JR敦賀港線廃線敷の現地視察 〜百聞は一見に如かず〜

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一昨日ご紹介しました、今日、明日最も厳しい予想となっている東京エリアの電力需給。
 
今朝ほど、東京電力ホールディングスHPの「でんき予報」を見ると、需要ピーク時並びに使用率ピーク時ともに「94%」となっていました。
 
同予報には、「6月18日、19日の最小予備率が低い値となっております。当該の最小予備率については、追加的な供給力対策を考慮していない値であり、追加対策を講じることで、現時点では安定供給可能な見通しです。引き続き需給状況を注視し安定供給に努めてまいります。」と書かれており、予断を許さない状況であることが伺えるところ。
 
あらためて、電気の安定供給は当たり前ではないことを認識しつつ、本日は「でんき予報」の需給トレンドに注視したいと思います。
 
さて、昨日の敦賀の最高気温は30.3℃と連続の真夏日に。
 
抜けるような青空を見ているとすっかり「夏空」といった感じでしたが、午前9時30分からは、敦賀市議会の新幹線開業後まちづくり特別委員会の行政視察に、委員外議員として出席してまいりました。
 
現地視察先は、JR敦賀港線廃線敷。
 
先の3月定例会において、「(仮称)敦賀みなと公園」整備のため、敦賀市がJR貨物から用地取得をしたところですが、視察では舞崎の新幹線高架下の起点から金ヶ崎エリアまでの廃線敷1.7kmを歩いて確認した次第です。
 

【見えづらいかもしれませんが、資料の赤点線が廃線敷1.7kmのルート】
 
なお、廃線敷の利活用に関しては、令和5年11月に策定された『金ヶ崎周辺魅力向上デザイン計画』の全体イメージにこう書かれています。
 
<全体イメージ>
• 人道の港のエピソード、赤レンガ倉庫、ランプ小屋など歴史的資産が集積する金ヶ崎エリアに宿泊・飲食機能を整備
• 敦賀の文化と歴史の中心であり、年間約70万人が訪れる氣比神宮の魅力をさらに向上させるとともに、神楽商店街を参道として整備し、にぎわいを創出
• 旧敦賀港線についても、まちなか周遊を拡大させるための整備を併せて検討
 
 →『金ヶ崎周辺魅力向上デザイン計画』はこちら
 
視察では、市の担当課の皆さんに要所要所でご案内いただきつつ、廃線レールに沿って歩いた訳ですが、まさに百聞は一見に如かず。
 
取得した用地の範囲、民地との境界やロケーション、レールや枕木のコンディション、急斜面の場所等々、実際歩いてみなければ分からないことが多くあったところです。
 
自分なりに利活用方法のイメージを考えながらではありましたが、感じた一番のネックは、元々踏切があった舞崎や曙など4箇所でレールが途切れていること。
 
直感的に、取得した土地すべてを同じ構図の中で利活用するのは難しいと感じた次第であり、こうしたことも踏まえ、以降、自分なりに考えていきたいと思います。
 
なお、せっかくですので、廃線敷のイメージが湧くよういくつか写真を掲載しますのでご覧ください。
 

【取得した用地の起点となる場所(北陸新幹線の高架付近)】

【舞崎の旧踏切(敦賀駅方面を見る)】


【曙町の国道8号カルバート前。写真は見切れていますが、手前に民家(右)に渡る踏切跡あり。】

【国道8号カルバートをくぐった先】

【松本鉄工(金ヶ崎)前のレール切替ポイント】

【松本鉄工(金ヶ崎)前の分岐したレール】

【金ヶ崎エリア。(仮称)敦賀みなと公園の整備イメージ図て照らし合わせる。】

【同じく金ヶ崎エリア。貨物のコンテナがないと、思ったより広い。】

【さらにその先。終点へ。】
 
皆さんもイメージが湧いてきたことと思いますが、現地視察のことをX(旧Twitter)に掲載すると、
 
◉敦賀に行った時は、赤チャリ(シェアサイクル)で回らせていただくのですが、ますます見どころが増えますね
◉部分的にレール残ってるから自転車式のトロッコで遊具にするとか…
 
などとコメントあり。
 
こうして期待とアイデアをいただけたことを嬉しく感じた次第です。
 
いずれにしましても、先週の一般質問で述べたよう、敦賀駅から金ヶ崎までつながる旧敦賀港線、そして金ヶ崎エリアは「鉄道と港のまち」を体現する大切な場所。
 
今後、皆さんかもアイデアを頂戴しながら、慎重に検討してまいります。

住みよい郷土に活力(ちから)みなぎるまち敦賀

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冒頭は、政党活動のご紹介。
 
昨日は、国民民主党福井県連の街宣カーにて福井県嶺南地方(敦賀から小浜まで)を回ってきました。
 
スポットで街頭演説をしつつ、ボイスレコーダーに吹き込んだ国民民主党の政策(声は玉木雄一郎代表)をひたすら流してまいりましたが、演説中あるいは対向車からはお手振りなどいただき嬉しい限り。
 
今後も精力的に、政策を伝える活動を展開してまいります。
 

【美浜町 千鳥苑の駐車場にて】
 
それにしても昨日はこの青空。
 
敦賀市、美浜町、若狭町、小浜市へと車を走らせる中で感じたのは、写真のように、青い海、抜群の景色でつながる嶺南地方。
 
福井県の中でも、木の芽峠より南を意味する「木嶺以南」から名付けられたのがこの「嶺南」ですが、どこも本当に良い町だなぁと思うとともに、風土や人柄も、どこか似通っているように感じる2市4町(上記に、おおい町、高浜町を加え)をひとつのエリアと捉え、今後予想される人口減少の中でどう発展させていくか。
 
