「敦賀駅東口駅前広場/東口駐車場」が完成

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「持続的な賃上げ」となるかが大きな焦点となっている今年の春季生活闘争。
 
賃上げの流れを中小企業にも広げるためにも、大手が相場を引張ることが極めて重要ですが、本日3月13日には、主に大企業が回答する集中回答日を迎えます。
 
自動車や金属産業の労働組合では既に経営側から満額を含む高い水準の回答が示されるケースも出ており、「早期有利回答」を目指し、山場に向け懸命な交渉を続けている自身が所属する電力総連を始め、連合傘下の各産別労組の皆さんにエールを送る次第。
 
経営側におかれましては、「持続的な賃上げ」が真のデフレ脱却、さらには少子化対策の観点など、我が国の課題に直結することを強くご認識のうえ、目に見える成果として表していただきたく存じます。
 
さて、話しを変え、昨日の午後は完成した「敦賀駅東口駅前広場/東口駐車場」の行政視察に出席。
 
市議会議員ならびに報道機関各位が出席のもと、敦賀市都市整備部 新幹線整備課の方々に現地にてご説明をいただきました。
 
やまなみ口(東口)に整備された広場・駐車場は整備面積が約10,900m、総事業費約23億円、平成28年度から令和5年度までの8年の歳月を経て、この度完成したもの。
 

【完成した東口駅前広場】
 
市の説明資料によれば、駐車場施設駐車台数 124台(うち障害者用3台)、バス乗降場2台、バス待機場9台、タクシー待機場8台、一般車乗降場5台などを有するほか、キャノピー(通路屋根)約1,500m2、公衆トイレ、喫煙所の施設内訳。
 
また、同じく市の説明資料にある「特徵」を引用しますと、
 
●東口駅前広場は、国道8号バイパスや27号バイパス、敦賀インター、敦賀新港など広域交通のアクセスが良いことから、広域観光の出発点として大型観光バスが発着できる乗降場や待機場を整備しました。
●ロータリー中央には、敦賀湾の沖にある北陸のハワイ「水島」をイメージした交通島を整備した。
交通島は、敦賀市の木である「松」、周囲に水面をイメージした玉砂利と砂浜をイメージした芝生を配置し、防波堤をイメージした石積みには、疋田石を使用しました。(※明治の敦賀長浜間の鉄道開業時に鉄橋や線路敷きにも使われていました。)
●ロータリーと木ノ芽川の間は、周辺を散策していただけるよう、散策路橋や緑地広場を整備しました。
緑地広場は、河川堤防と一体的に市民や観光客など駅利用煮が憩えるスペースとして、芝生の斜め広場やベンチを整備し「やまなみ口」という通称にふさわしい空間としました。
●キャノピーのデザインは、駅西側の広場と統一感を持たせつつ、新幹線敦賀駅舎や東口からの風景と一体感が感じられるようなデザインとしました。
 
とありました。
 
全国の新幹線駅の中でも、川辺と散策路でつないでいるのは珍しいと思いますし、実際、芝や樹々の緑が映える季節には、自然と新幹線駅が調和した広場になるものと認識した次第です。
 
百聞は一見に如かずということで、市民の皆さんを始め、敦賀を訪れた方々にはぜひ「やまなみ口」で癒しや憩いを感じていただければ幸いです。
 
なお、この東口駅前広場の完成により、すべての新幹線工事が完了したこととなります。
 
北陸新幹線金沢ー敦賀間で最大の難所と言われた敦賀駅工区を、一年遅れたとはいえ見事に完成。
 
新幹線駅工事とのエリア調整などから、超タイトな工程となった敦賀市管轄の駅前広場工事が開業までにしっかり間に合ったのも、新幹線整備課の皆さんを始め行政関係者、そして何をおいてもヒーローは現場で汗してご尽力いただいた工事関係会社の方々だと思います。
 
ここに改めて、関係者各位に御礼申し上げるとともに、心より感謝いたします。
 
(以下、東口周辺の写真を参考掲載します)






山陽新幹線全線開業から今日で「49年」

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昨日ご紹介した防衛省 航空自衛隊「ブルーインパルス」の展示飛行ですが、同隊のホームページでは飛行予定を更新。
 
