行動で示すのは「現実的な政治」「偏らない政治」「正直な政治」

ブログ 政治

終盤国会は昨日、衆議院は午後の本会議で、立憲民主党が提出した細田博之衆議院議長の不信任決議案ならびに岸田内閣不信任決議案を自民などの反対多数により否決しました。
 
この不信任案が提出されると委員会が全て停止するということで、昨日、18年間の議員生活最後の質問をされる予定であった電力総連組織内国会議員・小林正夫参議院議員(国民民主党)の質問機会(総務委員会)も今日に延期となりました。
 
本日の時間はまだ未定とのことですが、集大成となる質問のうち、「電力の安定供給確保について」では、原子力発電所の再稼働及びリプレースについて質すとのことであり、可能な限り参議院インターネット審議中継にて応援視聴したいと思います。
 
※投稿後追記
総務委員会における小林議員の質問時間は、本日14時25分〜15時10分までの45分間と決まりました。
 
 →→→参議院インターネット審議中継はこちら
 
さて、この内閣ならびに衆議院議長不信任案に対する国民民主党の国会対応については、玉木雄一郎代表が以下のコメントを出しています。
 
誤解なきよう全文を掲載しますので以下ご覧ください。
 
【玉木代表コメント】
昨日、細田衆議院議長および岸田内閣への不信任決議案が衆議院に提出され、本日の衆議院本会議において趣旨の弁明、討論、および採決が行われた。
 
議長不信任案については、その提出理由が、細田氏の選挙制度その他に関するこれまでの発言やハラスメントおよび公選法違反を指摘した週刊誌報道などを論拠としたものである。三権の長たる議長の立場にある者はその言動に重い責任を伴うことは当然である。一方、本決議案の内容がただちに不信任に値するのか、現時点において判断材料が十分に得られていないと判断し退席した。ただし、議長にかけられている疑惑については引き続き説明責任を果たすよう強く求めていく。
 
内閣不信任案については、依然として混迷を極めるウクライナ情勢、北朝鮮のミサイル発射など安全保障環境の緊迫化、コロナ禍、物価高騰など、国難ともいえる状況の中、 国民民主党が求めてきた原油高騰対策やヤングケアラー支援、カスタマーハラスメント対策などの重点課題が不十分ながらも前進を見ている状況もあり、政治空白を作るべきではないと判断し反対をした。
 
国民民主党として、引き続き国民生活に寄り添い、長い間停滞してきたこの国を再び前進させるため、「現実的な政治」「偏らない政治」「正直な政治」を行動として示していく。
 
以上が党を代表しての考えですが、所属議員である私の考えも全く同じであり、夕刻、地元粟野交番前の交差点で行った街頭報告でも、市議会定例会の状況に加え、我が党のこうした対応、考えについても述べた次第です。
 
通行中、手を振って応援してくれる方もいて大変元気が出た訳ですが、文字通り「現実路線の改革中道」を進む国民民主党。
 
本日は、「所得制限撤廃法案」を提出予定とのこと。
 
少数政党につき、こうした具体的な政策提言が新聞に取り上げられることが少ないのが悩みの種でありますが、「政策で国を動かす」との考えのもと国会議員の皆さんが奮闘されていますので、我が党の考えがより多くの方に伝わるよう、地方にいる所属議員の一人として、私もしっかりと行動で示してまいります。
 

【昨日は、2本ののぼり旗を使用しての街宣。少しづつでも政治に対する関心が高まるよう頑張ります。】

一般質問の発言通告完了!質問順は「1番」!

ブログ 敦賀市議会

6月15日の今国会会期末を前に最大の見せ場を作るべく、立憲民主党は昨日、衆議院に岸田内閣と細田衆議院議長に対する不信任決議案を提出。
 
不信任案を提出した立憲民主の西村智奈美幹事長は「岸田内閣は責任を果たしていない。異次元の物価高は政治がもたらした失敗作だ」と語気を強めたほか、週刊誌が報じた細田議長のセクハラ疑惑をもって「その任にあたらず」との理由で不信任を突きつけ、直後に控える参議院選挙になだれ込む算段のよう。
 
一方、同じ野党でも日本維新の会は、議長不信任案には採決時の退席で臨むものの内閣不信任案には反対するとし、馬場伸幸共同代表は記者団に「夏が来たら盆踊り。会期末には不信任」と立憲民主の対応を皮肉ったとあります。
 
そして我が国民民主党は、両不信任案に同調しない方針で、古川元久国対委員長は記者会見で「ただ出して姿勢を示すということでは従来の野党像から変わらない」と冷めた口調で語ったとあります。
 
以前に当初予算に賛成し、「それでも野党か!」、「自民に擦り寄るのか!」と揶揄された国民民主党の玉木雄一郎代表は、毅然と「我が党がより添うのは自民党ではない、国民だ」と主張しています。
 
批判ばかりの野党ではなく、現実路線の政策で対峙する政党が必要、国民が求めているのは「対決より解決」だと、私自身もこの週末、嶺南一帯で街宣してきましたが、この国会対応が国民の皆さんから見てどう映るか。
 