嶺南の単位でいえば、現在、協議や取組が進められている、国の「共創会議」や県の「嶺南Eコースト計画」がありますが、嶺南広域行政組合など、理事者・議員が集う場でも引き続き、そうした視点をもって臨んでいかねばと思った次第です。
 
さて、こうして少し広い範囲で「郷土」について考える機会にもなったところ、敦賀市のホームページを見るとちょうど、「市民憲章普及実践の推進」のページが掲載(6月6日付)されていました。
 
取組のスローガンは「住みよい郷土に活力(ちから)みなぎるまち敦賀」
 
普及実践の目的(基本方針)は、“市民憲章の普及啓発と実践を通じ、豊かな自然と心のふれあいの中、健康・文化・産業・観光都市として発展しているふるさと敦賀への郷土愛の醸成を図ります。また、北陸新幹線敦賀開業を機にさらに住みたくなるまち敦賀を目指し、ふるさとづくりや地域活性化を進めます”。
 

【敦賀市の市民憲章はこちら】
 
ページでは、令和5年3月に市役所正面玄関前に設置した「敦賀市民憲章の石碑」のことや市民憲章・市歌の普及啓発、特別事業、通常事業それぞれの取組などが紹介されており、市民の皆様や多くの団体のご協力があって、こうして市民憲章に沿ったまちづくりに進んでいることを、あらためて知ったところです。
 
以下は、敦賀市歌の3番。
 
日本海の波晴れて 世紀明けゆく この門出
七つの海に虹かけて 未来輝く 躍進の
わが敦賀市に栄えあれ
 
まさに古より大陸とつながる敦賀が、世界に躍進することへの期待を表す歌詞であり、こうした機に、先人が込めた思い、そしてその思いを実現するという気概を胸に留めるところです。

【金ヶ崎プロジェクト】公園・駐車場の基本設計平面図を公表

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昨日午後は、気比史学会の第49回定期大会を開催。
 
議案では、2年任期の役員体制も承認され、私は引き続き事務局長を務めることとなりました。
 
昭和52(1977)年の設立から約半世紀続く、市民歴史団体「気比史学会」を何としてでも継承していこうと、同世代の皆さんで立ち上がった時の気持ちそのままに、豊富で悠久の敦賀の歴史を“楽しく学ぶ”とともに、より多く、そして多世代の市民の皆様に知っていただける活動を展開してまいる所存です。
 
また、設立以来の会是「過去に学び 未来に期待し 今日に生きる」は、今では私の人生訓。
 
この考えを基にしてから、私自身、ポジティブ思考になったと感じるところであり、人生を生きる上において、また議員活動にも活きるものと考えるところ。
 
そうした思いの中で、今後も活動を展開していきますが、皆様方におかれましてはぜひ、当会の活動にお気軽に参加、あるいは会員として入会いただけますようよろしくお願いいたします。
 
さて、歴史にも大いに関係する、古より交通の要衝である敦賀を表す代名詞は「鉄道と港のまち」。
 
意味はこれまでのブログでも述べているため詳細は割愛いたしますが、古墳時代から大陸に開けた港を有する敦賀は、近代にあっては日本の発展と国益につなげるべく、敦賀港と鉄道を結ぶべしと、実際、明治政府が立案した鉄道敷設計画に「琵琶湖より敦賀に至る」と計画され(新橋ー横浜間と並ぶ3支線に挙げられる)、明治15(1992)年に日本海側では初の鉄道が開通(柳ヶ瀬隧道入口〜金ヶ崎)したことから、その歴史をまさに表す、言わば敦賀の歴史を体現する言葉となっています。
 
ここに挙げられる「金ヶ崎」は、明治期には欧亜国際連絡列車により、新橋からヨーロッパまでを結ぶ発着点となった、「鉄道と港のまち」を語る意味で、歴史や趣を残す最も重要な場所といえ、現在、市が進める、金ヶ崎周辺魅力向上デザイン計画(令和5年11月22日策定・公表)に基づく、旧敦賀港線跡地を中心とする公園及び駐車場の整備に高い注目が集まるところです。
 
そうした中、23日には敦賀市まちづくり観光部長名にて、『金ケ崎周辺魅力づくり事業における公園・駐車場の基本設計平面図について(報告)』のタイトルで、先の整備に関し、本年2月5日の基本計画(案)に関する市民説明会で挙げられた意見等を参考に取りまとめた「基本設計」をとりまとめたとの報告がありました。
 
なお、公園・駐車場の基本設計平面図については、北公民館において展示するほか、市ホームページでも掲載し、広く市民に周知を図るとしており、実際、掲載された平面図については以下のとおり。
 

【市HPにも掲載された「金ヶ崎エリア基本設計平面図」(Copyright)OMA無断複製転載を禁止します】
 
市HPにも記載のあるよう、「基本設計平面図のレイアウトは、今後の実施設計により変更となる場合があります」としており、2月5日の説明であった意見の中でも、比較的影響の大きい事項については、取り扱いを検討している段階と伺っている訳ですが、私自身、2月5日の説明会資料、そして上記の案を拝見するに、旧敦賀港線のレールや転車台など、鉄道遺産を保存・配置することを評価するものの、他のコンテンツを含め、いずれも静的なものばかりであり、先の「鉄道と港をつなぐ」歴史を再現、当時の情景が浮かぶ場所にするためには、動的なものが要るのではないか。
 
