【お知らせ】やまたけNEWS(第19号)を発行しました

ブログ 活動報告

定例会ごとに発行しております「やまたけNEWS」も19号を迎えました。
 
敦賀市内は、本日の朝刊に新聞折込みしていますので、ぜひご覧ください。
 
また、市外にお住まいの方におかれましては、ホームページのトップ画面下欄にPDF版を掲載していますので、そちらにてご覧いただければ幸いです。
 
 →「やまたけNEWS(第19号)」はこちらから
 
なお、NEWSに対するご質問、ご意見がございましたら、是非お気軽に連絡ください。
 

【新聞を取っていないお宅の増加を機に始めたポスティング。昨日も町内全戸に思いを届けました。】

心をつなぐ 世代をつなぐ 文化のちから

ブログ 敦賀の歴史・文化

鉄道ファンからは「敦賀要塞」と呼ばれる新幹線敦賀駅。
 
3月16日の北陸新幹線敦賀開業を前に、昨日は一般向けの駅舎内覧会が行われ、約590人が参加したとのこと。
 
高さ37メートル、乗り換え改札機19基、76段の階段など、いずれも整備新幹線の駅舎では日本一を誇るほか、3階の新幹線ホームからは市内を一望できるとあって、参加者からは「開放感のある駅舎は素晴らしかった」との声も。
 
今日で開業まで「55日」。
 
威容を誇るこの駅舎が、古より交通の要衝として栄えてきた敦賀の新たなシンボルとなり、さらに発展することを願う次第です。
 
こうして新幹線開業に向けては徐々に機運高まるところ、市内の各団体では、能登半島地震での被害や被災地を慮(おもんぱか)りつつ、各種新年の行事が開催されており、私も昨晩は、日本郵政グループ労組(以下、JP労組)福井南部支部、敦賀市文化協会の新春懇談会にお招きいただきました。
 
両団体掛け持ちとなったため、JP労組福井南部支部さんの会では、ご挨拶の後中座をし失礼しましたが、能登半島地震で被害を受けた仲間の方々にお見舞い申し上げるとともに、郵政インフラを担う皆様の日頃のご尽力に感謝と敬意の念をお伝えした次第です。
 
その後は場所を移動し、プラザ萬象へ。
 
遅参をお詫びしつつも来賓紹介前にギリギリセーフで入場。
 
会員が一堂に会しての開催は4年ぶりとあって、各部門ごと約180人が集った会場ではそれぞれご歓談が盛り上がり、改めてこうした場の必要性を感じたところです。
 
また、会場では会社の先輩方や同僚、知人も多くおられ、水墨画や写真、書道、陶芸など、趣味として楽しまれつつ、その分野全体の活動を盛り上げていきたいとのお話しも聞かせていただき、大変励みになった次第です。
 

【祝い舞台として披露いただいた、郷土芸能部門 長歌「四季の敦賀」保存会】
 
なお、この会では光栄にも、締めの万歳三唱発声をご指名いただき、挨拶では、昭和34年11月に19団体、1855名でスタートして以降、現在では人数こそ900余名となったものの、加盟団体数は54にまで増えており(令和5年4月現在)、脈々と文化の種を増やしてきたことに敬意を表すること。
 
※肝心の「設立から今年でちょうど65年」の紹介がすっかり飛んでしまいましたので、ここで補足を…。
 
さらには、「心をつなぐ 世代をつなぐ 文化のちから」という会是のもと集う皆様が、また今年一年、それぞれの分野でご活躍されること、そして市文化協会のますますのご発展を祈念し、声高らかに万歳三唱を行いました。
 
文化と歴史は一体であり、私が所属する市民歴史団体 気比史学会の設立以来の会是は「過去に学び 未来に期待し 今に生きる」。
 
この会是が自身の考えの軸にもなっていることはこれまでも述べてきたところですが、長く続く団体には、そうした素晴らしき理念があるもの。
 
45年の歴史を誇る気比史学会より、20年も長く続く敦賀市文化協会。
 
会是にある「文化のちから」で、敦賀の文化活動の推進役を担うとともに、今後とも市民文化の向上にご尽力いただけますことお願い申し上げます。
 
私も、その活動を精一杯応援いたします。
 
(参考)
活動の様子が詰まった「敦賀市文化協会ホームページ」をリンクします。
「趣味としてやってみようかな」など、関心がある方はぜひ協会まで連絡いただき、敦賀の文化活動を一緒に盛り上げていただければと。
 
 →敦賀市文化協会ホームページはこちら

東海村議会議員選挙「寺門さだのり」候補に最後の力を!

