残念で心配な「桜」と「ハラスメント」

ブログ 敦賀市

今年度を締めくくる日にふさわしくないのかもしれませんが、今日は何とも残念であり、心配なことがふたつ。
 
ひとつは、一気に開花した桜のこと。
 
昨日は「春霞」で、せっかくの桜が映えないのがもったいないと書きましたが、霞みの次は風。
 
これは「春の嵐」とでも言うのでしょうか、昨夜半からは風切音がするほどの強い雨風が吹き、今朝時点での最大瞬間風速は「18.8m/s」(31日5時20分)。
 
天気予報を見ると、明日一杯は曇り/雨が続き、晴れマークがあるのは木曜日から。
 
年に一度の出番、見頃に合わせたかのような悪天候を恨めしく思うところですが、桜は日本人の心であり象徴。
 
散ってしまわないかと心配で心配で仕方ありませんが、この雨風にもグッと耐えて、見頃に咲き続ける姿を見せて欲しいと願う次第です。
 
残念のもうひとつは、敦賀市で起きたハラスメント事案について。
 
これは昨日付の議員に対する市からの通知文書で把握したもので、本日の地元紙でも公表がされていること。
 
被処分者の一般職30代男性職員を戒告の懲戒処分、管理監督責任として、被処分者の上司2名を市長厳重注意処分としました。
 
事案の概要としては、被処分者が女性職員に対して、セクシュアル・ハラスメントに該当する行為を行ったことが、令和8年2月上旬に所属部署から総務課に報告があり、以後、敦賀市の要綱(敦賀市職員のハラスメント防止等に関する要綱)の規定に基づき、ハラスメント処理委員会が事案の調査。
 
その結果、セクシュアル・ハラスメントに該当する行為があったものと認定されたとあり、市においては、以前にあったパワーハラスメントに関する事案を受けて、再発防止策の運用を今年1月から始めていただけに、私としても誠に残念な気持ちで一杯です。
 
なお、ハラスメント事案が発生した場合において、最も配慮せねばならないことは、被害を受けた方のプライバシーを守り、二次被害を防ぐこと、そしてご意向を尊重すること。
 
まずは、被害を受けた方の気持ちに沿った対応を図るとともに心身の健康を取り戻されることを切に願うこと、加えて、こうした理由から、市が本事案の詳細に関する公表を控えていることについて、市民の皆さまのご理解を賜りますようお願い申し上げる次第です。
 
本件を受けて、福井新聞に掲載されていた米澤光治敦賀市長コメントは以下。
 
「ハラスメント防止対策に積極的に取り組んでいる中、誠に遺憾であり、市民の皆さまに深くおわび申し上げる。被害を受けた職員に2次被害がないよう配慮するとともに二度とこのようなことが起こらないよう、コンプライアンス(法令順守)徹底の取り組みを強化していく」
 
この言葉に尽きる訳ですが、今回の処分の理由は、「当該行為は、全体の奉仕者としてその職の信用を傷つけ、また、職員の職全体の不名誉となる行為であり、地方公務員法第33条(信用失墜行為の禁止)に違反するため。」とあります。
 
公職に就く我々議員と同様、全体の奉仕者である行政職員においては、他の規範となる言動が求められていることから、敦賀市が目指す「ハラスメントを許さない風土」に向けて、職員ひとり一人の意識を再徹底するところから取り組んでいただきたいと考えます。
 
「ハラスメント」と言えば、前福井県知事のハラスメント問題の際、「福井県のブランドは地に落ちた」とありました。
 
こうした社会問題は「まちのイメージ」にも直結し、積み上げてきたものが一瞬にして崩壊することを経験しましたが、敦賀市はどうか。
 
他人にやさしい「ほっとけんまち」であり、「命」の大切さと「平和」の尊さを世界に発信する「人道の港」を有するまちで、相手の尊厳を傷つける行為が続くようではいけません。
 
敦賀のアイデンティティを重んじつつ、私自身もその立場にある者として、身を引き締めてまいります。
 

【いかなる時も誰にでも、心穏やか冷静に、相手の立場に立って(写真は3月28日に撮影したもの)】