6月定例会に向けた議会運営委員会を開催

ブログ 敦賀市議会

早いもので今日から6月。
 
ネットを検索すると、本日6月1日は気象記念日だそう。
 
1875年のこの日、東京・赤坂葵町に、日本初の気象台「東京気象台」が設置され、東京で気象と地震の観測が開始されたことを記念し、1884年に制定。
 
その後、1887年には「中央気象台」、1956年には「気象庁」と名前を変え現在に至るとあり、また1884年のこの日に、日本で最初の天気予報が出されたそうで、その予報は「全国一般風の向きは定まりなし、天気は変り易し、但し雨天勝ち」という非常に曖昧なものだったとありました。
 
この程度の予報であれば、あってもなくても変わらないように感じますが、時を経て思えば、現在の予報精度の高さといったら飛躍的な気象技術の進歩ですね。
 
いよいよ出水期に入りますが、こうした精度の高い予報を防災に生かしていくことが、現在に生きるものの使命のように感じるところです。
 
さて、敦賀市議会に話しを移しますと、こちらは6月7日の定例会開会に先立ち、昨日は招集の告示。
 
併せて、定例会に向けた議会運営委員会が開催されました。
 
配布された市長提出議案は、補正予算関係が3件、条例改正関係が5件、指定管理者指定関係1件、市有財産の処分などその他4件の計13件、また専決処分など報告事項が11件。
 
報告事項以外の議案はそれぞれ、各常任委員会に付託のうえ審査がされます。
 
議案の詳細は、機を見てご紹介していきたいと思いますが、私を始め複数の議員が3月定例会でも意見提起した「コロナ禍を踏まえた中小企業支援」に関しては、一般会計補正予算の商工費に「中小企業者事業継続支援給付金」4億9669万4千円(うち国庫支出金2億618万3千円)が計上されており、市内の中小、個人事業主からの声も踏まえてご判断されたことと評価をするところです。
 
これ以外にも、このコロナ禍を乗り越えるための各種施策が散りばめられた議案となっていると受け止めることから、これまで同様、事前の準備のもと慎重審査・審議にあたる所存です。
 
また、今定例会までに提出のあった請願は3件。
 
うち、敦賀市区長連合会から提出された、請願3号「議員定数削減を求める請願」に関しては、私が紹介議員として署名をさせていただいているもの。
 
案件が案件だけに、私は紹介議員の立場として、昨日の議会運営委員会の場で請願趣旨並びに賛同した理由をご説明すべきとの考えのもと、暫しお時間を頂戴できないか意見しましたが、付託先委員会(議会運営委員会)で請願審査をする6月17日のほうが適切とのことで拝承。
 
これに関してはまた日を改めて、市区長連合会側の請願趣旨や覚悟を決めて紹介議員になった私自身の考え、理由を正確に委員の皆さんにご説明したうえで、一委員として審査に臨みたいと思います。
 
今定例会は、議員任期4年も折り返しを迎え、後半最初の定例会となります。
 
マラソンで言えば、ここからが勝負ですが、市政においてはコロナ禍においても北陸新幹線敦賀開業を始め、短中長とビジョンを据え、着実に物事を進めていく大事な時期となります。
 
私自身、スタートからコツコツと歩みを進めて参りましたが、後半戦に臨むにあたり、ここで今一度ネジを巻き直し、皆さんからのご意見、ご支援を力の源泉にして走り続けたいと思います。
 
皆さまにおかれましては引き続き、各議員の活動、議会の議論に関心を持ってご覧いただけますよう宜しくお願いいたします。
 

【昨日の早朝の風景。野坂山の右上、青空に浮かぶ月が神秘的でした。】