ブログ 政治

自民党派閥のパーティー収入不記載事件で、東京地検特捜部は安倍派、二階派の会計責任者らを政治資金規正法違反(虚偽記入)罪で在宅起訴し、岸田派の元会計責任者を略式起訴。
 
安倍派の2議員も刑事訴追されました。
 
一方で、刑事告発を受けていた安倍派幹部7人らの立件見送が報じられているほか、岸田首相と二階元幹事長は、それぞれ自派閥を解散する意向を表明、安倍派も解散を決めたとあります。
 
事件はこれで一区切りのように映りますが、これで多くの国民が納得するはずはなく、岸田首相が「信頼回復のために、火の玉となって自民党の先頭に立つ」と述べた意味が、派閥の解消にとどまらず、連座制の導入など政治資金規正法の改正がされるか否かに焦点が集まるところ。
 
これに対し、国民民主党は、やはり政治資金規正法を改正し、法の「抜け穴」を塞ぎ、会計責任者だけでなく政治家本人の責任も問えるようにしなくてはならないとし、党としての改革案「政治資金改革5本柱」を取りまとめています。
 
5本柱の項目は以下のとおり。
 
1.政治資金パーティーの規制強化(寄附と同等の規制を導入)
2.議員の厳罰化及び政党助成金の減額・停止
3.収支報告書の透明性強化及びDX化
4.旧文通費と政策活動費の透明性強化
5.独立監督機関の創設
 
各項目の詳細は、以下、玉木雄一郎代表のXポストをご覧ください。
 
→政治資金改革に関する玉木雄一郎のXポストはこちら
 
なお、他党においても対策案が挙げられているところですが、政治への信頼を回復するため、事件の発端となった自民党自体が、より踏み込んだ決断をされるよう求める次第です。
 
さて、「政治と金」と同じく、クリーン且つ透明性が求められるのが「選挙」。
 
先日ご支援のお願いをしました「東海村議会議員選挙」は本日、選挙運動ができる期間の最終日を迎えました。
 
16日に告示されたこの選挙には、定数18に対し、新人5人を含む20名が立候補。
 
1月の東海村は「痛い」ほどの寒さであり、窓を開けた街宣車で5日間走るだけでも相当な体力を消耗すると推察されるところ、少子高齢化や地域福祉、公共交通のあり方を始め、東海第二発電所の再稼働などの地域課題を争点に、東海村の将来を懸けて熱戦を繰り広げる各陣営の皆様に敬意を表する次第です。
 
その候補の一人として戦うのが、会社や労働組合役員のわが先輩であり、原電総連組織内議員として同じ志をもって活動してきた「寺門さだのり」候補。
 
2期8年の実績はもとより、実直なお人柄、協調を図りながら政策を前に進める力は周囲も認めるところであり、もはや東海村議会には欠かせない存在と言っても過言ではないと思います。
 
そんな「寺門さだのり」候補ですが、先に述べたよう、新人5名が出馬するなど大変な苦戦を強いられており、本日最終日も必死の追い上を図らねばなりません。
 
声を枯らして訴えを続ける「寺門さだのり」候補を、何としてでも議会に送るべく、東海村にお住まいの方はもとより、東海村に知人・友人などいらっしゃる方はぜひ、力をお借りできますよう伏してお願いいたします。
 

【投票日は明日1月21日(日)!必勝「寺門さだのり」候補!】

国民民主党福井県連にて県内一円を街宣リレー

ブログ 活動報告

能登半島では、北陸電力送配電を中心に他電力会社や全国各地の工事会社など、1,000人規模の体制で懸命な停電復旧作業にあたっているところですが、昨日敦賀では、同じ人数規模でも北陸新幹線開業に向けた確認が行われました。
 
