「北陸新幹線敦賀開業記念フォーラム」に参加

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JR西日本、鉄道運輸機構それぞれが主催する「北陸新幹線 金沢〜敦賀間 開業試乗会」が続けられており、昨日乗車された方のSNSを拝見すると、敦賀駅〜小松駅間の往復であったものの、快晴のなか、車窓からは敦賀湾を始め、雪で覆われた白山の景色などを楽しまれた様子がありました。
 
また、復路の敦賀到着時には運良く虹のお出迎えもあったようで、皆さんそれぞれ思い出の試乗会になったことを嬉しく思った次第です。
 
そうしたなか、私の方は、試乗会の時間と並行して開催された「北陸新幹線敦賀開業記念フォーラム」に参加。
 
富山国際大学の大谷友男准教授をメインパーソナリティーとし、ボルファート富山、上越妙高、敦賀は「ちえなみき」2階をサテライト会場としつつ、オンライン参加者とつないでの開催。
 
私は敦賀会場にて参加しましたが、お越しになられた青森大学の櫛引素夫先生や参加された敦賀市の部長級の皆さんとも意見交換できるなど、大変有意義な時間となりました。
 

【敦賀会場にて。試乗会の影響もあってか、「ちえなみき」は大変賑わっていました。】
 
フォーラムではまず、大谷先生より、開業から9年を迎えた金沢の現況などを中心に基調報告があり、その後は、飯田一之氏(日本政策投資銀行 北陸支店 企画調査課長)ならびに藤沢和弘氏(北陸経済研究所 調査研究部 担当部長)のパネルディスカッション、さらには各会場参加者を交えたクロスセッションまで。
 
基調報告では、金沢開業後、短期的効果としては、「近くなった長野、遠くなった新潟」、旅客流動は約300万人/年間から900万人に増、首都圏市場が最大のマーケットになった。
 
中長期的効果としては、大学の進学に関し、首都圏へは減少、京阪神へは横ばい、地元へは増となっていることや三大都市圏から北陸の国立大学への進学も増加(分母は小さいが)していること。
 
ホテル開業が活発化し、まちの中心が駅前にシフト、駅付近の地価が上昇していることなどの説明がありました。
 
また、クロストークでは、開業効果と新幹線効果を分けて考えること、開業後のフィードバックの仕組みをつくっていくことが大事、社会背景(人口減少など)が大きく変わり、若い人たちと次の時代をつくっていく最初が「敦賀開業」になること、人数カウントだけではなく、どれくらいの人がどれくらい深く地域に入ってくれるかの指標も重要など。
 
さらに、敦賀に対しては、乗り換えの魅力づくり(エンタメ化)や乗り換えを一本遅らせるキッカケづくり、外国人向けの情報発信、北信越圏の一体化醸成(能登半島地震も踏まえ)など、多角的なご示唆がありました。
 
実はこのフォーラムは、一昨年の「開業7周年」の際にも参加させていただき、大変多くの知見、気づきを得たところですが、今回も同じく、間近に迫った開業、さらにはその後の新幹線時代に向けて考えていかねばならない視点をいただくことができました。
 
この週末を振り返れば、土曜日は、敦賀の「鉄道と港のまち」としての歴史から、昨日は、先行開業した各地のご経験を踏まえ、「新幹線のあるまち」を考える機会となりましたので、自分の中で一考をし、今後のまちづくりに活かしていきたいと思います。
 
最後に、大谷先生、櫛引先生を始め、参加された皆様、大変お疲れ様でした。
 
この機会にお声掛けいただいたことにも感謝申し上げます。

「敦賀市民歴史講座『歴史の転換点となる北陸新幹線開業』」にぜひお越しください

ブログ 北陸新幹線 敦賀の歴史・文化

節分が終わり、今日は「立春」。
 
「立春」は文字通り、春の始まりを表すとともに、二十四節気の順番の中でも1番目。
 
今一度、新年の抱負を思い返しつつ、新たに最初の季節を迎えたいと思います。
 
なお、今年は春の訪れと合わせてやってくるのが北陸新幹線。
 
先日の記者向けに続き、昨日は北陸新幹線金沢・敦賀間の一般向けの試乗会が開かれ、乗客が一足早く車窓からの景色を楽しまれたとのこと。
 
この一般向けの試乗会には、2000人の定員に対し全国からなんと15万325人の応募があり、当選倍率75倍の大人気。
 
私を始め、知人の方々は残念にも皆外れましたが、ニュースでは、試乗した小学生が「速くて乗り心地が良かった」と笑顔を見せる様子や男性の「車窓から見えた白山が綺麗だった」など、興奮して話す姿を嬉しく感じたところです。
 
