水資源の大切さを考える「上水道の日」

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曇天続きの昨日、午後7時頃には激しい雨。
 
ちょうど車を運転していたのですが、おそらく今の車に乗って8年目で初めて「最速段」にしたワイパーでやっと前が見えるほど。
 
その後しばらくして止んだため、最もタイミングの悪い時に運転していたことになりますが、この程度で済んで良かったと、胸を撫で下ろすところ。
 
この「雨」に関し、日本の年間降水量は世界平均の2倍以上、また島国であるため、隣国と水資源を巡る争いは基本的に存在しないことから、水資源が豊富な国と言われ、そのため日本人は「水と安全はタダ」と当たり前に思っていますが、世界の多くの国ではそうではないよう。
 
国土交通省によれば、「国土全体において水道水を安全に飲める国」は世界に9カ国。
 
フィンランド、スウェーデン、アイスランド、オーストリア、ノルウェー、デンマーク、オランダ、ニュージーランド、そして日本。
 
日本は、水道水がそのまま飲める数少ない国の1つなのであります。
 
これには、降水量が多いことなど、地形学的にも日本列島が自然から与えられた環境があってのことであり、命と直結する「自然の恵み」に感謝すべきと思うところです。
 
さて、水に関して言えば、今日は「上水道の日」。
 
日本の近代水道は、今から138年前の明治20(1887)年10月17日、イギリス人技師のヘンリー・スペンサー・パーマー氏の指導のもと、横浜に初めて創設されたことに始まります。
 
「近代水道」とは、川などから取り入れた水を濾過して、鉄管などを用いて有圧で給水する、今日私たちが使っている水道と同じ仕組みの水道のことで、近代的上水道の特徴は有圧送水、ろ過浄水、常時給水、また、近代的上水道の三大発明として、鋳鉄管、砂ろ過、ポンプが挙げられるとのこと。
 
では、なぜ横浜かと言えば、当時の横浜は、海や沼を埋め立てて町がつくられたため、井戸を掘っても塩辛く、飲み水には適していなかったところ、1859年の横浜開港以来急速に人口が増加し、販売されている水だけでは足りなくなったことや、伝染病が蔓延したことで、近代的な上水道を整備する必要が出てきました。
 
そこで、イギリス人技師のパーマー氏の指導の下、44㎞離れた相模川上流から水をひき、横浜で緩速砂ろ過し配水。
 
この水道こそが、ろ過した水に圧力を加えて鉄管で送り、蛇口からいつでも水を使うことが出来るという、日本で最初の近代的上水道となったとあります。
 
なお、近代的上水道が出来た頃は、各家庭まで水道をひいて使うということはほとんどなく、多くの家庭では、共同の蛇口から水を汲んで使っていたことはお察しのとおり。
 
それから140年近くが経過をし、日本の水道普及率は約98.3%(2023年3月末時点)と高く、世界でもトップクラスの水準であるうえ、水道法で定められた水質に関する基準を満たした水道水は、前述のとおり、その品質と安全もトップクラスと言えます。
 
世界的な視点で見れば、20世紀は自動車や航空機が登場したことにより、石油を巡る争いが絶えず、20世紀は「石油の世紀」と言われましたが、21世紀は「水の世紀」。
 
世界の大河川では、上流での水需要が多くなり、下流で水が枯渇し始めるなど、水の利用を巡って争いが起きています。
 
つまりは、私たちの生活に直結する「上水道」は「当たり前」ではないことに加え、そのおいしさや安全性は、関係者の絶え間ない努力によって支えられていることを忘れてはなりません。
 
私自身、これまで幾度となく、敦賀の水道は水資源もそれらを守る人も「貴重な宝」と述べてきましたが、本日、10月17日の「上水道の日」を契機に、皆様におかれましても、水資源の大切さを改めて考えてみてはいかがでしょうか。
 

【敦賀市が保有する給水車。発災時においても、敦賀の「おいしい水」を届けてくれます。】
 
(参考)水道に関する過去ブログは、以下リンクほか、「水道」「山本たけし」で検索いただきご覧ください。
 
 →2021年10月15日ブログ『敦賀の水道は資源も人も「貴重な宝」』

夏の風物詩といえば、「甲子園」と「敦賀港カッターレース」

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夏の風物詩といえば「甲子園」。
 
5日に開幕する第107回全国高校野球選手権に向けた組み合わせ抽選会が3日、大阪市内で行われ、福井代表の敦賀気比は、今春の選抜大会を制した神奈川代表の横浜高校と対戦することが決まりました。
 