JR西日本は3月16日の北陸新幹線福井県内開業を前に、新幹線の当面の終着駅となる敦賀駅で社員ら約900人を動員した乗り換えシミュレーションを実施。
 
新幹線車両乗車率100%(約900人)を想定し、3階の新幹線ホームから2階コンコースの乗り換え改札を通り、1階の在来線特急ホームで「サンダーバード」と「しらさぎ」に乗客全員が乗り込むまでの時間や動線などを検証しました。
 
この規模の動員をかけてのシュミレーションに驚いたところですが、結果して、全員が乗車完了したのは想定の8分を超えたことから、JR西日本は課題を検証し、開業までに改善するとのこと。
 
利用客にとって重要な「時間」に関わることですので、今後実効的な短縮策が講じられるようお願いする次第です。
 
さて、話しを変え、能登半島地震では、あわら市で住宅半壊などの被害があった福井県。
 
そうした状況を踏まえ、暫し実施を見合わせていましたが、昨日は国民民主党福井県連による県内一円街宣行動を実施しました。
 
県連所属議員でリレーしつつ、各所での街頭演説では、国民民主党が能登半島地震に関わる与野党党首会談で要望した内容紹介や被災地支援の呼び掛け、募金活動を実施しました。
 

【嶺北エリアを街宣した、左から小玉俊一・越前市議会議員、山本優・南越前町議会議員、堀川秀樹・福井市議会議員】
 
私の方は、敦賀駅にてバトン(街宣車)を受け、北條正・敦賀市議会議員とともに敦賀から小浜までを担当。
 
同じく、街頭演説を挟みながら工程を進めると、お仕事中のお車からお手振りなどいただき感謝。
 
小浜駅にて小幡憲仁・高浜町議会議員につなぎ、JR小浜線にて帰路につきましたが、こうして県内を走ることで、少しでも被災地支援につながればと思ったです。
 

【マイクを握り被災地への支援とわが党の政策を訴えました(写真はアルプラザ敦賀前)】
 
本来であれば、党勢拡大に向けて政党の認知度を高める活動でありましたが、今はお隣石川県を始め、同じ北陸で被災した方々の支援につながればとの思いで実施した県内一円街宣。
 
所属議員個々人での活動に加え、福井県連の単位でも心と力を合わせ、今後も「がんばろう北陸」の思いのもと取り組んでいきますので、皆様方におかれましては何卒ご理解、ご支援いただけますようお願いいたします。
 

誤情報の拡散を防げ! ー電気事業連合会が特設サイトを設置ー

ブログ 原子力

能登半島地震発生以降、交流サイト(SNS)上では、北陸電力の志賀原子力発電所に関する古い情報や不正確な情報を基に不安をあおるような発信が散見されていることは以前に述べたところ。
 
これに対し、北陸電力自身がホームページ(以下、HP)などを通じ、きめ細やかにかつ分かりやすい形で「正確な」情報を発信してきていますが、この度、客観的かつ正確な情報発信を行おうと、電気事業連合会(以下、電事連)がHP内に特設サイトを立ち上げました。
 
志賀原子力発電所を中心に被災情報が随時更新されるなか、原子力発電所の安全性に対する誤った情報発信が広がることを防ぐとしており、正確な状況を北陸電力などから聞き取り、精査した上で特設サイトで11日日から公表しています。
 

 
電事連の特設サイトは、以下リンクよりご覧ください。
 
→電事連 特設サイト「能登半島地震による各原子力発電所への影響について」はこちら
 
特設サイトでは、「令和6年能登半島地震により最大震度7(志賀町)を記録しましたが、原子力発電所の安全性は維持されています。」との前書きがあった上で、志賀原子力発電所などの状況や原子力発電所の耐震性に関する説明に加え、ご質問に答える形のQ&Aコーナーの構成となっています。
 
例えば、能登半島地震において、志賀原子力発電所では1号原子炉建屋地下2階で最大値399ガルの揺れを観測しましたが、設計上は600ガルの揺れに耐えられる耐震性を備えており、安全性が確保されていること。
※志賀2号は、1,000ガルにて新規制基準適合性審査中
 