また、公園の魅力や集客力向上という観点からも、子どもが楽しめる(=親も楽しめる)コンテンツを加えることで、より一層価値が高まると考えることから、ぜひとも「ミニ鉄道」施設の設置をと、具体的な案をもって市に直接要望しているところ。
 
なお、私が「ミニ鉄道」に拘るのは、2022年6月に、金ヶ崎エリアへの「ミニ鉄道」設置を視野に行った、同緑地エリアでの社会実験(私も運営を補助)により、ある種の成功体験と必要性を確信したからであります。
 
その時の様子は写真でご覧いただいた方がお分かりいただけるかと思いますので、以下に数点ご紹介いたします。
 




 
こちらは、2月5日の説明会はもとより、従前から要望の声が挙がっていたほか、聞き取り調査をするに、「敦賀・鉄道と港」まちづくり実行委員会からも20年近く前に市に要望した経過があるとのこと。
 
こうした経過や趣旨を踏まえ、市においては、設置に向け前向きに検討いただけるものと認識していますが、いずれにしても重要なのは、敦賀の代名詞となるエリアは、説明書きなどなくとも「敦賀の歴史を感じる」ものでなくてはならず、ひいては敦賀市民が誇れる、シンボリックな場所にしなければならないと思う次第。
 
基本設計から詳細設計に入る段階で、ここからさらに良い計画にしていくため、私自身、市民の皆様の声も踏まえ、趣旨に則した提案をしていく所存です。
 

【先般発行の「やまたけNEWS(第24号)」にも掲載した、昭和初期の金ヶ崎桟橋。「ミニSL」があることで当時の情景が浮かび、古から大陸とつながる敦賀の歴史を感じることができると思うのは、私だけでしょうか?】

地区の発展なくして市の発展なし

ブログ まちづくり 敦賀市議会

暑いのはむしろ好きなほうですが、いかんせん暑がりの私。
 
この時期、エコスタイルでネクタイこそ外しているものの、いつも通り着てきた長袖シャツ自体が暑い。
 
それもそのはず、一気に夏の日差しとなった昨日の最高気温は30.8℃(14時33分)。
 
真夏日となった訳ですが、今朝も既に25℃となっており、連日の30℃超え予報となっています。
 
言わずもがな、熱中症予防・体調管理のため、服装での調整はもとより、「5月にエアコンなんてもったいない」などと思わず、適切な冷房使用をお願いいたしますが、一方、本日21日は二十四節気の「小満」。
 
「春から夏に移り、太陽の光のもと草木が満ちあふれる季節」「あらゆる生き物が勢いよく成長して生命力に満ちる」という意味がありますので、暑さに負けず、元気良く活動してまいりたいと思います。
 
さて、そんな昨日は、中野議長が県外出張のため、2件の公務。
 
1件は、愛発公民館での石川県能美市議会 総務産業委員会様の視察対応。
 
視察のテーマは、「スマート物流の現状と課題について」ということで、敦賀市が愛発地区で進める「ドローンを活用した新スマート物流サービス」について説明・現地をご覧いただきました。
 
私は冒頭の歓迎のご挨拶のみで退席いたしましたが、合併からちょうど20周年を迎えた能美市様に心からお祝い申し上げるとともに、総務産業委員会の委員長様のご挨拶では、ここで学んだことなどを基に「議会で提案する」と力強い明言があり、敦賀の取り組みが活かされますことご祈念申し上げた次第です。
 
その後は、「敦賀市区長連合会定期総会」のためプラザ萬象へ。
 
こちらは、米澤敦賀市長と市議会議長が来賓ということで、市長から順にご挨拶の機会をいただきました。
 
会場の小ホール内を見回すと、知った方が多く、とりわけ原電の大先輩の顔もちらほらと伺え、まさに「僭越ながら」の気持ちで壇上に上がった訳ですが、市議会を代表しての挨拶では、中村会長をはじめ、区長の皆様には日頃より、各区のさまざまな活動を牽引いただいていることや地域住民の安心・安全の確保にご尽力いただいていることに、心から敬意と感謝を申し上げました。
 
また、本総会冒頭の会長挨拶の中でもあったよう、3月にいただいた「議員定数削減(20名への)要望」のことにも触れ、市議会としては真摯に対応していく所存であること。
 
その上で、現在進めている議会の取り組みをご紹介し、とりわけ6月定例会から開始する「委員会(予算決算常任委員会全体会)のインターネット配信(YouTube)」をぜひご覧いただきたい旨、PRしたところです。
 
いずれにしても、市民の皆様にとって開かれた、身近で分かりやすい議会に向け、引き続き取り組むことをお伝えしたのち、市区長連合会様のますますのご発展とご参会の皆様のご多幸とさらなるご活躍をお祈り申し上げ、挨拶とした次第です。
 

【会場全景。市議会を代表し、一言ご挨拶。】
 
挨拶を終え、その場を一旦退席。
 
時間をあらためて、今度は大ホールでの懇親会にもお招きいただき、ほぼ全テーブルを回り、各地区の区長さんとお話できたこと、さまざまな状況をお伺いできたことは、私にとって大変貴重なこと。
 
