「はたち」の皆さんに思いを伝える

ブログ 働く仲間とともに

このブログで何度も取り上げてきている福島第一原子力発電所に溜まり続けるALPS処理水の問題について、昨日は一歩前進のニュース。
 
これまで東京電力は「2023年春頃」から海水で薄めたうえで海に放出する計画を示してきたところですが、政府は13日関係閣僚会議を開き、工事完了後の原子力規制委員会による検査などを踏まえ、放出開始の時期を「春から夏頃」とする方針を決めました。
 
関係閣僚会議で放出に向けた行動計画を改定し、安全性確保や風評対策に引き続き取り組むほか、放出前に国際原子力機関(IAEA)が公表する包括的な報告書を基に、安全性の検証を受けたことも周知するとしていることから、今後はこうした科学的に得られた評価をもって、着実に進むことを願う次第です。
 
さて、このような報道に触れる一方、私のほうは、議会、労組、地域とそれぞれの活動がタイトに続いた一日。
 
まず、午前中は高崎市議会 議会運営委員会様の行政視察に広報広聴委員長として対応、午後は議会としての業務継続計画(BCP)策定に向けた議会運営委員会に出席、夕刻は東洋紡労組敦賀支部「はたちの集いセミナー」にて政治活動に関する講師を務めさせていただいた後、夜は私の住む町内で進める「町名地番整理事業説明会※」に副区長(司会役)として出席しました。
 
※町名地番整理事業
現在の住所表記「砂流〇〇号〇〇番地(ひばりケ丘町)」を「ひばりケ丘町〇〇〇番地」(カッコ書きを取る)に変更するための事業で住民の8割以上の同意が必要とされる。
 
対応したそれぞれにお話ししたいことがある訳ですが、ひとつ選択するのは「はたちの集いセミナー」。
 
会場には、今年度20歳を迎えた30名弱の皆さんが並ぶなか、どんなスタイルで話そうか考えましたが、まずは明るく元気良く、そしてフランクに接するよう心掛け、約30分間、政治の必要性や自身の活動のこと、敦賀市政のトピックス、さらには皆さんへのお願い(選挙への参加)とひとつの言葉を贈らせていただきました。
 

【「はたちの集いセミナー」の様子】
 
何より、長男と同じ歳の皆さんが真剣に耳を傾けてくれたことが嬉しかったところですが、140年の歴史を誇る東洋紡に就職し、こうして地元に残ってくれていること自体大変ありがたいことであり、最後には皆さんの今後益々の飛躍を期待する旨、お伝えた次第です。
 
まずは、このような機会を頂戴したことに感謝。
 
地元企業で働く若手の皆さんに、少しでも政治に関心を持っていただけたのであれば幸いに思うとともに、今後も働く仲間として、困ったことや市政へのご意見があれば是非、「やまたけ」に声を伝えていただければ、さらに嬉しく思います。
 
彼ら彼女らからすれば、私は親世代。
 
「ウザいオヤジ」ではなく、頼られる存在となれるよう、自分自身も精進せねばとネジを巻く、良き機会ともなりました。