2025年2月12日
みんなでつくろう新しい答え! 〜国民民主党 第5回党大会を開催〜
新潟県知事の判断預かりとなっている東京電力 柏崎刈羽原子力発電所の再稼働。
10日には、国民民主党の玉木雄一郎議員が同発電所を訪れ、次のようにXポスト。
<以下、玉木議員のXポスト引用>
今日は、日帰りで新潟県の柏崎刈羽原子力発電所を視察しました。
7号機は安全基準を全てクリアし、いつでも再稼働できる状況です。安全対策も新規制基準も基づいて多重的に行われていますし、IDの不正使用問題を受けセキュリティチェック体制も格段に向上していることが確認できました。
世界最大級の原子力発電所が長期間動かず全く発電していないのは大きな損失です。東日本における安価で安定的な電力供給を実現するためにも、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働が必要です。
そのためにも、地元の理解を得ることが重要です。
ただ、その努力を、事業者である東電や新潟県など地方自治体に任せきりにし過ぎている現状には大きな疑問を感じます。「国が全面に立って」と言うのであれば、石破総理自身が現地に赴き、地域の皆様に再稼働の必要性を説明するくらいのことをしてはいかがでしょうか。
感銘を受けたのは、稲垣所長が、毎朝6時から正門前に立って、社員や協力会社の皆さんに朝の挨拶・声かけをしていることです。そんな取り組みをもう3年以上続けているそうです。ハード面のみならず、顔の見える関係づくりが、いざという時のヒューマンエラーの防止につながるとの信念に基づき率先垂範されています。
電力の安定供給は「できて当たり前」。しかし、そこに携わる多くの人たちの地道な取り組みなくして成り立ちません。電力の安定供給に責任と誇りを持って取り組んでいる社員や協力企業の皆さんの努力に報いるためにも、政治もその責任を果たさなくてはなりません。
原子力発電は国策として始めた事業。国が責任を持つべきなのです。
国民民主党としても、引き続き、国益に資する現実的なエネルギー政策を推進していきます。
<引用終わり>
こう述べ、柏崎刈羽原子力発電所が世界最大の原子力発電所としてギネス認定された時の認定書を写真添付されていましたが、まさに仰るとおり。
原子力基本法に規定する「国の責務」、エネルギー基本計画においても「国が前面に立つ」と謳うのであれば、その言葉に沿った対応をしていただきたいと強く求める次第です。
さて、話は変わり、昨日は「建国記念の日」。
建国をしのび、国を愛し、国の発展を期するという国民がひとしく抱いている感情を尊重して、昭和41年に国民の祝日とされたのが「建国記念の日」ですが、ちょうどこの日に国民民主党の第5回党大会が東京で開催されました。
私は、ウェブにて参加しましたが、活動報告と次年度活動方針の提案のため登壇した榛葉賀津也幹事長はこの祝日と掛け、「今年は、戦後80年、普通選挙が始まってから100年にあたりますが、本日は、今から2685年前の今日から、日本書紀によると国づくりが始まったとされています。その節目の年、そして節目の日に、『対決より解決』という新しい理念、正しい理念を持って立ち上がった、この国民民主党の党大会が開催されますことに感謝と身の引き締まる思いで一杯です。」と述べたうえで、その後は、議案提案というより演説会とも言える、熱い思いが伝えられました。
定例記者会見のYouTubeが面白いと人気の榛葉幹事長ですが、演壇でも「榛葉節」が炸裂。
例えば、
「国民民主党は強いから勝ったのではない。勘違いしてはいけない。納税者の国民のSOSなんです。既存の与党が機能しない、野党しっかりしてくれ、対決より解決で、集めた税金を使う側ではなくて、税金を払ってる立場に立って。我々30年間本当に厳しかったんだ、なんとかこの国を、強い日本を取り戻してほしい。そのSOS、国民の悲鳴なのであります。」
「ばあちゃんが他界する直前に『二度と戦争する国にしないでほしい』と言った。政治の究極は、絶対に戦争しないこと。今の時代を戦前と呼ばせない様に、戦後80年が、戦後90年、100年と言われ続ける様に、我々は現実的で正直で偏らない政治を突き進む」
など。
なお、幹事長は以前の会見で、「(戦闘機を)人殺しの道具とか軽々に発言する政治家がいるが、防衛産業で働く方々や自衛官は、人を殺す為に働いている訳ではない。厳重に抗議する。日本を守る為に、命を守る為に、頑張っている。それを人殺しの道具って…。言葉よくないよ、失礼だ。」とも述べており、その思いも込めた言葉であったかと。
そして、現在、党代表役職停止中の玉木議員に対しては、「玉木雄一郎、この党にはあんたが必要だ!しっかりと反省をして、もう一度、我々の先頭に立って、この国の為に一緒に汗を流していこう」と。
玉木議員を擁護するとかでは決してありませんが、結党以来、視力検査かと言われる政党支持率(0点台であることを指す榛葉幹事長の例え)であっても信念を曲げることなく、「対決より解決」、政策で主導しこの国を変えるとの堅い思いを持って進んできた二人の関係を示すものと、胸にくるものがあったところ。
→「国民民主党 第5回党大会」のYouTubeはこちらからご覧ください
大会を機に、改めて結党の原点を確認し、日本が進む新しい道をつくっていくとする国民民主党。
古川元久代表代行の挨拶であったのは、党スローガン「つくろう新しい答え」の前に「みんなで」を置いたこと。
「みんなでつくろう新しい答え!」
このスローガンを胸に置き、私自身、この後の街頭活動から気持ち新たに活動にあたるところ。
皆さまにおかれましては、引き続いての国民民主党へのご理解とご支持を何卒よろしくお願いいたします。
【党大会閉会時の様子。各級議員の皆さん、各都道府県連の方々と力を合わせて頑張ります!】