北陸新幹線敦賀開業の翌日3月17日は、能登半島を展示飛行するとのこと。
 
同隊のXポストによれば「能登半島地震で被災され、未だ不自由な生活を余儀なくされている方々や復興に尽力されている方々に、少しでも笑顔をお届けできる展示飛行をお見せします」としており、新型コロナウイルス禍、医療従事者らに敬意と感謝の気持ちを示すため東京の空を飛んだ時のよう、皆の思いをひとつにする展示飛行になればと祈念するところです。
 
併せて、2日間に亘り、北陸の空と気持ちをつなぐ飛行に心から感謝する次第です。
 
さて、49年前の今日は、山陽新幹線の新大阪〜博多間が全線開業した日。
 
1972(昭和47)年3月15日に新大阪~岡山駅間を先行開業した山陽新幹線は、「ひかりは西へ」のキャンペーンとともに延伸。
 
3年後の1975年3月10日には、博多駅まで全線開業となり、東京~博多間を最速6時間56分で結ぶ本州の大動脈が完成しました。
 
JR西日本では、来年(2025年)3月に全線開業から50年を迎えるということで、多くのお客様にご利用いただいたことへの感謝を込めて、今日から「山陽新幹線 全線開業50周年キャンペーン」を開催し、期間中は1年間にわたり、沿線各地の魅力発信につながる様々な企画を展開していくとしています。
 

【JR西日本の山陽新幹線 全線開業50周年記念ポスター】
 
部分開業した1972年は、私が生まれた年ですので、それから約半世紀。
 
この頃に北陸新幹線の整備計画が決定したことを思うと、国土交通軸形成における大動脈と地方のスピード差を改めて感じるところです。
 
新幹線に関しては、山陽新幹線全線開業から9年さかのぼり、1964(昭和39)年10月1日に東海道新幹線 東京~新大阪間が開通したことは有名ですが、東海道新幹線の工事は1959(昭和34)年に始まり、なんと5年3カ月という短い工期で東京・新大阪間の515.4kmを全線開通。
 
昭和10年代にあった東京〜下関間を結ぶ「弾丸列車計画」(第二次世界大戦により中止)で使う予定だったトンネルなどを利用できたから成し得たこととはいえ、「超」短後期での完成には「超」驚くばかりです。
 
こうして、人々が「夢の超特急」と呼んだ世界的な高速鉄道の運行が始まったとあります。
 
なお、超特急・特急の列車名を「ひかり」「こだま」に決定したのは、1964(昭和39)年7月7日。
 
そう「七夕」の日です。
 
年に一度だけ出会う織姫様と彦星様と掛け、新幹線を使って、恋人や大切な人と確実に、早く出会えるようにとの思いを込め、敢えて「七夕」の日を選んだのではと、勝手にロマンチックな気分に浸った次第です(根拠はどこにもありませんが)。
 
そんな新幹線時代の幕開けから、今年でちょうど60年。
 
敦賀に訪れる「歴史の転換点」まで、いよいよあと「6日」です。

ブルーインパルス祝賀飛行

ブログ 北陸新幹線 敦賀市議会

敦賀市議会3月定例会の代表・一般質問は昨日、最終日を迎え6名が登壇。
 
少子化・人口減少対策、学校給食費、不登校対策、住宅の耐震化、新しい総合計画や新幹線利用の補助など、6名それぞれの視点で練られた質問を拝聴しました。
 
これら以外にも多くの項目がありましたが、来年度予算案における目玉のひとつである「ホームタウン奨学金」(7億5千万円を基金に計上)に関し、「結局は、もともと敦賀に帰って来る学生に追い銭するだけにならないか」、「(奨学金制度の)連携企業の負担が、採用学生に不利に働かないか」などの質問があり、これに対し市からは、「そもそも卒業したら敦賀に帰ろうと意識してもらうことを目的とした事業である」、「敦賀ものづくり懇話会側の要望に基づく事業であり、心配よりも地元企業人材確保の効果の方が大きいと考える」との答弁。
 
質問も答弁も「なるほど」と感じた次第であり、こうして他議員の切り口から理解を深めたところです。
 
なお、昨日言い忘れたのですが、今回の一般質問で山本貴美子(きよこ)議員がなんと、質問「100回目」を迎えました。
 
山本貴美子議員とは議席が隣で、質問直前に「そろそろ100回では?」と話していたところ判明した訳ですが、25年間1度も欠かすことなく、しかも質問時間を1秒たりとも無駄にしないかの姿勢は、政党や主義・主張は違えど敬意を表するところであり、議場では自然と拍手が湧いた次第です。
 
