美浜町が関西電力美浜発電所の建て替え(リプレース)に向けた自主調査の再開を受け入れ

ブログ 原子力

8月1日のブログにて、「この先の2週間天気予報を見ても、傘マークは皆無であり・・・」と書きましたが、こちらは撤回。
 
今朝、散歩すると路面がわずかに濡れており、調べてみると、本日0時頃に「1.5mm」の降雨があったよう。
 
また、「撤回」と書きましたのは、福井新聞の11日(祝・月)までの天気予報で、9日(土)を除いてすべて「曇りのち雨」マーク。
 
農家の方などはまさに、「渇望」していた雨かと思いますし、いろんな意味で「恵みの雨」となることを期待する一方、ゲリラ豪雨はご勘弁をと、併せて願うところです。
 
さて、朗報といえば、お隣美浜町からのニュース。
 
7月22日に関西電力が、「美浜発電所後継機の自主的な現地調査の実施に向けた対応」として、東日本大震災のあった2011年3月12日以降見合わせていた、“美浜発電所の後継機設置検討の自主的な現地調査”を再開することとし、調査実施に向けて今後、地元の皆さまへ説明等を進めていくことを発表していました。
 
これに対し、美浜町の戸嶋秀樹町長は4日、美浜発電所の建て替え(リプレース)に向けた自主調査の再開を受け入れる方針を、関西電力の水田仁副社長・原子力事業本部長に伝えました。
 
戸嶋町長は「町民と町議会からは調査への理解を示す声が多く寄せられている」とした上で、今後も町民への調査計画の丁寧な説明を関電側に求めたのに対し、水田副社長からは「新聞の折り込みチラシやケーブルテレビの活用、各戸訪問で丁寧に町民に説明していく」との返答がありました。
 

【現地調査を再開する関西電力美浜発電所(産経新聞WEB版記事より引用)】
 
14年前を経ての調査再開を歓迎するとともに、昨今のわが国におけるエネルギー事情も踏まえた、原子力発電所の将来に亘る最大限活用(リプレースを含む)にご理解、ご協力いただいている戸嶋町長をはじめ、美浜町議会、美浜町民の皆さまに敬意と感謝を申し上げる次第です。
 
なお、以前のブログでも申し上げましたが、今後の次世代革新炉(美浜の場合は、革新軽水炉になろうかと)開発に向けて重要なのは、これにかかる規制基準の方針を早く定めること、そして事業者が予見性をもって投資できる事業環境を整備すること。
 
このことはまさに、関西電力も7月22日のプレスリリースの中で、後継機設置を判断するための“条件”として記載しており、私もまったく同じ考えに立つところ。
 

【7月22日の関西電力プレスリリース。赤線囲みの部分が、当該箇所。】
 
なお、1970年3月14日の日本原電敦賀発電所1号機に続き、「1970大阪万博」会場に原子力の電気を送ったのが、関西電力美浜発電所(1号機)。
 
万博会場に試送電したのが1970年8月8日であり、その後、美浜発電所1号機は国内初の加圧水型軽水炉(PWR)として同年11月に営業運転を開始し、役割を果たしました。
 
それから55年を経て、新たな原子力の時代の幕開けを予感させる、この調査了承を喜ぶとともに、今後、着実に進むことを大いに期待する次第です。