一議員として頂戴した課題については、追って対応してまいる所存です。
 
そして最後、宴席締めのご挨拶で池澤副市長からあった言葉は、「地区の発展なくして市の発展なし!」。
 
これは名言!とメモしたところですが、まさにこの言葉のとおり。
 
人口減少、少子高齢社会の中で、各地区のコミュニティや活動を維持し、発展させていくことの積み重ね、集合体が市であると、あらためて胸に留めた次第です。
 
昨日はこうして貴重な機会をいただきました。
 
これも副議長という立場にあるからであり、そうした意味からも、選んでいただいた同僚議員の皆様に、こちらもあらためて感謝する一日となりました。

雨にも負けぬ中高生の背を見て思う

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5月6日の記事となりますが、福井新聞ONLINEに『福井県への移住者が過去最高 20代~30代の子育て世代が半数超 関西圏から最多』のタイトルあり。
 
4月30日に福井県が発表した内容によれば、県や県内市町の支援を受けて2024年度に県内にU・Iターンした移住者は765世帯1367人となり、県が集計を始めた2007年度以降で最多を更新したとありました。
 
なお、今や当たり前のように使っている「U・Iターン」ですが、Uターンは、都会で働いていた人が故郷に戻って就職・転職することを指し、Iターンは、生まれ育った地とは異なる地方へ移住して就職・転職することを指す、どちらも地方への移住を伴う転職のパターンを意味します。
 
記事を見ますと、20~30代の子育て世代は33人増えて全体の半数超を占めたとあり、担当課は「ゆりかごから巣立ちまで切れ目のない子育て支援の充実が奏功している」と分析。
 
県は自治体の支援を受けてU・Iターンした人を「新ふくい人」として集計しており、2024年度のUターンは前年度比17人増の355人、Iターンは11人減の1012人で、Iターンが全体に占める割合が74%。
 
世代別にみると、30代が最多の398人、次いで20代が377人、20歳未満は350人。
 
地域別では関西圏からが最も多く435人となり、3大都市圏からの移住が全体の74%に上ったとありました。
 
県は、北陸新幹線沿線都市にて、「日本一幸福な子育て県『ふく育県』」などをアピールするほか、今後も子育て世代の移住に力を入れていくとしており、新幹線開業による認知度増とも相まって、福井(もうひとつ言えば敦賀を)を選択いただけることを期待する次第です。
 

【県と県内市町の支援を受けた移住者数の推移(福井新聞ONLINEより引用)】
 
そうした記事に触れつつ、昨日は、粟野交番前交差点での街頭演説から活動スタート。
 
あいにく霧雨が降る中であったものの、通学する中高生は誰も傘やカッパは使用しておらず・・・。
 
若い人はなぜ雨が気にならないのか?と思いながら、手にした傘を封印。
 

【霧雨と生徒達に負けぬよう活動しました(笑)】
 
GW明けから中高生と張り合う朝となったところですが、生徒さん達と挨拶を交わしながら思ったのは、この子達のどれだけが敦賀に残ってくれるのか。
 
『敦賀市の人口統計データと人口減少対策』(令和6年5月:敦賀市)によれば、令和4年の大学等進学率は「62.7%」。
 
これに対し、Uターン率は「27.4%」となっており、①大学への進学率は近年上昇トレンド、②Uターン率は、令和2(2020)年以降は30%を切り、伸び悩み と分析しています。
 
もちろん、市外、県外に出て、それぞれの道を歩んでもらうことは大いに尊重しつつ(現にわが娘もそうなので)、一方で、地元定着やUターン者が増えるよう、敦賀の地で働き、活躍・チャレンジできる環境づくりが大事なことと、あらためて彼ら彼女らの背中を見ながら感じた次第です。
 

【『敦賀市の人口統計データと人口減少対策』(令和6年5月:敦賀市)における「大学等進学率とUターン率の推移」】

敦賀市✕婚活サポートOHANA企画「異業種交流会」にぜひ参加を!

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まさに「春の嵐」。
 
昨朝から吹き始めた10m/sを超える強風は、未だ止まず。
 
気象庁の観測データによると、5月1日の最大瞬間風速はなんと「25.6m/s」(21時57分)とのこと。
 
今朝は雨も降っており、暴風雨の状況となっていますので、とりわけ児童生徒の皆さんの登校時間帯には十分ご留意いただき、安全への配慮をお願いできればと存じます。
 
さて、新年度に入り1ヶ月が経過するところ、敦賀市のホームページ(HP)を見ると、令和7年度予算に計上された事業に関する情報がチラホラ掲載されています。
 
「第8次敦賀市総合計画」においては、「人口減少」を計画全体の政策課題に置き、各種事業を展開している訳ですが、私自身、賛同し注目しているのは“出会いや結婚”を望む方に対する応援や支援。
 
データによれば、この30年間で「出生数」がほぼ半減するのと見事に同じトレンドを示しているのが「婚姻数」の減少であり、少子化対策の観点からも、まずは出会いの場を創出していくことが、改善に向けた鍵を握ると考える次第。
 
そうした意味合いから、敦賀市が実施する、その名も「結婚応援事業」に期待するところです。
 
同事業は、米澤市長就任後から、これで3年目の取組みとなっており、今年度においても、婚活モチベーション向上や『ふく恋』マッチングシステムの登録料助成、出会いの場創出支援業務などを予算に計上しています。
 
加えて、今年度はその一環として、「職場の出会い」を促進するため、各労働組合・企業との「異業種交流」を促進するとしており、早速、その企画内容が市HPに掲載されていました。
 