今回で「20回目」の私はまだまだですが、引き続き、1回1回魂込めて積み上げていきたいと思います。
 
さて、こうして会期日程が進むなか、気付けば北陸新幹線敦賀開業まで今日であと「7日」。
 
開業時のイベント告知やテレビでも「敦賀」「福井」を取り上げた番組が流れるなど、機運の盛り上がりを感じるところです。
 
そうしたなか、以前から耳にしていた航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス祝賀飛行」を福井県が正式に発表。
 
北陸新幹線金沢―敦賀間の開業を記念して3月16日に福井県内上空を飛ぶ「ブルーインパルス」の飛行スケジュールが7日公表され、12時38分~13時12分に新幹線4駅上空を通り、新幹線開業に花を添えることが分かりました。
 


【福井県が発表した告知チラシ】
 
2枚目の予定表をご覧いただく通り、12時35分に小松基地(石川県)を離陸し、敦賀を折り返すのは12時46分頃となります。
 
残念ながら、演目飛行があるのは福井駅上空だけだそうですが、敦賀駅を含む他の3駅でも、復路はスモークによる飛行が実施されるとのこと。
 
本県の新幹線開業に彩りを添えてくれる「ブルーインパルス」に感謝するとともに、敦賀駅屋根に設けられた「ユリカモメ」と重ね、ここ敦賀が大きく羽ばたく、名シーンとなることを期待して止みません。
 

【「空にうかぶ〜自然に囲まれ、港を望む駅〜」をコンセプトとする敦賀駅。3月16日だけは晴れますように!】

「北陸新幹線敦賀開業記念フォーラム」に参加

ブログ 北陸新幹線

JR西日本、鉄道運輸機構それぞれが主催する「北陸新幹線 金沢〜敦賀間 開業試乗会」が続けられており、昨日乗車された方のSNSを拝見すると、敦賀駅〜小松駅間の往復であったものの、快晴のなか、車窓からは敦賀湾を始め、雪で覆われた白山の景色などを楽しまれた様子がありました。
 
また、復路の敦賀到着時には運良く虹のお出迎えもあったようで、皆さんそれぞれ思い出の試乗会になったことを嬉しく思った次第です。
 
そうしたなか、私の方は、試乗会の時間と並行して開催された「北陸新幹線敦賀開業記念フォーラム」に参加。
 
富山国際大学の大谷友男准教授をメインパーソナリティーとし、ボルファート富山、上越妙高、敦賀は「ちえなみき」2階をサテライト会場としつつ、オンライン参加者とつないでの開催。
 
私は敦賀会場にて参加しましたが、お越しになられた青森大学の櫛引素夫先生や参加された敦賀市の部長級の皆さんとも意見交換できるなど、大変有意義な時間となりました。
 

【敦賀会場にて。試乗会の影響もあってか、「ちえなみき」は大変賑わっていました。】
 
フォーラムではまず、大谷先生より、開業から9年を迎えた金沢の現況などを中心に基調報告があり、その後は、飯田一之氏(日本政策投資銀行 北陸支店 企画調査課長)ならびに藤沢和弘氏(北陸経済研究所 調査研究部 担当部長)のパネルディスカッション、さらには各会場参加者を交えたクロスセッションまで。
 
基調報告では、金沢開業後、短期的効果としては、「近くなった長野、遠くなった新潟」、旅客流動は約300万人/年間から900万人に増、首都圏市場が最大のマーケットになった。
 
中長期的効果としては、大学の進学に関し、首都圏へは減少、京阪神へは横ばい、地元へは増となっていることや三大都市圏から北陸の国立大学への進学も増加(分母は小さいが)していること。
 
ホテル開業が活発化し、まちの中心が駅前にシフト、駅付近の地価が上昇していることなどの説明がありました。
 
また、クロストークでは、開業効果と新幹線効果を分けて考えること、開業後のフィードバックの仕組みをつくっていくことが大事、社会背景(人口減少など)が大きく変わり、若い人たちと次の時代をつくっていく最初が「敦賀開業」になること、人数カウントだけではなく、どれくらいの人がどれくらい深く地域に入ってくれるかの指標も重要など。
 
