常任委員会、所管事務調査(リラ・ポート)と続く

ブログ 敦賀市議会

昨日投稿しました一般質問の件については、数名の方より賛同する側でのご意見をいただき嬉しい限り。
 
ただこれに甘んずることなく、自身の考えが思いこみによるものや偏向的とならないよう、賛同されない側のご意見なども頂戴しながら今後も対応していきたいと思うところです。
 
そのうえで、いただいたご意見を踏まえ1点補足説明。
 
昨日、写真を掲載しました「市指定ごみ袋」を用いた医療行為について、私の説明不足もあって、さも「今も防護服が無い」との印象を与えてしまったかも知れないのですが、正確には「防護服自体は在庫もあり、今後も国や県から補充されてくるものもある中ではあるが、本当の必要時に残しておけるよう(無駄に消費しないよう)、リスクの低いドライブスルーによるPCR検体採取時のみ、ごみ袋を使用している」ということとなります。
 
誤解を招く発信では逆に不安を煽ることになりますことから、改めて正しくお伝えさせていただきます。
 
さて、一般質問を終えた翌日の昨日は、所属する産経建設常任委員会、これに続き、敦賀きらめき温泉リラ・ポートに係る所管事務調査が行われました。
 
常任委員会においては、今定例会にて提案されている、リラ・ポートの未利用回数券を市が払い戻すことを可能とすることや本年10月1日に予定していた、上水道・集落排水に関わる料金改定(値上げ)を新型コロナの影響に鑑み令和3年4月1日まで延期するとすることなど計4件の条例改正案について審査し、いずれも原案通り認めるべきと決定しました。
 
また、本委員会に付託されたリラ・ポートの早期再開を求める請願1件に関しては、委員間でも意見が分かれるところ、不採択としました。
 
討論において、私は不採択の立場から、請願趣旨は理解するものの、百条委員会報告など議会の総意として既に市側に伝えている内容であること、自身も含め早期再開に向けては議員個人でも繰り返し求めていたり、本会議でも複数の方が一般質問で取り上げ質疑をしていることなどを踏まえ、これ以上同じ内容を採択までをし理事者に何か伝えることの議会にとっての意味合いは低いとの判断であることを発言させていただきました。
 
不採択との言葉だけを聞くと「市民の声に寄り添わないのか!」と思われるかと存じますが、採択に挙手しなかった議員は自身と同様「早期再開に向け責任を持って対応するから任してください」との覚悟のもと判断されたのかと思うところであります。
 
その後は、請願にもあったリラ・ポート並びにリラ・グリーン(市グラウンド・ゴルフ場)の現状と今後の方針を確認する所管事務調査を行いました。
 
先行して再開すべしと既に条例改正をし、市直営での運営を整えつつあるリラ・グリーンについては、「遅くとも8月中旬」に営業再開することが明らかとなりました。
 
良好な芝のコース環境を売りにしていた当該施設だけあって、今後どのレベルまで芝の管理を行うべきか、そのレベルに応じた利用料金設定、実際の運営体制の詳細はどうするのかなど、今ある課題を早急に詰め1日も早い再開に向け取り組むとの市の考えも示されました。
 
新型コロナも第1波終息の現状において、元気な愛好家、利用者の皆さんからの「まだかまだか」と待ち望む多くの声が私のところにも届いていることや、当該施設はもちろん、近隣(若狭町)の「さとうみパーク」まで足を運び、施設管理や運営体制などの実態を確認してきたことの裏付けを持って、この日も市の担当部さんにはいくつかの質問、意見提起をさせていただきました。
 


【写真は6月12日時点のリラ・グリーンのコースコンディション。今週手入れをされているとも伺いました。】
 
心待ちにしている多くの皆さんの顔や思いを受け止め、今後も「再開」という結果に向け、しかと対応していく所存です。
 
リラ・ポートについても同じ思いで質疑対応にあたりましたが、こちらはコンサル業者に委託しての運営費用精査や過去の不正経理などの運営面を確認する第3者委員会を設置し調査を行うなど、これに3〜4ヶ月を要することなどにより、本定例会での一般質問に対する答弁と同様「再開時期は未定」とのことでありました。
 
一連の対応に関しては、やはり「早期再開に向け」と市も思って対応されているのであれば、そろそろ目標とする再開時期を示したうえで、目標に向け、「いつまでに何を確認する」ことを明示していただかないと、議会はもとより市民の皆さんからの不安(本当に再開する気持ちがあるのか)や不安(本当に早く再開する気があるのか)が募るばかりであり、即ちスケジュール感を持って対応願いたいと強く求めた次第です。
 
先ほどの請願審査の際の思いとして述べたように、百条委員会に参画し調査してきた立場なども踏まえ、私にも責任があります。
 
この施設を市にとってどのような位置づけにするのかという根本的な問題に対し、方向づけをするのもこの機を捉えてでしか出来ないとの考えも重々汲みながら、責任の無い「言いっぱなし」とならないよう、私自身今後も自覚を持って対応していきます。
 
本日も思いのあまり長くなってしまいましたがご容赦のほど。。。
 
議会は来週以降も続きますので、引き続き頑張ります!