試乗会は、本日4日も金沢発と敦賀発のそれぞれ1便ずつが往復するとのことであり、見事当選された皆様におかれましては、車窓からの景色を楽しみながら、開業への期待を膨らませていただければと思う次第です。
 
さて、開業に向けてはカウントダウンに合わせ、敦賀市内でも様々なイベントが行われてきましたが、来る2月17日には、私も事務局として参画している敦賀の市民歴史団体「気比史学会」においても講座を行うこととしています。
 
当会では、敦賀の豊富で悠久な歴史を次代に継承するとの思いのもと、歴史を学ぶ楽しさを市民と共有しながら連年「敦賀市民歴史講座」を開催してきており、39期を迎えた今年度はこれまで4講の講座を開催してきたところ。
 
今年度最終講となる第5講は、「歴史の転換点となる北陸新幹線開業」をテーマに、開業に向けての機運をより一層高めるとともに、新幹線のあるまち敦賀のこれからを皆で考える機会にしたいと考えています。
 

【第39期 敦賀市民歴史講座(最終講)の開催チラシ】
 
なお、本講座は「北陸新幹線開業30日前イベント」と位置付け開催する運びとしており、歴史を振り返る中で、「鉄道と港のまち敦賀」を誇りに思いながら開業を迎えたく、多くの方に参加いただけるよう鋭意お声掛けしているところです。
 
ついては、皆様方におかれましてはご多忙のところとは存じますが、この機会に是非ご来場いただけますようお願いいたします。

みなとまち敦賀を物語る「昆布切符」が登場

ブログ 北陸新幹線

カウントダウンが進む北陸新幹線敦賀開業。
 
今日で開業まで「43日」となりました。
 
新聞やニュース、またテレビ番組でも北陸新幹線関連の話題を見掛けることが増え、「敦賀」の名前が出ることを嬉しく思うところ、JR西日本は1日、開業を前に報道機関向けの試乗会を開きました。
 
延伸区間に能登半島地震の被災はなく、国土交通省の完成検査も合格しており、JR西日本では鋭意、開業に向けた準備を進めていただいていますが、昨日の試乗会では、記者ら約150人を乗せた「W7系」が10時13分に敦賀駅を出発。
 
福井県内の各駅と小松駅を通過し、11時10分に金沢駅に到着したとのこと。
 

【敦賀駅に入線する新幹線車両(日本経済新聞WEBより)】
 
ご覧いただくよう、写真は敦賀駅の新幹線ホームに停車する「W7系」ですが、船のデッキをイメージした木目調の床がひときわ「敦賀らしさ」を醸し出しています。
 
また、江戸・明治期に海運を担った「北前船」をイメージしたコンコースや待合室を備える敦賀駅内部も公開されており、こうした様子が日経新聞など、全国紙で報じられることを喜ぶ次第です。
 
なお、同社においては、この週末3〜4日にも一般向けの試乗会を開き、約2000人が乗車する予定とのことであり、開業の機運がより一層高まることを期待するところであります。
 
また、「敦賀らしさ」のPRに関しては、思わず「そうきたか!」というグッズが登場。
 
同じく昨日行われた、米澤敦賀市長の2月定例記者会見において発表された「北陸新幹線敦賀開業プロモーション」で登場したのはなんと「昆布でできた“切符”」。
 

【定例会見で米澤市長が手にしたのは「昆布切符」(福井新聞D刊より)】
 
敦賀は江戸、明治時代に北前船で北海道から昆布が運ばれ、昆布の加工技術が発達したことは有名ですが、新幹線乗車券とほぼ同じサイズの記念グッズ「昆布切符」を制作したとのこと。
 