さらに、敦賀に対しては、乗り換えの魅力づくり(エンタメ化)や乗り換えを一本遅らせるキッカケづくり、外国人向けの情報発信、北信越圏の一体化醸成(能登半島地震も踏まえ)など、多角的なご示唆がありました。
 
実はこのフォーラムは、一昨年の「開業7周年」の際にも参加させていただき、大変多くの知見、気づきを得たところですが、今回も同じく、間近に迫った開業、さらにはその後の新幹線時代に向けて考えていかねばならない視点をいただくことができました。
 
この週末を振り返れば、土曜日は、敦賀の「鉄道と港のまち」としての歴史から、昨日は、先行開業した各地のご経験を踏まえ、「新幹線のあるまち」を考える機会となりましたので、自分の中で一考をし、今後のまちづくりに活かしていきたいと思います。
 
最後に、大谷先生、櫛引先生を始め、参加された皆様、大変お疲れ様でした。
 
この機会にお声掛けいただいたことにも感謝申し上げます。

「敦賀市民歴史講座『歴史の転換点となる北陸新幹線開業』」にぜひお越しください

ブログ 北陸新幹線 敦賀の歴史・文化

節分が終わり、今日は「立春」。
 
「立春」は文字通り、春の始まりを表すとともに、二十四節気の順番の中でも1番目。
 
今一度、新年の抱負を思い返しつつ、新たに最初の季節を迎えたいと思います。
 
なお、今年は春の訪れと合わせてやってくるのが北陸新幹線。
 
先日の記者向けに続き、昨日は北陸新幹線金沢・敦賀間の一般向けの試乗会が開かれ、乗客が一足早く車窓からの景色を楽しまれたとのこと。
 
この一般向けの試乗会には、2000人の定員に対し全国からなんと15万325人の応募があり、当選倍率75倍の大人気。
 
私を始め、知人の方々は残念にも皆外れましたが、ニュースでは、試乗した小学生が「速くて乗り心地が良かった」と笑顔を見せる様子や男性の「車窓から見えた白山が綺麗だった」など、興奮して話す姿を嬉しく感じたところです。
 
試乗会は、本日4日も金沢発と敦賀発のそれぞれ1便ずつが往復するとのことであり、見事当選された皆様におかれましては、車窓からの景色を楽しみながら、開業への期待を膨らませていただければと思う次第です。
 
さて、開業に向けてはカウントダウンに合わせ、敦賀市内でも様々なイベントが行われてきましたが、来る2月17日には、私も事務局として参画している敦賀の市民歴史団体「気比史学会」においても講座を行うこととしています。
 
当会では、敦賀の豊富で悠久な歴史を次代に継承するとの思いのもと、歴史を学ぶ楽しさを市民と共有しながら連年「敦賀市民歴史講座」を開催してきており、39期を迎えた今年度はこれまで4講の講座を開催してきたところ。
 
今年度最終講となる第5講は、「歴史の転換点となる北陸新幹線開業」をテーマに、開業に向けての機運をより一層高めるとともに、新幹線のあるまち敦賀のこれからを皆で考える機会にしたいと考えています。
 

【第39期 敦賀市民歴史講座(最終講)の開催チラシ】
 
なお、本講座は「北陸新幹線開業30日前イベント」と位置付け開催する運びとしており、歴史を振り返る中で、「鉄道と港のまち敦賀」を誇りに思いながら開業を迎えたく、多くの方に参加いただけるよう鋭意お声掛けしているところです。
 
ついては、皆様方におかれましてはご多忙のところとは存じますが、この機会に是非ご来場いただけますようお願いいたします。

みなとまち敦賀を物語る「昆布切符」が登場

ブログ 北陸新幹線

カウントダウンが進む北陸新幹線敦賀開業。
 
今日で開業まで「43日」となりました。
 
新聞やニュース、またテレビ番組でも北陸新幹線関連の話題を見掛けることが増え、「敦賀」の名前が出ることを嬉しく思うところ、JR西日本は1日、開業を前に報道機関向けの試乗会を開きました。
 
