春の訪れを最も強く感じる美しい時季「晴明」

ブログ 敦賀の自然

「試練の嵐」が去りました。
 
昨日、終日吹き続けた風は、14時39分に福井地方気象台が嶺南地方に「暴風警報」を発表。
 
ちょうどその後の15時37分に記録した「30.8m/s」がこの日の最大瞬間風速となるなど、台風並みの暴風雨に。
 
敦賀市内の住宅街では、この風の影響でアパートの屋根の半分が飛ばされ、隣の民家の敷地に落下する事故が起きたほか、飛散危険のため消防車が出場する事案が発生しましたが、人身被害はなかったようで安堵。
 
一方、屋根が飛んだアパートは“空き家”だったとあり、建物の状況までは把握していないものの、築年数や管理状況によってはこのような事案が起きることを念頭に、空き家対策を進めていくことが肝要と認識した次第です。
 
そして、心配でたまらない「桜」について。
 
「桜パトロール」とまではいきませんが、日中、所用のため市内を車で走ると、大きく枝を揺らしながらも散る花びらは少なく、まさに強風と戦う桜の姿がありました。
 
満開になったばかりだったことが功を奏したか、春の主役が「ここで散る訳にはいかん!」と踏ん張る姿に、心配とは逆に勇気をもらった次第です。
 
一夜明け、すっかり風は静まりましたので、後ほど、こちらも“戦いを終えた”近所の桜を見てこようと思います。
 
さて、4月に入り早速、春の穏やかさと嵐が慌ただしく交錯しましたが、今日は二十四節気の「晴明(せいめい)」となります。
 
清明とは、万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」を略したと言われ、字のごとくすべての物事が清く明らかになっている頃を指します。
 
また、心地よい気候の中で、すべてのものが活力を増し、春の訪れを最も強く感じる美しい時季とも。
 
今はまだ曇り空が広がっているものの、今日は段々と日差しが増し、青空が広がるようです。
 
短かき春。
 
この時季だからこそ感じられる幸せを逃さないよう、自然の中にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
 
※主役に負けじ?と、野坂の麓で咲く花たちをご紹介いたします(写真は、嵐の前の一昨夕に撮影したもの)