「北陸新幹線小浜・京都ルート」の早期実現に向けて

ブログ 北陸新幹線

雨が強く降ったり止んだり、曇天続きの敦賀ですが、昨日午前中はその合間を縫って、7月16日(日)開催の「第26回 敦賀港カッターレース」に向けた準備作業。
 
実行委員会メンバー、助っ人の原電労組役員の皆さんとともに、会場の川崎・松栄岸壁にて、仮置き場から海に移動する「カッター下ろし」や必要機材の運搬などを行いました。
 
昨年の22チームから、今年は県内外より35チームに参加いただくこととなっているこの大会は、敦賀の「夏の風物詩」であり、港を舞台に盛り上がる大会となるよう、引き続き実行委員会の一員として汗をかいていきたいと思います。
 
午後は初心者向けのカッター練習があったものの、中座をさせていただき、衣装を変えて小浜市へ。
 
JA福井県小浜支店で開催された「北陸新幹線小浜・京都ルート建設促進同盟会」の総会並びに早期実現決起集会に出席してまいりました。
 
敦賀以西の嶺南地域のみならず、県内一円から首長や各級議会の議員、経済界を始め各種団体、関係者が集い、その数約290名に及んだとのこと。
 

【総会の様子。自席からの写真なのでさほど多く見えませんが、会場を埋め尽くす人でした。】
 
総会に続いて行われた早期実現集会では、同会会長の松崎晃治・小浜市長より主催者を代表しての挨拶があったほか、高木毅・衆議院議員、中村保博・福井県副知事、西本正俊・福井県議会議長からも、小浜・京都ルート実現に向けた覚悟や期待の挨拶がありました。
 
高木衆議院議員からは、以前に「小浜ルート」か「米原ルート」かの議論をした際、相当な時間とエネルギーを使って、結果「小浜ルート」を選択したことを思えば、ちらほらと聞く「米原ルート」の再燃は、それを引っくり返すこととなり、莫大なエネルギーが要る。現実として、そんなことができるのか、そして一体誰がやるんだという意味からすると、「米原ルート」はあり得ないといった趣旨のお話しがありました。
 
お話しを聞き、確かにその通りだと感じたのと、そもそも日本海国土軸を形成し、東海道新幹線の代替補完機能を果たすとの役割からしても、「小浜ルート」がベストの選択であると改めて認識した次第です。
 
その後は、同ルート整備について、施工上の課題を早期に解決することや新幹線小浜駅を始めとする駅位置や詳細ルート、全線開業に向けたスケジュール感を早急に明らかにすることなどを決議のうえ、ガンバロウ三唱にて、会を締め括りました。
 
聞けば、この北陸新幹線は、昭和48年の計画決定から、まさに半世紀に亘る地元の悲願。
 
文字通り「関係者一丸」となって、必ずや実現せねばならない計画であると、強い覚悟を持つ機会となりました。