審判は、22日から始まる予定の参議院議員通常選挙にて仰ぐこととします。
 
さて、開会から3日目となる昨日、敦賀市議会は一般質問の発言通告締切を迎え、今回は14名の議員が質問に立つこととなりました。
 
私も午前中に通告のため議会事務局に向かいましたが、ちょうど先に通告されていた先輩議員から「早くに出す言うとったんちゃうんか」と揶揄われましたが、昨朝の私のブログで「早目の時間帯に提出しようと思います」との記載をご覧になってのこと。
 
確かに時計を見ると11時前でしたので、「仰る通り」と頭をかいた次第です。
 
書いたり消したりを繰り返した発言通告書ですが、その後、議会事務局のチェックを終え、無事に通告完了。
 
質問順を決める、敦賀市議会恒例の「ガラポン」を回すと、出た数字は「2」。
 
結果、「1」はどなたも出されなかったということで、私の質問順は「1番」となりました。
 
今定例会で代表・一般合わせ13度目の質問となりますが、トップバッターは令和2年第6回(12月)定例会以来2回目ということで、気負い過ぎず、肩の力を抜いて臨みたいと思う所存です。
 

【毎度この時期に登場する「ガラポン」。無心で回した結果はトップバッター。】
 
なお、肝心の質問項目は次の通り。
 
【やまたけ一般質問項目】
 
1.シビックプライドを醸成するまちづくりについて
(1)自然・歴史・文化
(2)鉄道と港
(3)北陸新幹線

 
これだけご覧になっても、さっぱりイメージできないかと思いますので、発言趣旨だけ全文掲載いたします。
 
【発言趣旨】・・・通告書に記載した内容を転記
 
現在本市においては、令和3年3月に策定された第7次敦賀市総合計画に、「次世代につなげる 夢と希望に満ちた 住みたくなるまち敦賀」との基本理念を掲げ、人口減少対策の推進を統一的な政策目標として取組みを進めているところですが、こうした理念や取組みの根幹を成すのは、市民ひとり一人の郷土への愛着と誇りにあると考えるところです。
つまりは、定住志向を高め、転出者を抑制する鍵を握るばかりでなく、「ふるさと」に対する市民のアイデンティティ、「まちを愛する心」を源泉としながら、この地に根ざした悠久の歴史や文化を掘り起こし、次代につなぐことこそ、真の持続的発展につながると考える次第。
そうした中、現在、北陸新幹線敦賀開業に向けた受け皿づくりやグリーン・デジタル社会など新たな取組みを進める一方で、まちづくりの根幹を成すこうした地域住民の思いがややもすると置き去りになっているのではと危惧するところであり、今回は「まちを愛する心」を育み、地域に貢献したいと思う気持ち、いわゆる「シビックプライド」を醸成するまちづくりについて、以下の視点から質問いたします。
 
このような趣旨のもと、
(1)では、敦賀のシンボルとも言える「名勝気比の松原」や「野坂山」の景観保護や健全な利用、歴史・文化の再発見、磨き上げについて。
 
(2)では、敦賀のまちの最大のコンセプト「鉄道と港」を象徴することになるであろう「金ヶ崎周辺施設整備基本計画」(SLや転車台活用)の実現に向けて、国際港を有していたからこそ生まれた史実「人道の港」を市民の誇りとするための方策について。
 
(3)では、2024年春の北陸新幹線開業に向けた取組みに特段傾注する時期であることは認識したうえで、新幹線は「目的ではなく手段」であることを思えば、開業後、自分達の住みやすさや生活の利便性向上につなげることが、新幹線があるまちの本来のあり様と考え、開業効果を市民の皆さんが実感できるような取組みについて。
 
ざっくり各項目の趣旨を述べましたが、いずれの取組みもすべて「敦賀を愛する気持ち、自ら貢献しよう」という「シビックプライド」につながることと、日頃から私自身考えていたこと、市民の皆さんから伺った声を踏まえ、取り上げたものです。
 
なお、質問にあたっては「現場第一主義」のもと、それぞれの現場確認はもちろんのこと、関係者へのヒヤリング、とりわけ新幹線に関しては県外の議員にも聞き取りを行っていますので、よりリアリティある議論の場となればと思う次第です。
 
来週6月14日(火)から16日(木)に掛けて行われる一般質問。
 
トップバッターである私の出番は、14日(火)10時からとなりますので、議場での傍聴、或いはRCN議会チャンネル、敦賀市議会インターネット放映などにてご覧いただければ幸いです。
 
質問の日まで、一人でも多くの声を伺い、自身の発言に信念をもって臨みたいと思います。

補正予算審査に係る予算決算常任委員会を開催

ブログ 敦賀市議会

従前から「エネルギー危機」と指摘している我が国の電力需給逼迫について、昨日政府は電力需給に関する検討会合を開催し、「2022年度の電力需給に関する総合対策」を決定しました。
 
この中で示された総合対策の中で、「供給対策」では、非化石電源の最大限の活用、設備保全の徹底を促すこと等により再生可能エネルギー電源の最大限の稼働を図るとともに、安全性の確保された原子力を最大限活用すること。
 