延伸区間に能登半島地震の被災はなく、国土交通省の完成検査も合格しており、JR西日本では鋭意、開業に向けた準備を進めていただいていますが、昨日の試乗会では、記者ら約150人を乗せた「W7系」が10時13分に敦賀駅を出発。
 
福井県内の各駅と小松駅を通過し、11時10分に金沢駅に到着したとのこと。
 

【敦賀駅に入線する新幹線車両(日本経済新聞WEBより)】
 
ご覧いただくよう、写真は敦賀駅の新幹線ホームに停車する「W7系」ですが、船のデッキをイメージした木目調の床がひときわ「敦賀らしさ」を醸し出しています。
 
また、江戸・明治期に海運を担った「北前船」をイメージしたコンコースや待合室を備える敦賀駅内部も公開されており、こうした様子が日経新聞など、全国紙で報じられることを喜ぶ次第です。
 
なお、同社においては、この週末3〜4日にも一般向けの試乗会を開き、約2000人が乗車する予定とのことであり、開業の機運がより一層高まることを期待するところであります。
 
また、「敦賀らしさ」のPRに関しては、思わず「そうきたか!」というグッズが登場。
 
同じく昨日行われた、米澤敦賀市長の2月定例記者会見において発表された「北陸新幹線敦賀開業プロモーション」で登場したのはなんと「昆布でできた“切符”」。
 

【定例会見で米澤市長が手にしたのは「昆布切符」(福井新聞D刊より)】
 
敦賀は江戸、明治時代に北前船で北海道から昆布が運ばれ、昆布の加工技術が発達したことは有名ですが、新幹線乗車券とほぼ同じサイズの記念グッズ「昆布切符」を制作したとのこと。
 
単なる飾りではなく、食用素材で印字していて、だしをとるのも可能であり、今月開催される長野市の「長野灯明まつり」、さいたま市の「さいたまマラソン」会場に設ける敦賀PRブースでおぼろ昆布とセットにして配布するほか、この切符を市内の公共施設で提示すると入館料の割引きなど特典があるそうで、思わず「ナイスアイデア!」と手を打った次第です。
 
プロモーションにはストーリーが大事と言われますが、まさに「みなとまち敦賀」の歴史を物語る自慢の昆布を手に、沿線都市から多くの方が訪れることは、北前船のような海路ではなく、陸路で昆布を運ぶこととなり、そうした面白さを含めて大いに楽しみにするところです。
 
敦賀駅で見込まれる乗換え乗客数は、1日2万7000人。
 
一人でも多くの方に敦賀のまちを知っていただくため、各方面でアイデアを絞り、「自分ごと」として取り組んでいただいている皆様に敬意を表するところであり、その輪をさらに大きく、深みのあるものにしていくことが「新幹線効果」であるとの考えのもと、私個人としても汗をかいていきたいと思います。

交通の要衝「敦賀」の陰に現場の汗と努力あり

ブログ 北陸新幹線

北陸新幹線敦賀開業まで、あと111日。
 
カウントダウンが進むにつれ、徐々に期待が膨らむ一方、駅東口(やまなみ口)側の整備など、準備は大丈夫かとの気持ちが交錯するところ。
 
いずれにしても、厳しい寒さを迎える今もなお、現場で作業にあたる皆さんの存在があって、開業が迎えられることを忘れてはなりません。
 
さて、そうしたなか、北陸新幹線の営業車両「W7系」の走行試験では、今月1日からは段階的に速度を上げる「速度向上試験」を行っていたところ、11月24日未明に営業最高速度の時速260キロに到達したとのこと。
 
時速260キロを記録したのは、敦賀車両基地から金沢駅に向けて出発する際、南越前町と敦賀市を結ぶ新北陸トンネル(延長19.76キロ)内で到達したとありました。
 
安全性を確認するうえで、敢えてトンネル内で速度を上げたのかもしれませんが、記録したのは何と午前1時16分であり、深夜の走行試験対応に、こちらも敬意を表するところです。
 
また、新幹線ばかりが取り上げられますが、変わるのは在来線特急。
 
北陸新幹線敦賀駅は、3階の新幹線ホームと2階の乗り換えコンコース、1階の在来線特急ホームを行き来する「上下乗り換え」式ですが、特急ホームの整備がおおむね完了し、11月20日には特急列車の試運転が行われました。
 
