「空にうかぶ」新幹線敦賀駅舎が姿を現す〜開業まであと700日〜  

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今日からはゴールデンウィークに相応しい晴れの日が続くようですが、昨日はどしゃ降りの雨。
 
あいにくの天気であった訳ですが、そのような中開催された「第93回福井県中央メーデー」に出席してまいりました。
 
雨中にも関わらず、会場の福井市中央公園芝生広場には、多くの連合福井傘下の組合員さんらが集い、杉本達治福井県知事を始めとする来賓祝辞、今夏の参議院議員通常選挙に候補者を擁立する各産別からの決意表明の後には、パンフレットのQRコードを読み込んでの抽選会が催されるなど、趣向が凝らされた内容で進められました。
 
主催者挨拶で連合福井の矢野会長は、雨の中央メーデーは近年無かったことに掛け、「雨降って地固まる」と仰っていましたが、より結束力を高め、「働くことを軸とする安心社会の実現」に向け、私自身も連携を深め取り組んでいきたいと思います。
 
そうして午前中は福井で過ごし、夕方は帰省する長女の迎えのため敦賀駅に向かうと、以前から進められていた北陸新幹線敦賀駅舎の旅客上家(ホームの屋根)が既存駅の真後ろまで延びてきており、駅前から望む姿は圧巻の様相を呈するまでになっていました。
 

【旅客上家工事が進む北陸新幹線敦賀駅舎】
 
新幹線敦賀駅舎のデザインコンセプトは「空にうかぶ~自然に囲まれ、港を望む駅~」であり、デザインイメージは「煌めく大海から未来へ飛翔する駅」としています。
 
ご覧いただくように、中央に姿を現した両サイドが跳ね上がった屋根は「ユリカモメ」が飛翔する姿をイメージしているとのことですが、私にはまさに大空に羽ばたいていくように映った次第。
 
何を置いても新型コロナ対策や冬季の厳しい気象条件がある中においても、こうして安全に且つ順調に工事を進めていただいている鉄道・運輸機構の皆さんは敬意を表するところであり、工事完遂まで引き続きの安全作業をお願いするところです。
 
電車の到着時間までぐるっと駅前を一周すると、駅西地区の知育・啓発施設や飲食ゾーンの建屋外観はすっかり仕上がっており、中央には芝生が敷かれるこのエリアの完成形を想像するに、老若男女、敦賀の方、観光客を問わず、笑顔あふれるふれあいと賑わいの場になっている姿が頭に浮かんだ次第です。
 
奥にはホテルや「嶺南初」のスターバックスも外観を成しており、エリア全体の完成を心待ちにするところ。
 
せっかくですので駅西エリアもご紹介いたします。

【立体駐車場手前が知育・啓発施設】

【ルートイン側には、約10店舗が入る飲食・物販ゾーン。その先にあるのがスターバックス。】

【駅西エリア全景。中央は、ステージなどが併設された芝生広場となります。】
 
どこか期待で心満たされる中、オルパークに入ると、敦賀工業高生が製作した敦賀開業までのカウントダウンボードはちょうど「700日」を指していました。
 
「もう700日」、「まだ700日」と思いが錯綜するところでありますが、駅舎デザインに込められた意味の通り、古より交通の要衝として栄えてきた敦賀が「新幹線」によってさらに大きく羽ばたけるよう、まずはあと2年を切った開業に向け、受け皿整備を着実に進めるとともに、市民の皆さんが「開業」を「自分ごと」と感じていただけるよう、私なりに取り組んでいきたいと思います。
 

【このカウントダウンに合わせ、機運が高まっていきますように】