ゴールデンウィーク明けに気をつけたい「五月病」

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このゴールデンウィーク(GW)期間中も関係なく業務にあたっていただいた方、あるいは最大12連休でまだお休みが続いている方を除いては、今日からお仕事。
 
暦通りの学校もそうでありますが、それぞれ連続休暇を楽しまれ、リフレッシュされた後の通勤、通学になろうかと。
 
どちらかといえば“体育会系”の私としては、「さぁ今日から張り切っていきましょう!」と言いたいところでありますが、その言葉は控えた方が良いよう…というより、控えるべき。
 
その理由は、「五月病」(ごがつびょう)。
 
といっても医学的には「五月病」という正式な病名はなく、主にストレス源を要因とする「適応障害」の一種とある訳ですが、日本医学予防協会によれば、そもそもこの時期は、「春は1年のうちで寒暖差が一番大きく、気温の変化に対応するため、身体は交感神経の働きが優位な状態(緊張状態)が続きやすくなります。この状態では、疲れがたまりやすい、免疫力が下がる、胃腸の働きが落ちる、肩や腰が痛くなる、身体が冷える、寝つきが悪くなるなどの症状があらわれやすくなります。」とし、“春は自律神経の乱れに注意”する必要があるのだそう。
 
こうした身体の状態に加え、意識するしないに関わらず、心身のストレスが重なるのが「五月病」。
 
調べてみると、ヒットしたのは「協会けんぽ」のホームページで、次のように解説されていました。
 
<五月病の原因とは?>
五月病の原因は、春の気候や生活リズムの変化です。気温の変動で体調が崩れやすく、生活リズムが乱れると睡眠不足に陥ります。このような状況が続くと、体も心も疲れやすくなり、五月病を引き起こす原因となります。さらに、4月の環境変化によるストレスや疲れも影響しています。5月の連休で、長期間の緊張から解放されると、心や体の疲れが出て、やる気が低下し、五月病を引き起こすことがあります。
そのため、早めに気づき、適切な対策を取ることが重要です。たとえば、十分な休息を取ることや、リラックスする時間を確保することが大切です。また、無理をせずメンタルヘルス支援などの専門家に相談することも検討しましょう。五月病を放っておくと、うつ病や適応障害に進行することがあるので注意が必要です。
また、周りにそのような方がいないか、気を配ってあげてください。
 

【協会けんぽホームページにあった、4コマ漫画の1コマ(抜粋引用)】
 
また、<五月病を防ぐためのポイント>としては、
 
セルフチェックを行う:自分が頑張りすぎていないか、疲れがたまっていないかをこまめに確認しましょう。
適度な運動:ウォーキングやストレッチなど、日常的に体を動かすことで気分転換・リフレッシュを図りましょう。
ストレス発散方法を見つける:趣味でリラックスする時間を作ったり、お風呂でゆっくりしたりして、日々のストレスを発散しましょう。
自分への期待を調整する:新しい環境に慣れるには時間がかかります。無理せず、少しずつ慣れていくことを受け入れて、自分へ期待しすぎないようにしてみましょう。
周囲のサポートを受ける:調子が悪いと感じたら、家族や友人に話して気持ちを軽くしましょう。また、職場や学校のメンタルヘルス支援、働く人のメンタルヘルス「こころの耳」を利用するのもひとつの方法です。
 
 →協会けんぽHP『5月 ゴールデンウィークから初夏にかけて気をつけたい「五月病」』はこちら
 
うつ病と症状が似ているため混同されやすいですが、5月病(適応障害)の場合、進学や就職、異動など環境の大きな変化によるストレス源そのものが取り除かれると、良くなることが多いのも特徴ともあります。
 
ついては、上記4番目のポイント「自分への期待を調整する」にあるよう、「早くなじまないといけない」「完璧に仕事をこなそう」と過剰に適応しようと必死になり、心身のエネルギーを消費することを避けることが特に大事かと思います。
 
心理学でいう「燃え尽き症候群」(バーンアウト)、つまり「ガソリン切れ」の状態にあるとも例えられますので、「調子が出ないな」「やる気が出ないな」という自覚症状のある方は、決して自分を追い込み過ぎることなく、無理せずに。
 
また、そうした雰囲気や態度が見受けられた場合に、職場などで「しっかりしろ」「長く休んだ分頑張れ」などの声かけはもってのほか。
 
職場内では、「五月病」の特徴を共有の上、個々人のGW前との変化を注意深く見守って、そのストレスが少しでも和らぐよう配慮、対応していきましょう。
 
職場や学校の大切な仲間の、一時の「五月病」が「万病」とならないように。