また、ハウスメーカー等の耐震性の値(約5,000ガル等)やK-NETの観測値(石川県志賀町富来2,828ガル)に比べ、なぜ志賀原子力発電所で確認された地震記録(原子炉建屋地下2階 399.3ガル)は低いのか?との問いに対しては、一般住宅と原子力発電所を単純に比較することはできず、原子力発電所が設置されている固い岩盤に対して(下図B)、一般住宅やK-NETの強震計が設置されている通常の地盤(下図A)では、地震による揺れが大きく増幅されているためと説明しています。

出典:日本原子力文化財団「原子力・エネルギー図面集」
 
さらに、津波に関しては、能登半島地震により「志賀原子力発電所に高さ約3mの津波が襲来した」との情報があるので不安との問いに対し、発電所の前面海域(防波堤と物揚場の間)の海底に設置していた波高計のデータを分析した結果,約3m上昇と約1.3m下降していたことを確認していますが、発電所の敷地は標高11mにあり、さらに高さ4mの防潮堤、防潮壁を構築(標高15m)していることから、施設への影響はないと回答。
 
それでもX(旧Twitter)上では、「北陸電力や電事連は信用できない」、「自分たちに都合の良い説明をしている」とのコメントが目につくのが悲しいところですが、大抵の方はこちらのサイトをご覧いただければご理解いただけるのではないかと思う次第です。
 
ただでさえ情報があふれる昨今。
 
知らぬ間に誤情報や偽情報の流布に流されてしまうことがあろうかと思いますが、科学は嘘をつきません。
 
故石原慎太郎氏の「科学が風評に負けることは国辱だ」にあるよう、自分の中で真実をしっかり掴みつつ、今後も正しき情報の発信に務めてまいります。
 

【昨朝は名子での辻立ち。阪神淡路大震災で被災された方々のご冥福をお祈りするとともに、「がんばろう北陸」を呼び掛けました。】

東海村議選スタート!「寺門さだのり」候補に「1票」を!

ブログ 政治

6千人余が犠牲となった阪神大震災から今日で29年。
 
高速道路が横倒しになった映像が象徴的であったよう、都市インフラは崩壊、約63万棟の住宅が被害を受けたうえ、神戸の街は炎に包まれました。
 
しかし、ボランティア元年とも言われたこの震災では、1年で延べ約137万人がボランティアとして活動し、物理的な支援だけでなく、被災者の心のケアを含むきめ細かな救援活動は復興が進んだ後も続けられ、人々は力を合わせてがれきと化した街を復興しました。
 
奇しくも能登半島地震と重なるなか迎えた29年目ですが、大災害の記憶を風化させないこととともに、復興を遂げた人間の力を勇気に変え、私たちも立ち上がらねばと思う次第です。
 
さて、能登の復旧・復興に向けてはまさにこれから戦いと言えますが、同じ戦いでもこちらは選挙。
 
「東海村議会議員選挙」が昨日が告示され、いよいよ戦いの火蓋が切られました。
 
この選挙には、3期目をめざす原電総連組織内候補の「寺門さだのり」候補が立候補しており、私も激励のため現地入りしたところですが、無事に立候補手続きを終え、届出順は「3」。
 
公営掲示板にも早速、ポスターが掲示されました。
 

【掲示場所は、投票日表示真横の目につくグッドポジション!】
 
10時30分から行われた出陣式には、石神外宿を中心とした地元の皆さん、浅野さとし衆議院議員(茨城5区)や堂込まきこ参議院議員を始め各級議会議員、さらには連合茨城の各支援産別の皆さんなど、多くの支援者が集うなか、「寺門さだのり」候補から力強い選挙戦への決意を訴えた後、元気に街宣に出発しました。
 
<出陣式スナップ>

【多くの支援者にお集まりいただいた出陣式会場】

【選挙戦に向けた決意を訴える「寺門さだのり」候補】

【皆の思いを一つに!ガンバロウ三唱!】

【第一声はご自身から。5日間の街宣にいざ出陣!】
 
なお、応援弁士としてご挨拶された浅野さとし衆議院議員は、ご自身のSNSで、この選挙戦の争点を以下のように述べています。
 
以下、浅野議員のFacebookより引用。
 
私が考える東海村議会議員選挙の争点は大きく分けて3つあり、1つ目はこれからの村の子育て施策の在り方、2つ目は、超高齢化社会に備えた地域交通の在り方、そして、最後の3つ目は、東海第二原子力発電所の再稼働に対する考え方です。
 