ドカベン世代の私ですが、記憶に残っている野球編の巻頭にあった言葉は「神奈川を制すもの全国を制す」。
 
漫画の世界では、神奈川代表の明訓高校が文字どおり、県内のライバル、そして甲子園では全国の強豪校を制し、まさに「常勝明訓」の名を轟かせましたが、現実の世界においても、松坂世代をはじめ、数々の大激闘、名場面を甲子園の地に残す屈指の強豪校。
 
一方、地元代表の敦賀気比も選抜準優勝、夏の甲子園では何度も上位に食い込む常連校であり、高校野球ファンにとっては、絶好のカードになったかと。
 
敦賀気比vs横浜の試合は、大会3日目第1試合(7日午前8時~)。
 
リアル視聴は難しいかもしれませんが、楽しみに応援したいと思います。
 
こうして、甲子園の話題で盛り上げるところ、敦賀の夏の風物詩といえば「敦賀港カッターレース」。
 
第28回を迎える敦賀港カッターレースは例年、7月の3連休(海の日)に行っていますが、今年は参院選の日程を考慮し、8月の3連休(「山の日」前日の10日)に開催することとしています。
 
「山の日近くに海の行事」というチグハグ感は致し方なしとし、7月26日(土)には保管場所から移動し、カッターを海に浮かべる「カッター下ろし」作業。
 
その後は、初心者向けの練習会、チーム単位での練習と、この週末も多くの皆さんに参加いただくとともに、実行委員会としてはこの間、熱中症対策を講じながら運営にあたってきたところです。
 


【昨日の練習風景(写真はいずれも原電労組チーム)】
 
今年の大会には、県外からは、先にあった横浜(神奈川県)から女子チームに参加いただくほか、富山からも参戦。
 
県外4チームを含む計38チームに参加いただくこととなっています。
 
特徴としては、昨年4チームだった「女子の部」が6チームに増えたこと。
 
そして大きいのが、これまで高校野球の福井県大会と重なっていたため見送りとなっていた、嶺南ケーブルネットワーク(RCN)の生中継が入ること。
 
番組編成のため、生中継は12時頃からの放映となりますが、甲子園に負けぬ?熱いレースの模様をぜひご覧いただければ幸いです。
 
大会まで1週間。
 
参加者の皆さんに気持ちよくレースに臨んでいただくこと、安全で円滑な大会運営となるよう、私自身、実行委員会の一員として役割を果たしてまいる所存です。
 
(おまけ)

【川崎・松栄岸壁で食べる「パ軒」は今年も最高でした】

【海洋少年団OBの、こんなロープワークに感嘆の声】

8月1日は「水の日」

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猛暑日(35℃以上)が続く敦賀。
 
今朝はめずらしく曇り空、日中予想気温も33℃となっています。
 
こう書いていて思いましたが、慣れとは怖いもので、35℃を下回っていれば「今日は涼しい」と思う自分がいました。
 
私のほかにも、そう感じてらっしゃる方がいらっしゃるのではと思うところですが、月は変わり、今日から「夏本番」の8月。
 
一方、お便りを書く際の時候の挨拶は、梅雨明けから本格的な夏の暑さを迎える7月が「盛夏の候」や「猛暑の候」を用いるのに対し、立秋を境に秋へと移り変わる8月は、立秋前までは「晩夏の候」や「残暑の候」、立秋以降は「残暑」の季語を使い分けるとあります。
 
もはや、時候の挨拶も期(季)ズレを補正しないといけないのではと思うところですが、秋の音色が訪れるのを心待ちに、この夏を乗り切ってまいりましょう。
 
さて、今朝も散歩をしていると、田んぼの畦を流れる用水路の水量がかなり目減りしているのが気になるところ。
 
そう思えば、雨はいつから降っていないのか…。
※(後述)気象庁データを調べたところ、7月17日に5.0ミリ降ったのが最後でした。
 
この先の2週間天気予報を見ても、傘マークは皆無であり、田んぼへの影響や水不足が心配されるところです。
 
そうした中にあって、今日8月1日は「水の日」。
 
水の大切さや水資源開発の重要性に対する国民の関心を高め、理解を深めるため、昭和52年の閣議了解により政府が定めたもの。
 
年間を通じて水の使用量が多く、水についての関心が高まる時期である8月の初日(8月1日)を「水の日」とし、この日を初日とする一週間(8月1日~7日)を「水の週間」として、水に関する様々な啓発行事を毎年実施しています。
 