説明するよりご覧いただいた方が早いかと思いますので、詳細は以下リンクよりお読み取りください。
 
 →敦賀市HP「異業種交流会参画労働組合・企業の募集について」はこちら
 
取組みの趣旨や現時点で参画いただいている労働組合・企業名、年間のイベント予定が掲載されており、今後、多くの労組・企業が参加をされ、まちぐるみでこの事業を盛り上げていければ良いなと期待する次第です。
 

【年間開催スケジュール。イケメンにしてくれるなら(→12月)私も参加してみたいくらい(笑)】
 
と申しますのも、私自身、原電労組の敦賀分会委員長時代に、以前に先輩方が実施していた企画を再開しようと、「クリスマスパーティー」と銘打って、若手組合員と一緒に市内の他労組にお声掛けし、まさに「異業種交流」を企画した経験があるから。
 
かれこれ15年以上前のことになりますが、この企画を脈々と続け、拡大していれば、人口減少対策の一助になったのではと、この立場になって悔やむところであり、そうした思いもあって、時代を経てリバイバルするこの企画を応援する気持ちが強いものであります。
 
もちろん「望まれる方」というのが大前提であるとしたうえで、市内各労組・企業の皆様におかれましては趣旨ご理解いただき、ドシドシ参画を、そして参加する方への応援をよろしくお願いいたします。
 
(投稿後追記)
幼少期には「パンチDEデート」、高校生から社会人に成り立ての頃は「ねるとん紅鯨団」を観て育ち、自らも一度は、先輩からの紹介や「合コン」などに参加したことがあるのが私たち世代。そうした経験があるからこそ、若い組合員、社員に「行っておいで♬」と背中を押してあげる。
そんな役割が求められていると思う次第です。
 

【ひと目遭ったその日から 恋の花咲くこともある…】

『敦賀の宝』を磨く「シンボルロードモニュメント清掃」

ブログ まちづくり

平日に休みを取れば、最長で11連休となる今年のゴールデンウイーク(以下、GW)。
 
私の場合、何かと立て込んでいるため、あって無いような期間ではありますが、皆様におかれましてはそれぞれ、有意義な余暇時間をお過ごしいただければと存じます。
 
さて、毎年行っているGW前の恒例行事といえば、原電総連敦賀総支部 青年女性委員会が主催する「シンボルロードモニュメント清掃」。
 
「シンボルロードモニュメント」とは、敦賀商工会議所ホームページで以下のように紹介されています。
 
“かつては東京とパリを結ぶ「欧亜国際連絡列車」が敦賀港駅を経由して走り、敦賀は「日本でも有数の鉄道と港の町」でした。1999年に敦賀港開港100周年を記念して、市のイメージである「科学都市」「港」「駅」と敦賀市の将来像を重ね合わせて、「宇宙戦艦ヤマト」のブロンズ像12体、「銀河鉄道999」のブロンズ像18体の計28体のモニュメントを敦賀駅から気比神宮までのシンボルロードに設置しました。”
 
なお、全28体それぞれの詳しい説明は、以下リンクよりご覧ください。
 
 →敦賀商工会議所HPはこちら
 
また、ここで言う「科学都市」には、原子力発電などのエネルギー施設が集積しているとの意味が込められており、「鉄道と港」を合わせ、敦賀のイメージを表現する、故松本零士氏監修のもと設置されたこのモニュメントは『敦賀の宝』と思うところです。
 
そしてこの清掃活動は、原電総連(労働組合)として、地域に根差した社会貢献活動を実践していこうと始めたもの。
 
観光シーズンが本格化するGW前に、シンボルロードモニュメントを磨き上げ、敦賀を訪れる皆様を気持ち良くお迎えしようとの活動は、かれこれ15年以上続いています。
 
実は、当時、敦賀総支部長を務めていた私が発案者ということもあり、自身にとって大変思い入れがある活動であるとともに、こうして若い組合員を中心に継続いただいていることを嬉しく思う次第です。
 
昨日は、20人ほどだったでしょうか、青年女性委員会メンバーや労組役員、親子連れの方などが集まり、青空のもと活動に励んだところです。
 

【ピカピカになったアナライザー】

【佐渡先生を磨く青年女性委員と子どもたち】
 
ブロンズ像のため、正直、ピカピカになったかが分かりづらいのですが、前述の意味が込められた『敦賀の宝』を、今後も大切にしてまいります。
 
また、併せて清掃したのは、敦賀駅前商店街に設置されている「フラワーポット」。
 
同商店街組合の理事長で、「おみやげ処 かわと」を経営する河藤さんが丹精込めて管理いただいている可愛らしい花たちが、観光客を迎える敦賀の玄関口に彩りを添えている訳ですが、実はこのフラワーポット。
 
日本原子力発電株式会社の東海発電所(1998年に運転を停止)の解体工事で発生した廃棄物のうち、放射性廃棄物として扱う必要がないものを「クリアランス制度」に基づき、再利用して作られたもの。
 
※「クリアランス制度」とは、廃止措置などに移行した原子力施設から出る金属製などの廃棄物のうち、極めて放射能レベルが低いものを分別し、原子力規制委員会の厳格な確認を経たうえでリサイクルする制度のことを言います。
 

【フラワーポットを磨いてくれる子ども達】
 
昨日は、子ども達が「フラワーポット」を磨く姿を微笑ましく思ったところですが、今後「原子力リサイクルビジネス」が本格化するに当たり、「クリアランス」で出来た製品が違和感なく、まちに溶け込んでいる風景はまさに「科学都市」の所以と感じた次第です。
 