前回までの選挙戦と明らかに異なるのは、今回の選挙では、各候補者がこれらの各争点に対して自らの考え方をこれまで以上にはっきり述べている点だと思います。
 
有権者の方々には、ぜひ各候補者の主張を聞いていただき、これからの東海村のより一層の発展のためにはどのような選択肢が望ましいのか、投票によって皆様のお考えを表明していただきたいと願っています。
(引用終わり)
 
ややもすると、3つ目の「東海第二再稼働の是非を問う」選挙となりがちですが、地方議会選挙をいわゆる「ワンイシュー」を掲げて争うことにしてはいけないと、私も共感するところであり、浅野議員の的確な視点を念頭に、東海村のこれから、将来を託す選挙にしていただきたいと思う次第です。
 
なお、昨日17時で立候補受付を締め切り、定員18に対し、現職15人、新人5人のあわせて20人が立候補する選挙戦となりました。
 
投票日は1月21日(日)。
 
同じ原電総連組織内議員であり、会社、労組役員としても大先輩の「寺門さだのり」候補は、私にとって常に志をともにする大事な存在。
 
東海村にお住まいの方におかれましてはぜひ「寺門さだのり」に「1票」を、東海村に知人・友人などいらっしゃる方はぜひ「寺門さだのりをよろしく」とお声掛けいただけますよう、伏してお願いいたします。
 

【出陣式前に記念撮影。必勝!寺門さだのり先輩!】

本日告示「東海村議会議員選挙」

ブログ 政治 防犯/防災

能登半島の停電件数は、今朝4時20分現在で約8,400戸。
 
12日の5時00分時点では約12,700戸でしたので、約4,300戸減少したことになります。
 
現在、北陸電力グループ、協力会社、他電力5社からの応援等、総勢1,000人規模の体制で復旧作業にあたっており、この後は道路啓開の状況により、中国、四国、九州からも応援に入るとのこと。
 
続く安否不明者の捜索、道路や水道、電気などライフラインの復旧を始め、現地で任務にあたる全ての皆様には感謝しかありませんが、ただでさえ過酷な作業環境のところ、北陸独特の悪天候も重なっていることから、くれぐれも二次被害のなきよう願うところです。
 
さて、一昨日は「どんど焼き」で一日も早い被災地の復旧を祈りましたが、昨朝は週初めの街頭活動にて、被災地への支援を呼び掛けたところ。
 
発災から2週間が経過するなか、心配するのは能登の報道が当たり前になり、徐々に関心が薄れていくこと。
 
ここから大事なのは、被災地のことを忘れることなく、支援の輪を一過性にしないことであり、私自身は「がんばろう北陸」の思いのもと、今後も微力ながら活動を続ける所存です。
 
街頭活動の後は、いざ茨城県東海村へ。
 
要件は、今日から始まる東海村議会議員選挙。
 
私の先輩で同じ原電総連組織内議員の「寺門さだのり」さんの3期目の挑戦に向け、激励と出陣式出席のため訪れたもの。
 
夕刻到着し、後援会事務所を訪問すると、選挙戦に向けた最終チェックを行っているところで、まさに決戦前夜と感じた次第。
 

【寺門さだのり後援会事務所内。所狭しと多くの檄文が掲示されていました。】
 
なお、本日の出陣式は10時30分から。
 
寺門先輩には、自身の時と同様「熱伝導」で、思う存分政策や考えを訴える5日間にしていただくとともに、組織の総力を挙げて戦う所存です。

どんど焼きの炎に祈りを込めて

ブログ 政治

岸田総理は14日、発災から15日で2週間を迎えるのを前に能登半島地震の被災状況や復旧作業を確認するため、石川県を訪れました。
 
輪島市入りに同行した立憲民主党の近藤和也衆議院議員(石川3区)によると、坂口輪島市長先導のもと馳石川県知事、松村防災担当大臣、発災以降石川県に派遣されている古賀内閣府副大臣、同じ選挙区の西田代議士(自民党)がまとめて一回で視察をし、現地の負担を極力少なくした。
 
