難局のなか「明日を拓く」のはパイオニア精神

ブログ 働く仲間とともに

昨日は、母体組織である日本原子力発電労働組合(以下、原電労組)の第63回定期大会に出席。
 
私の活動を一番身近で支えてくれている職場の皆さんに対し、一言のご挨拶をさせていただきました。
 

【オンラインカメラを意識するあまり、どこを向いて挨拶して良いのか戸惑うという失態…】
 
といっても、写真を見てお分かりいただけるよう「オンライン大会」。
 
原電労組は、発電所のある茨城県東海村と福井県敦賀市、そして本社のある東京と3地区に分会(一般的には支部と呼ぶ)を配置しているため、年に一度の定期大会は東京での集合型で開催してきましたが、やはり配慮すべきは、この新型コロナ。
 
執行部の皆さんにて相当苦慮もされたうえ、3地区をオンラインで結んでの大会開催と相成った次第。
 
このご時世、通信さえつなげさえすればそんなの簡単では?と思われるかも知れませんが、通常の会議とは違い、例えば採決の仕方をどうするのか、意見のある代議員を議長がどう指名するのかなどなど、やはり労働組合の最高の決議機関となるが故の課題があったものと思われます。
 
しかしながら、ここは入念な「想定」に基づくシュミレーションにより対応策を見出したうえでの事前準備、前日もリハーサルを繰り返すなどにより、当日も円滑に議事を進められ、結果トラブルなく無事に開催することが出来ました。
 
何せ初めての経験につき、ここに至るまでには役員の皆さんの相当のご苦労があったかと思いますが、失敗を恐れることなく、工夫とアイデアで新たなことに「チャレンジ」する母体労組の姿が頼もしくもあり、嬉しく感じました。
 
原電の会社自身が「原子力のパイオニア」的存在であり、そこで働く社員・組合員の胸には脈々と「パイオニア精神」が流れています。
 
東日本大震災以降続く逆風、苦しく厳しい時代にあっても、歯を食いしばり、一歩二歩と着実に歩を前進させ「今がある」ことの根底には、この「スピリット」と「果たすべき使命感」があったこそと思うところであります。
 
64期目を迎えた原電労組。
 
「連帯を深め、ともに考動 〜心をひとつに明日を拓こう〜 」
 
大会スローガンに込められた思いのもと、職場で奮闘されている皆さんとともに今後も前進あるのみです。
 
つらつらと若干手前味噌な話しになってしまいましたが、我が母体労組に対するエール、そして難局にあっても原子力発電の「明日を拓く」との思いを込めたものとご理解をいただき、本日の投稿とさせていただきます。