「需要対策」では、電力需給に多大な影響が生じるおそれがある場合に行う電気事業法に基づく使用制限令の発出に備え、円滑な実施方法の検討を行うことや最大限の需給対策を講じても大規模停電が不可避となった場合に行うセーフティネットとしての計画停電の円滑な発動に備え、一般送配電事業者による準備状況の確認を行うことなどが示されました。
 
他にも様々な対策を講じるとは言え、電力の使用制限令まで発出準備をせねばならない状況というのは異常事態と認識する訳ですが、このような事態を招いたのは「偶然ではなく必然」と考える私としては、東日本大震災以降、原子力の稼働なきまま電力自由化、システム改革を進めてきた政治の責任は極めて重いと言わざるを得ず、こうなった要因を明らかにし、根本的部分から改善を図るべきと考えるところです。
 
 →→→「2022年度の電力需給に関する総合対策」(令和4年6月7日 経済産業省)はこちら
 
さて、話しを敦賀市議会の話題に変えますが、開会二日目の昨日は、補正予算審査に係る予算決算常任委員会(全体会・分科会)を開催。
 
10時から始まった全体会では、事前通告のあった27件の基本質疑、その後、14時40分からは総務民生、産経建設、文教厚生に分かれての分科会が行われました。
 
基本質疑においては、複数の事業に質問者が重複し、その内容は以下の通りでした(【 】内は所管部局)。
 
【総務部】
◉通話録音装置購入費:303万6千円
◉庁舎整備事業費:9,813万9千円
 
【企画整備部】
◉嶺南Eコースト計画推進事業費:1億301万4千円
 
【市民生活部】
◉地域共助除雪購入費補助金:400万円
 
【福祉保健部】
◉子育て世帯「ふく割」クーポン発行業務関係経費:59万1千円
◉不妊治療費補助金:677万円
 
【経済産業部】
◉消費喚起推進事業費:7,515万円
 
【観光部】
◉北陸新幹線開業誘客イベント開催事業費:500万円
◉人道の港敦賀事業費:940万9千円
 
【建設部】
◉居住支援協議会活動支援事業費:48万9千円
 
全て詳細までは書き切れませんので止めますが、私は「庁舎整備事業費」と「嶺南Eコースト計画推進事業費」について質疑。
 
前者に関しては、新庁舎外構に追加工事及び市民や職員からの改善要望に応えること、後者については、固定価格買取制度を終えた太陽光発電事業者(卒FIT)の地産地消を図るためTポイントを交付並びにドローンを活用した物流の構築に向け社会実装を目指すなど、それぞれの事業の趣旨は理解するものの、詳細な費用内訳や実施効果といった点まで全て明らかにするに至りませんでした。
 
この基本質疑は、質問回数3回、自分の考えまで述べる「質問」になってはいけないとの条件下にて行う訳ですが、毎回自分の追及能力の低さを痛感するところ。
 
もちろん、自分の質疑だけで判断するものではないのですが、本質や問題点を見抜き、相手から答えを引き出す力というのは議員の資質に関わるものと考えることから、この点は今後も意識して精進していきたいと思います。
 
全体会の後は、自身が分科会長を務める産経建設常任委員会にて、所管する部の事業を審査。
 
各分科会での審査結果は、6月22日に開催される予算決算常任委員会にて報告する運びとなります。
 
会期は二日目までを終え、今日は一般質問の通告締切が13時となっています。
 
発言通告書のほうは、読み返しては修正しを繰り返していますが、どこかで踏ん切りをつけ、早目の時間帯に提出しようと思います。
 
ということで、これからそちらの作業に移りますので、本日のブログはこれまでに。
 

【本質を見抜き、それを明らかにする力。議会力を高めるためにも精進せねば。】

令和4年第2回(6月)敦賀市議会定例会が開会

ブログ 敦賀市議会

昨日6月6日からは、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」に入りました。
 
正直私もあまり聞いたことがなかったので、この「芒種」は馴染みの薄い節気な訳ですが、芒種とは「芒(のぎ)のある穀物の種をまく時期」という意味だそう。
 
梅雨に入る時季と重なるこの芒種ですが、まさに雨が続く季節の中にも、これから咲き誇るであろう紫陽花の姿など、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。
 
さて、そんな季節に合わせるかのように開会したのは令和4年第2回となる敦賀市議会定例会。
 
任期が1年を切る中、残る定例会も今回を合わせ4回と思うと、さらに身の引き締まる思いです。
 
この日、定例会開会に先立ち行われた全国市議会議長会及び北信越市議会議長会からの永年在職議員表彰状伝達式では、在職15年の和泉明議員、馬渕清和議員、前川和治議員のお三方が表彰を受けられました。
 