こうして、さまざまなことを感じながらの「シンボルロードモニュメント清掃」。
 
参加された皆様、大変お疲れ様でした。
 
そして、今後も続けていきましょう。

『取材を通して見たろう者の生活』〜敦賀市聴覚障がい者福祉協会主催「春の記念講演会」より〜

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自然とは何とも非情なもので。
 
敦賀市内の桜がほぼ満開となった昨日は、強い風と時折の雨。
 
年に一度、待ち侘びて咲いたタイミングで、試練を与えるかの天気を憎らしく思ったところ。
 
一方、一気に散ってしまうのではと心配した桜は、一部花びらが落ちてしまったものの、これをグッと堪えるかのように咲き続けており安堵。
 
逆に自然の強さを感じた次第です。
 
今が主役の桜。
 
この後は、静かに散る姿に、日本人の心、情緒を感じたいものです
 
さて、そうした風情に浸りつつ、昨日午後は、敦賀市聴覚障がい者福祉協会主催の「春の記念講演会」に参加してまいりました。
 
講演会は、『取材を通して見たろう者の生活(聴覚障害者放送通信機構の役割)』と題し、「目で聴くテレビ」でディレクター兼手話キャラクターとしてご活躍されている重田千種様のお話しを拝聴。
 
重田様は、大阪府出身で「デフファミリー」に育ち、現在は福岡県在住。
 
なお、「デフファミリー」とは、家族全員が聴覚障害(難聴)のある家族のことを指し、英語の「deaf(聞こえない人、聞こえにくい人)」と「family(家族)」を組み合わせた言葉のこと。
 
小学校から一般学校に通い、大学・大学院でろう者・難聴者の心理を学び、現在は、障害者放送通信機構が提供している「目で聴くテレビ」で活動されており、豊富な経験と知識を有しておられる方であり、手話通訳者のお言葉を介しての講演会は初めてでしたが、重田様の笑顔とお人柄もあって、終始明るく、やさしい雰囲気で進められました。
 

【講演会のチラシ】
 
以下、メモに書き留めた点だけご紹介いたします。
 
◉「目で聞くテレビ」(手話と字幕の番組)は、情報保障、情報発信の2本を柱に1998年に開設。
◉今では、YouTubeなどでも放映している。
◉ろう者に対しては、直接差別と間接差別とあるが、求められるのは形式的平等ではなく「実質的平等」。
◉1965年当時、差別は当たり前の時代にあって、言われたことは「“当たり前”を疑え」。“当たり前”が続くと、(差別の)被害者が増えてしまうことから、ほったらかしにせず声を挙げることが大事とされた。
◉1966年に開催された「全国ろうあ者青年研究討論会」であった“三禁句”は、①「仕方ない」と言うな、②「当たり前」と言うな、③「忙しい」を言うな であった。言っても何も変わらないという意。
◉令和6年能登半島地震の際は、すぐに現地に駆けつけたが、その際聞いた言葉は「避難所は刑務所だ」。音の情報しかない避難所では、例えば食料の配給などがあっても分からず、情報のない社会となった。数日経って、手話通訳者が配置された。
◉避難所へのアイドラゴン配備は非常に有効であり、市役所や社会福祉事務所、道の駅に配備しているところもある。
◉鳥取県と徳島県では、災害時の手話通訳者派遣について、連携協定を締結している。
◉災害以外でも、例えば電車の遅延等の際にも、文字や絵の情報は重要。
◉2年前には「ろう者世界大会」が韓国で開催された。
◉デフ・オリンピックの陸上100m競技で優勝した日本人選手もいて、ろう者に希望を与えている。
 
最後に、ご自身が活動されている「目で聞くテレビ」の役割について、
①テレビの情報を保障し、安全な行動につなげたり、生活上必要な情報を伝えること
②様々な情報を発信し、仲間たちを元気づけたり、生活に潤いをもたらせること
③被災地の現状を伝えることで、支援の輪を広げること
 
 →「目で聞くテレビ」ホームページはこちらから
 →YouTube「目で聞くテレビ」はこちらから
 
約1時間半の講演は、自身にとってはまさに違った視点からの貴重なものであり、重田様のお話しや思いに大変感銘を受けた次第です。
 
特に印象に残ったのは、「差別」と「避難所は刑務所」の言葉。
 
音のない世界で生きる、聴覚障害者の方々の立場に立った対応や施策が一層重要と、改めて認識する機会になった次第です。
 
お伺いしたことは、自身が生活する上でのことはもとより、議員としても今後に生かしていきたいと考えます。
 
結びに、このような講演会にお声かけいただいた敦賀市聴覚障がい者福祉協会様に感謝申し上げるとともに、ご講演いただいた重田様の今後ますますのご活躍を心から祈念いたします。

敦賀市ホームページをご活用ください

ブログ まちづくり 敦賀市議会

皆さんは、敦賀市のホームページ(HP)をよくご覧になっているでしょうか?
 