単なる飾りではなく、食用素材で印字していて、だしをとるのも可能であり、今月開催される長野市の「長野灯明まつり」、さいたま市の「さいたまマラソン」会場に設ける敦賀PRブースでおぼろ昆布とセットにして配布するほか、この切符を市内の公共施設で提示すると入館料の割引きなど特典があるそうで、思わず「ナイスアイデア!」と手を打った次第です。
 
プロモーションにはストーリーが大事と言われますが、まさに「みなとまち敦賀」の歴史を物語る自慢の昆布を手に、沿線都市から多くの方が訪れることは、北前船のような海路ではなく、陸路で昆布を運ぶこととなり、そうした面白さを含めて大いに楽しみにするところです。
 
敦賀駅で見込まれる乗換え乗客数は、1日2万7000人。
 
一人でも多くの方に敦賀のまちを知っていただくため、各方面でアイデアを絞り、「自分ごと」として取り組んでいただいている皆様に敬意を表するところであり、その輪をさらに大きく、深みのあるものにしていくことが「新幹線効果」であるとの考えのもと、私個人としても汗をかいていきたいと思います。

交通の要衝「敦賀」の陰に現場の汗と努力あり

ブログ 北陸新幹線

北陸新幹線敦賀開業まで、あと111日。
 
カウントダウンが進むにつれ、徐々に期待が膨らむ一方、駅東口(やまなみ口)側の整備など、準備は大丈夫かとの気持ちが交錯するところ。
 
いずれにしても、厳しい寒さを迎える今もなお、現場で作業にあたる皆さんの存在があって、開業が迎えられることを忘れてはなりません。
 
さて、そうしたなか、北陸新幹線の営業車両「W7系」の走行試験では、今月1日からは段階的に速度を上げる「速度向上試験」を行っていたところ、11月24日未明に営業最高速度の時速260キロに到達したとのこと。
 
時速260キロを記録したのは、敦賀車両基地から金沢駅に向けて出発する際、南越前町と敦賀市を結ぶ新北陸トンネル(延長19.76キロ)内で到達したとありました。
 
安全性を確認するうえで、敢えてトンネル内で速度を上げたのかもしれませんが、記録したのは何と午前1時16分であり、深夜の走行試験対応に、こちらも敬意を表するところです。
 
また、新幹線ばかりが取り上げられますが、変わるのは在来線特急。
 
北陸新幹線敦賀駅は、3階の新幹線ホームと2階の乗り換えコンコース、1階の在来線特急ホームを行き来する「上下乗り換え」式ですが、特急ホームの整備がおおむね完了し、11月20日には特急列車の試運転が行われました。
 
簡単に言うものの、敦賀駅ホームから米原方面に約2キロ離れた位置に既存の在来線との分岐点を設け、延長約3キロの新しいレールを設置したとのことであり、着々と準備を進めていたことを把握した次第です。
 

【新幹線敦賀駅在来線特急ホームに入る試験車両(福井新聞ONLINEより引用)】
 
新幹線に話しを戻しますと、走行試験は12月9日に終える予定であり、その後は、国土交通省による完成検査、JR西日本による試運転と続き、開業を迎えることとなります。
 
金沢-敦賀間の工事で最大の難所と言われる敦賀駅工区が、このまま完遂を迎えればまさに、先般のNHKブラタモリであった「すべての道は敦賀に通ず」となります。
 
古より交通の要衝として栄えた敦賀。
 
鉄道に関して言えば、難所を極めた柳ヶ瀬や山中峠越え、そしてこの新幹線工事と、その発展の陰に、気概と誇りをもって開拓した方々の汗と努力があったことを決して忘れてはなりません。

新幹線開業は「卒業のない入学式」

ブログ まちづくり 北陸新幹線

昨夕は、駅西の「ちえなみき」で開催された「ottaトーク」にお声掛けいただき参加。
 
「ottaトーク」は、青森大学の櫛引素夫先生がコーディネーターを務める、主に北陸新幹線敦賀開業及び新幹線を活かしたまちづくりに関し、これまで回を重ねてきているミーティングで、この日はオンラインにて東京、福井市をつないで行われ、私にとって大変有意義な機会となりました。
 