私にとってもそれぞれ尊敬する先輩議員であり、長年に亘り敦賀市政の発展に貢献されたことに敬意を表するとともに、お祝い申し上げる次第です。
 
その後、本会議を開会し、議長より諸般の報告までを行った後、一旦本会議を休憩し、議会運営委員会を開催。
 
ここでは、田中和義議長、中野史生副議長より辞職願が提出されたことの報告とこれを受理する旨の確認がされました。
 
つまりは、議長、副議長選挙を行う運びとしたうえで、以降の議会運営について協議を行った後、本会議を再開。
 
本会議での議長選挙では福谷正人議員が、副議長には浅野好一議員がともに16票(この日の出席議員は22人)を獲得し、それぞれの職に選出されました。
 
このお二方に置かれても、これまで議会活動をする中で、お手本にさせていただいたことが多々ある議員であり、そうしたことも含め、重責を担われることに対しお祝い申し上げます。
 
また、私自身、産経建設並びに広報広聴委員会の委員長を務める立場として、今後引き続きのご指導と連携をお願いしたいと思います。
 
さて、正副議長が決定した後、再度本会議を休憩し、各派代表者会議にて、本人事に伴って欠員が生じる各委員会構成などについて確認。
 
人事の影響のある議会運営委員会、原子力発電所対策特別委員会、新幹線対策特別委員会を開催し、補充委員の確認、空席となった正(副)委員長の選挙が行われました。
 
ここまでが正副議長辞職に伴う、議会人事の対応であり、ようやく本会議が再開されたのは15時25分。
 
福谷新議長による進行のもと、各委員の選任から市長提案理由説明、専決処分したものなどの報告、各提出議案の説明、質疑までを行い、第一日目を終えました。
 
一日の流れをざっとご報告いたしましたが、ご覧いただくと「ほとんど人事ごとやないか」と思われたかと。
 
時間配分を見ればそう思われる通りな訳ですが、この対応も地方自治法や敦賀市議会の関係規則などに基づき、「やらねばならぬ」行為であることから、その点ご理解いただきたく。
 
いずれにしても、残り1年を切った任期の中で、淡々と定例会をこなすのみならず、任期前半は議員定数論議などがあったにせよ、何かひとつでも議会改革につながるように対応せねばと考えることから、正副議長を始めとする新体制の中で、こうした点についても議論を進めていければと思う所存です。
 
そして二日目の今日は、補正予算に関する予算決算常任委員会(全体会・分科会)が開催されます。
 
昨日13時までに事前通告した一覧を見ると、全27件中、「嶺南Eコースト計画推進事業費」(再エネ固定価格買取制度が終了した後も公共施設に電力提供する家庭などに対し、Tポイント付与)に、私を含む5名の議員の質問が重複するなどの状況となっておりますが、いずれにしても各事業に対し深堀りの審査ができればと考えます。
 
繰り返しとなりますが、定例会中は、私のブログも議会報告が主となりますので、その点ご容赦いただき、引き続き関心をもってご覧いただければ幸いに存じます。
 

【議員控室側からの議場入口。ここを通る気持ちはいつも、さながらリングに向かうボクサーのよう(少し大袈裟でしょうか)】

まちづくりの一丁目一番地は「地域コミュニティ」

ブログ 地域コミュニティ

私にとって、この週末のミッションは、嶺南一円での国民民主党街宣活動でしたが、何とか全て無事終えました。
 
敦賀から若狭町までを回った土曜日に続き、昨日は小浜から大飯、高浜まで。
 
JR小浜駅前、うみんぴあ大飯、エルどらんど高浜などの拠点で街頭演説を行いつつ、主に海岸線を走りましたが、小浜では阿納地区で修学旅行生らしき学生がシーカヤック体験をしていたり、大飯では海釣り、高浜ではサーフィンなど、「海」を目当てに訪れる多くの方を目にし、この2日間を通じ感じたのはやはり、嶺南の「売り」であり「自慢」はこの若狭湾、敦賀湾にありということでした。
 
これまで、嶺南エリアの議員有志で緩やかに構成する「嶺南未来構想会議」にて、嶺南全体の将来や活かし方について協議を重ねてきていますが、最初からの切り口は「海でつながる嶺南」、「関西から一番近い海のあるまち」であり、改めて感じた自身の思いを踏まえ、今後も何かひとつでもアイデアの具現化ができるよう取組んできたいと考えます。
 
話しを戻し、国民民主党の党勢拡大に関しては、もちろんこれで終わりではありませんので、今後も引き続き街頭に立って、同党が掲げる現実的な政策を主張していきたいと思います。
 
さて、その街宣に出発する前は、粟野地区の「クリーンアップ大作戦」に参加。
 
この日は市民総ぐるみの活動として、気比の松原などでも同じく清掃奉仕活動が行われたところですが、私の方は、自分の住むエリア、具体的には粟野公民館周りの清掃作業に参加した次第。
 
8時30分集合でしたが、若干早めに公民館に行くと、既に多くの方が集まっておられ、区長会や子ども会など知ったお顔と久々の対面があり、暫し談笑できたことだけでも、ささやかな喜びに感じた訳ですが、こちらもコロナ禍で開催は3年ぶりとのこと。
 