また、「水の日」は、平成26年に制定された水循環基本法において、国民の間に広く健全な水循環の重要性についての理解と関心を深める日として位置づけられており、「水の日」ならびに「水の週間」には、国・地方公共団体・事業者・民間の団体が連携して、例年、水の大切さに関する普及啓発活動を全国的に実施しています。
 
偉そうにこう書きながら、これまで私も認識不足だった訳ですが、国においては、国民に「水の日」を広く知っていただくため、令和3年7月には国土交通大臣が、ポケットモンスターの「シャワーズ」を「水の日」応援大使に任命するなど、より多くの人に「水の大切さ」や「健全な水循環」について考えていただけるよう工夫されています。
 

【今年度の啓発ポスター。シャワーズが前面に出ています(国土交通省HPより引用)】
 
また、「日本を青く染めて、『水の大切さ』を考えよう」をキャッチフレーズに、令和2年からは、地方公共団体・事業者・民間の団体等の協力を得ながら、全国各地の施設を、「水」を連想させるブルーにライトアップする取組も行われ、今年は全国192箇所、大阪・関西万博の大屋根リングでもブルーライトアップを実施するとのことです。
 
なお、先に「年間を通じて水の使用量が多く」と書きましたが、今年はそうも言っていられないところ。
 
「渇水」のワードが頭をよぎる8月となっておりますので、「水資源の大切さ」を思い、「節水」を励行すると同時に、連綿と地域の「水を守る」あるいは「守ってこられた」方々に感謝する。
 
私自身は、そうした「水の日」にしたいと思います。

海の貴婦人「海王丸」が敦賀港に寄港 〜本日は一般公開〜

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昨日のブログでは、関西敦賀交流人会、東京敦賀人会、東海敦賀人会「一斉帰郷歓迎行事」のことをご紹介しましたが、わが家の長女も同じく帰省。
 
この三連休とテレワーク、休暇を合わせ、約1週間の帰省となりますが、暫しゆったり過ごして欲しいと思います。
 
なお、敢えて「帰郷」と「帰省」を使い分けていますが、「帰郷」は文字通り「生まれ育った土地へ帰ること」、「帰省」は「夏期休暇などに、故郷に帰ること」、「故郷に帰り父母の安否を問うこと」と意味に違いがあり、帰る場所も「帰郷」は「故郷」であるのに対し、「帰省」は「父母兄弟などがいるところ」となっています。
 
ついては、ここではそれぞれの意味合いに応じ使用していますことご理解いただければと(こう書いてますが、実は勉強になりました)。
 
話しを戻し、昨日お昼前、敦賀駅前(まちなみ口)に行くと、帰省の親子連れやお迎え、観光客でかなりの人出。
 
テレビでも紹介されたお店には長蛇の列と、大変な賑わいと活気を感じたところ。
 
お盆の帰省で、初めて北陸新幹線を利用という方もいらっしゃるかと思いますが、まちの変化も感じていただきながら、ひとつでも多く、故郷で夏の思い出をつくっていただければ幸いです。
 
さて、お盆に合わせた帰郷や帰省とはまた意味合いが異なりますが、ちょうど時を同じくして敦賀に「寄港」したのが、練習帆船「海王丸」。
 
「海の貴婦人」と呼ばれる海王丸は、独立行政法人 海技教育機構(存在を初めて知りました)のホームページによれば、1989年、海王丸は59年間にわたって海の若人を育ててきた初代海王丸の代替船として建造。
 
初代海王丸は鹿児島商船水産学校の練習船「霧島丸」の遭難を契機として、1930年に日本丸とともに建造され、当時の田中隆三文部大臣の「日本の海の王者にふさわしい船にしたい」という我が国の海運に寄せる期待を込めて「海王丸」と命名。
 
引退までの59年余りにわたって実習訓練を行い、正確な記録の残る昭和27年(1952年)4月1日以降でも189次の航海を行い、7,708名の実習生を育て、約146万kmの航海を完遂しました。
 