私は議員という立場上、市の情報を把握している必要があることから、頻繁に見ているほうだと思いますが、今日は皆さんにも知っていただきたいと思い、掲載情報のうち以下2件についてご紹介いたします。
 
ひとつは、敦賀市が令和7年4月1日(火)から本格運用をはじめる「公式LINE」について。
 
令和6年度補正予算にも盛り込まれていた取組みで、敦賀市では公式LINEアカウントを開設し、情報発信の強化と市民の皆様と市役所をつなぐこと、行政情報の発信や各種予約の受付などに活用するとしています。
 
令和7年3月17日(月)からプレオープンしておりますので、皆様もぜひ、以下リンクより「友だち追加」のうえ、ご活用いただければと存じます。
 
 →敦賀市HP「敦賀市公式LINEをはじめます!」はこちら
 

【私も早速、登録しました。】
 
続いて、ふたつ目は、「市長への提案メール」に対する回答について。
 
市長の提案メールとは、市民の皆さんの声を市政運営に生かしていくことを目的に、平成7年度から実施しているもので、提案月間を定め、提案用紙を全戸配布しているもの。
 
令和6年度は、5月から6月に実施し、3月27日に回答が掲載されました。
 
各分野ごとに分類された提案メールの総数は“393件”。
 
うち、市議会に対しても12件のご意見をいただきました。
 
 →敦賀市HP「市長への提案メール (令和6年度のご提案・回答を掲載しました)」はこちら
 
こちらも立場上、把握しておく必要があると、提案・回答ともにすべて目を通しましたが、こうした対応を見るに、職場から集約した意見に対し、答えを作成していた労組役員時代を思い出したところ。
 
「なるほど」というものから厳しいご指摘まで、意見は様々あるものの、こうして多くの方が、市政に関心をもって記入いただいたものと受け止める次第です。
 
ご意見の中には、私もご意見を踏まえ対応した案件が含まれていましたが、例えば、回答No.369の「婚活セミナー及び結婚支援事業にかかる男女共同参画推進条例による苦情申し立てについて」。
 
「市内結婚式場を会場とした、市民のうち20歳から35歳までの独身女性を対象とした若者の結婚に対する意識醸成を目的としたセミナー』(敦賀市議会議事録より抜粋)は、女性差別かつ税金を使って実施することに合理性が皆無であるため中止すべきである。当該事業は、敦賀市男女共同参画推進条例第3条第1項、第2項および第5項と第7条第1項に違反しているため、同条例第12条第1項により敦賀市長に対し苦情を申し立てる。」とするもの。
 
政策推進課の回答では、婚活セミナーの対象者を性別・年齢を問わず開催(令和6年11月24日開催)したことや、再発防止として、今後、結婚支援事業の予算化・実施にあっては、差別的な取扱いとならないよう、庁内での精査はもちろんのこと、民間事業者等にて構成される結婚支援推進チームといった外部の方のご意見も反映していくとありました。
 
また、一昨日のブログで敦賀市議会の状況をご紹介した「ハラスメント」については、回答No.371に「ハラスメント防止条例について」のタイトルで以下ご意見あり。
 
「近年では首長や議員によるハラスメント等の事案が多数顕在化し、各自治体ではハラスメント防止条例を制定し、未然防止や相談機関の充実を掲げているが、敦賀市長及び議員は世の中の動きに対して鈍感である。市長及び議員はハラスメントに関する研修を受講し、議会主体で議員や市長から受けたハラスメントに関するアンケートを職員に行い、市長と市議による、職員や議員に対する暴力やハラスメントを防止する条例を敦賀市でも作るべき。また、市長や市議から受けたハラスメントの相談窓口も設けるべき。」とありました。
 
これに総務課、議会事務局、市長からの回答がありましたが、議会の対応は前述のとおり。
 
「世の中の動きに対し鈍感」とまで思われているようですので、しっかりと取組んでまいる所存です。
 
なお、ハラスメントに関しては、市が行ったアンケート調査の結果が同じくHPに掲載されましたので、こちらもどこかでご紹介できればと考えます。
 
こうして一連のご意見を拝見し、議会としての「意見収集機能」は満足なものか頭をよぎるところですが、ここで挙げられた多くのご意見、市の回答(考え)も念頭に、今後活動にあたる次第です。
 
事例紹介が長くなりましたが、本日申し上げたかったことは、市HPには必要かつ有用な情報が掲載されているということ。
 
これを機にご覧いただく方が増えることを期待いたします。
 
 →「敦賀市HP」はこちら

地域の「知のインフラ」をイノベーションする

ブログ まちづくり


 
写真は、敦賀駅前にある知育・啓発施設「ちえなみき」(2025年2月15日撮影)。
 
開業以来、市内外から多くの来館者でにぎわう、「本屋でも図書館でもない」この空間と存在を、私自身も利用している中で、今ではすっかり自慢の場所に思うところ。
 
昨日午後はまさに、この「ちえなみき」の取り組みから、『地域の「知のインフラ」をイノベーションする』とのテーマにて、第2回敦賀まちづくりシンポジウムが開催され、参加してまいりました。
 

【会場のあいあいプラザ入口に掲げられた看板】
 
なお、参加対象は、まちづくりに関心のある企業・自治体関係者の方、教育関係の方、市民の方など。
 
敦賀市、大日本印刷株式会社(以下、DNP)、丸善雄松堂株式会社が主催、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が共催しての開催とあって、会場のあいあいプラザ1階ホール後方には各社のブースが設置され、DNPの「メタバース役所」やミサワホームの「MOVE CORE」(ムーブコア:移動する住空間)などのお話を聞き、シンポジウム開始前から新たな技術導入による「可能性」を感じた次第です。
 
シンポジウムは、3名の方からの基調講演とパネルディスカッションで構成され、それぞれ書き留めることができたポイントは以下のとおり。
※ワードのみの記載となっている点はご容赦ください。
 