簡単に言うものの、敦賀駅ホームから米原方面に約2キロ離れた位置に既存の在来線との分岐点を設け、延長約3キロの新しいレールを設置したとのことであり、着々と準備を進めていたことを把握した次第です。
 

【新幹線敦賀駅在来線特急ホームに入る試験車両(福井新聞ONLINEより引用)】
 
新幹線に話しを戻しますと、走行試験は12月9日に終える予定であり、その後は、国土交通省による完成検査、JR西日本による試運転と続き、開業を迎えることとなります。
 
金沢-敦賀間の工事で最大の難所と言われる敦賀駅工区が、このまま完遂を迎えればまさに、先般のNHKブラタモリであった「すべての道は敦賀に通ず」となります。
 
古より交通の要衝として栄えた敦賀。
 
鉄道に関して言えば、難所を極めた柳ヶ瀬や山中峠越え、そしてこの新幹線工事と、その発展の陰に、気概と誇りをもって開拓した方々の汗と努力があったことを決して忘れてはなりません。

新幹線開業は「卒業のない入学式」

ブログ まちづくり 北陸新幹線

昨夕は、駅西の「ちえなみき」で開催された「ottaトーク」にお声掛けいただき参加。
 
「ottaトーク」は、青森大学の櫛引素夫先生がコーディネーターを務める、主に北陸新幹線敦賀開業及び新幹線を活かしたまちづくりに関し、これまで回を重ねてきているミーティングで、この日はオンラインにて東京、福井市をつないで行われ、私にとって大変有意義な機会となりました。
 
度々、議会の場でも発言している「新幹線は目的ではなく手段」、真の成功の鍵は「地域の皆さんに、新幹線を“自分ごと”として感じていただくこと」の考えはまさに、以前、櫛引先生から教わったことを引用させていただいている訳ですが、今回も「“自分ごと”の発展」や「新幹線開業は、卒業のない入学式」などの言葉がありました。
 
また、参加された方々からの意見からも、多くの学びや気づきがあり、今後の自身の取り組みにも反映していければとメモした次第です。
 
さて、ミーティングの中でも切り口のひとつとしてあった「外国人観光客」について、福井県として掲げている目標は、2024年に「40万人」だそう。
 
現在が7万人(と、確か言っていた)からすると、新幹線開業効果があったとて、かなりハードルの高い目標と感じたところですが、ちょうど今朝の新聞を見ると、「訪日客のカード利用好調 36都道府県でコロナ前を上回る」と題し、次のような記事がありました。
 
訪日客がクレジットカードを利用して支払った金額が、7月時点でコロナ前を5.8%上回る水準だったことが、三井住友カードの調査で分かった。36都府県でコロナ前を上回り、東北などの地域で回復率が高かったとし、7月時点で中国人の団体旅行は解禁されていなかったが、米国や台湾からの訪日客が消費をけん引した。
 
都道府県別では、和歌山と山形がコロナ前の3倍超に達した。岩手、山口、高知、群馬、島根でも2倍を超えた。都市部よりも東北などの地域で回復率が高く、担当者は「地域で日本文化を体験する消費が進んでいる」と分析する。和歌山では高野山周辺の宿坊などが人気を集めているという。
 
福井県がどの位置にいるかまでの深掘り調査はしていませんが、「都会ではなく地域で」、「地域で日本文化を体験する消費が進んでいる」との点がポイントと感じた次第です。
 
敦賀で外国人が最も訪れるのは「人道の港敦賀ムゼウム」ですが、ムゼウムに来られた外国人客に市内散策をしていただくことのみならず、気比神宮周りの寺院や商店街と連携した座禅や着物試着体験、市立博物館での大谷吉継の武将試着、あるいは地引網や卸市場でのセリ、屋台のラーメンなど、長時間滞在、宿泊してもらえるような、敦賀ならではの「体験型パッケージ」を構築していくことで、他にも引けを取らない魅力が発信できるのではと思うところ。
 
敦賀は古から(古墳時代から)港を中心として栄え、大陸の玄関口である良港を有していたからこそ、近代ではいち早く敦賀まで鉄道敷設がされた歴史があります。
 
残念ながら、今でも「敦賀は何もないまち」と言ってしまう市民の声を聞きますが、何のその。
 
そうした歴史に誇りと自信をもって、「こんなものもあんなものもあるよ」と市民自らがPRしていただけるような、そんなまちにしていきたいと思いますし、私自身、その実現のため、「歴史や文化」を始め、学び発信していく所存です。
 

