい外交成果だと思います。(中略)高市総理の外交的リーダーシップを高く評価し、心から敬意を表したいと思います。」と労いと評価の言葉を述べた後、補正予算について以下質問。
 
やり取りの文字起こしは以下のとおり。
 
<玉木代表>
イラン情勢の緊迫化に伴って、国民経済、国民生活、不安定かつ不透明感が漂っています。我々国民民主党は、3兆円程度の補正予算を含む緊急経済対策を取りまとめ、先般、片山大臣にも申し入れにまいりましたけれども、ガソリン代の補助の延長、あるいは夏場の電気代、ガス代対策など、3兆円程度の補正予算を速やかに編成すべきだと思いますが、高市内閣の補正予算編成に向けた方針を伺います。
 
<高市総理>
規模感、そしてまた具体的な内容についてはまだ申し上げる段階にはございませんけれども、おそらく玉木代表と同じように国民生活を守る。そして経済活動を守る。
こういったことで、今のまだ執行中である令和7年度の補正予算ですとか、令和8年度の当初予算で動き出しているものもございます。予備費もございますが、こういったもので万が一対応ができなくなったときに備えて、主に現在の中東情勢等に対応する、そういった形の補正予算案を検討したいと考えております。
 

【党首討論で質問する玉木代表】
 
なお、12分間のやり取りは、国民民主党ホームページに全文掲載、または党公式YouTubeでも配信していますので、ぜひご覧いただければ幸いです。
 
 →『国民民主党 党首討論 全文書き起こし』はこちら
 
余談ですが、持ち時間に関しては、今回のチーム未来と同様、国民民主党においても「3分」という時もあったとのことで、その際、榛葉幹事長からは「カップラーメンもできねーじゃねえか」との言葉があったそう(玉木代表のXより)。
 
昨日の12分が満足な時間とは言えないものの、党勢拡大、議員を増やすことはこうした点にも関わってくるものと、あらためて認識した次第です。
 
話をつなげ、「満」の文字といえば、今日は二十四節気の「小満(しょうまん)」。
 
小満には、あらゆる生き物が勢いよく成長して生命力に満ちるという意味があり、また秋にまいた麦などの作物が実る時期であり、農家が「小さく満足する」ことから「小満」と呼ぶようになったという説も。
 
政治や人生とかければ、この「小さな満足」を得ていただけるかどうか、またその積み重ねが地域の人々の豊かな暮らし、一人ひとりの充実した人生につながるものと、日々の活動、そして自身の研鑽にも尽力する次第です。