2024年10月28日
国民民主党が改選前の4倍「28議席」に増 〜第50回衆院選開票が終わる〜
第50回衆院選は27日に投開票され、政権の信を問うと臨んだ石破茂首相は勝敗ラインに自民党、公明党の与党過半数を設定していましたが、公示前の計288議席から215議席へと大幅に議席を減らし、定数465の過半数(233)を割り込みました。
【衆院選結果による与野党の勢力図(産経WEBより引用)】
確定した各党の獲得議席は、自民党191、立憲民主党148、日本維新の会38、公明党24、共産党8、国民民主党28、れいわ新撰組9、社民党1、参政党3、政治団体の日本保守党3、無所属12。
自身が所属する国民民主党は公示前から議席を「4倍の28議席」に増やしました。
また、立憲民主党は公示前の98議席を上回る140議席以上を確保した一方、日本維新の会は公示前勢力を下回りました。
自民党にとっては、野党に転落した平成21年の衆院選以来となる歴史的敗北。
今後は石破茂首相(自民総裁)の責任論に発展する可能性があり、政権を維持できるかどうかが焦点になるとあります。
なお、国民民主党の玉木雄一郎代表は27日夜のテレビ東京番組で、今後の対応について、自公から連立政権の参加を求められても「交渉には応じない。政策本位で進めていく」と明確に述べていることをお伝えしておきます。
地元福井県選挙区においては、1区に自民党前職の稲田朋美氏、2区は立憲民主党新人の辻英之氏がそれぞれ当選を果たすとともに、立憲民主党、日本維新の会の立候補者が比例北陸信越ブロックで復活当選しました。
比例復活に関しては、同じ北陸信越ブロックで石川1区の国民民主党候補「小竹凱(おだけかい)」氏が初当選し、以前から知る彼を国会に送ることができたことを心から嬉しく思う次第です。
この比例復活は、全国を各ブロックに分け、比例代表の得票数に応じて議席を按分。
ブロック内で惜敗率の高い順、比例名簿掲載順で当選者を決定させる仕組みとなっていることから、前回衆院選では1議席も獲得できなかった国民民主党が議席を確保できたのは、皆さんが投じていただいた比例票のお陰。
福井県においては、令和3年の衆院選が12,954票、令和4年の参院選が20,617票、そして今回は34,069票と大きく得票数を伸ばすことができました。
【福井県の各党比例得票数(福井県選挙管理委員会HPより引用)】
敦賀市においても、令和3年が1,438票、令和4年が3,098票、今回が3,429票。
小選挙区で候補を立てられなかったにも関わらず、こうして比例得票を上積みできたことに感謝申し上げます。
結びに、昨日は敦賀市開票区において開票立会人(国民民主党として届出)の任を務めましたが、深夜に及ぶまで、整然且つ迅速な開票作業を行っていただいた市職員の皆様、大変お疲れ様でした。
さて、本日は月曜日。
公職選挙法の定めにより、衆院選中はやめていた街頭演説(個人の政治活動)を再開いたします。
議席数が4倍になったからといって決して奢ることなく、「政治は誰のために、何のためにあるのか」を常に自問自答し、さらなる党勢拡大に務めてまいります。
※本日は、時間の関係から雑駁(ざっぱく)な内容となりましたことご容赦いただきたく。