公民館大ホールにて、全体でオリエンテーションを行った後、花壇や記念碑、側溝、駐車場周りと分担をし、テキパキと作業を進めました。
 
私は他の皆さんと記念碑周りの除草を行いましたが、ここでも会話をしながらということで、こうした場というのはやはり、潤滑剤のように地域のつながりを滑らかにするものだと、ここでも思わず笑みがこぼれた次第です。
 

【皆で協力すれば、記念碑周りもあっという間に綺麗に。】
 
この日主催したのは、粟野地区の各団体で構成する「粟野コミュニティ運営協議会」。
 
何を置いても、まちづくりで最も大事なのは「地域コミュニティ」であり、徐々に活動を再開する中にあって、自分自身もこの地域に住む一員として参画するとともに、「自分ごと」として参加いただける方が一人でも増えるよう、働き掛けていきたいと思います。
 
なお、特定の方や団体だけが負担を強い、苦労するのではなく、地域の皆で助け合い、シェアをしようというのがこの運営協議会の趣旨であり、議員の立場としても、一丁目一番地の地域コミュニティに重きを置き、引き続き活動にあたってまいります。

国民民主党の党勢拡大に向け嶺南地域を街宣!

ブログ 政治

ここ数日は青空が広がるお天気が続き、気分も晴れ晴れといったところではないでしょうか。
 
天気もそうですが、知人のSNSでは、先週あたりは特に小学校の運動会が多く開催されたようで、お子さんが懸命に走る姿などの投稿を拝見するに、こちらも思わず笑顔、晴れやかな気持ちになったところです。
 
そう思えば、こうした季節の恒例行事が再開されることをただ喜ぶのではなく、コロナ禍で痛いほどに感じた「当たり前」の大切さをしっかりと噛み締め、過ごさねばと思う今日この頃です。
 
さて、話しは変わり、私の政党活動について。
 
所属する国民民主党においては「全国党勢拡大街宣行動」と題し、以前から全国各ブロックにて党本部手配の街宣カーを走らせる取組みを展開しているところですが、ここ北信越ブロックでは、5月31日から6月7日までを福井県担当としています。
 
街宣は、もちろん「国民民主党」の看板を掲げ、玉木雄一郎代表の声で吹き込んだ重点政策を流しながらということで、専任の運転手さんが走らせる訳ですが、ご当地の県連所属議員も汗をかかねばと、福井県連では5人の議員が担当日を決め対応にあたってきています。
 
5月31日には、川畑孝治幹事長(坂井市議)、6月2日は堀川秀樹事務局長(福井市議)、3日は山本優幹事(南越前町議)と先輩方が熱いリレーで嶺北地域をほぼ回り終え、いよいよこの週末は私にバトンが回ってきたということで、昨日は敦賀市から美浜町、若狭町までを街宣してきたところです。
 
地元の議員が同乗するメリットというのは、幹線以外の道筋を知るということだけでなく、これまでの自分達の選挙活動で得た知見を活かせるという点にあろうかと思いますが、この日も時間を極力有効に使えるようなルートで回った次第。
 
街頭演説も精力的にと思い、ヤスサキホームセンター前や三島橋付近で車を停めマイクを握っていると、ウィンドーを下げてのお声掛けや手振りなどのご声援をいただきありがたい限り。
 
ガソリンの値上がりに対しては与党と協力して取組んだように、批判ばかりの野党ではなく、「対決より解決」の姿勢で政策立案していくこと、バブル崩壊以降、働けど働けど上がらない給与水準に対し、「給料が上がる経済」にしていくこと、1990年台初頭は世界トップであった国際競争力が2020年では34位にまで低下しているのは、教育や科学技術分野に対する予算配分が少ないからだと、積極財政に加え、とりわけ「教育への投資は未来への投資」と教育国債の発行を行うなどの具体的政策を街角で訴え、こうした国民民主党の考えが少しでも多くの方に伝わるよう尽力する所存です。
 

【ヤスサキホームセンター前での街頭演説の様子】
 
いかんせん、福井県連所属議員の中で、嶺南の議員は私一人につき、本日は残るエリア、小浜市から高浜町までを街宣する予定としています。
 
出発前の少々の時間、市民総ぐるみ環境美化運動として行う地元粟野地区での「クリ-ンアップ大作戦」に参加をするものの、本来参加すべき「海ごみゼロプロジェクト2022in敦賀」(大比田海岸の清掃)やリニューアルした総合運動公園ちびっこ広場(多世代型ウェルネス広場)のオープニングには、先の事情により足を運ぶことができません。
 
関係者の皆さまにはその点お許しを頂戴したいと思いますが、その分、政治に関心を持ってもらえれば、必ずや豊かな国民生活や安心して暮らせる社会を取り戻せると思い、しっかり活動してまいります。
 
街宣の模様は、私のTwitterを中心にFacebook、Instagram、LINEのVOOMにて発信しておりますので、「山本たけし」或いは「山本武志」にて検索のうえ、ご覧いただければ嬉しく思います。
 
「今日できることを全力で!」
 
晴天の日曜日、精一杯頑張ります!
 