【「ottaトーク」にいく前に撮影した立駐屋上からの新幹線敦賀駅。夕日に輝くユリカモメ(屋根にある翼)のように、これから大きく羽ばたくのみ。】

「古き良きもの」と「新しきもの」が重なる歴史的な日

ブログ 北陸新幹線 敦賀の歴史・文化

2023年10月1日は、敦賀市にとって歴史的な日となりました。
 
まずは、地元粟野地区はもとより、敦賀を代表する貴重な文化財のひとつ「柴田氏庭園」。
 
市ホームページの紹介では、
 
近世敦賀の有力農民であった柴田権右衛門(ごんえもん)が築いた屋敷です。敦賀一の名峰野坂山を借景とする美しい池泉庭園(ちせんていえん)と武家調の屋敷構えや書院が特徴で、甘棠館(かんとうかん)と称されています。往時には小浜藩主の休憩所になっていました。
昭和7年に庭園と書院が、平成19年には屋敷地全体が国の名勝に指定されているほか、市指定記念物ともなっており、芸術的・歴史的価値を高く評価された貴重な文化財です。
 
とあります。
 
その「国指定 名勝柴田氏庭園」は、平成22年までに崩壊の危険があった土蔵と通用門の緊急修復を完了して以降、策定された保存管理計画に基づき、平成27年からは大規模な保存・修復が行われ、8年もの月日を掛けた作業が完了。
 
昨日リニューアルオープンしました。
 
オープンに合わせ10時からは記念式典が行われ、幸いなことに私は、市議会の文教厚生常任委員長としてお招きいただき、出席する機会に恵まれました。
 

【オープンを祝し、甘棠館前にてテープカット】

【参考:修復工事中の甘棠館(同館展示室にて)】
 
式典の後は、市の学芸員さんに甘棠館内や庭園をご案内いただきましたが、柴田氏庭園の特徴は何と言っても「借景」。
 
借景とは、「庭外の風景を景観として利用すること」とありますが、度々私の投稿に登場する、敦賀のシンボルマウンテン「野坂山」と庭園が見事に調和し、当時に思いを馳せることができました。
 

【蘇った見事な野坂山の借景】

【庭園側から見た風景。池への映り込みが美しい。】
 
その後、12時30分からは柴田氏音頭の披露、そして13時には一般開放され、行列ができるほど多くの方が訪れ、リニューアルオープンを祝い、価値観を同じくできたことを大変嬉しく感じた次第です。
 
平成24年3月に敦賀市教育委員会が策定した「国指定名勝 柴田氏庭園 保存管理計画書」の序文には、「敦賀の宝である柴田氏庭園を将来にわたって維持継承していくための基本的な方針を定めたものです。」としたうえで、次のように記載されています。
 
「今後は、この計画を基本として管理を徹底していくとともに、整備事業を推進してまいります。課題はまだまだ山積しておりますが、庭園や建物の修復、周辺環境の整備を通じて柴田氏庭園が末永く美しく保たれ、そして敦賀を代表する名勝地として、市民の皆さま、そして敦賀を訪れる多くの皆さまに親しんでいただけるよう努めていく所存です。」
 
この言葉の通り、文化財は敦賀の宝。
 
「柴田氏庭園」を地元の誇りに、次代に継承していかねばと。
 
なお、10月1日からの入館、施設利用などの詳細は、以下のページをご覧ください。
 
 →敦賀市HP 柴田氏庭園(甘棠館)はこちら
 
そして、もう一つの出来事は、北陸新幹線。
 
9月23日から始まった走行試験は、新幹線電気・軌道総合検測車「イーストアイ」の運行から始まり、同26日には営業車両「W7系」が初めて県内区間を走行したところですが、昨日は午前1時50分に白山総合車両所(石川県白山市)を出発。
 