老朽化には勝てず、1974年以降は遠洋航海の規模を縮小するなどの応急的な航海を続けていましたが、船員教育訓練とあわせて「青少年のための海洋教室や体験航海」にも利用するものとして、国の補助金、財団法人日本船舶振興会(現・日本財団)補助金、一般からの寄付金及び銀行借入金とし、財団法人練習船教育後援会(現財団法人海技教育財団)が海王丸代船を建造したとありました。
 
9日(金)に敦賀港の川崎・松栄岸壁に寄港した「海王丸」ですが、ちょうど7日(水)朝、名子で辻立ちをしていると、既に湾内に佇む優雅な姿を発見し、感嘆の声を挙げたところ。
 

【名子のヨットハーバー前から見た「海王丸」】
 
本日10日は、午前9時から午前11時30分まで、午後1時から午後4時までに分けて、一般公開が行われます。
 
岸壁へ自家用車での直接の乗り入れや徒歩での来場はできず、受付会場の「敦賀市民文化センター」で受付を済ませた後、シャトルバスで受付会場から一般公開会場まで移動となることをご留意いただきたく存じますが、滅多とない機会ですので、足を運んでいただければと思います。
 
なお、詳細なご案内については、以下の敦賀市ホームページをご覧ください。
 
 →練習帆船「海王丸」一般公開のお知らせはコチラから
 
「海の貴婦人」が、こうして夏の敦賀港に寄港されたことは大変嬉しいこと。
 
心より歓迎するとともに、今後の安全な航海と海の若人の育成に寄与されますことご祈念いたします。

「立秋」を迎え、感じる秋の気配

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今や死語になっているかもしれませんが、テレビの「ゴールデンタイム」とは、1日のうち特に視聴者の多い時間帯である「プライムタイム」と呼ばれる19~23時のうち、19~22時の時間帯の俗称。
 
視聴率を時間区分別に見る時に使われるテレビ広告用語だそうですが、ここ最近は只でさえ、パリ五輪にプロ野球とチャンネルが重なるところ、「夏の甲子園」まで重なることに。
 
今大会は暑熱対策として、試合を午前と夕方に分ける「朝夕2部制」を一部に導入。
 
1日3試合を行う第1日から第3日まで実施するとなったことによるものですが、こうなるとわが家の「ゴールデンタイム」の優先順位は「高校野球」に(ご心配なく、意見は妻と合致しています)。
 
ナイター時間帯に行われた智弁学園vs岐阜城北の試合がまさに、「THE高校野球」を感じる試合で、結果、延長11回タイブレークの末、9―6で智弁学園が競り勝った訳ですが、こうしてスポーツ観戦を楽しめるのは幸せなこと。
 
なお、昨日の甲子園開会式での選手宣誓で引用された、イチローさん(元メジャーリーガー)の言葉は、「努力したとしても報われるとは限らない。しかし、努力しなければ報われることはない」。
 
野球のみならず、あらゆることに通ずることであり、人生観として胸に刻んだ次第です。
 
こうして、高校野球が始まると「夏真っ盛り」と思うところですが、昨日は「立秋」を迎え、暦の上ではこれから晩夏、季節は秋へと向かいます。
 
私の朝のルーティーンは、このブログを書くことと、きゅう(わが家のワンちゃん)の散歩に行くことですが、散歩は暑さを避け、5時台に歩くと、スジ雲やウロコ雲が広がる空に爽やかな風、稲穂を垂れつつある田んぼ、びゅんびゅんと飛び交うトンボと秋の気配を感じることができます。
 

【どこか秋の兆しを感じる、朝の散歩コース】
 
水曜日の昨日は名子での辻立ちのため、散歩の後は急ぎ支度をし、7時には家を出ましたが、このように肌感覚で暦(季節)を感じることはどこか風情があるもの。
 
今朝もそうしてルーティーンを終えましたが、「立秋」を境に暑さの表現は「残暑」に切り替わります。
 
日本特有の文化「暑中見舞い」も「残暑見舞い」に。
 
過ぎゆく夏というには早いのかもしれませんが、16日に行われる「とうろう流しと大花火大会」など、敦賀の夏の風物詩を味わいつつ、夏の余韻、移り行く季節を感じたいと思います。
 

