「幸福度ランキング」発表!福井県が4度目の1位!

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昨日は、全国的に報道がされたように福井県嶺北地方で震度5の地震が発生。
 
発生は午前9時10分ごろ、震源地は福井県坂井市(福井市の北)で、地震の規模を示すマグニチュードは5.0と推定。
 
福井県で震度5弱程度以上の揺れを観測するのは、昭和38年に若狭湾を震源とするマグニチュード6.9の地震で敦賀市で震度5の揺れを観測して以来とのこと。
 
福井市などで10数名の方がケガをされたとのことですが、幸いにも大きな被害にまでは至らなかったようでひとまず安堵しましたが、地震は今後1週間程度は同じような揺れが起きる可能性があるとのことであり、台風10号の接近による風雨と合わせて警戒せねばなりません。
 
また、この日は地震速報を見た県外の方数名から「福井の地震大丈夫でしたか?」とLINEや電話などで心配の声を頂戴しありがたい限り。
 
福井と聞いて、パッと私の顔を思い浮かべてくれたことを嬉しく思うとともに、そういった気遣いの声掛けが出来ることを見習わねばと感じた次第です。
 
そのような中、敦賀市を始め嶺南地方は大きな揺れとならなかったこともあり、予定通り、美浜原子力緊急事態支援センターでの活動報告会をお昼休みに開催させていただきました。
 
この支援センターは、福島第一原子力発電所の事故対応の教訓を踏まえ、万が一事故が発生した場合でも、多様かつ高度な災害対応を可能とするため設置された組織であり、災害発生時には、速やかに発災事業所へ資機材、要員を派遣し、発災事業者と協働して高放射線量下での原子力災害に対応するほか、通常時には、原子力災害対応用遠隔操作ロボット等を集中的に配備・管理し、原子力事業者要員に対する操作訓練を実施する拠点でもあります。
 
そうした緊急事態に備え、限られた人員を確保しておく必要があることを踏まえコロナ対策も徹底。
報告会についても会議室ではなく、より空間の広いロボット訓練エリアを使用しての開催となりました。
 

【ロボット訓練エリアでの活動報告会の様子】
 
報告会並びに質疑はもちろんのこと、全国の原子力職場から出向されている方とも意見交換が出来、大変有意義な時間となりました。
 
さて、奇しくも地震のニュースで全国に名前が伝わった福井県ですが、この日は「幸福度ランキング」の発表日。
 
民間のシンクタンク「日本総合研究所」が健康、文化、仕事、生活、教育の分野ごとの国の統計などをもとに、全国の都道府県の「幸福度」を分析し、独自にランク付けしたもので、2年に1度発表されているこの「幸福度ランキング」ですが、教育や仕事などの分野で高評価を獲得し、何と福井県が、過去3回に続いて今回も1位となりました。
 
2位は富山、次いで東京、石川、長野と続き、東京以外は北陸3県が上位を占める結果となり、こうしてお隣の県、同じような文化を持つ地域とともに高評価が得られたというのはやはり嬉しいもの。
 
福井県は「仕事」では「働く女性の割合」が全国1位だったほか、「教育」の分野では「子どもの運動能力」や「不登校児童の少なさ」がいずれも1位で「小中学生の学力」も3位と高い水準であったとのことで、福井県内でさらにトップクラスとなれば、まさに「福井を制すもの全国を制す」であり、敦賀市が目指す「子育て環境日本一」の達成も決して絵空事ではなく現実目標として、達成に向け進めて行かねばと改めて認識しました。
 
新型コロナを経験し、当たり前の通常生活が送れることをありがたく感じたことと同じではないかも知れませんが、「幸福度」という形で高い評価を得る場所に自分が住み、そしてふるさとであるということは、実にありがたいこと。
 
当たり前を当たり前と思わず、こうした嬉しいニュースも活力や魅力に変え、今後より、そのことが実感出来るようまちづくりに生かしていければと思います。