度々、議会の場でも発言している「新幹線は目的ではなく手段」、真の成功の鍵は「地域の皆さんに、新幹線を“自分ごと”として感じていただくこと」の考えはまさに、以前、櫛引先生から教わったことを引用させていただいている訳ですが、今回も「“自分ごと”の発展」や「新幹線開業は、卒業のない入学式」などの言葉がありました。
 
また、参加された方々からの意見からも、多くの学びや気づきがあり、今後の自身の取り組みにも反映していければとメモした次第です。
 
さて、ミーティングの中でも切り口のひとつとしてあった「外国人観光客」について、福井県として掲げている目標は、2024年に「40万人」だそう。
 
現在が7万人(と、確か言っていた)からすると、新幹線開業効果があったとて、かなりハードルの高い目標と感じたところですが、ちょうど今朝の新聞を見ると、「訪日客のカード利用好調 36都道府県でコロナ前を上回る」と題し、次のような記事がありました。
 
訪日客がクレジットカードを利用して支払った金額が、7月時点でコロナ前を5.8%上回る水準だったことが、三井住友カードの調査で分かった。36都府県でコロナ前を上回り、東北などの地域で回復率が高かったとし、7月時点で中国人の団体旅行は解禁されていなかったが、米国や台湾からの訪日客が消費をけん引した。
 
都道府県別では、和歌山と山形がコロナ前の3倍超に達した。岩手、山口、高知、群馬、島根でも2倍を超えた。都市部よりも東北などの地域で回復率が高く、担当者は「地域で日本文化を体験する消費が進んでいる」と分析する。和歌山では高野山周辺の宿坊などが人気を集めているという。
 
福井県がどの位置にいるかまでの深掘り調査はしていませんが、「都会ではなく地域で」、「地域で日本文化を体験する消費が進んでいる」との点がポイントと感じた次第です。
 
敦賀で外国人が最も訪れるのは「人道の港敦賀ムゼウム」ですが、ムゼウムに来られた外国人客に市内散策をしていただくことのみならず、気比神宮周りの寺院や商店街と連携した座禅や着物試着体験、市立博物館での大谷吉継の武将試着、あるいは地引網や卸市場でのセリ、屋台のラーメンなど、長時間滞在、宿泊してもらえるような、敦賀ならではの「体験型パッケージ」を構築していくことで、他にも引けを取らない魅力が発信できるのではと思うところ。
 
敦賀は古から(古墳時代から)港を中心として栄え、大陸の玄関口である良港を有していたからこそ、近代ではいち早く敦賀まで鉄道敷設がされた歴史があります。
 
残念ながら、今でも「敦賀は何もないまち」と言ってしまう市民の声を聞きますが、何のその。
 
そうした歴史に誇りと自信をもって、「こんなものもあんなものもあるよ」と市民自らがPRしていただけるような、そんなまちにしていきたいと思いますし、私自身、その実現のため、「歴史や文化」を始め、学び発信していく所存です。
 

【「ottaトーク」にいく前に撮影した立駐屋上からの新幹線敦賀駅。夕日に輝くユリカモメ(屋根にある翼)のように、これから大きく羽ばたくのみ。】

「古き良きもの」と「新しきもの」が重なる歴史的な日

ブログ 北陸新幹線 敦賀の歴史・文化

2023年10月1日は、敦賀市にとって歴史的な日となりました。
 
まずは、地元粟野地区はもとより、敦賀を代表する貴重な文化財のひとつ「柴田氏庭園」。
 
市ホームページの紹介では、
 
近世敦賀の有力農民であった柴田権右衛門(ごんえもん)が築いた屋敷です。敦賀一の名峰野坂山を借景とする美しい池泉庭園(ちせんていえん)と武家調の屋敷構えや書院が特徴で、甘棠館(かんとうかん)と称されています。往時には小浜藩主の休憩所になっていました。
昭和7年に庭園と書院が、平成19年には屋敷地全体が国の名勝に指定されているほか、市指定記念物ともなっており、芸術的・歴史的価値を高く評価された貴重な文化財です。
 