【辻立ちの服装は「残暑」バージョン。体調管理に留意し、オールシーズン継続あるのみです。】

海ごみゼロプロジェクト2024 in敦賀

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6月は「男女平等月間」である旨、以前にご紹介しましたが、もうひとつの取組みは「環境月間」。
 
これに伴い、市民総ぐるみ環境美化運動「クリーンアップふくい大作戦!」と題し、敦賀では一斉拠点活動として、6月2日に「気比の松原クリーンアップ」が行われたところ。
 
また、この期間に合わせ、市内の各地区や町内でも、環境美化運動に取り組んでいただいており、多くの市民の皆さんの清掃奉仕があって、海岸やまちが綺麗に維持できていることに改めて感謝する次第です。
 
さて、深刻なごみ問題と言えば、最近では「マイクロプラスチック」にあるよう「海洋ごみ」がありますが、日本財団と環境省では、増加し続ける海洋ごみ対策事業の一環として、全国一斉清掃キャンペーン「海ごみゼロウィーク2024」を実施。
 
「海ごみゼロウィーク」とは、今年で6年目を迎える取組みで、海洋ごみ問題の周知啓発とともに、海洋ごみの流出を少しでも防ぐことを目的として行われ、昨年度のキャンペーンでは、全国約1,100カ所で46万人以上が参加したとあります。
 
敦賀では、昨日午前中に、NPO法人THAP(タップ)が主催し「海ごみゼロプロジェクト2024in敦賀」が行われ、私も昨年に続いて参加。
 
9時より主催者代表あいさつ、趣旨説明やごみ回収に関する説明の後、早速海岸に下り、大比田〜横浜の海岸を清掃してきました。
 
※この日の参加者は120名(主催者発表)
 

【開会式の様子(主催者あいさつは、THAPの池田理事長)】
 
1袋1種類の分別を徹底のうえ、漂流ごみを回収しましたが、一番多かったのはペットボトルのキャップやプラスチック片、ルアーやロープなどもありましたが、開会式の説明でもあったよう、元をたどれば、こうしたものはすべて人間が河川の上流から流したものであり、何とも悲しい気持ちになったところです。
 
なお、冬場にはサーフィンができるほどの波となる大比田〜横浜海岸ですが、それはつまり北西からの強い風と波をもろに受ける位置にあるということであり、ごみの量は即ち、そのことを物語っていた訳ですが、約1時間強の時間ではあったものの、皆さんのご協力のもと多くのごみ回収ができた次第です。
 

【清掃活動の様子】

【回収した漂流ごみ(主催者発表では軽トラ7台分あったとのこと)】
 
強風の中でしたが、プロジェクトを主催されたTHAPの皆さま、参加された多くのボランティアの皆さま大変お疲れ様でした。
 
なお、私にとって幼少期の海水浴といえば、父の出身地でもあるここ大比田海岸。
 
思い出の海岸であり、夕陽が素晴らしく綺麗に見えるこの海岸を美しく維持すべく、恩返しの意味も込めて今後も活動に参画していく所存です。
 

【思い出の詰まった大比田海岸。今後も美しく。】
 
結びに、海ごみゼロウィークのホームページにこのような記載がありました。
 
世界中で増え続ける海洋ごみの問題。2050年にはプラスチックをはじめとする海洋ごみの量が、魚の量より多くなるともいわれています。
海洋ごみの約8割は、陸(街)から川を伝って海に流れ出したものとされることから、海洋ごみを減らすには海だけでなく街でも活動することが重要です。日本全体が連帯し、海洋ごみ削減のためのアクションを行う。ごみを出さない、ごみを捨てない、ごみを拾う。この行動は日本の誇りであり、世界の模範となる。そして、一人ひとりの行動が、海の未来を守ることにつながる。
いまこそ、行動を起こそう。日本から世界へ、海の未来を変える挑戦を。
 
街角での小さなごみ拾いひとつが、日本の海を守ることにつながりますので、皆様におかれましても引き続き、ご協力のほどお願いいたします。

今日は「立秋」 〜気持ちに少しのゆとりを〜

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月曜日の昨日は、恒例の朝街宣から始めましたが、終始強い南風。
 
沖縄県を直撃し、ゆっくりとした速度で北に進む台風6号による影響と思い、街頭では、既に暴風域に入りつつある九州地方において大きな被害なきようお祈り申し上げた次第です。
 