福井県内の芦原温泉、福井、越前たけふ、敦賀の4駅にて、それぞれ県民から熱烈な歓迎を受けました。
 
ここ敦賀駅は16時より「北陸新幹線W7系 敦賀駅入線歓迎セレモニー」が行われ、抽選により選ばれた、敦賀市民を始め嶺南地域にお住まいの500人の皆さん、並びに期成同盟会、関係者の方々が新幹線敦賀駅ホームに集い、興奮のなかW7系の入線を迎えました。
 
市内中学生らで構成する吹奏楽団が演奏する「銀河鉄道999」の曲がまたいい味を出しており、いよいよ敦賀にやってきた新幹線に感動した次第。
 
その感動は、言葉で表現するより動画を見ていただいた方が良いと思いますので、以下ご覧ください。
 


【W7系が敦賀駅ホームに入線した歴史的瞬間】
 
私が生まれた1972年に期成同盟会が発足し、翌年に敦賀までの整備新幹線計画が策定されてからちょうど半世紀を経て、こうして入線したことに、これまでご尽力いただいた関係者の皆様に心より敬意と感謝を申し上げる次第です。
 

【記念に私も1枚】
 
こうして昨日は、古き良きもの「柴田氏庭園」のリニューアルオープン、そして新しきもの「北陸新幹線」のふたつが重なる日でしたが、それぞれ歴史的な出来事であるとともに、いずれも敦賀市民の誇りとして、今後は次代、未来に向かって継承していくもの。
 
敦賀の「宝」を守り、活かし続けていくのは、現世を生きる私たちの使命と役割であると、深く胸に刻む一日となりました。
 

【柴田氏庭園 甘棠館前にて気比史学会 糀谷好晃会長と。横に並ぶと、歴史をつなぐ気概、継承する重みを感じました。】

北陸新幹線 敦賀駅 駅舎の建築工事が完了!

ブログ 北陸新幹線

昨日は月曜日ということで、恒例の粟野交番前での街頭演説を行いました。
 
朝夕はめっきり涼しくなり、話していて汗が流れることもなくなりましたが、日中との寒暖差や夏の疲れから、体調がイマイチという方もチラホラ。
 
何を置いても健康が一番ですので、無理せず、栄養と睡眠をしっかり摂って、本格的な秋の訪れを楽しみに過ごしましょう。
 
さて、北陸新幹線の話題が多くなっているこのブログですが、ちょうど昨日14時には、「敦賀駅舎の建築工事完了」を鉄道・運輸機構がプレス(報道発表)しました。
 

【東口から見た北陸新幹線 敦賀駅。整備新幹線最大級の駅舎はやはり壮観。(やまたけ撮影)】
 
早速、発表されたプレスを見てみますと、「北陸新幹線 敦賀駅 駅舎の建築工事が完了!」のタイトルにて、金沢・敦賀間の6駅全ての駅舎建築工事が完了したとありました。
 
リード文には、
 
敦賀駅は敦賀市提案のデザインコンセプトである「空にうかぶ 〜自然に囲まれ、港を望む駅〜」を表現した駅舎となりますが、このたび鉄道・運輸機構(JRTT)における本駅舎の建築工事が完了いたしました。これにより、金沢・敦賀間の6駅全ての駅舎建築工事が完了したことになります。
当駅は新幹線と在来線を結ぶ重要な乗換え駅です。このため、当駅の構造は上から順に新幹線 ホーム(島式2面4線)、乗換えコンコース、在来線特急ホーム(島式2面4線)の3層構造になっており、駅舎の高さは約37mです。また、乗換え利便性に配慮した昇降設備としてエスカレーター26基、エレベーター6基や乗換え改札機19通路を備えた整備新幹線最大規模の駅となります。
 
との記載に続き、「敦賀らしさ」を配した駅舎の特徴を写真付きで紹介されていましたので、ぜひ以下リンクよりご覧いただければと思います。
 
 →鉄道・運輸機構 報道発表「北陸新幹線 敦賀駅 駅舎の建築工事が完了!」資料はこちら
 
本日はいよいよ、実際に北陸新幹線で使用されている「W7系」による車両走行試験が始まります。
 
未明に白山総合車両所を出発する予定とあり、敦賀車両基地まで最高110km/hで走行するとのことなので、既に福井県内を走っているのではないかと。
 
敦賀駅の到着時間は分かりませんが、今朝は少し早く家を出て新幹線駅周辺に行き、出勤前に「W7系」初入線のワクワク感を感じてきたいと思います。

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