とあります。
 
その「国指定 名勝柴田氏庭園」は、平成22年までに崩壊の危険があった土蔵と通用門の緊急修復を完了して以降、策定された保存管理計画に基づき、平成27年からは大規模な保存・修復が行われ、8年もの月日を掛けた作業が完了。
 
昨日リニューアルオープンしました。
 
オープンに合わせ10時からは記念式典が行われ、幸いなことに私は、市議会の文教厚生常任委員長としてお招きいただき、出席する機会に恵まれました。
 

【オープンを祝し、甘棠館前にてテープカット】

【参考:修復工事中の甘棠館(同館展示室にて)】
 
式典の後は、市の学芸員さんに甘棠館内や庭園をご案内いただきましたが、柴田氏庭園の特徴は何と言っても「借景」。
 
借景とは、「庭外の風景を景観として利用すること」とありますが、度々私の投稿に登場する、敦賀のシンボルマウンテン「野坂山」と庭園が見事に調和し、当時に思いを馳せることができました。
 

【蘇った見事な野坂山の借景】

【庭園側から見た風景。池への映り込みが美しい。】
 
その後、12時30分からは柴田氏音頭の披露、そして13時には一般開放され、行列ができるほど多くの方が訪れ、リニューアルオープンを祝い、価値観を同じくできたことを大変嬉しく感じた次第です。
 
平成24年3月に敦賀市教育委員会が策定した「国指定名勝 柴田氏庭園 保存管理計画書」の序文には、「敦賀の宝である柴田氏庭園を将来にわたって維持継承していくための基本的な方針を定めたものです。」としたうえで、次のように記載されています。
 
「今後は、この計画を基本として管理を徹底していくとともに、整備事業を推進してまいります。課題はまだまだ山積しておりますが、庭園や建物の修復、周辺環境の整備を通じて柴田氏庭園が末永く美しく保たれ、そして敦賀を代表する名勝地として、市民の皆さま、そして敦賀を訪れる多くの皆さまに親しんでいただけるよう努めていく所存です。」
 
この言葉の通り、文化財は敦賀の宝。
 
「柴田氏庭園」を地元の誇りに、次代に継承していかねばと。
 
なお、10月1日からの入館、施設利用などの詳細は、以下のページをご覧ください。
 
 →敦賀市HP 柴田氏庭園(甘棠館)はこちら
 
そして、もう一つの出来事は、北陸新幹線。
 
9月23日から始まった走行試験は、新幹線電気・軌道総合検測車「イーストアイ」の運行から始まり、同26日には営業車両「W7系」が初めて県内区間を走行したところですが、昨日は午前1時50分に白山総合車両所(石川県白山市)を出発。
 
福井県内の芦原温泉、福井、越前たけふ、敦賀の4駅にて、それぞれ県民から熱烈な歓迎を受けました。
 
ここ敦賀駅は16時より「北陸新幹線W7系 敦賀駅入線歓迎セレモニー」が行われ、抽選により選ばれた、敦賀市民を始め嶺南地域にお住まいの500人の皆さん、並びに期成同盟会、関係者の方々が新幹線敦賀駅ホームに集い、興奮のなかW7系の入線を迎えました。
 
市内中学生らで構成する吹奏楽団が演奏する「銀河鉄道999」の曲がまたいい味を出しており、いよいよ敦賀にやってきた新幹線に感動した次第。
 
その感動は、言葉で表現するより動画を見ていただいた方が良いと思いますので、以下ご覧ください。
 


【W7系が敦賀駅ホームに入線した歴史的瞬間】
 
私が生まれた1972年に期成同盟会が発足し、翌年に敦賀までの整備新幹線計画が策定されてからちょうど半世紀を経て、こうして入線したことに、これまでご尽力いただいた関係者の皆様に心より敬意と感謝を申し上げる次第です。
 

【記念に私も1枚】
 
こうして昨日は、古き良きもの「柴田氏庭園」のリニューアルオープン、そして新しきもの「北陸新幹線」のふたつが重なる日でしたが、それぞれ歴史的な出来事であるとともに、いずれも敦賀市民の誇りとして、今後は次代、未来に向かって継承していくもの。
 
敦賀の「宝」を守り、活かし続けていくのは、現世を生きる私たちの使命と役割であると、深く胸に刻む一日となりました。
 

【柴田氏庭園 甘棠館前にて気比史学会 糀谷好晃会長と。横に並ぶと、歴史をつなぐ気概、継承する重みを感じました。】

北陸新幹線 敦賀駅 駅舎の建築工事が完了!