また、天気予報を見ると、台風6号とは別に、8月7日 15時時点で南鳥島近海にある熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しています。
 
次に台風が発生すれば、7号と呼ばれることになりますが、こちらは太平洋側から本州に進路をとる可能性があるため、引き続き留意しておかねばなりません。
 
さて、そのような週初めの朝から、お昼休みは自分の職場を皮切りに「活動報告会」をスタート。
 
改選後の市議会構成や市政のトピックス、6月定例会の内容などについて、従来同様、パワーポイントを用いてご報告。
 
対面での報告会はやはり、直接反応が伺えることもあってやり易く、質疑では敦賀を訪れた宿泊者のお食事場所に関することや新幹線開業を踏まえた道路整備などについて質疑応答しました。
 
8月中のお昼休みは、各職場を回り、同様に開催していきますが、これも「熱伝導」。
 
自身の考えをしっかりお伝えするとともに、双方向のコミュニケーションを図っていく所存です。
 
さて、冒頭申し上げた台風、その前は猛暑と、とてもそんな気分ではないかと思いますが、今日は「立秋」。
 
暦の上では秋の始まりとなります。
 
まだまだ暑さは続きますが、空を行く雲の姿や夜風などは、どことなく秋の気配を感じる季節とあります。
 
結構、空を眺めるタイプの私としては、夏本番と言いながら入道雲を見ることが少なく、その代わりに、うろこ雲やすじ雲など、秋の雲を見掛けることもあり、どことなく秋の気配を感じていたところ。
 
なお、立秋を過ぎると、挨拶状は「暑中見舞い」から「残暑見舞い」へと変わるのでご注意を。
 

【8月3日(木)朝の空にも「秋の気配」がありました。】
 
二十四節気では、8月23日に「処暑」を迎えます。
 
厳しい暑さのピークは過ぎ、朝の風や夜の虫の声に秋の気配を感じる季節とあります。
 
忙しさの中にも、気持ちに少しのゆとりを持って。
 
季節の移り変わりを感じつつ、草花の彩りや虫の音を楽しんでいければと。

海ごみゼロプロジェクト2023 in 敦賀

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福井地方気象台は昨日、北陸地方が梅雨入りしたとみられると発表。
 
北陸地方の梅雨入りは平年並みで、昨年より5日遅いとのこと。
 
ジメジメした梅雨の季節が「好き」という方は残念ながら少ないのかと思いますが、鮮やかに咲く紫陽花のように、植物の生育にとっては欠かせない季節でもあり、そこはポジティブ思考で過ごしていただければ幸いです(私もそうします)。
 
さて、朝から小雨が降る「梅雨らしい」天気となった昨日は、「海ごみゼロプロジェクト2023 in 敦賀」に参加し、地元の皆さんや市内企業、海洋少年団など多くの皆さんと一緒に大比田〜横浜海岸を清掃してきました。
 

【会場となった大比田海岸。最後にありますが、私にとって思い出の詰まった場所です。】
 
このプロジェクトは、「クリーンアップふくい大作戦 〜ふくい海ごみゼロチャレンジ2023〜」のひとつとして、敦賀ではNPO法人「THAP(タップ)」が主催のもと開催されたもの。
 
なお、クリーンアップふくいのホームページを見ると「海岸や河口に流れ着くごみの多くは、河川の上流から流れ出たものです。きれいな海岸や河川、水辺の生き物、そして私たちの生活を守るために「オールふくい」で清掃活動に取り組んでいます!」とありました。
 
プロジェクトのほうは、9時より主催者代表あいさつ、趣旨説明やごみ回収に関する説明の後、早速、海岸に下り清掃スタート。
 

【開会式の様子(主催者あいさつは、THAPの池田理事長)】
 
説明では、後工程を考慮し、可燃物や空き缶など、あらかじめ集めるものを決めて回収する旨指示があったことから、私はプラスチックに特化して回収しましたが、防潮堤近辺に溜まった漂流ごみは大変多く、狭いエリアに留まらざるを得ない状況となりました。
 
一番多かったのはペットボトルのキャップやプラスチック片、変わったものでは注射容器などもありましたが、こうしたものを口にしてしまった海洋生物のことを思うと申し訳ない気持ちになったほか、先にあったよう、元を辿れば、こうしたものはすべて人間が河川の上流から流したものであり、何とも悲しい気持ちになったところです。
 