<基調講演A 米澤光治 敦賀市長>
 
テーマ:敦賀の目指すまちづくりについて 〜知のインフラを中心に〜
 
1.「ちえなみき」が生まれるまで
・元々は、駅西地区を目的地とは想定していなかった
・学びや発見を促すことで、「将来の敦賀を担う人材を育てる」ことを目指す
・「敦賀で暮らすことが楽しい」と思える場の必要性
・本を通じて「人」と「地域」と「世界」がつながる
2.「ちえなみき」が生まれてわかったこと
・市民利用としての役割を果たす
・ワークショップ、イベントなどで市民が融合し、つながる
・市外の人との交流がひろがる
・「ちえなみきに泊まろう」の企画は、2年目で応募率8倍(160名)の人気
3.「チエナミキ・※インフラストラクチャー」とこれからのまちづくり
※インフラストラクチャー(infrastructure)とは、社会や産業の基盤となる施設や設備の総称で、略して「インフラ」とも呼ぶ
・敦賀市の課題と「ちえなみき的なもの」
・人口減少(少子化・高齢化)への対応
:新幹線時代の交流拠点都市
・市民の「ウェルビーイング重視」
 
<基調講演B 丸善雄松堂(株)地域共育事業本部長 兼 (株)編集工学研究所取締役 鈴木 康友氏>
 
テーマ:地域の知のインフラとは何か
 
・①知が活発に流通し、蓄積される地域は活性化する、②新しい知へのアクセシビリティ、③知と人の流れ
・選書と空間とコミュニティの掛け算
・地域の知のインフラの危機
 →人口が減少している、書店が減少している、図書館・文化施設は停滞している
 →知が停滞すると人も地域も停滞する
 →書店や図書館の減少は知との出会いを制限し、学びの機会を奪う
・「ちえなみき」から始まるイノベーション
・サードプレイスとしての活用
・「ちえなみきメソッド」で地域の知をイノベーションしていこう
 
<基調講演C 三菱UFJリサーチ&コンサルティング 戦略コンサルティング 兼 イノベーション&インキュベーション部 プリンシパル 山本 雄一郎氏>
 
テーマ:知のインフラとしての「ちえなみき」の価値の捉え方
 
・ウェルビーイング起点で価値を測定する
・敦賀市総合計画における「雇用の創出」の観点
・新たな産業と求められる知のインフラ
 →産業が求める人材の育成
 →人材を核とした新たな産業の呼び込み
 →新たな産業×新たな産業が求める人→知のインフラによる雇用創出
 
<パネルディスカッション>
 
テーマ:“知のインフラ”により新たなコラボレーションを生み出す敦賀市のまちづくり
 
テーマ1:「チエナミキ・インフラストラクチャー」の重要な要素は何か
(市長)今あるものを「ちえなみきメソッド」でアップデートすることもできるのでは。
(丸善)本の独自選書や企てにより「知的好奇心」を生む。学習環境をデザインする。情報と空間、活動と共同体の4つから成り立つ。「ちえなみき」には全てが揃っている。「ちえなみきメソッド」としてはうまく回っているが、どれか一つでもかけると回らなくなることに留意が必要。歴史や伝統芸能は重要な掛け算の要素。
 
テーマ2:新たな「サードプレイス」創出に向けた知のインフラのリアル/バーチャルな拡大。増幅の具体案は?
(DNP)デジタル空間で享受できる、敦賀市は交通の結節点として域外の方がつながる可能性あり。「ちえなみき」にあるリアルとつなげていければ、メタバース空間で予期せぬ可能性を生み出すことも考えられる。リアル側が活性化すれば、それを見たいという人も増える。世代間を超えて、デジタル空間に集まってコミュニケーションを図ることで、「ちえなみき」をサードプレイスにもできるかと。
(ミサワホーム)敦賀市の絶景のところに、ムーブコアを使って「ちえなみき」を搭載することも可能。
(市長)デジタル空間はアートなどとも親和性が高い。一方、リアルのムーブコアは社会実験などで試してみることも考えられる。
 
テーマ3:本日講演内容の実現に向けたアクションの方向性・検討材料は?
(丸善)将来に向けての公共インフラにどう位置付けていくか。図書館象を示していくことはこれからできる。
(市長)「ちえなみき」のような“突然変異”がこれからひろがる。中身が空の「箱モノ」ではなく、「コンテンツ付き箱モノ」には価値がある。
 
こうして約2時間のシンポジウムを拝聴し、「ちえなみき」をベースにしたまちづくりへの期待、可能性を大いに感じるとともに、知のインフラによる雇用創出やメタバース・ムーブコアとの連動などの新たな視点、知識を得ることができ、大変有意義な時間となりました。
 
実際、私自身も気比史学会の「ミニ歴史講座」にて、ちえなみき2階のセミナー&スタディをお借りする際、特に休日は予約で埋まっており、大変盛況な市民利用を実感。
 
まさに市民の「普段使い」によって、コンセプトである「知の拠点」となっていることを、議員、利用者双方の立場から嬉しく思うところです。
 
結びに、シンポジウムの中で何度も出てきた「ちえなみき的な」発想や考え方は、まちづくりの様々な面で応用できることも併せ、「知のインフラ」の成長とともに、敦賀の発展ありと感じるとともに、そうしていかねばと感じた次第です。
 
(おまけでお誘い)
 
気比史学会では、3月23日(日)10時30分より、ちえなみき2階セミナー&スタディにて『ミニ歴史講座』を開催します。
楽しく敦賀の地域史を学んでいきたいと思いますので、お時間ある方はぜひお気軽にお越しください。
 

 
 →「ちえなみき」HPのイベント開催情報(3月分)はこちらから。気になるジャンルがあればぜひ!

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