ブログ 北陸新幹線

昨日は月曜日ということで、恒例の粟野交番前での街頭演説を行いました。
 
朝夕はめっきり涼しくなり、話していて汗が流れることもなくなりましたが、日中との寒暖差や夏の疲れから、体調がイマイチという方もチラホラ。
 
何を置いても健康が一番ですので、無理せず、栄養と睡眠をしっかり摂って、本格的な秋の訪れを楽しみに過ごしましょう。
 
さて、北陸新幹線の話題が多くなっているこのブログですが、ちょうど昨日14時には、「敦賀駅舎の建築工事完了」を鉄道・運輸機構がプレス(報道発表)しました。
 

【東口から見た北陸新幹線 敦賀駅。整備新幹線最大級の駅舎はやはり壮観。(やまたけ撮影)】
 
早速、発表されたプレスを見てみますと、「北陸新幹線 敦賀駅 駅舎の建築工事が完了!」のタイトルにて、金沢・敦賀間の6駅全ての駅舎建築工事が完了したとありました。
 
リード文には、
 
敦賀駅は敦賀市提案のデザインコンセプトである「空にうかぶ 〜自然に囲まれ、港を望む駅〜」を表現した駅舎となりますが、このたび鉄道・運輸機構(JRTT)における本駅舎の建築工事が完了いたしました。これにより、金沢・敦賀間の6駅全ての駅舎建築工事が完了したことになります。
当駅は新幹線と在来線を結ぶ重要な乗換え駅です。このため、当駅の構造は上から順に新幹線 ホーム(島式2面4線)、乗換えコンコース、在来線特急ホーム(島式2面4線)の3層構造になっており、駅舎の高さは約37mです。また、乗換え利便性に配慮した昇降設備としてエスカレーター26基、エレベーター6基や乗換え改札機19通路を備えた整備新幹線最大規模の駅となります
 
との記載に続き、「敦賀らしさ」を配した駅舎の特徴を写真付きで紹介されていましたので、ぜひ以下リンクよりご覧いただければと思います。
 
 →鉄道・運輸機構 報道発表「北陸新幹線 敦賀駅 駅舎の建築工事が完了!」資料はこちら
 
本日はいよいよ、実際に北陸新幹線で使用されている「W7系」による車両走行試験が始まります。
 
未明に白山総合車両所を出発する予定とあり、敦賀車両基地まで最高110km/hで走行するとのことなので、既に福井県内を走っているのではないかと。
 
敦賀駅の到着時間は分かりませんが、今朝は少し早く家を出て新幹線駅周辺に行き、出勤前に「W7系」初入線のワクワク感を感じてきたいと思います。

イーストアイ敦賀駅入線の歴史的瞬間に立ち会う

ブログ 北陸新幹線

来春の選抜高校野球大会につながる北信越地区高校野球福井県大会は昨日、準々決勝が行われ、敦賀気比が鯖江を10-0(6回コールド)、敦賀が奥越明成を2-1(延長10回サヨナラ)で下し、準決勝進出を決めるとともに、北信越大会の出場権を得ました。
 
本日行われる準決勝で敦賀気比が北陸に、敦賀が福井商業にともに勝ち、敦賀勢同士の決勝戦となることに期待高まるところ。
 
いずれにしても、敦賀は「球都」と呼ばれる野球どころであり、そのことを誇りに全力プレーする姿を応援したいと思います。
 
さて、高校野球でも「敦賀」の名が紙面を飾っているところですが、昨日は福井県のみならず、民放各局の全国版ニュースにも「敦賀」の名が紹介されました。
 
それは、言わずもがな北陸新幹線。
 
「来年3月16日の北陸新幹線開業に向け、新幹線車両を使用した走行試験が9月23日、金沢―『敦賀』間の約125キロで始まりました。」とアナウンサーが紹介し、県内初入線となった初日、JR東日本の新幹線電気・軌道総合検測車「East i(イーストアイ)」が走り、レールや架線、信号設備に異常がないか確認したことや、福井県内の「北の玄関口」となる芦原温泉駅で歓迎式典が開かれた様子が映像で放映されていました。
 