また、冬場にはサーフィンができるほどの波となる大比田〜横浜海岸ですが、それはつまり北西から入る強い風と波をもろに受ける位置にあるということであり、ごみの量は即ち、そのことを物語っていた訳ですが、約40分の時間ではあったものの、皆さんのご協力のもと多くのごみ回収ができた次第です。
 


【海岸清掃の様子と回収した漂流ごみ(その他にも軽トラで運搬したものあり)】
 
若狭湾を拠点とした、海ごみを資源に変える方法を模索するチーム「※Anomiana(アノミアーナ)」のホームページを拝見すると、「敦賀市のごみ」というページがあり、1997年のナホトカ号重油流出事故以来、敦賀市では漁協や地域住民が海岸清掃活動を盛んに行ってきたことから始まり、敦賀湾では漁港の多い西側(西浦地区)での海ごみの漂着は比較的少なく、東側(東浦地区)での漂着は非常に多いこと、これまで住民、漁協、企業等が主体となって行なってきた清掃活動が過疎化や高齢化で難しくなったことから、2017年に東浦地区の区長が連名で市に陳情を行ったこと、さらにはそれ以降の敦賀市との取組みが記載されていました。
 
※今回のプロジェクトを共催する「TEAM☆CLEAN BLUE」は、アノミアーナの敦賀在住メンバーが中心に結成された団体
 
 →アノミアーナ「敦賀市の海ゴミ」はこちらから
 
こちらを読むと、住民と行政が共通の課題認識をもって、解決するための仕組みづくりのもと実践されてきたことが良く分かる訳ですが、今回のプロジェクトにも行政職員が複数名参加(業務でなく)されていて、「敦賀の美しき海を守る」との思いを共有する機会となりました。
 
最後に、父の出身地でもある大比田。
 
大比田海岸は私にとって、幼少期には夏、必ずといっていいほど海水浴に訪れたり、社会人になってからはサーフィンにチャレンジしたりと、多くの思い出が詰まった場所。
 
こうして皆さんの手で、美しく維持していただいていることに心より感謝です。
 

【夕陽が沈む時間帯が最高に美しい大比田海岸は「敦賀の宝」。いつまでも大切に。(2023年4月やまたけ撮影)】

その土地の「文化や風土」を尊重のうえお楽しみを

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五月晴れが続くゴールデンウィーク。
 
天気予報によると「晴れマーク」は明日一杯までであり、「ここぞ」とばかりにお出掛けされているかのよう、敦賀市内も交通量が普段に増していたほか、県外ナンバーの割合も多く見られました。
 
昨日午前中、気比の松原に行くと、中央の駐車場は満車で、警備員さんが忙しく指示をされていましたが、岐阜や名古屋の見慣れたナンバーに混じり、何と岩手ナンバーまで。
 
係の方にお伺いすると、ちらほら東北ナンバーを見掛けるとのことで、こうして遠方から訪れていただいたことを嬉しく感じた次第です。
 
なお、私が気比の松原に向かった理由は、パトロール。
 
昨年もゴールデンウィーク時期以降、ゴミの放置や大音量での音楽、さらには文化財として保護している松の木近隣でのバーベキューなど、心無い利用者があったことから、今年はいかがかと気になって足を運んだもの。
 
今年は、敦賀市と福井森林管理署が連名で「公園内全域バーベキュー禁止」の看板を数箇所に立て、一層のルール遵守を呼び掛けるところですが、これを知ってか知らずか(知らない訳がないのですが)バーベキューを行い、注意しても聞かないため、パトカー2台が駆けつける事態になったことも把握するところ。
 

【公園内数箇所に設置された注意喚起の看板】
 
駐車場に車を停め、松原をぐるりと歩いて回ったところ、幸い昨日はそういった方はいませんでしたが、本件については、定例会の一般質問でも取り上げたことがあるほど思い入れがあることから、引き続き、自ら足を運ぶとともに情報収集に努め、「敦賀の宝」である気比の松原の風情が壊されることのなきよう、またお互いの文化や価値感を尊重し合いながら楽しんでいただけるよう、関係者の皆さんと対応にあたる所存です。
 
また、国、県、市と管理がまたがり、観光地であり、文化財、自然公園としての保護もせねばならない気比の松原をより適切に管理するにあたり、条例などのルール化も必要と考えることから、この辺りの検討を進めたいと考えます。
 
