ワクワク感と苦い思い出が交差する新日本海フェリー

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定時後、所用のため北陸電力火力発電所に向かうと、フェリーターミナルに停泊する新日本海フェリーの「すずらん」の姿が目に入り、少し寄り道。
久々に間近でフェリーを眺めました。
 
新日本海フェリーと言えば、高3の卒業式後、友人5人それぞれがバイトで旅費を貯め、北海道旅行に出掛けた記憶が蘇りました。
 
ただ、記憶と言っても苦いほう。
初の船旅にワクワク感のもと意気揚々と敦賀港を出発、小樽を目指したものの、はしゃぎ過ぎ、雑魚寝の二等客船、シケの日本海に撃沈し、何と到着前の4時間トイレから出られずという失態となってしまった次第。
 
以来、船酔いはトラウマです。
 
とはいえ、船旅は本来優雅なものであろう。
 
ところで、30年前の敦賀〜小樽間は、確か30時間超えの航路でしたが、現在の運行表を見ると苫小牧までの直行便(小樽便は無し)は、何と20時間。
 
このスピードアップは、旅客はともかく、物流にとっては確実にプラスということで、今日も多くのトレーラーが待機していました。
港湾の拡張とともに、RORO船も合わせ、流通の拠点としてさらなる発展が期待される敦賀港ですが、とりわけ、こちらのフェリーターミナルはロケーションがとても良い。
 
市民の皆さん、特にお子さんには、ダイナミックな船と雰囲気を味わいに是非訪れて欲しい場所あり、そこに期待するのは夢とワクワク感です。