1973年の整備計画決定から半世紀を経て、新幹線車両が県内に乗り入れる歴史的瞬間が昨日ということで、もちろん私もこの瞬間を見逃すまいと、見るならココと決めていた「敦賀駅前立体駐車場」の屋上へ向かいました。
 
X(旧Twitter)情報にて、大幅に遅れ気味ということは把握しておりましたので、20時過ぎに立体駐車場に向かうと、屋上までほぼ満車。
 
何とか駐車をし、最上階に行くと、既に多くのギャラリーが待ち構えていました。
 
本格的なカメラをセットした「鉄っちゃん」が数名いましたが、ほとんどが親子連れやご家族で、小さなお子さんからお年寄りの方までが、新幹線入線の「歴史的瞬間」を楽しみに来られていたことに、私も嬉しくなりました。
 

【多くのギャラリーが待つ駅前立体駐車場屋上の様子】
 
「もう5時間待っている」との声も聞こえましたが、待つこと約1時間半。
 
福井方面の深山トンネルを抜け、21時26分。
 
イーストアイが「新時代」の光を灯しやってきました。
 
皆さんとも感動を共有したいので、以下に動画を添付します。
 


【画面の左端、ほのかに光るのがイーストアイ】
 
イーストアイは、トンネル出口の停止信号付近で最終確認し、いよいよ敦賀駅ホームに入ってくると聞き、注視していましたが、何と下り線14番線に入るシーンはこの場所から見えず、21時50分頃にいつの間にかホーム入りしたとの「X」でのポスト(投稿)を見て落胆しましたが、それは自分の選択につき致し方なし。
 
下り線に入ってくる車両を見るなら「やまなみ口(東口)」と覚えておくことといたします。
 
その後、新幹線ホームから車両基地に向かうところまで確認し帰宅した次第です。
 

【新幹線ホームを出て、一旦車両基地に向かうイーストアイ】
 
次は26日から始まる「W7系」の走行試験。
 
関係者の皆様には引き続き、安全第一での走行試験をお願いするとともに、次は見逃すことのない位置取りで、記念すべきシーンを目に焼き付けたいと思います。

北陸新幹線が本日、福井県内「初入線」

ブログ 北陸新幹線

昨日の敦賀市議会は、10時より常任委員会を開催。
 
私が委員長を務める文教厚生委員会は何と、今定例会においては付託された議案がなく、ベテランの先輩議員をもってしても、あまり記憶にないという珍しい状況。
 
とはいえ、議案審査はないものの、この9月定例会では年に1度、所管する指定管理者の運営状況を確認するため、教育委員会、福祉保健部から順次説明を受けたほか、10月に予定している行政視察への議員派遣を確認し、委員会を終えました。
 
また、夕方は街頭へ。
 
今回は、拡声器の電池をバッチリ新品に交換し、万全の状態で約30分、20日に行った一般質問の内容などをご報告しました。
 
通行中のお車からは、車内からのお声掛け、お手振りなどいただき感謝。
 
それにしても、日が暮れるのがすっかり早くなり、ぼちぼち顔が見えなくなってきた18時前には撤収した次第です。
 
日が短くなったといえば、今日は「秋分」。
 
立秋から始まる秋の中間点で、春分と同じように、昼と夜の長さが同じになる頃。
 
この日を境にだんだんと夜が長くなっていきますが、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、お彼岸が終わるといよいよ秋ですね。
 
さて、そんな季節の変わり目の今日は、半世紀前に計画された北陸新幹線が福井県内に初入線してきます。
 
昨日の福井新聞では、「福井県初の『イーストアイ』がやってくる…北陸新幹線9月23日から走行試験」と題し、来年3月16日に開業する北陸新幹線金沢―敦賀間で、9月23日から走行試験が始まるとし、初日は新幹線電気・軌道総合検測車「イーストアイ」が金沢から敦賀まで走行する予定と紹介。
 
