第7波による「夏の風物詩」への影響やいかに

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早や一年の半分を過ぎ、今日からは「大暑」。
 
8月7日頃までは、文字通り、一年で最も暑さが厳しく感じられる期間を意味し、体力を保つために鰻を食べる「土用の丑」や各地でのお祭り、花火大会もこの期間に多く行われるなど、夏の風物詩が目白押しとなる季節に入ります。
 
夏の風物詩に関しては、本来であれば「目白押し」な訳ですが、「コロナ禍でなければ」の枕言葉を付けないといけないのが悲しいところ。
 
敦賀に限らず、各地では開催の是非を巡る議論のうえ、再開せずとの判断を下すところも多く、開催するにしても、規模縮小や実施内容変更など、コロナ禍前の形にまで戻せていないのが現状と認識するところです。
 
こうして慎重を期す時期が続く中での「第7波」襲来。
 
昨日22日は、全国で新型コロナウイルスの感染者が初めて19万人を上回り19万5160人となったほか、3日連続で過去最多の感染となりました。
 
各都道府県でも過去最高の感染者数となる中、ここ福井県も新たに841人が感染し、4日連続で過去最多を更新。
 

【福井県新型コロナウイルス情報「コロナビ」の22日現在データより】
 
こうした状況から聞こえてくるのは、開催予定であったと行事の見送りや、特に胸が痛いのが中高生のスポーツ大会などにおける欠場判断。
 
夏の風物詩の代表格といえば高校野球で、今もちょうど福井県大会が行われていますが、2回戦に進みながら、コロナで出場を辞退するチームも現れてきており、聖地「甲子園」を懸けた舞台が「不戦敗」で終わることのなきよう、ただ只願うばかりです。
 
高校野球に関しては、母校敦賀高校が「不戦勝」でベスト8に駒を進め、本日準々決勝に登場します。
 
母校のみならず、現時点で勝ち残っているチームには、戦わずして夢散った球児達の思いをしっかりと胸に刻み、最後まで全力でプレーされることを、こちらもただ只願い、応援するのみです。