野党の近藤議員も参加することで被災地の皆様に、政府・与野党の枠を超えて協力しているから安心してくださいとのメッセージを発する。
 
この二点において意味があったと述べており、十分な配慮がされた現地入りだったことが分かります。
 
なお、岸田総理は記者団に「被害の全容が未だ分からない中だが、被害規模が大きくても即応できる態勢をしっかり整える」と述べ、次期通常国会に提出する令和6年度予算案の予備費を、現状の5千億円から1兆円に倍増させる方針を表明し、16日にも閣議決定すること。
 
さらには、令和5年度予算の予備費から、1千億円を上回る規模の支出を月内に決定する方針も示しました。
 
これは、9日に閣議決定した約47億4千万円に続く第2弾となります。
 
一方、第一弾の約47億円を「少ない」と言っていた野党第一党ですが、時を同じくして同党の国会議員が輪島市入りし、道路事情が悪い、通信環境が良くないだの、周知の事実ばかり述べたうえ、仕舞いには「インフラの復旧が遅い」と発災以降、昼夜を分かたず懸命に復旧にあたっている方々の行為を踏みにじる発信をされたことは許されまじこと。
 
政府を批判する前に、同じ党に所属するこうした議員の言動を何とかせよと憤りを感じた次第。
 
批判は余談でしたが、何をおいても願うのは、被災地の皆さんが一日も早く通常の生活を取り戻すこと。
 
ちょうど昨日は町内の「どんど焼き」があり、冷たい風は吹くものの青空のもとで無病息災、そして被災地の早期復旧に祈りを込めたところです。
 
現地で膝をついて被災者の声を聞かれた岸田総理。
 
私はその姿に、まさに「聞く力」、被災地の声を真摯に受け止め、再建支援に全力で取り組むとする総理の姿勢が表れていたと感じたところであり、引き続きリーダーシップを発揮いただき、被災地復旧・支援の陣頭指揮をお願いする次第です。
 

【どんど焼きの炎に祈りを込めて】

台湾総統選挙は与党が勝利

ブログ 政治

以前に東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水海洋放出の風評被害に対して、これを打ち消す大規模なキャンペーンを行ってくれた台湾。
 
能登半島地震に対しては、4日午後には日本政府に対して6000万円の寄付があったほか、支援と復興にあてるため市民から集まった寄付金が、募金開始から5日で(日本円で)11億8200万円以上になったと発表されているところ。
 
台湾外交部は会見で「台湾と日本は家族のように困った時は手を差し伸べ合ってきた。日本の有事は台湾有事だと伝えたい」と述べており、こうしたお気持ちと行動に日本国民の一人として心から感謝する次第です。
 
その台湾。
 
今年実施される世界の重要な選挙のうちのひとつで注目を集める台湾総統選挙が13日、投開票が行われ中国の統一圧力に屈しない姿勢を示す与党、民主進歩党の頼清徳(らい・せいとく)副総統が初勝利を決めました。
 
中台統一を「歴史的必然」だとする中国に対し、台湾の有権者は改めて「NO」を突き付けた結果となります。
 

【支持者の前で勝利宣言をする民主進歩党の頼清徳氏(THE SANKEI SHIMBUNより引用)】
 
対中政策で頼氏は、中国の「一つの中国」原則に反対しつつ「独立」を唱えない、蔡英文政権の「現状維持」路線を継承すると表明。
 
米国など民主主義陣営と連携して防衛力を強化し、対中関係は「台湾の主権尊重」を前提にすると訴えて、対中接近を望まない有権者の支持を集めた訳ですが、毅然と選挙の結果で意思を示されたことに私も胸を撫で下ろした次第です。
 
これに対し、中国側は「民進党は(台湾)島内の主流の民意を決して代表できない」と表明し反発(この発言こそ民主主義を冒涜していますが)したほか、「台湾は中国の台湾だ」として「祖国が最後に統一することを阻止することはできない」とも訴えたと報じられています。
 