【休憩した五木茶屋(美浜町)にて】

どれもこれも重要な「4つの期成同盟会」

ブログ 北陸新幹線 防犯/防災

屋外を中心に各種イベントが再開されるなど、最近はコロナ禍からアフターコロナへの光明を感じるところ、昨日は敦賀市役所2階講堂において、道路建設や新幹線開業促進に関わる4つの「期成同盟会」総会が開催されました。
 
本年1月に供用開始した新庁舎ですが、振り返ってみれば、講堂を使用してのこうした会議に出席するのは初めて。
 
以前の庁舎に比べると大変明るい雰囲気に感じた訳ですが、それ以上にこの期成同盟会が集合型で開催されるのは3年ぶり。
 
ここ2年は、コロナ禍により書面開催としていましたが、感染対策を図りつつ集合型としたことで得られるのは何と言っても「横のつながり」。
 
昨日も久々に顔を合わせる地域の関係者や隣接町の議員さんなどと顔を合わせ、会話する中で連帯感を感じた次第です。
 
さて、その期成同盟会ですが、昨日開催した4つの総会は次の通り。
 
(1)敦賀-高島連絡道路整備促進期成同盟会
滋賀県高島市と広域的且つ一体的な経済圏、生活圏の構築、敦賀港と滋賀県を始めとした京阪神との交流拡大、そして敦賀市全体の産業活動や観光などの様々な分野のさらなる発展に向け、高島市に至る「敦賀-高島連絡道路」を早期に整備実現することを強く要望するもの。
 
(2)北陸新幹線敦賀開業促進期成同盟会
北陸新幹線敦賀開業については、関係機関が緊密に連携し、経済波及効果を高め、地域の活性化につなげていくことが最も重要だとし、令和6年春の開業を確実に実現すること、敦賀・新大阪間については令和5年度当初の着工及び一日も早い全線開業を実現することなどを強く求めるもの。
 
(3)敦賀バイパス道路建設促進期成同盟会
国道8号バイパス4車線未整備区間(坂下~小河口・田結~余座)の道路整備など、国道8号及び27号のバイパス道路並びに市内乗り入れ道路の建設を促進し、北陸自動車道と相俟ってその早期実現と交通緩和を図り、もって地方産業、文化等の進展を目的とするもの(一部、同盟会規約抜粋)。
 
(4)国道8号敦賀・南越前バイパス建設促進期成同盟会
敦賀市田結から南越前町大谷までの国道8号線(約15.5km)は急峻な地形で、道路幅員も狭く、急カーブや急勾配が連続し、安全な交通に支障がある区間であることから、敦賀市田結ー挙野間の「敦賀防災」、敦賀市挙野から南越前町大谷間バイパスの建設促進と予算確保を強く要望するもの。
 

【敦賀-高島連絡道路整備促進期成同盟会総会の様子(写真は「敦賀市長の活動日誌」より拝借)】
 
上記期成同盟会はいずれも敦賀市長が会長を務められ、昨日も関係自治体の首長を始め、各級自治体議員、国や県の関係機関、地域の皆さんなど、多くの関係者が集う中で、地域全体の利便性や安全性、活性化につながる建設整備促進に向けた意思を確認し合えたことは、大きな意義があったものと感じた次第です。
 
また、これだけ多くの道路や鉄道建設整備に関わる案件があるというのは、敦賀が古より「交通の要衝」と言われる所以であると、どこか誇らしくも感じたところです。
 
改めて「期成同盟会」を辞書で調べると「同じ目標の実現に向かって、結束して活動する人々の組織」とありました。
 
こうして対面で確認し合った「目標」と「意志」のもと結束力を高め、ひとつづつ着実に実現できるよう、私自身、認識を高く持ち、微力ながら尽力する所存です。

再稼働に向け「島根原子力発電所2号機」が大きく前進

ブログ 原子力

原子力の分野においては「司法リスク」という言葉がありますが、先日はまたやこの言葉に直面。
 
5月31日、札幌地方裁判所において、泊発電所の運転差止め請求を認容する判決(以下、原判決)が出されました。
 
北海道電力においてはこれまで、泊発電所の安全性等について、裁判所の理解が得られるよう説明を重ねてきたところですが、この主張が理解されない原判決となったことに対し、同社は誠に遺憾、到底承服できるものではないとし、昨日、札幌高等裁判所へ控訴。
 
控訴審で原判決が取り消されるよう、引き続き泊発電所の安全性等の主張・立証を尽くすとしています。
 
判決に対する受け止めは、私も全くもって北海道電力と同じでありますが、いつまでこの「司法リスク」に苦しまなければならないのか、忸怩たる思いが込み上げてくる次第です。
 
一方、こちらは同じ原子力でも大きな前進となる朗報。
 
2日、中国電力島根原子力発電所2号機(沸騰水型炉:BWR、出力82万kW)の再稼働について、丸山達也島根県知事が「現状では原子力発電が一定の役割を担う必要がある」と述べ、島根県議会の正式同意の判断を踏まえ再稼働に同意すると表明。
 