昨日も、松の木の木陰に座り、お弁当を広げるご高齢のご夫妻の背中を何とも微笑ましく感じたところですが、ゆったりと時間が流れる、こうした雰囲気こそ「国の名勝」に相応しい松原の姿ですね。
 

【海を眺め、肩寄せ合って談笑する姿に、こちらも心が癒されました。】
 
さて、今日は「みどりの日」。
 
由来を調べると、元々の「天長節」から変遷を辿り、1989年に昭和天皇が崩御されてからは、「12月23日(現上皇の誕生日)」に天皇誕生日は変わりましたが、名前を変えて存続されることになり、今では、自然や生物に深い関心を持ち大切にされた昭和天皇のお人柄にちなみ、「みどりの日」と改められたとありました。
 
こうした由来とも重ね合わせ、今日は自然の中へとお出掛けの方も多いのかと思いますが、気比の松原と同様に、訪れたその土地土地の文化や風土を尊重しつつ、マナーを守ってお楽しみいただければ幸いに存じます。
 
このブログをご覧の皆様には、釈迦に説法のことではありますが、念のためのお願いとさせていただきます。

「あらゆる世代が住み続けたいと思えるまちづくり」の根幹にあるものとは

ブログ まちづくり 敦賀の自然

山梨学院の優勝で幕を閉じた選抜高校野球ですが、地元では昨日、美浜・若狭町長杯が行われ、出場した高校球児を持つ親御さんに会うと、勝ち負けはともかく、「歓声OK」になったことを素直に喜んでおられた姿が印象に残りました。
 
福井県では1日、新たに73人が新型コロナウイルスに感染したと発表されており、依然として感染者は無くなっていないものの、3月13日のマスク着用ルール見直しに続き、次はゴールデンウィーク明けの5類へと、徐々に「通常」を取り戻す過程にあることを実感する次第です。
 
さて、コロナといえば、以前には県境を跨ぐことさえままならない時期があったことを思い出しますが、一昨日の茨城県に続き、昨日は石川県より後援会事務所への来訪がありました。
 
ちょうど私は外出していたため、ご本人と会えなかったのが大変残念でしたが、元々はTwitterでお知り合いになった国民民主党支持者のその方は、いつもあたたかいエールを送ってくれる心強い仲間。
 
貴重なお休みに敦賀までお越しいただき、本当にありがとうございました。
 
そうした遠方からの激励を胸に、夕方は所用のため東浦地区の大比田へ。
 
田んぼで耕運機を運転する手を止めていただき、用件をお話ししている中で、ここ大比田には既に茨城県、新潟県から2世帯の移住があり、今日も他県の方がお越しになられるとのこと。
 
県外からの移住があった件は以前に伺っておりましたが、お話しした方曰く、「この土地に魅力があるから住んでくれる」と自信あふれる表情で話される姿に、「仰るとおり」と頷いた次第です。
 
その「魅力」とは、海や山が近い、素晴らしきロケーションに加え、人情味あふれる近所付き合いなど、要は「都会には無いもの」であり、人間本来の営みや幸せを感じられることにあるのではないかと。
 
父の出身地であり、幼少期から通う大比田は確かに両方を兼ね備えた集落と思う訳ですが、この日も最高の景色と出会いました。
 

【敦賀半島に沈む夕日と大比田海岸】

【招魂碑を覆うように咲く桜】

【集落の路地から見える若狭湾】

【先祖代々守り続けている、見事な石垣で組まれた棚田】
 
私が公約に掲げる「3つのまちづくり宣言」の一番は、「あらゆる世代が住み続けたいと思えるまちづくり」。
 
その根幹にあるのは、「自分が住んでいるまちへの愛着や誇り」、いわゆる「郷土愛」を育むことであり、裏を返せば、これ無くして進める施策は、結果して上辺のものにしかならないというのが私の信念であり、「まちづくり」に対する考えの軸となっているところ。
 
棚田の畦に立ち、夕日に照らされる海を眺めながら、その思いをますます強めた次第ですが、そのためには歴史や文化など、その土地土地の「今ある資源」をしっかり見つめ直し、継承し活かしていくことに他ならないと思う訳であり、今後も引き続き、確信したその考えを市民の皆さんにご理解いただけるよう取り組む所存です。

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