冒頭あった台湾の言葉を借りれば、「台湾有事は日本有事」
 
緊迫が続く台中関係で守るべきは民主主義、そして日本は自国の平和と繁栄を守るためにも、米国とともに台湾新政権と緊密な連携を図ることは言うに及ばずであります。

何事も「現実的に」と感じた一日

エネルギー ブログ

元日の能登半島地震では、大津波警報の発令直後にNHKの女性アナウンサーが「今すぐ逃げること!」と強い命令口調で叫ぶように呼び掛けたことに賛否の声があったところ。
 
同局のアナウンス室では、東日本大震災の経験をもとに、災害時には「自分だけは大丈夫」という正常性バイアスが働くことを踏まえ、2023年秋に強い命令口調で避難を呼び掛けるマニュアルを策定。
 
その後も豪雨災害や地震のたびにアナウンサー自身が被災地を訪れ、被災者からの聞き取りで実際の避難につながった言葉を探っていったとのこと。
 
こうした経過を経て、緊急時には「ですます調」を止めたことは「現実的」な改善と受け止める次第ですが、呼び掛けひとつにも探求するプロ根性を見た次第です。
 
さて、「現実的」と言えば、昨日は東京で開催された母体の「原電総連新春賀詞セミナー」に出席。
 
国民民主党 エネルギー調査会長の浅野哲(さとし)衆議院議員(茨城5区)をお招きし、「当面のエネルギー政策」について講義いただきました。
 
国内外における原子力政策の動向や国民民主党のエネルギー政策の変遷についてご紹介いただいたうえで、地政学的リスクなども踏まえ、今後も「現実的な」エネルギー政策の実現に向け取り組むと、力強く述べられました。
 

【まっすぐ前を見て、ご自身の考えを述べられる浅野哲衆議院議員】
 
日立労組ご出身で、現在、経済産業委員会を中心にものづくり支援や中小企業支援、IT化・デジタル化の推進などに取り組む浅野議員は、日本が持続的に発展する意味においても重要なのは安価で安定した電気だと真剣に考えておられる、我々にとって本当に心強い存在。
 
今後引き続いての連携をお願いする次第です。
 
また、賀詞セミナーに続いて開催された「賀詞交歓会」(年頭のご挨拶のみ)では、主催者を代表し岩本原電総連会長、会社側を代表し村松原電社長の挨拶に続き、組織内議員として、寺門東海村議会議員と私もお時間を頂戴。
 
私からは、日頃のご支援への御礼と能登半島地震発生以降の状況共有、敦賀における原子力の位置付けなどについてご紹介しました。
 

【私からもひとことご挨拶】
 
来週16日に東海村議会議員選挙の告示を迎える寺門議員からは、東海第二発電所の再稼働を巡る東海村議会における対応動向を中心にご報告いただいたほか、ご自身の決意を述べられました。
 
同じ組織内議員の立場として、これまでも連携とご指導をいただいている寺門議員。
 
こちらも「現実的な」視点で道筋をつけていくに欠かせない存在であることは言うまでもありませんので、私自身、出来うる限りの「熱伝導」でともに戦う思いであります。
 

【決意の一端を述べられる寺門議員。祈必勝!】
 
こうして賀詞交歓会を終え、皆さんと再会を誓いつつ会場を後に。
 
帰りの東京駅構内を歩くと、北陸新幹線福井・敦賀開業カウントダウンボードが「64」を示していました。
 
前回東京に来たときは100を切ったところでしたので、月日が経つ早さを感じつつ、能登半島地震の発生により、この開業を敦賀のみならず、被災地の復旧・復興につながる北陸全体の効果にすべきものと、自身の考えにも変化が生じていることを認識したところ。
 
被災地のことを思うあまり、何事も消極的になるのではなく、消費行動をはじめ地域全体の経済を回していくことが被災地支援の意味において重要であることは、これも東日本大震災から得た「現実的な」教訓であり、そうした視点をもって対応していくことを自分に言い聞かせながら帰路についた次第です。

« 古い記事 新しい記事 »