地元自治体の再稼働への同意は、沸騰水型軽水炉(BWR)では東北電力(株)女川原子力発電所2号機に続いて2番目となりました。
 
 →→→中国電力ホームページ「原子力発電」のサイトはこちらから
 
中国電力においては、東日本大震災以降の原子力発電所の停止に伴い、火力発電所の高稼働により供給力を確保してきましたが、現下の厳しいエネルギー情勢において、原子力発電所の再稼働が安定供給に及ぼす効果は大きく、同社によると、島根2号機の稼働によって、燃料費減少額は年間400億円程度が見込まれ、燃料価格の変動による影響を受けにくくなり、電気料金の安定化に寄与するとしています。
 
また、CO2排出量は年間約260万トン削減できる見込みであり、中国電力全体のCO₂排出量の約1割の削減が可能とも試算されており、まさに経済性、環境への適合の観点からも同発電所の再稼働は大きな意義を有するものであります。
 
我が国のエネルギー政策を考えるうえで根幹となる「S+3E」(安全確保を大前提に、安定供給、経済性、環境への適合を同時に達成すること)に、この島根2号機の再稼働は大きく貢献するものであり、改めてここまでの関係者の皆さんのご尽力、地域の皆さまのご理解に対し、心から敬意を表するものであります。
 
ただ、同発電所の再稼働にはまだ時間を要するのも事実。
 
安全対策工事を終えた後、原子力規制委員会の審査手続きが残っているからでありますが、これに関しては「安全確保を大前提」に規制委員会の審査が迅速且つ効率的に進められることを期待する次第です。
 
何故ならば、我が国の極めて深刻な電力需給逼迫は、最早「エネルギー危機」と捉えるべきあり、政府が企業や家庭に節電を要請してばかりの状況を打開するためには「原子力発電」を早期に再稼働させていくことしかないことはで明白であるからであります。
 
「司法リスク」や「政治リスク」にあっても歯を食いしばり、全国の現場で汗する仲間の思いは、只々「安価で安定した電気を届ける」との電力マンスピリッツ。
 
そうした同志とも言える仲間の皆さんの思いを胸に、私にできることは、少しでもエネルギー政策に関する理解を広めることとと思い、引き続き活動にあたる所存です。
 

【中国電力のパンフレット「島根原子力発電所の安全対策」表紙を抜粋】

働く仲間とともに「給料が上がる」社会へ

ブログ 働く仲間とともに

昨日は街頭活動デー。
 
朝は、定例の西浦での辻立ち、夕刻は連合福井嶺南地域協議会の皆さんとともに「全国一斉労働相談と男女平等月間」の街宣行動に参加。
 
コロナ禍もあって、連合の仲間の皆さんとこうして一緒に活動するのは久しぶりであり、徐々に活動再開されていることを嬉しく感じた次第です。
 

【交代で街頭アピールを行う中、私もマイクを持たせていただきました。】
 
さて、その街頭行動の中で連合の役員の皆さんが主張したのは、労働条件や雇用問題、パワハラやセクハラ、さらには男女の環境格差など、現在の状況を説明したうえで、これらの問題解決に向け連合自身が積極的に取り組むこと、さらにはこうした問題に直面している方々を救うため労働相談ダイヤルを設けていることなどでありました。
 
なお労働相談ダイヤルは「0120-154-052」(いこうよ連合に)となっていますので、ご本人はもとより、ご家族や知人でお悩みの方がいらっしゃいましたらこちらのダイヤルにご相談いただければと存じます。
 
もちろん、私に連絡いただければ、連合推薦議員の一員としてしっかりと専門家につなぎ対応させていただきますので。
 
さて、こうした様々な労働問題が生じている実態を前に、国家を支える「真面目に汗して働く人」のため、環境改善に取組むのが政治の役割と改めて認識するところ、ちょうど昨日は連合の「2022春季生活闘争 中間まとめ(課題と評価)」が発表されました。
 
ここで着目したのが『「人への投資」と月齢賃金の改善の継続』とした「課題」で、具体的には以下2点を挙げていました。
 
(1)超少子・高齢化により生産年齢人口の減少が不可避である中、将来に亘り人材を確保・定着させ、社会全体の生産性を高めていくためには、継続的な「人への投資」が必要である。
 
(2)国際的に見劣りする日本の賃金水準、マクロの生産性と賃金の乖離、実質賃金の長期低下傾向、格差是正などの課題を解決するには、労働条件の根幹である月齢賃金に拘り、継続的な賃上げを実現することが必要である。
 
実際、バブル崩壊以降、日本の賃金水準は下がり続けたため、その影響は以下のような数字に現れています。
 


【令和3年4月2日 国民民主党定期大会資料より抜粋】
 
いわゆる中間層から低所得層の割合が増加する一方、国際競争力はトップを走り続けていた時代から下降し続けており、給料水準と競争力は比例の関係にあるとも読み取れます。
 
これでは「真面目に汗して働く人」が「報われない」社会になっている訳であり、だから国民民主党は「給料が上がらないのは働いている人のせいではなく、経済政策が悪いからだ」とし、重点政策を「給料が上がる。国を守る。」としています。
 
この政策はまさに、連合が課題認識する点と合致するものであり、自身も同党が掲げる重点政策のもと、地方からも声を挙げる所存です。
 
私にとっては、「働く仲間とともに」との思いをさらに強める街頭行動となりましたが、引き続き、連合の皆さんとは連携を密に、ともに取り組んでいきたいと思います。

相次ぐ開催決定!敦賀の「夏の風物詩」来る!

