敦賀駅西地区のエリア名称は「otta(おった)」に決定!

ブログ 北陸新幹線

奇しくも「立春」のタイミングで襲来した寒波もようやく小休止。
 
敦賀の積雪は想定内であったとはいえ、幹線道路はもとより、細かな路地まで対応いただいた除雪業者の皆さん、これを指揮する市の関係者の皆さんのご労苦に感謝。
 
ここから1週間は雪マークはなく、僅かながら気温も上がる日が続くようですので、次に備えるという意味でも、一旦この雪が消えることを願うところです。
 
さて、そうした厳しい冬の季節においても着実に工事を進めるなど、どこか春の息吹きを感じるのは北陸新幹線。
 
一昨日、寒波の中ではありましたが、用事で駅前まで行ったついでに、久々に駅前立体駐車場の屋上へ上がってきましたが、南北に延びる高架を見渡せば、北陸新幹線敦賀駅ホームでは上屋根の設置、振り返って駅西地区では、「ちえなみき」に名称が決まった知育・啓発施設の工事が進められていました。
 
この場所に来るとやはり、北陸新幹線がこの高架を走り、駅西地区では各施設に人が賑わうシーンが思い浮かぶなど、まさに先ほど述べたよう2020年春開業の北陸新幹線の息吹を感じる次第です。
 
ちなみに、この息吹を感じる場所、駅前立体駐車場屋上は1時間以内であれば無料となっていますので、皆さんもぜひ足を運んでいただけると嬉しく思います。
 

【北陸新幹線敦賀駅工区の状況。左下の建物はオルパーク。】

【駅西地区の状況。鉄骨の枠組みが「ちえなみき」。青で覆われたホテルの右手(基礎鉄筋が見える)にはスターバックスが出店。】
 
敦賀開業は当初から1年延びたものの、見直した工程に対しては計画通り進む工事、そして駅西地区の施設も「ちえなみき」と命名されるなど、徐々に期待とワクワク感が高まるところでもありますが、昨日はさらに明るいニュースが。
 
この駅西地区に関しては、敦賀の玄関口にふさわしい、市民と来訪者の交流や賑わい創出の拠点となるよう、ホテルや飲食・物販施設等を民間事業者が、敦賀市においては複合棟内に知育・啓発施設(ちえなみき)、エリア中心に芝生が広がる広場を整備する全体計画となっている訳ですが、昨日は、このエリアを担当する敦賀駅西地区土地活用事業者(民間事業者)である合同会社敦賀駅西口PJ(代理企業:株式会社青山財産ネットワークス)が、敦賀駅西地区のエリア名称及びロゴを決定したと公表されました。
 
その名は「TSURUGA POLT SQUARE otta(ツルガポルトスクエア オッタ)」
 
所管する敦賀市都市整備部より市議会新幹線対策特別委員会委員に宛てられた通知文書を見ると、まず名前“otta”の由来に関しては、「オルパークから連動した場所として、私(オル)からあなたを見つける(オッタ)という「出会いの場所」という意味を込めている」とあり、続けて“POLT”の部分については、「Place of Ringing Tsuruga(PORT) に愛を加えたPlace of Loving Tsuruga の略でもあり、地元の方には愛称で、来訪者には敦賀と分かりやすい名前です。」との説明がありました。
 
またロゴに関しては、「ottaの頭文字をデフォルメし、あっ、おった!と思わず指をさしてしまうような場所をイメージしたマークです」としています。
 
「あっ、おった!」と聞き、ふと福井駅前の「AOSSA(あおっさ)」の敦賀弁バージョンのような印象も受けましたが、そこは言葉が浮くような都会のスタイリッシュ感でなく、失礼を承知で言えば「ダサかっこいい」を地で(字で)行くこのネーミングをこれから広めていかねばと思った次第です。
 
併せて、民間事業者においては、オープンに先駆け予告を行うためのティザーサイトも公開したとのこと。
 
駅西地区の各施設については、これまで自身のブログやSNS等でも断片的に紹介してきましたが、このサイトで全体像が分かると思いますので、ぜひご覧いただければと存じます。
 

【ティザーサイトのトップ画面】
 
 →→→ティザーサイトはこちら
 
 →→→敦賀市HPでの紹介ページはこちら
 
昨日は、私ごとながら自身の誕生日であり、福井県となった「ふるさとの日」であることを書きましたが、こうした日に命名された「otta」。
 
どこか相通ずるものを勝手に感じてしまうところ。
 
駐車場の屋上でイメージした通り、この駅西地区の「otta」が市民や観光客が行き交う賑わいの場として、さらには敦賀の発展の起点ともなる存在として成長するよう、私自身はどこか親のような気持ちも感じながら、魂と愛情込めて、成長を育んでいかねばと考える次第です。