福井県内での初走行を記念して、芦原温泉駅で午前9時ごろから歓迎式が開かれるほか、走行試験は、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構とJR西日本による「監査・検査」の一環で、12月9日までのうち約40日間、1日1往復程度走行し、軌道や架線、信号設備などに問題がないか確認するとありました。
 

【9月23日から北陸新幹線金沢-敦賀間を走行試験する「イーストアイ」(福井新聞WEBより)】
 
また、イーストアイは23日未明に白山総合車両所(石川県)を出発し、時速30~45キロで金沢駅から敦賀車両基地まで走行するとのことで、福井県は、走行中の北陸新幹線を見ることができる「視点場」を県のホームページで紹介しているとも。
 
敦賀市は、「あっとほうむ」、「手筒山展望台」が観覧スポットとして紹介されていましたが、こうして歴史的な出来事に立ち会えることを嬉しく思うところです。
 
と同時に、北陸で最も早く鉄道が敷かれた敦賀。
 
柳ヶ瀬トンネルの超難工事を経て、「長浜〜敦賀」が全線開通した1883年(明治17年)から数えて140年。
 
入線してくる新幹線に、努力を重ね偉業を達成した先人の姿を重ね合わせたいと思います。
 
(参考)福井県ホームページに掲載されている「福井県内で北陸新幹線が見える場所(視点場)」

北陸新幹線 金沢〜敦賀間の開業日「決定」!

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昨日、地元敦賀を始め、福井県にとって最も大きなニュースは、北陸新幹線 金沢〜敦賀間の開業日決定。
 
JR西日本ならびにJR東日本が、北陸新幹線 金沢〜敦賀間開業に伴う運行計画の概要を発表し、開業日は「2024年3月16日(土)」となりました。
 
これまで「2024年春」と表現してきましたが、具体的な日が決まったことで、一気に開業に向けた機運が高まるものと感じるところです。
 
また、車両編成は、E7系・W7系の12両編成で、運転本数に関しては、
◉東京から敦賀へ直通する「かがやき」「はくたか」を計14往復運転。
※かがやき(東京〜敦賀間直通列車)9往復、はくたか(東京〜敦賀間直通列車)5往復
◉敦賀駅で、特急「サンダーバード」や「しらさぎ」と接続する「つるぎ」を25往復運転。
 
停車駅パターンに関しては、下表の通りとなるとのこと。
 

【JR西日本ホームページより引用】
 
なお、最速達車両の到達時間では、東京〜福井間で2時間51分(36分短縮)、東京〜敦賀間で3時間8分(50分短縮)となります。
※短縮時間はいずれも、北陸新幹線利用時との比較
 
一方、開業に伴い、「しらさぎ」「サンダーバード」(敦賀〜金沢間)など特急列車の運転終了も、併せて発表されていることを申し添えておきます。
 
こうして、新幹線開業への期待がより一層膨らむところですが、敦賀の現況を見ると、お盆時期やイベント時でさえ、タクシーや駐車場の需要供給バランスが取れていない(不足している)ことや、中心市街地の賑わいづくりに関しては、まだ道半ばといったところと認識するところ。
 
福井新聞の記事にあった、開業日発表を踏まえた県内17市町首長の決意で、米澤光治・敦賀市長は「敦賀開業までいよいよ199日となった。引き続き、開業機運の醸成やおもてなし力の向上に努め、市民とともに魅力あるまちづくりに取り組み、新幹線の開業効果を最大限に引き出していく。」と述べられています。
 
17市町の中でも米澤市長だけが使った「市民とともに」の言葉が印象的でしたが、先に挙げた課題を含め、その言葉通りの方向に進むよう、市長の手腕に期待する次第です。
 
なお、同じ記事で杉本博文・池田町長からは、こんな言葉がありました。
 
「われわれ自治体にとって、北陸新幹線の延伸・開業は気付け薬であっても特効薬、万能薬ではない。何をものにするか、私たちは試されているといえる。頑張ろう。」
 
まさに「新幹線は目的ではなく手段」。
 
新幹線を使ってどんなまちにしていきたいか。
 
行政や議員の政策力とともに、創造力をもとにした「市民力」が成功の鍵を握るものと、私は考える次第です。

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