ブログ まちづくり

今日から6月。
 
天気予報を見ると、梅雨入りとされる12日頃までは比較的晴れが続くようですので、気分も同じく晴れやかに過ごせればと思うところです。
 
そうした中、昨日は注視していた敦賀のイベントについて、開催の運びになったとのニュースがありました。
 
注視していたのは、夏の「とうろう流しと大花火大会」、これに続く9月の「敦賀まつり」ですが、このうち前者については開催を決定し、既に敦賀観光協会ホームページにも掲載されました。
 
 →→→敦賀観光協会「令和4年度とうろう流しと大花火大会ならびに夏のレジャーについて」はこちら
 
詳細についてはホームページやSNS等で順次お知らせするとありますが、「第73回」となる「とうろう流しと大花火大会」は、例年(13,000発)より規模を縮小し8,000発程度(40分間)の打ち上げとし、8月16日(火)に開催されます。
 
また、併せて敦賀観光協会においては、気比の松原海水浴場についても「海開き」することを決定。
 
浜茶屋等の出店はなし、バーベキューは完全禁止としており、こちらに関しては、その趣旨を踏まえ、十分な監視・パトロールをお願いする次第です。
 
こうした判断の背景には、県内他市町のイベント開催動向や政府が発表した屋外でのマスク着用に関する考え方、ひいては新型コロナの感染リスクの「程度」を踏まえたものと受け止める次第であり、こうして公表、告知をしたうえで、あとは会場での混乱や感染拡大防止をいかに徹底するか、対策を講じながら実施に向け準備いただくことをお願いするところです。
 
こうした報に触れた日の夜は、自身が事務局を務める「敦賀港カッターレース」の実行委員会。
 
こちらは既に7月17日(日)の開催を決定のうえ、昨日を参加申込締切としていましたが、何とか申込みチーム数が20に到達。
 
まだ検討の方向で調整中のチームがいくつかあることも踏まえ、大会として開催する旨決定した次第です。
 
73回を数える「とうろう流しと大花火大会」には歴史的意味合いでは及ばないものの、第25回となる「敦賀港カッターレース」も同様、敦賀の「夏の風物詩」であり、こうして同じ日に、両者揃い踏みで開催となったことを嬉しく思ったところです。
 
大花火大会の舞台となるのは「名勝気比の松原」ですが、昨日たまたま所用で同公園駐車場に立ち寄ったところ、京都ナンバーの大型バスが停車しており、ぞろぞろと中学生らしき生徒さん達が下車する場面に遭遇。
 
修学旅行と推測のもと、近くにいらっしゃった引率の教員の方に声を掛けると何と、その方は校長先生というこれまた偶然。
 
聞けば、京都市内のほぼ中央にある市立嘉楽中学校とのことで、この日は早朝出発し、最初の立ち寄りポイントがここ気比の松原、続いて同じ敦賀市内の「人道の港敦賀ムゼウム」を見学のうえ、加賀伝統工芸村「ゆのくにの森」(石川県小松市)を経由、山中温泉に宿泊しつつ、金沢をメインの修学地とする2泊3日工程で進むのだそう。
 
ワイワイとはしゃぎながら、浜辺での記念撮影に向かう生徒さんの後ろ姿を追いながら、松原からの海を眺め、「いいところですね」と呟かれた校長先生の表情が何とも嬉しく、思わず「プライベートでも是非お越しください」とお声掛けし、お別れした次第。
 

【はしゃぎながら浜辺に向かう中学生たち】
 
(参考)
同校のホームページを見ると、浜辺での記念撮影後、何と「地引網体験」をしたとの記事が。体操着を着ていたのはそういうことかと納得しましたので、是非その様子をご覧になってみてください。
※順次遡ってスクロールしていくと松原のシーンが出てきます。
 
 →→→京都市立嘉楽中学校ホームページはこちら
 
併せて、ムゼウムが工程に組み込まれていることも嬉しく感じたとともに、市が人道・教育研修の場として働き掛けていることの成果の表れと認識したところです。
 
こうして、私にとっては朗報続きの一日でしたが、もちろんコロナ感染対策には十分留意することを大前提とし、ひとつづつ前向きに判断していくことは、市民の皆さんにとっても明るい道筋を見出し、敦賀市全体がアフターコロナに向け、活力をもって進むことにつながるものと考えます。
 
困難が立ちはだかろうと、地域の伝統行事や風物詩、豊かな自然を大切に守り、継承するとの気持ちこそがまさに、敦賀人の誇りであり、現代を生きる者の務めと思い、自身もその一員として、今後も微力ながら尽力していきたいと思います。

新しい記事 »