心をつなぐ 世代をつなぐ 文化のちから

ブログ 敦賀の歴史・文化

鉄道ファンからは「敦賀要塞」と呼ばれる新幹線敦賀駅。
 
3月16日の北陸新幹線敦賀開業を前に、昨日は一般向けの駅舎内覧会が行われ、約590人が参加したとのこと。
 
高さ37メートル、乗り換え改札機19基、76段の階段など、いずれも整備新幹線の駅舎では日本一を誇るほか、3階の新幹線ホームからは市内を一望できるとあって、参加者からは「開放感のある駅舎は素晴らしかった」との声も。
 
今日で開業まで「55日」。
 
威容を誇るこの駅舎が、古より交通の要衝として栄えてきた敦賀の新たなシンボルとなり、さらに発展することを願う次第です。
 
こうして新幹線開業に向けては徐々に機運高まるところ、市内の各団体では、能登半島地震での被害や被災地を慮(おもんぱか)りつつ、各種新年の行事が開催されており、私も昨晩は、日本郵政グループ労組(以下、JP労組)福井南部支部、敦賀市文化協会の新春懇談会にお招きいただきました。
 
両団体掛け持ちとなったため、JP労組福井南部支部さんの会では、ご挨拶の後中座をし失礼しましたが、能登半島地震で被害を受けた仲間の方々にお見舞い申し上げるとともに、郵政インフラを担う皆様の日頃のご尽力に感謝と敬意の念をお伝えした次第です。
 
その後は場所を移動し、プラザ萬象へ。
 
遅参をお詫びしつつも来賓紹介前にギリギリセーフで入場。
 
会員が一堂に会しての開催は4年ぶりとあって、各部門ごと約180人が集った会場ではそれぞれご歓談が盛り上がり、改めてこうした場の必要性を感じたところです。
 
また、会場では会社の先輩方や同僚、知人も多くおられ、水墨画や写真、書道、陶芸など、趣味として楽しまれつつ、その分野全体の活動を盛り上げていきたいとのお話しも聞かせていただき、大変励みになった次第です。
 

【祝い舞台として披露いただいた、郷土芸能部門 長歌「四季の敦賀」保存会】
 
なお、この会では光栄にも、締めの万歳三唱発声をご指名いただき、挨拶では、昭和34年11月に19団体、1855名でスタートして以降、現在では人数こそ900余名となったものの、加盟団体数は54にまで増えており(令和5年4月現在)、脈々と文化の種を増やしてきたことに敬意を表すること。
 
※肝心の「設立から今年でちょうど65年」の紹介がすっかり飛んでしまいましたので、ここで補足を…。
 
さらには、「心をつなぐ 世代をつなぐ 文化のちから」という会是のもと集う皆様が、また今年一年、それぞれの分野でご活躍されること、そして市文化協会のますますのご発展を祈念し、声高らかに万歳三唱を行いました。
 
文化と歴史は一体であり、私が所属する市民歴史団体 気比史学会の設立以来の会是は「過去に学び 未来に期待し 今に生きる」。
 
この会是が自身の考えの軸にもなっていることはこれまでも述べてきたところですが、長く続く団体には、そうした素晴らしき理念があるもの。
 
45年の歴史を誇る気比史学会より、20年も長く続く敦賀市文化協会。
 
会是にある「文化のちから」で、敦賀の文化活動の推進役を担うとともに、今後とも市民文化の向上にご尽力いただけますことお願い申し上げます。
 
私も、その活動を精一杯応援いたします。
 
(参考)
活動の様子が詰まった「敦賀市文化協会ホームページ」をリンクします。
「趣味としてやってみようかな」など、関心がある方はぜひ協会まで連絡いただき、敦賀の文化活動を一緒に盛り上げていただければと。
 
 →敦賀市文化協会ホームページはこちら